ドラマ『嘘の戦争』の全話ネタバレあらすじとキャスト【草なぎ剛が天才詐欺師に】
『嘘の戦争』のあらすじ
前作『銭の戦争』のあらすじをおさらい
東大卒で成功したエリートが父親の借金により、お金も職も全てを失ってしまった主人公。また婚約者も失い、ホームレスになるまで転落した人生から、社会に復讐するためにヤミ金会社に就職し成り上がろうとするストーリーです。 内容はシリアスなものですが、コミカルな要素も強く話題となりました。
『嘘の戦争』のあらすじ
子供の頃、父親が弟と母親を殺し無理心中して家族を失った主人公の浩一。しかしそれは仕組まれたことで家族を殺した真犯人がいました。子供だった浩一は犯人の顔を目撃していたにもかかわらず、警察や周りの親戚は彼の声に耳を傾けず、事件は闇に葬られます。 浩一はその後海外に渡り天才詐欺師に成長し、事件の真犯人に復讐することを胸に誓い、日本に帰国します。事件の真相を追う中で、だんだんと犯人と関係者たちに近づく浩一。詐欺師としての頭脳を駆使しながら、大企業と対峙していきます。 嘘と騙しを使って復讐していく爽快なストーリーもありながら、相棒である女性詐欺師と大企業の社長の娘との三角関係も。シリアスながらもコミカルで、復讐と愛憎が渦巻くストーリーとなっています。
第1話のあらすじネタバレ
あるパーティー会場で、一ノ瀬浩一(草彅剛)はハーバード大学卒の経営コンサルタントとして、ニシナコーポレーション会長・二科興三(市村正親)と対面します。興三の次男・隆(藤木直人)が浩一を紹介し、興三の長男・晃(安田顕)は浩一を優秀な人物だと興三に伝えました。すると突然、五十嵐(甲本雅裕)という男が倒れ会場には悲鳴が上がります。五十嵐は浩一にぶつかり、浩一の腹部には刃物が……。 1ヶ月前、浩一はタイにいました。タイで詐欺のカモを探していた浩一の前に、五十嵐が現れます。五十嵐は、浩一の家族を殺した犯人と同じ場所にあざがありました。浩一は五十嵐を発見したことに喜び、タイで出会った相棒のハルカ(水原希子)に帰国すると伝えます。 浩一はバーのマスター・百田(マギー)に甥っ子のカズキ(菊池風磨)を紹介され、浩一はカズキに五十嵐の身元を洗うよう指示。その後浩一は育った養護施設で経営者の三瓶(大杉連)と再会。浩一は「千葉陽一」という本名で家族を亡くしたあとこの養護施設に通っていました。 浩一は五十嵐に対峙し、殺人の罪を突きつけます。すると五十嵐はすぐ「二科」という人物に助けを求めました。一方帰国したハルカは、ニシナコーポレーションで掃除のバイトを始めます。浩一は千葉陽一はオーストラリアにいるとネットの情報をでっちあげ、五十嵐から二科の指示で浩一の家族を殺したことを聞き出しました。 その後浩一は、興三の長女で医師の楓(山本美月)に近づき……。
第2話のあらすじネタバレ
浩一は五十嵐から、父が殺されたのは「あることを知ってしまった」ことが理由だと聞かされます。パーティー会場で五十嵐に刺された浩一は、実は興三を庇って刺されていたのでした。 浩一の病室に、ニシナコーポレーション弁護士の六反田(飯田基祐)がやってきて、浩一に札束を渡します。浩一は次の狙いを六反田にし、ハルカに連絡。その後隆が病室に来て、浩一は晃や楓とどう出会ったのかと問われます。隆は少しずつ、浩一を怪しむように……。 浩一は隆と1文字違いのメールアドレスを使って、六反田に「30年前の偽証の件の責任は持てない」と連絡。浩一とハルカは六反田の事務所に侵入し、六反田が持つ興三の30年前の偽証の音声データを盗もうとします。しかし六反田は引き返し、荒らされた事務所を見てすぐ隆に連絡しました。 六反田は隆に音声データを聞かせようとしますが、その音声データはエレベーターで百田がすり替えることに成功。六反田には警察の捜査が入り、隆は六反田を「救えない」と一蹴。そして浩一は音声を再生。興三が浩一の父を自分の指示で殺したことを認めていたのでした。
第3話のあらすじネタバレ
浩一と楓は、徐々に仲を深めていきます。六反田は逮捕され、興三と隆は焦りを感じました。浩一は次に、事件を担当した刑事の三輪(六平直政)に近づきます。三輪は当時、9歳の浩一に父親が犯人だと言わせた張本人。浩一は三輪に1歳で亡くなった娘がいると知り、三輪と親しくなります。 そんな三輪の元に、隆がやってきます。しかし三輪は、もう二科家と関わりたくないと追い返しました。その後浩一は、楓と結婚を考えていると晃に報告。晃は浩一のことを信頼しきっていました。そして隆は、浩一が楓に近づいているという情報を得たのです。 浩一はハルカやカズキとともに、三輪を盗撮の容疑で捕まらせることに成功。ここ数日浩一はあえて三輪を疲労させ、三輪の口から「捜査を妨害したあの時の報いかもしれないな……」と聞き出していました。そして警察に連行される三輪は、遠くから鋭い視線で見つめる浩一を見て、浩一が千葉陽一であることに気づいたのです。
第4話のあらすじネタバレ
隆は五十嵐から浩一が千葉陽一ではないかという情報を得て、千葉陽一を調べることに。浩一は興三の音声の「シジョウ」が代議士の四条(ジュディ・オング)であることを突き止め、四条を狙います。ハルカが四条が過去に通っていた占い師の弟子になりすまし、四条はすぐハルカに心を開きました。 四条は息子の司(森岡豊)を溺愛していました。その頃隆は三瓶の元を訪ねますが、門前払い。浩一はこのことを三瓶に聞き、「仕事相手だが自分をよく思っていないようだ」と三瓶に説明します。しかし三瓶は、隆の名刺を見つめていたのでした……。 四条が政治献金を溜め込んでいると知り、百田は税務調査官になりすまして侵入します。しかしハルカの予言で金を予め隠していたことから、四条はハルカを信頼。四条はハルカの言う通りに別荘にお金を隠したのですが、そのお金はすべてなくなっていたのです。 浩一はそのお金を恵まれない子供たちに寄付したと告げ、興三の音声を四条に聞かせます。司は出資法違反で逮捕され、興三は焦りました。一方浩一が晃に渡したUSBが隆に渡り、隆のPCはウイルス感染。浩一は隆のPCを自由自在に操れるようになったのでした。
第5話のあらすじネタバレ
30年前のOL殺害事件の主犯が九島(平岳大)と知った浩一は、パイロットになりすまして九島に近づきます。九島はハルカを気に入り、ハルカは九島の愛人である芙美(真飛聖)とも仲良くなりました。芙美は九島と別れられない理由があり、ハルカは芙美が九島の弱みを握っていると睨みます。 一方隆は、浩一に「千葉陽一について知らないか」と問います。しかし浩一は知らないふり。すると隆はハルカの顔を見て、何かを思い出したのでした。その後、浩一のオフィスには何者かが侵入。実は興三が浩一を調べ始め、浩一はそのことに気づいたのでした。 その後、浩一が九島に預けた茶碗から覚せい剤らしき白い粉が発見されます。九島はすぐに逃亡するも、浩一は偽物の遺体画像を送信して脅しました。ハルカと親密になる九島を許せなくなった芙美は、九島の罪を告白すると言い出します。九島は、妻のエステサロンに多額の融資をしているというのでした。 浩一は九島に、「あんたの罪を隠すために殺された家族がいるって知ってる?」と突きつけます。九島によると興三は当時、九島ではなく見張りをしていた晃を守るために、浩一の家族が犠牲になったことが発覚しました。その頃隆は、ハルカが興三の誕生日パーティーにいた女であることに気づいたのです。
第6話のあらすじネタバレ
興三の自宅で、隆、晃、楓、浩一が食事をします。浩一は嘘の経歴を話すも、興三は楓との結婚は認めないとのこと。浩一は楓の手を取り帰ろうとすると、興三は「試してすまん」と言います。こうして浩一は楓との結婚を認められました。しかし興三は、あえて近くに置くことで浩一を監視しようと考えていたのです。 ハルカは何者かにつけられている気配を感じます。一方隆は浩一のコアラの話から、浩一が千葉陽一ではないかと考えるように……。そして浩一が三瓶と繋がっていることを知り、隆は愕然とします。その後、隆は浩一、三瓶と3人で会うことに。隆は浩一に、「千葉陽一さんですね?」と詰め寄ります。 しかし浩一は、偽の千葉陽一を用意していました。パスポートも見せ、別人が千葉陽一になりすまします。三瓶は浩一に、二科家とは関わらない方がいいとアドバイス。しかし浩一は三瓶の「二科家」という言葉に、驚いたのでした……。 翌日興三は浩一を呼び出し、「君の目的はなんだ?」と問い詰めます。しかし興三は胸を押さえて突然倒れてしまったのでした。
第7話のあらすじネタバレ
興三が搬送され、隆は浩一に「父に何をした!?」と言います。浩一は興三に心臓マッサージをし、そのおかげで興三は一命を取り留めていたのでした。そんな隆の元には、六車(神保悟志)という人物がやってきます。隆は六車に浩一の監視を命じます。 その頃晃は、隆から2000万円の融資を受けます。しかし浩一は、晃の偽の口座に2000万円を振り込みました。晃は詐欺に遭ったことに気づき、隆は晃にクビを言い渡したのです。そんな隆は、今ニシナコーポレーションの経営が危ないこと、興三の時代から続く粉飾決算があることを晃に伝えました。晃は肩を落とし、会社を去ったのです。 浩一は、六車が30年前の事件の実行犯ではないかと考え始めます。ハルカや百田たちも、六車だけはヤバイと言い、ハルカは浩一に一緒にタイに帰ろうと話しました。しかし浩一は六車が盗聴していると睨み、あえて事務所で「大切なもの」の場所を口にします。その後、六車は浩一の事務所の前に姿を現したのでした……。
第8話のあらすじネタバレ
六車は浩一の事務所に来たものの、罠に気づいて何も取らずに帰ります。浩一は退院した五十嵐に六車の写真を見せると、五十嵐は浩一の家族を殺害したのは六車であることを認めました。一方隆は興三から、浩一が千葉陽一であることを確認。隆はハルカに取引を持ち掛け、音声データさえ手に入れば浩一に手を出さないことを約束したのです。 さらに隆は浩一に、楓から手を引いてほしいと伝えます。隆は金を出すから音声データを渡すこと、二科家から姿を消すことを要求。しかし浩一は興三の記者会見を求めます。すると目の前に晃と楓の姿が……。2人のやり取りをすべて聞いていたのでした。 浩一は興三の音声データを流し、興三のせいで家族が奪われたことを打ち明けます。しかしその様子を六車は盗聴。車の後部座席にはハルカが拘束されていました。一方百田は六車が元警官であるという情報を掴んだ後、「ごめん、俺おりるわ」とこの件から手を引くと告げます。 五十嵐は楓に、興三に頼まれて浩一の父親だけを殺そうとしたことを告白。しかし浩一は、家族を殺したのは父親だと証言しており「浩一の嘘が浩一自身を守った」と打ち明けます。その後浩一は六車と対峙しますが、ハルカを庇って浩一は撃たれてしまったのでした。
第9話のあらすじネタバレ
興三が退院し、浩一は興三に記者会見を要求。従わなければ音声データを公表すると脅します。そんな浩一は、三瓶が30年前の事件に関わっていることに気づき三瓶を狙うことに。浩一は三瓶の娘の由美子(国仲涼子)に近づき、三瓶が振り込め詐欺に遭ったと嘘をついたのです。 その頃隆は、浩一を警察に突き出すために晃に被害届を出してほしいと頼みます。一方三瓶は由美子の結婚を控え、アルバムを眺めます。そんな三瓶は「僕のこと許せないよね……?」と、浩一に頭を下げたのでした。そして晃は、被害届を出すことを決意します。 三瓶は由美子に会えることになり、浩一に送り出されます。その浩一は、由美子の幼い頃の写真を見て何かに気づきました。その後浩一は三瓶の偽造写真をバラまいて復讐しようとしますが、できませんでした。浩一は、自分と由美子の誕生日が同じことを知り、嘘はついていたけれどずっと一緒にいてくれた三瓶に復讐することはできなかったと言います。 浩一は隆に記者会見を再度要求。興三は記者会見を開きますが、なんとそこで浩一から脅迫を受けていると告発したのでした。
最終回のあらすじネタバレ
浩一は百田とカズキに裏切られ、興三の音声データを失います。警察にも追われ、浩一は三瓶が持っていた、30年前に浩一の父親が三瓶に渡していた証拠を受け取ります。それは、殺害されたOLの解剖所見とメモ。この証拠を、浩一の父親は三瓶に託していたのでした。 浩一は興三に、警察に突き出して二科家を終わらせると宣言。隆は六車ではなく、自分が浩一と話すと言いますが、興三は浩一の始末を指示しました。すると浩一は興三に、「興三の一番大切なものを奪う」と告げます。その後浩一を狙う六車は警察に捕まり、浩一は楓に「興三に自分に謝るよう説得してほしい」と頼みました。 興三と隆は、拘束された楓の映像を見せられます。楓は拘束されながら興三に、「謝ってほしいの……」と訴えました。そして興三はネット中継で、自分の罪を告白。しかし興三は罪を部下になすりつけたため、浩一は楓の居場所に仕掛けた爆弾のスイッチに手をかけたのです。 浩一はスイッチを押し、建物は爆発。興三は「楓……」と崩れ落ちました。しかし浩一は隆に、楓は生きていて今は拘束していないことを明かします。その時、包丁を持った晃が浩一を刺し……。晃は逮捕され、浩一は崖から転落し姿を消してしまったのです。 しかしこれは、事前に浩一と晃が仕組んだ罠。晃は偽物の包丁で浩一を刺し、浩一は崖から落ちたと見せかけて逃亡。安全になったら連絡をするという約束をしていたのです。崖から落ちた浩一を百田が救出し、浩一は再びタイへ向かったのでした。
『嘘の戦争』のキャスト
一ノ瀬浩一(旧姓・千葉陽一)役/草彅剛
主人公・一ノ瀬浩一(いちのせ・こういち)は、子どもの頃家族を一家心中に見せかけられ失いました。彼の目撃証言は全く信用されず「嘘つき」のレッテルを貼られ、やがて名前も経歴も変えた本当の詐欺師になります。 詐欺師のスキルを武器にして、真犯人への復讐に乗り出す一ノ瀬浩一を演じるのは、埼玉県出身、1974年生まれの草彅剛です。 アイドルグループ「SMAP」として音楽界のトップを走りながら、俳優としても映画『黄泉がえり』やドラマ『任侠ヘルパー』など多くの作品で活躍。 2016年12月31日付で「SMAP」は解散となりました。
二科隆役/藤木直人
ニシナコーポレーション社長の二科隆(にしな・たかし)。会社と家を守るためなら、あらゆる手段を講じる冷酷な人物です。 そんな二科隆は、千葉県出身、1972年生まれの藤木直人が務めます。『メンズノンノ』のモデルへ応募したことをきっかけに芸能界入りし、東映版の映画『花より男子』花沢類役で俳優デビュー。『ホタルノヒカリ』の“ぶちょお”役などでお馴染みのほか、トーク番組のパーソナリティも務め幅広く活動しています。
十倉ハルカ役/水原希子
女詐欺師の十倉ハルカ(とくら・ハルカ)は、浩一の相棒的存在です。浩一の仕掛けた詐欺の被害者でしたが、訴えるどころか浩一から詐欺師のスキルを学びました。 演じるのは、アメリカ人と韓国人とのハーフで、1990年生まれの水原希子(みずはら・きこ)です。 兵庫県神戸で育ち、雑誌『Seventeen』や『ViVi』などの専属モデルを務め、エキゾチックなルックスで人気となります。映画『ノルウェイの森』の緑役で女優デビューし、『進撃の巨人』や『信長協奏曲』などの話題作にも出演しました。
八尋カズキ役/菊池風磨(Sexy Zone)
A very happy birthday (March 7) to Fuma Kikuchi of #SexyZone! ???? pic.twitter.com/epjzwHc4YK
— Johnny & Associates (@johnnys) March 6, 2022
浩一のもとで詐欺師の修行をしている八尋カズキ(やひろ・カズキ)。パソコンスキルに長け、相手のメールなどの情報を盗むくらいお手の物です。 そんなカズキは、東京都出身、1995年生まれの菊池風磨が演じます。 ジャニーズの「NYCboys」として『女子バレーボールワールドグランプリ2009』のスペシャルサポーターを務めた後、「Sexy Zone」を結成しCDデビュー。ドラマ『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』で俳優活動もスタートさせています。
百田ユウジ役/マギー
浩一の兄貴分的存在の百田ユウジ(ももた・ユウジ)。浩一に詐欺の手ほどきをしたのが百田であり、百田が経営するバーは詐欺仲間のたまり場となっているようです。 演じるのは、兵庫県出身、1972年生まれのマギーです。 学生演劇のカリスマ的存在の演劇ユニット「ジョビジョバ」結成メンバー。ユニット活動停止後はマルチな才能を発揮し、俳優や脚本家・演出家として活躍しています。2016年は、ドラマ『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』に鳴海亮太役でレギュラー出演しました。
七尾伸二役/姜暢雄
会長の秘書を務める七尾伸二(ななお・しんじ)。豊富な人脈を駆使して二科会長と社長・隆をサポートしています。 七尾を演じるのは、兵庫県出身、1979年生まれの姜暢雄(きょう・のぶお)です。 「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で入賞し芸能界へ。舞台や映画出演を経て、特撮『忍風戦隊ハリケンジャー』霞一鍬役でテレビドラマデビューしました。以降、ドラマを中心に活躍し『TRICK』シリーズ菊池愛介役でもお馴染みです。
三瓶守役/大杉漣
浩一が信頼を寄せている三瓶守(さんぺい・まもる)。浩一の亡き父の友人であり、児童養護施設を経営しています。 三瓶を演じるのは、徳島県出身、1951年生まれの大杉漣です。いわゆる“ピンク映画”出身で、映画『ソナチネ』をきっかけに一般作品でも知られるようになりました。以降、多くの映画やドラマにのきなみ出演し、務めた役の多さとどんな役柄も見事にこなす技量から“300の顔を持つ男”と言われていましたが、惜しくも2018年に亡くなりました。
二科楓役/山本美月
二科楓(にしな・かえで)は二科会長の長女で、救命救急医の仕事に就いています。父や兄・隆の強引なやり方にうんざりし家を出て自立していますが、縁を切るまではいきません。 そんな楓を演じるのは、福岡県出身、1991年生まれの山本美月です。「東京スーパーモデルコンテスト」でグランプリに輝き、雑誌『CanCam』の専属モデルとしてデビュー。ドラマ『幸せになろうよ』で女優活動もスタートさせ、2017年には主演映画『ピーチガール』が公開予定となっています。
二科晃役/安田顕
二科会長の亡くなった最初の妻の息子が二科晃(にしな・あきら)。子会社の社長をしていますが、名前だけの役員で隆や社員たちから疎まれる存在です。 晃は、北海道出身、1973年生まれの安田顕(やすだ・けん)が演じます。北海道が誇る演劇ユニット「TEAM NACS」のサブリーダーであり、「TEAM NACS」の活動以外にも確かな演技と個性的なキャラクターで多くの作品で活躍。映画『HK 変態仮面』での変態っぷりも絶賛されましたが、演技ではなく“素”という噂もあります。
『嘘の戦争』の見どころは?
①禁断の三角関係
復讐劇を軸にしつつ、家族愛や恋愛もしっかり描かれる『嘘の戦争』。2015年『銭の戦争』でモテモテ展開になった主演の草彅ですが、本作でも三角関係に陥るのだとか。
②完全オリジナルストーリー
復讐シリーズの第2弾・『嘘の戦争』の製作にあたり、『銭の戦争』のスタッフが再集結していますが、『銭の戦争』の続編ではなく独立したストーリーです。しかも、原作はないそうで先の展開が全く分かりません。
『嘘の戦争』のあらすじキャストに注目
『嘘の戦争』は、ネタバレなしの完全オリジナルストーリー。息の合ったスタッフと実力派のキャストらが生み出す巧妙な嘘たちに、皆さんも騙されてみてはいかがでしょうか。