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2016年公開映画『疾風ロンド』のあらすじ・キャスト【東野圭吾×阿部寛】

2017年7月6日更新

ミステリー小説の人気作家、東野圭吾の『疾風ロンド』がファン待望の映画化。監督に吉田照幸、主演に阿部寛を迎え、新型病原菌ハラハラドキドキのストーリーの中にコミカルさが光るストーリーからは目が離せません。

2016年公開、東野圭吾原作のミステリー映画『疾風ロンド』

2016年11月公開の映画『疾風ロンド』は、人気作家東野圭吾原作のミステリー。ちょっと頼りなくてスキーが下手な主人公・栗林和幸(阿部寛)が、研究所から盗まれた新型病原菌「K-55」を取り戻す物語となっています。

豪華俳優陣で送るコメディ要素ありの本格ミステリーとなっており、刻々と変化する展開に目が離せません。

映画『疾風ロンド』のあらすじ

『疾風ロンド』

泰鵬大学医科学研究所では「K-55」という新型病原菌を開発していました。しかし、それは危険な細菌を利用した生物兵器だったため、「K-55」を開発した葛原は解雇されてしまいます。

そして、自分を解雇した所長の東郷を恨んだ葛原は「k-55」を盗み出し、研究所に対して3億という大金を要求。その事実を所長の東郷と研究員の栗原の2人が知るところとなりますが、内密に研究していたので警察には言えません。

どうしたものかと思い悩んでいる2人の元へ警察から犯人である葛原が死亡した、と連絡が入ります。まさかの犯人死亡に困惑する現場の中、栗林は東郷から「k-55」の回収を依頼されるのでした。

映画『疾風ロンド』のキャスト

栗林和幸/阿部寛

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泰鵬大学医科学研究所の研究員で、所長である東郷から盗まれた病原菌「k-55」を回収しろ、という無理難題を押し付けられてしまう不憫な主人公。スキーが下手で息子にバカにされたり、2日連続で遭難して雪に埋まったりします。

阿部寛は1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビュー。デビューしてから暫くは低迷の時期も続きましたが、1995年のNHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』の老中・松平乗邑役が受け、時代劇俳優として、徐々にその名を広めていきます。

2000年には仲間由紀江と共演したミステリードラマ『トリック』の3枚目役が大ヒット。それからは主演なども多く演じるようになり、2012年の、古代ローマの技術師を主人公にしたコメディ映画『テルマエ・ロマエ』でブルーリボン賞の主演男優賞と日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞しています。

根津昇平/大倉忠義

舞台となる里沢温泉スキー場のパトロール隊員で、通報を受けて栗林を2度助けます。最初は2度も立て続けに遭難するなんて、と栗林を怪しみますが、事情を知り捜査に協力します。

大倉忠義はジャニーズグループ・関ジャニ∞のメンバーです。1997年にジャニーズJrとして活動を始め、2004年に関ジャニ∞の「浪花いろは節」でCDデビュー。ドラマでは2009年に『必殺仕事人2009』に、ジャニーズの先輩、東山紀之、松岡昌宏と共に出演しています。

2016年現在もグループとして活動と俳優業を続けており、近年では2015年に多部未華子主演の刑事ドラマ『ドS』デカに代官山脩介役で出演しています。

瀬利千晶/大島優子

瀬利千晶は、大倉忠義が演じるパトロール隊員・根津昇平と顔なじみの人物でスノーボードの選手です。栗林が2度目に遭難した時に助けてくれたことをきっかけに、根津と共に栗林の捜査に協力する事になりました。

大島優子は2006年、第2期AKB追加メンバーオーディションに合格し、アイドルグループAKB48のメンバーとして活躍。AKBメンバーの1位を選ぶ総選挙では幾度か2位に輝き、選抜メンバーに選ばれる程の人気ぶりでしたが、2014年の卒業公演で惜しまれつつAKB48を卒業しました。

ドラマは2008年に2時間ドラマ『弁護士 一之瀬凛子シリーズ』にてデビューし、翌年の2009年にはホラー映画『テケテケ』で主演を務めています。その後も女優としての活躍は続き、近年では2014年の映画『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しました。

ワダハルオ/ムロツヨシ

何かと栗林らを付けまわす見るからに怪しいスキープレイヤー・ワダハルオをムロツヨシが演じます。この物語の鍵を握る重要な役柄ですが、あからさまに怪しいため、犯人なのか、それとも本当にただの変な男なだけなのか惑わされます。

ムロツヨシは神奈川県出身の俳優です。人気TVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズであまり役に立たない魔法使いメレブ役や、2017年公開の映画『銀魂』の平賀源外役など個性的なドラマや映画でコミカルな役を演じることが多く、中でも福田雄一作品には多く出演しています。

栗林秀人/濱田龍臣

濱田龍臣

主人公・栗林和幸の息子です。中学生の彼はスノーボードが得意でスキー場に詳しく、今回の事件の手がかりとなる写真からスキー場を突き止めるのに一役買いました。父・和幸と共にスキー場へと向かい、事件の捜査に協力します。

濱田龍臣は子役から活躍しており、代表作に2010年に福山雅治と共演した『龍馬伝』の坂本龍馬の幼少期役や、アニメ作品を実写化した2011年の映画『怪物くん』の市川ヒロシ役があります。

CM、ドラマ、映画と幅広く活躍しており、2011年にはパーソナルブックとして、写真集『たつおみ。』を出しています。

原作は人気ミステリー作家・東野圭吾

『疾風ロンド』

今作品の原作小説を書いた東野圭吾は1958年2月4日生まれ、大阪市生の出身です。高校2年の時に小峰元の小説『アルキメデスは手を汚さない』を偶然読んでミステリー小説に嵌り、ミステリー小説を読み漁るうち、自身も書くようになりました。

1985年に『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞して以来、小説家としての活動を始め、1996年に『名探偵の掟』で『このミステリーがすごい!1997』にて注目を集め始めました。その後、1998年に『秘密』で大ブレイク。2016年現在は人気作家の1人となっています。

監督は『あまちゃん』を手がけた吉田照幸

『あまちゃん』

吉田照幸は1993年にNHKに入局。様々な部署を経て2002年に「若い世代に見てもらえる番組」の企画を依頼された際、『サラリーマンNEO』を制作。内容はシュールな笑いを提供するコント番組となっており、既存のNHKのイメージを払拭し話題となりました。

2013年度上期の連続テレビ小説『あまちゃん』ではキャラクターを生かし、視聴者をクスっと笑わせる演出で人気を博しました。今回もそんなハラハラする物語の中にコミカルさが光る、監督の演出が存分に発揮されています。

映画『疾風ロンド』の見どころ

ゲレンデ フリー画像

タイムリミット4日間という短い期間の中、二転三転を繰り返していく物語は目が離せないものとなるでしょう。

また、作品自体にコメディタッチな場面が多い事から、原作を読んだファンからは「クスっと笑える」「リズムとテンポが楽しめる」という声も寄せられており、阿部寛を始めとするキャスト達がどのような演技を見せてくれるのか、というのも見どころの1つになっているようです。

ストーリー以外の見どころとして、キャストの大倉忠義と大島優子は2人ともスキー、スノーボードが得意というポイントがあります。特に大倉に関しては吉田監督が「大倉君は振り向いた瞬間がかっこいいので、振り向くシーンをいっぱい入れた」との事で、カッコイイ姿も見られそうです。