インド生まれの美人女優、フリーダ・ピントー
フリーダ・ピントーはインドのムンバイ出身の女優です。高校の校長を務めていた母と、銀行家の父は、共に南インドのマンガロール出身です。
小さいころからインドの伝統舞踊やサルサダンスを嗜んでいたピントーは、女優としてデビューする以前はモデルとして2年間活動していました。
彼女はムンバイのアクティング・スタジオで演技を学びましたが、始めたのはなんとデビュー作の『スラムドック・ミリオネア』が完成した後だったそうです。
ダニー・ボイル監督が『スラムドック・ミリオネア』に大抜擢!
ピントーが一躍有名になった作品は、2009年公開された『スラムドック・ミリオネア』です。インド人外交官であるヴィカス・スワラップの小説を原作にしたこの作品は、数々の賞を受賞した大ヒット作となりました。
インドのスラムで育った少年がクイズ番組で成功するというストーリーですが、主人公ジャマールが恋心を寄せる女性、ラティカー役ととしてピントーは抜擢。
演技はほぼ未経験だったにも関わらず、フリーダはこの作品で英国アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされています。
実は旅番組をやっていたフリーダ・ピントー
2006年から2007年にかけて、フリーダ・ピントーは『フル・サークル(原題)』というタイトルの旅番組を担当していました。
番組の中で、アフガニスタン、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアそしてフィジーなど様々な国々を旅行し、レポートを行っていたそうです。
『スラムドック・ミリオネア』で出会ったデーヴ・パテールと交際していた!
フリーダ・ピントーは『スラムドック・ミリオネア』で共演した俳優、デーヴ・パテールと交際していました。
デーヴの両親はケニア出身のインド系移民ですが、彼自身はイギリス生まれです。イギリスで2007年に放送されたテレビドラマへ出演したことがきっかけで、イギリス国内の注目を集め、『スラムドック・ミリオネア』ダニー・ボイル監督の目に泊まるきっかけにもなりました。
二人は2009年2月から交際を始め、一時はサンタモニカで同棲もしていましたが、2014年12月に関係は終了しているようです。
『恋のロンドン狂騒曲』では豪華キャストと共演!
『恋のロンドン狂騒曲』は、2010年に公開されたウディ・アレン監督、脚本のコメディ作品です。2つのカップルの破たんを中心に、シニカルかつコミカルなストーリーが展開されます。
物語の中心は、アンソニー・ホプキンス演じる夫、アルフィと、ジェマ・ジョーンズ演じる妻、ヘレナの老夫婦。ある日、突然アルフィは妻を捨て、若いコールガールに夢中になってしまいます。ナオミ・ワッツ演じる彼らの一人娘、サリーと、ジョシュ・ブローリン演じる彼女の夫、ロイもまた冷え切った結婚生活を送っています。
フリーダ・ピントーは、そんな娘夫婦の向かいに越してきて、ロイの心を奪ってしまう魅惑的な美女、ディア役で出演しています。
好きな俳優はジャック・ニコルソンと渋い一面も
フリーダ・ピントーの好きな俳優は、ジャック・ニコルソンとジョニー・デップだそうで、渋めな男性が好みのようです。
また、好きな女優はマリリン・モンローとニコール・キッドマンだと語っており、こちらも往年の名女優や風格のある女性に対して憧れを感じているようですね。