2017年7月6日更新

映画『天使のいる図書館』あらすじ・キャストまとめ【小芝風花主演】

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天使のいる図書館

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『あさが来た』の小芝風花主演!新作映画『天使のいる図書館』

2017年3月に公開予定の『天使のいる図書館』は奈良県の葛城地域にある図書館にやってきた新人の女性司書・さくらと、葛城地域という町で暮らす人々との交流を描いた心温まる物語です。 本作品は”葛城地域観光振興シネマプロジェクト”の企画により製作された映画で、主人公・さくらはNHK連続小説ドラマ『あさが来た』の白岡千代役で活躍した小芝風花に決定しました。そのほか、香川京子や森本レオなどのベテラン俳優を迎え、葛城地域との触れ合いや心の交流、絆を元に主人公の成長を描きます。

映画『天使のいる図書館』のあらすじ

大学を卒業した吉井さくらは、新人司書として葛城地域の図書館で働きはじめます。新しい環境と慣れない仕事は戸惑うことも多く、なかなか馴染めずにいたさくらでしたが、ある日さくらは図書館に訪れた利用者、芦高礼子の探し物を手伝うことになりました。 さくらは芦高の手伝いをきっかけに、葛城地域の歴史や文化に触れ、それと同時に町に暮らす人々に触れる内に葛城地域の魅力に気が付き、また自身も少しずつ成長していく事となります。

映画『天使のいる図書館』に出演のキャスト

吉井さくら/小芝風花

大学を卒業後、新人司書として新しく葛城地域にやってきた女性。新しい環境と慣れない仕事に戸惑いの日々を送っています。 小芝風花は2011年に「イオン&オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリを受賞した事をきっかけに芸能界入りし、翌年の『息もできない夏』という映画で女優デビューしています。2013年にはジブリアニメ『魔女の宅急便』の実写映画で主演デビューを果たし、ブルーリボン賞・新人賞を受賞しています。 近年では2016年のNHK連続小説ドラマ『あさが来た』で、主人公・あさの娘、白岡千代役を演じ、ドラマの人気も相まって広く知られるようになりました。

芦高礼子/香川京子

図書館を訪れる利用者の1人で、さくらに探し物を手伝ってほしい、と頼み事をしたことをきっかけに、心を通わせていくようになる人物です。さくらと共に町を巡ります。 香川京子は1950年に大家族を描いた島耕二監督の映画『窓から飛び出せ』に出演したのを機に、多くの映画、ドラマに出演しているベテラン女優です。代表作としては、NHKの連続テレビ小説の『水色の時』(1975年)『芋たこなんきん』(2006年)があり、どちらも母親役を演じました。 黒澤明が監督した作品への出演が多く、代表作ともなっている『悪い奴ほどよく眠る』は本人も思い入れの深い作品なのだとか。近年では2014年の、貧しさと戦う人々を題材にしたNHKドラマ『サイレント・プア』にてゴミ屋敷に住む江田房枝を演じています。

芦高幸介/横浜流星

芦高幸介は、さくらと出会い交流を深めていく芦高礼子の孫です。 横浜流星は小学6年生の時に原宿でスカウトされたのをきかっけに、芸能界入りしました。2011年に『仮面ライダーフォーゼ』にて、初のドラマ出演を果たし、2013年の『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』で連続ドラマでレギュラーの座を獲得しています。 ドラマ映画のほか、舞台やCMにも出ており、2016年には漫画を舞台化した『闇狩人』にてメインキャストにも決定。2017年には今作品ともう1本『キセキ - あの日のソビト』の出演が決定するなど、現在注目の俳優です。

田中草一朗/森本レオ

田中草一朗は、さくらが新人として働き始めた葛城地域の図書館にて、嘱託の職員として働く人物です。 森本レオは大学浪人時代にエキストラのアルバイトをしたことをきっかけに、演技の世界に興味を持つようになり、1970年代に東京へ移ってから本格的な俳優活動を始めました。 1995年放送の『王様のレストラン』のナレーションや、1998年から放送されたドラマ『ショムニ』の冴えない課長役などで若い世代へと広く知られ、おっとりとした優しい役のイメージが強いようです。最近では、2016年の宮部みゆきのサスペンスミステリー小説をドラマ化した『模倣犯』へ、江崎社長役で出演しました。

監督は奈良県出身の新鋭ウエダアツシ

今作品で監督を務めるのは、2014年の映画『リュウグウノツカイ』にて監督デビューし、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で北海道知事賞を受賞したウエダアツシです。 続く2作目の2016年公開作品『桜ノ雨』合唱を通じ成長していく少女たちを描いており、今作品も若い女性の成長を描く映画という点で期待がもたれています。 今作品についてはクランクアップの際「是非全国で公開される映画に」と意気込みを語りました。

『天使のいる図書館』はハートフルムービー!

心温まる作品として、人々との触れ合いや主人公の成長が見どころとなる今作品。2016年の10月にクランクアップを迎えたばかりの小芝風花からこんなコメントが寄せられています。
「きっと、奈良にこんな素敵な場所がまだいっぱいあったんだと、絶対に思ってもらえる映画ですし、さくらという役を通しても、人間のちょっとした変化や、そんなに大きくは変わらないけれど少しずつ成長する姿が描かれていると思うので、共感していただける方も多いと思います。奈良の素敵な風景と人の温かさを存分に感じていただければと思っておりますので、是非、観てください」と作品への手応えを口にした。
今回は司書という仕事も初体験、葛城地域も初の小柴でしたが、葛城地域の人たちはとても暖かい人が多かったそうで、地域の方へ感謝の意も述べていました。キャストたちの演技のほか、葛城地域という場所や風景も気になるポイントになりそうですね。