永遠の名作『ロッキー』の名言を大紹介!
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ボクシング映画の金字塔『ロッキー』は1976年公開の映画。冴えないボクサーでチンピラのような生活を送っているロッキーが、史上最強の世界チャンピオン、アポロと死闘を繰り広げるまでを描いた名作です。
今回は第49回アカデミー賞作品賞、第34回ゴールデングローブ賞ドラマ作品賞受賞を果たした本作に出てくる名言を大紹介します!
ロッキーの名言
「自分自身に借りがあるんだ」
とてもストイックなイメージがあるロッキー(シルヴェスター・スタローン)ですが、実は借金取りで自堕落な生活をしていた冴えないボクサーでした。
そんな彼は世界チャンピオンのアポロ(カール・ウェザース)と死闘を繰り広げるまでに過酷なトレーニングを積みます。
自分の力で人生はどうにでもなると知っているロッキーだからこそ言えたセリフ。人生を良くするためには彼のように自ら行動を起こすことが大切なのかもしれませんね。
ミッキーの名言
「人生の無駄だ!」
ミッキー( バージェス・メレディス)はロッキーのボクサーとしての才能にほれ込み、彼の育成をするジム経営者。しかしなかなか結果を出せず自堕落な生活を送る彼にイライラしているのも事実でした。
そんな時にロッキーは彼に6年間も見捨てない理由を尋ねます。ミッキーは「お前は素晴らしいボクサーになれる才能を持っていた。でもお前は安い借金取りになっちまった」と答えるのです。そんな彼にロッキーは「それが生活さ」と反論。
その言葉に対してミッキーが言ったセリフが「それは人生の無駄だ!」でした。
ロッキーの名言
「俺は歌うことも踊ることもできないからさ」
ロッキーは世界チャンピオンのアポロ(カール・ウェザース)と対戦することに。無名のボクサーだった彼は本気で勝つために、今までにないくらい過酷なトレーニングに励みます。
そんな時にミッキーは「何故戦いたいんだ?」と尋ねます。ロッキーは「俺は歌うことも踊ることもできないからさ」というのです。まるでボクシング以外には何も取り柄がない、でもその唯一の武器で世界一になってやるんだという強い意志を感じますよね。
ロッキーの名言
「アイラブユー、エイドリアン!!」
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本作の名セリフといえば、これは外せませんよね。アポロとの死闘を繰り広げたロッキーですが、惜しくも判定負けという結果に。しかし恋人エイドリアン(タリア・シャイア)には勝ち負けなど関係ありませんでした。
彼女は彼の元へ向かい「アイラブユー、ロッキー」と言います。そしてロッキーは「アイラブユー、エイドリアン」と力強く言い返すのです。映画を象徴するシーンでしょう。
ロッキーの名言
「俺がただのゴロツキじゃないって証明できるんだ」
アポロとの試合前夜、ロッキーはエイドリアンにアポロに勝つことはできないと言うのです。しかし彼は続けて「俺が試合に負けようがそんなことは大したことじゃないんだ。俺は判定に持ち込みたいんだ。アポロと戦って判定まで持ち込んだやつはいない。だから俺が判定までいって、試合終了のベルが鳴った時に、まだ俺がリングに立っていたらさ、俺がただのゴロツキじゃないって証明できるんだ」。
これは映画内でもかなり印象的なシーンです。彼は始めから史上最強と称されるアポロに勝てないと知っていたのかもしれません。
しかしそれでも過酷なトレーニングを行った理由は、前人未踏の偉業を達成するため。結果的にロッキーは世界中にゴロツキではないことを証明することになりました。
ロッキーの名言
「俺にとってはただの木曜日さ」
過酷なトレーニングに励んでいたロッキーにエイドリアンは「今日は感謝祭よ」というのです。感謝祭とは11月の第4木曜日に行われる祝日。アメリカの感謝祭の日には家族や恋人とリラックスした時間を過ごすのが普通です。
しかし世界ヘビー級タイトルマッチがかかった彼には、そんなことは関係ありません。「君にとっては感謝祭。俺にとってはただの木曜日だ」といいトレーニングを続けるのです。彼のストイックさが垣間見ることができる名言。
エイドリアンの名言
「私は負け犬なんかじゃない!」
エイドリアンの兄ポーリー(バート・ヤング)はあることをきっかけにロッキーに対して激怒します。その後も怒りが収まらない彼はエイドリアンに向かって「お前は負け犬だ!お前がいるから俺は結婚しないんだ。お前は俺に借りがあるんだぞ」と口走ってしまいます。
エイドリアンはその兄の言葉に対して怒りをあらわにします。「私はあなたに何の借りがあるの?料理も掃除もして、あなたの汚い服も洗っているわ。私はあなたに何の借りがあるの?あなたが私を負け犬みたいな気持ちにさせているの。私は負け犬なんかじゃない!」と彼女は言うのです。
内気なエイドリアンが感情を爆発させたとても印象的なシーンでした。
ミッキーの名言
あの野郎に息なんかさせるな!
アポロとの試合でロッキーは下馬評を覆す大接戦を見せます。実際最初にダウンをとったのは彼でした。そんな活躍に会場も異様な盛り上がりを見せます。会場の雰囲気も味方にし始めたロッキーに対して、ミッキーは第1ラウンドが終了した際に次のように言うのです。
「あいつの脇腹を打ち続けろ。わかったか?あの野郎に息なんかさせるな!」。興奮混じりに言う彼はロッキーが勝利するという希望を持ち続けていたのでしょう。
ロッキーの名言
「君が可愛いことは知っていた」
エイドリアンと初デートを行っていたシーンで「頼みごと聞いてくれるかい?眼鏡をとってくれよ。OK、じゃあその帽子をとってくれ」とロッキーは言い、エイドリアンは眼鏡と帽子をとります。
彼女のありのままの姿を見たロッキーは「君が可愛いことは知っていた」というのでした。
彼女は恥ずかしそうに、そして言葉が信じられないといった様子で「からかうのやめてよ」と言います。何とも初々しい2人の様子が描かれていました。
ミッキーの名言
「稲妻を食らい、雷を握りつぶせ」
ロッキーはミッキーの指導の下、厳しいトレーニングを行います。生卵を一気に飲み干すシーンや肉をサンドバッグにしたトレーニングは有名ですよね。
そんなトレーニング中にミッキーが言ったのが上記の名言。誰もが恐れる稲妻や雷をも倒すほど恐ろしい男になれという願いが込められたセリフです。