ビル・コンティ、『ロッキー』のテーマ曲はこの人が作曲した!

2017年7月6日更新

『ロッキー』のテーマ曲の作曲を担当したビル・コンティは映画界を代表する名作曲家。その他にも多くの映画の音楽を担当しています。1983年にはアカデミー賞作曲賞も受賞した映画音楽界の天才ビル・コンティに迫ります。

数々の名曲で映画を盛り上げたビル・コンティ

『ロッキー・ザ・ファイナル』

ビル・コンティという名をきいたことがありますか? 

彼は主に映画音楽とテレビドラマの劇中音楽の作曲の分野で活躍するアメリカの作曲家です。特に『ロッキー』シリーズのテーマ音楽「Gonna Fly Now」などが有名。それ以外にもシルヴェスター・スタローンの出演作品や数々のスポーツに関する映画の主題歌を担当している映画音楽界の巨匠です。

この記事ではビル・コンティという名作曲家についてまとめてみました。

作曲家ビル・コンティの生い立ち

ビル・コンティは1942年アメリカロードアイランド州出身のイタリア系アメリカ人。ルイジアナ州立大学でピアノや組成を専攻し、ニューヨークのジュリアード音楽院で修士号を取得しました。今までに3回アカデミー賞にノミネートされ、1983年『ライトスタッフ』で作曲賞を受賞しました。

また1986年にはテレビドラマ『南北戦争物語 愛と自由への大地』でエミー賞にノミネートされています。

一度は耳にしたことがある『ロッキー』のテーマを作曲

『ロッキー』 シルベスター・スタローン

ririri511 まずエイドリアンの不器用なキスシーンが可愛いらしい(笑) チャンピオンとの試合シーンは途中で映画を見ている事を忘れてロッキーを応援してしまいました。 主人公が最後のギリギリでチャンピオンをノックダウンでハッピーエンド…というオチではなく結果的に負けだけど、15ラウンド諦めずに限界までリングに立てていた事に意味がある、勝つ事だけが本当の勝利では無いという深い物を感じました。

だれもが一度は耳にしたことがある映画『ロッキー』のテーマ曲は「Gonna Fly Now」という曲です。1976年にこの作品でアカデミー賞歌曲賞にノミネートされたビル・コンティは、以後数々の名作の作曲を担当します。

本作の舞台となったフィラデルフィア市では現在もスポーツイベントの際には必ずこの楽曲が使われているそうです。

こちらはカナダ出身のジャズ・トランペット奏者メイナード・ファーガソンによって演奏され大ヒットとなりました。格闘家の入場テーマ曲などに使用され日本人に馴染みがあるのは、こちらのバージョンですね。

007のあの曲も作曲!

『007ユア・アイズ・オンリー』

southpumpkin やっと戻ってきました本格派007です。シリーズの中でもスパイアクションに重点を戻したこの作品は傑作との呼び声の高いものになっています。なるほど、確かに今作で区切りとなるような場面は幾つか見受けられました。 僕としてはロッククライミングがなかなか楽しかったですね。ボンドが的に狙われて留め具を一カ所ずつ外されていくんですが、これが結構ハラハラします。前作までのボンドだったら背中に装着したロケットでゴゴゴとなるはずなんですが。とにかくこれからに期待が高まります!

1981年公開のジョン・グレン監督の『007 ユア・アイズ・オンリー』。ビル・コンティは本作の音楽も担当しています。

女性シンガー、シーナ・イーストンが歌う主題歌「For Your Eyes Only」は1981年アカデミー賞歌曲賞にノミネートされました。彼女は本作のオープニング・タイトルも登場していますが、主題歌を歌うシンガーがオープニングに登場するという演出は『007』シリーズの中でも異例の試みだったそうです。

宇宙を感じる荘厳なオーケストラ

『ライト・スタッフ』

igagurichan アメリカの初期の宇宙開発計画。 人類初の有人宇宙飛行に挑んだ、NASAの“マーキュリー計画”に集まったパイロットとその家族をめぐるドラマ。

伝説のテスト・パイロットとしてスピードへ挑戦し続け、音速の壁を破ったサム・シェパード演ずるチャック・イエガーが、すごくかっこいい。

いや、出てくるパイロット皆かっこいいです!!名作。

トム・ウルフによるドキュメンタリー小説を原作としたフィリップ・カウフマン監督作品『ライトスタッフ』(1983)。ビル・コンティは本作で第56回アカデミー賞において作曲賞を受賞しました。NASAのマーキュリー計画を背景とした本作に、荘厳なオーケストラによる名曲の数々はとてもよく合います。

クライマックスの盛り上がりが最高!

『ベストキッド』

fmofmojimo カリフォルニアに引っ越してきて上級生に目をつけられてしまいなじめずにいるダニエルは、昔やっていたことのあるカラテで強くなり、対抗しようとするが、管理人さんのミヤギさんに、暴力ではなにも解決できないとさとされる。 単純なストーリーのなかに、アメリカ人から見た日本人が垣間見えて、それも面白い。ただ、ミヤギさんがなんであんな土地と庭と車を持っているのか、ちょっときになる。 リメイク版のジャッキー・チェンのほうを先に見てたので、同じところと、変えてあるところなど、比較してみれた。

2010年にジャキーチェン主演でリメイクもされた『ベスト・キッド』。このオリジナル版の音楽もビル・コンティが担当しています。彼の作る曲はやはり格闘技の試合シーンによく合いますね。パワーがみなぎって、新しいことに挑戦したくなります。

試合の前のドキドキ感を表現した吹奏楽曲

『がんばれルーキー』

『ホーム・アローン』などで知られるダニエル・スターンの初監督作品『がんばれ!ルーキー』(1994)はメジャーリーグの弱小球団に史上最年少で入団することになった野球少年の奮闘を描きます。

ビル・コンティが手掛けた本作の吹奏楽によるマーチは試合の高揚感と緊張感を盛り上げました。

名曲は次世代に受け継がれる…

『クリード チャンプを継ぐ男』

Pit7775Pit 伝説は受け継がれる。まず企画からすごい。あのロッキーがアポロの息子のセコンドに就く。話の流れもロッキーの息子にはボクシングが合わなかったこと、ロッキーの息子という事だけで周囲の眼が気になる。それと違い、アポロの息子はアポロの人生を受け継いでいる。 最後の最後でファンが待ち望んでいたロッキーのテーマ曲が流れた所は鳥肌が立ちました。試合中に照明を暗くしたり、スローで見せたり、吐いた血をタオルで拭き取る所など印象的でした。一つ一つのカットがいい!

『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)は『ロッキー』シリーズのスピンオフ作品です。世界王者のアポロ・クリードの息子であるアドニスと彼のトレーナーとなったロッキーの物語。本作の音楽はルートヴィッヒ・ヨーランソンが担当しています。

ではもう「Gonna Fly Now」は聴けないの? と思いきやクライマックスではあの特徴的なイントロが…。このシーンでは旧作からのロッキーファンも思わず目頭が熱くなってしまったことでしょう。ビル・コンティの高揚感とルートヴィッヒ・ヨーランソンの美しいメロディセンスが見事に融合しました。