2020年5月22日更新

キアヌ・リーブス出演のおすすめ映画13選 孤高のアクションスターの軌跡を作品で辿る

キアヌ・リーブス
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レバノン共和国出身・カナダ人名俳優のキアヌ・リーブス。甘いマスクを持ち激しいアクションシーンをこなす彼の出演作は数多くジャンルも様々です。そんな彼の出演作を1991年の『ハートブルー』から2019年の『トイ・ストーリー4』まで振り返り、活躍の軌跡を見ていきましょう!

目次

孤高のスター、キアヌ・リーブスの魅力を映画で振り返る

キアヌ・リーブス
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1964年9月2日生まれ、レバノン出身の俳優キアヌ・リーブスは、手に汗握る過激なシーンを、時に熱く、時に涼しくさらりとこなすアクションスターです。 スーパースターでありながら庶民的な私生活を送っていることでも有名で、他のハリウッド俳優とは違う独特な雰囲気を醸し出しています。ミステリアスでかっこいいキアヌの魅力を、映画で堪能しませんか?本記事では、おすすめの出演作を紹介していきます。

1.『ハートブルー』(1991年)

自身初の本格アクション映画

捜査官と強盗団のリーダーという相反する2人の友情を描いた物語です。キアヌ・リーブスは、『ゴースト/ニューヨークの幻』のパトリック・スウェイジとW主演を務めました。 ロサンゼルスのベニスビーチで銀行強盗が続発します。新人FBI捜査官のジョニー・ユタ(キアヌ・リーブス)は犯人がサーファーであると推測。サーファーになりすまし潜入捜査をし、ビーチで出会った強盗団のリーダー、ボディ(パトリック・スウェイジ)と順調に絆を深めていきますが……。 海や空で繰り広げられる、CG無しのアクションシーンは圧巻。彼が初めて本格的なアクション映画に出演した作品で、大きな機転となった映画だと言えるでしょう。

2.『マイ・プライベート・アイダホ』(1991年)

売春、同性愛、ドラッグ……衝撃的な作品で熱演

ガス・ヴァン・サント脚本・監督による『ポートランド三部作』の3作目となった青春映画。キアヌ・リーブスは、『スタンド・バイ・ミー』でクリスを演じたリヴァー・フェニックスと共に主演を務めました。この2人は親友だったことでも知られています。 ポートランドで男娼をして暮らすマイク(リヴァー・フェニックス)は、緊張すると眠ってしまう「ナルコレプシー」という奇病を抱えていました。 ポートランド市長の息子であるスコット(キアヌ・リーブス)もまた、家を飛び出して男娼として暮らしています。やがて2人はマイクを捨てた母親を探す旅に出ますが……。 売春、同性愛、ドラッグなど、衝撃的な題材を取り扱い、社会の底辺でもがき葛藤する若者の姿を美しく描いています。

3.『ドラキュラ』(1992年)

キアヌがドラキュラ伯爵の恋敵を演じた、コッポラの傑作ロマンス

ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」を映画化した本作は、亡き妻を求め彷徨うドラキュラと妻の面影を感じる1人の女性・ミナとの愛を描いたホラーです。作品の世界観や映像の美しさが評価されており、ファンタジー映画だからこその、現実離れした雰囲気を楽しむことができます。 キアヌはドラキュラ伯爵の正体を知ってしまった弁護士の役を演じていました。

4.『スピード』(1994年)

本物のアクションスターへ

爆弾魔とSWATの攻防を描いたノンストップ・アクション。ロサンゼルスのエレベーターが爆発し、乗客達が閉じ込められます。SWAT隊員のジャック(キアヌ・リーブス)は同僚たちと乗客を救出するも、犯人に逃げられてしまいました。 数日後、犯人はジャックに電話をかけ「市バスに爆弾を仕掛けた。時速80キロ以下に落とすと自動的に爆発する」と言って身代金を請求。爆破を阻止するため、ジャックはバスに飛び乗りますが……。 『ハートブルー』のアクション好演によって抜擢されたキアヌ・リーブスは、この作品でスタントに自ら挑戦。走行中の車からバスに飛び移るなど、手に汗握る数々のスタントを熱演しました。 スピード感と緊迫感のある展開が続いて目が離せない!アカデミー賞で2部門を受賞した、何度も見たくなる傑作アクションです。

5.『ディアボロス/悪魔の扉』(1998年)

悪魔に狙われる弁護士役に挑戦

法曹界に潜り込んだ悪魔が若き弁護士の魂を狙うオカルト・スリラー。キアヌ・リーブスは悪魔に翻弄される主人公の弁護士を演じました。 フロリダの若手弁護士ケヴィン・ロマックス(キアヌ・リーブス)は、法廷での無敗記録を買われニューヨークのジョン・ミルトン(アル・パチーノ)の法律事務所にスカウトされます。そこで待っていたのは悪や虚飾に塗れた世界でした。 そんな中、ケヴィンの妻が精神を蝕まれていきます。さらにはミルトンに歯向かう者が次々と命を落とし……。 「人間の本質=自己愛」をテーマに、訴訟大国アメリカが孕む危うさに警鐘を鳴らしたホラー。キアヌ・リーブスと『ゴッドファーザー』で知られる名優アル・パチーノの競演は見ごたえがたっぷりです。

6.『マトリックス』(1999年)

キアヌ・リーブスといえばこの作品!

仮想現実を舞台に世界を支配するコンピュータと戦う大ヒットSFアクションの1作目。プログラマーとしてソフト会社に勤めるトーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)。彼のもうひとつの顔は、ネオという名で知られる天才ハッカーでした。 ある日トリニティと名乗る美女と出会ったトーマスは、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)という男を紹介されます。トーマスは彼に今生きている世界がコンピューターで作られた仮想現実であると知らされて……。 主演のキアヌ・リーブスは本作でカンフーを取り入れた斬新なアクションに挑みました。VFXを融合した先進の映像技術により生み出された革命的な映像も話題となり、アカデミー賞では4部門を受賞。キアヌは絶大な人気を獲得しました。

7.『スウィート・ノベンバー』(2001年)

甘く切ない恋愛映画にも出演

キアヌ・リーブスが『モンスター』のシャーリーズ・セロンと共に主演を務めた恋愛映画。1968年公開の同タイトル映画をリメイクした作品です。 エリート広告マンのネルソン(キアヌ・リーブス)は、ある日サラ(シャーリーズ・セロン)という不思議な女性に出会いました。彼女に「あなた、私の11月にならない?」と言われ、11月の間仕事を辞めて一緒に住むことを持ちかけられます。身勝手な提案に憤慨するネルソンでしたが……。 最悪の出会いから、徐々に甘く変化して行く2人の関係。そして最後に全てがわかると、あの出会いやサラの行動の本当の意味に気付かされます。涙なしでは見ることのできないラストは必見。美男美女の恋愛にドキドキしたい気分の時におすすめです。

8.『コンスタンティン』(2005年)

DCコミックスのアンチヒーロー役でも魅力を発揮

キアヌ・リーブス主演のファンタジー・アクション映画。DCコミックスに登場するアンチヒーロー、ジョン・コンスタンティンを主人公とする作品です。 私立探偵のジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は強い霊能力を持っており、人間以外のものを見ることができます。彼はかつて自殺を試み2分間だけ死に至ったことで、死後の天国への道を閉ざされていました。その運命を変えるため、自らの能力を使って悪魔祓いになりますが……。 末期ガンに冒されてもなおタバコを吸い続けるジョン・コンスタンティン。この世とあの世のはざまで生きる彼を、キアヌ・リーブスが危うくも魅力的に演じています。宗教色が強く、数あるDCコミックス作品の中で異色を放つ作品です。

9.『スキャナー・ダークリー』(2006年)

ドラッグに溺れ壊れていく主人公を力演

『ブレードランナー』などの原作者として知られるSF作家フィリップ・K・ディックの小説『暗闇のスキャナー』を映画化した作品。『スクール・オブ・ロック』のリチャード・リンクレイターが監督を務め、キアヌ・リーブスは主人公を演じました。 今から7年後の近未来。アメリカのアナハイムでは「物質D」とよばれる強力な麻薬が広まっていました。潜入捜査官のフレッド(キアヌ・リーブス)は、情報を掴むため密売者を思わしき麻薬常習者と生活を共にしています。しかし、自らも「物質D」に溺れ、その副作用で自己を見失って行き……。 現実と幻覚が曖昧な不安定な世界を、実写映像をトレースしてアニメーションする「ロトスコープ」と呼ばれる技法を用いることで映像化に成功。緩やかで複雑なストーリーを独特の世界観で表現しており、まるで擬似トリップのような体験ができる映画です。

10.『ジョン・ウィック』(2015年)

新たなアクションの傑作シリーズ

引退した伝説の殺し屋の復讐劇を描く大ヒットアクション映画。『マトリックス』などでアクションコーディネーターを務めたチャド・スタエルスキ初監督作品です。 裏社会にその名を轟かせていた元殺し屋のジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。亡き妻が残した仔犬と、愛車だけが彼の生きる希望でした。しかし、彼の愛車を狙った若者に車を奪われ、仔犬まで殺されてしまいます。怒りとに震えるジョンは復讐を決意しますが……。 流れるように敵を仕留めていく、美しいアクションが見事です。どんな下っ端でも確実に命を奪う容赦のなさが痛快。ジョン・ウィックの“誇り高きぼっち”な雰囲気は、間違いなくキアヌ・リーブスのはまり役です。 独特の空気感で描かれる裏社会の様子にもダークな魅力があり惹きつけられます。

11.『砂上の法廷』(2016年)

緊迫の法廷ドラマで弁護士役を熱演

手に汗握る法廷ミステリー映画『砂上の法廷』。キアヌ・リーブスは、圧倒的な存在感と説得力で敏腕弁護士を演じきりました。 父親殺害の容疑にかけられた息子マイクの弁護を担当することになったキアヌ演じる弁護士のリチャード・ラムゼイ。マイクを有罪にしようと嘘の証言が次々とされる中、ラムゼイはすべてを見破っていきます。裁判の流れが変わったとき、黙秘を続けていた息子が衝撃の事実を告白し始め……。 「その結末、他言無用。」というキャッチコピーがぴったりのラストに唸らされること間違いなしです。

12.『ノック・ノック』(2016年)

キアヌ主演のエロティックホラー

家で留守番をしていた良き夫(キアヌ・リーブス)が、突然訪ねてきた2人の美女を招き入れたばかりに破滅していく様子を描いたサスペンス・スリラー『ノック・ノック』。キアヌが凶暴な本性を持った美女に翻弄される姿は必見です。 『ホステル』、『グリーン・インフェルノ』で知られる現代スプラッターホラーのカリスマ、イーライ・ロスが監督を務め、美女の1人を『グリーン・インフェルノ』主演のロレンツァ・イッツォが演じました。

13.『トイ・ストーリー4』(2019年)

キアヌ・リーブスがおもちゃに!

おもちゃの世界を舞台に描く、ディズニー/ピクサーによるアニメーション映画。世界中を涙させた前作『トイ・ストーリー3』のその後を描いた、感動アドベンチャーです。 ウッディ達がボニー・アンダーソンの元へと渡り、1年が経っていました。ボニーは、幼稚園で作った手作りのおもちゃフォーキーがお気に入り。ウッディはフォーキーをおもちゃ達に紹介しますが、彼は自分のことをゴミだと思い込んでいて……。 キアヌ・リーブスはシリーズ初登場のキャラクター、デューク・カブーンの声優を担当。バイクをこよなく愛するカナダ人スタントマンの人形で、ストーリー中盤でウッディ達と出会います。キアヌ・リーブスの性格を反映させたキャラクターです。

渋さを増したキアヌ・リーブスから目が離せない!今後の出演映画に期待が高まる

キアヌ・リーブス出演のおすすめ映画を紹介しました。『マトリックス』や『ジョン・ウィック』の主人公の他にも、魅力的なキャラクターをいくつも演じています。 アクションで見せる強さや美しさだけでなく、弱さや危うさにも注目して作品を見ると彼の秘めたる魅力を知れるはず!今後はどんな演技を見せてくれるのか、期待が高まりますね。