2017年7月6日更新

極上サスペンスエンターテイメント映画『女神は二度微笑む』

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女神は二度微笑む

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インド発の極上エンターテイメント

【あらすじ】 2年前、毒ガスによる地下鉄無差別テロ事件で多くの犠牲者が出たコルカタの国際空港に、美しき妊婦ヴィディヤが降り立った。はるばるロンドンからやってきた彼女の目的は、一ヵ月前に行方不明になった夫のアルナブを捜すこと。しかし宿泊先にも勤務先にもアルナブがいたことを証明する記録は一切なく、ヴィディヤは途方に暮れてしまう。やがてアルナブに瓜ふたつの風貌を持つミラン・ダムジという危険人物の存在が浮上。それを知った国家情報局のエージェントが捜索に介入し、ヴィディヤへの協力者が何者かに殺害される緊迫の事態に発展していく。  はたしてアルナブはミランと同一人物なのか、それとも人違いで何らかの陰謀に巻き込まれたのか。少々頼りなくも誠実な警察官ラナの協力を得て、なおも夫捜しに執念を燃やすヴィディヤは、2年前の無差別テロと結びつく驚愕の真相に迫っていくのだった……。

【2】絶対にあきらめないヒロインがかっこいい!

今まで「歌って踊って」がボリウット映画の大半に使われていましたが、この映画ではこの要素は全くありません!ヴィディヤが夫アルナブを捜索する過程の中、夫がそこにいた記録も、彼を知っている人もいない…その二年前にコルカタという都市でおきた無差別テロとの関係が浮かび上がり…。様々な登場人物達や、運命ががヒロインの妨害を企みます。劇中に潜む様々なトラップ。しかしそんな障害には屈しず、自分の運命に真っすぐ挑んでいく「美しく、強き女」、ヴィディヤの姿が素敵です!

【3】主役ヴィディヤを演じるヴィディヤー・バーラン

悲劇的な状況にも屈しないタフなヒロインを演じるのはボリウッド女優のヴィディヤー。 こんなに美しいのに37歳という彼女は1995年にドラマデビュー。そんな中大学にも入学して社会学を学び、博士号も取得したとか。2003年には映画俳優としてデビューし、その後数々の映画に出演し、ヒロイン役の経験を重ねたそうです。2005年にはフィルムフェアで新女優賞を受賞されています。それだけではなく、インド政府から”Padma Shri”という称号も与えられる程の、インドが誇る大女優なのです!

【4】インドフィルムフェアで五部門受賞!

インド版アカデミー賞といわれるインドフィルムフェアでは、監督賞、主演女優賞など五部門を獲得しました。様々な雑誌からも好評だったというこの作品。『ミレニアム ドラゴンタトューの女』の監督ニール・アブゼン・オプレブによるハリウッドリメイクも決定しています。ちなみにこの映画を監督したスジョイ・ゴーシュは『容疑者Xの献身』のボリウットリメイクも手がけるそう!成長し続けるであろうこれからのインド映画界に、ますます期待したいところです。