映画『ハチミツとクローバー』の結末は?ネタバレ・名言集

2017年7月6日更新

映画『ハチミツとクローバー』のあらすじや作中の名言、結末まで紹介します。これを読めば『ハチミツとクローバー』がもっと好きになること間違いなしです。ネタバレがありますので未視聴の方はご注意ください。

『ハチミツとクローバー』ってどんな映画?

『ハチミツとクローバー』 DVD

『ハチミツとクローバー』は羽海野チカが描く800万部を超える発行部数の人気漫画を豪華キャストで実写化した作品です。通称『ハチクロ』と呼ばれ、作品独特の透明感が話題に。片思いや恋心に戸惑う5人の美大生による青春群像劇で若者特有の、青臭くて少し恥ずかしい恋愛をうまく描いた作品です。

タイトルは原作者がタイトルを考えてるときに、スピッツの「ハチミツ」とスガシカオの「clover」を聞いて決まったそうです。そのため主題歌にはスピッツの曲が、エンディングにはスガシカオ作詞の曲が使われています。

『ハチミツとクローバー』のあらすじ紹介

『ハチミツとクローバー』 蒼井優2

櫻井翔扮する竹本裕太は特殊な人間が多い美大において周囲から〝普通すぎる″と言われるほど平凡で真面目な大学生。ある日、彼は美術講師の花本修司(堺雅人)のゼミである通称「花本会」の行事で彼の自宅に招かれます。

そこで先輩、真山巧(加瀬亮)と共に席を外した際に花本の従兄弟の娘でそこに同居している花本はぐみ(蒼井優)がヘッドホンをしながら一心不乱に絵を描いてるところに遭遇してしまいます。一瞬、見つめ合ったと思ったのもつかの間、彼女は家を逃げ出してしまいます。竹本は茫然とし、真山は竹本が一目惚れしたことに気付くのでした。

『ハチミツとクローバー』 蒼井優3

出典: buta-neko.net

はぐみは天才的な芸術センスを持っている故に周囲となじめずにいますが、そんな彼女の面倒を見るうちに親しくなります。そこに同じく天才的な芸術センスを待つ大学8回生の森田忍(伊勢谷友介)に出会います。

森田ははぐみの作品に惹かれ、はぐみもまた森田の個展などで彼の才能に惹かれてゆきます。はぐみの傍にいる竹本はいち早くはぐみの恋心に気付いてしまい、自分の恋心がかなわないことを悟ってしまいます。

『ハチミツとクローバー』 加瀬亮

一方、竹本の一目惚れを目撃した真山もまた片思いに頭を悩ませます。相手はアルバイト先の上司の原田理花(西田尚美)で彼女を思いすぎるあまり、彼女が捨てた日用品などを収集。電話がかかってくれば食い入るように呼び出しに応じてたりバイトがない日でも彼女をつけてしまったりします。

そんな自分の行為とある理由から、自分の思いを受け入れてくれない原田への叶わぬ恋が募っていきます。

『ハチミツとクローバー』 加瀬亮&関めぐみ

出典: buta-neko.net

そんな竹本に対してもまた思いを募らせる人物がいます。それが山田あゆみ(関めぐみ)です。彼女は真山が原田に思いを寄せていることも知っていますが、それでも片思いをやめることができません。

真山が原田の後をつけてるのを見つけて二重尾行しますが見つかり、原田を紹介されます。そして真山の態度を見て彼女を好きなことは知っていましたが実際に彼女に接する真山の態度をみて落ち込んでしまいます。そんな中、真山自身に「俺をみるのをやめろ」と言われてしまいます…。

豪華すぎる映画『ハチミツとクローバー』のキャスト!

竹本裕太/櫻井翔

主演の竹本裕太を務めるのはアイドルグループ、嵐の櫻井翔です!彼は作者である羽海野チカさんが竹本のイメージにピッタリだと太鼓判を押したほどだそうです。特に櫻井翔のファンから見てもはまり役だったようで、ファンからの評価が高いそうです。

花本はぐみ/蒼井優

『ハチミツとクローバー』 蒼井優3

出典: buta-neko.net

メインヒロインである花本はぐみを務めたのは蒼井優です。彼女は元々ドラマより映画によく出演している、いわゆる映画畑の女優です。2016年現在は舞台でも活躍されてます。

本作では摂食障害の役をやる時には役作りのために体重を7キロ落としたそうです。このことからもわかるように映画に入り込むタイプの女優だとわかります。本作品においてもそれが如実に表れていて、本当に芸術の天才のように見えます。

森田忍/伊勢谷友介

『ハチミツとクローバー』 伊勢谷友介

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そして竹本の恋のライバルである森田忍を演じるのが伊勢谷友介です。英会話のCMでおなじみの人ですね。森田忍というキャラクターは俳優寄りに少し原作とは変えられていており、ワイルドさが強調されています。

まさしく天才肌といった感じの役で、彼自身も台本をもらった時には自分にピッタリだと思ったそうです。ちなみに彼は東京芸術大学の卒業生だそうです。

真山巧/加瀬亮

『ハチミツとクローバー』 加瀬亮2

出典: pds.exblog.jp

ストーカー的な片思いに悩む真山巧役は加瀬亮です。彼は役になりきるのが非常に上手く、今作でもその能力を遺憾なく発揮しています。

他作品で、とてもヤクザや警察官、日本兵を演じていたとは思えません。原作ではもっとスマートなキャラクターですが、今作では片思いに重点があてられています。

山田あゆみ/関めぐみ

『ハチミツとクローバー』 関めぐみ

真山に思いを寄せる山田あゆみを務めるのは関めぐみです。彼女は原作ではいわゆる暴力的なことをする女性ですが、映画では鳴りを潜めて真山への思いが切り取られています。

現在、片思いしている方は彼女に感情移入しやすいんじゃないでしょうか。

花本修司/堺雅人

『ハチミツとクローバー』 堺雅人

出典: buta-neko.net

大河ドラマや、流行語大賞にもなった人気ドラマの主演を務めた堺雅人が花本先生役で出演しています。個性的な演技をするイメージがある堺雅人。少女漫画原作の実写映画化に出演するのはめずらしいかもしれません。

彼らの恋の結末は!?【ネタバレ注意】

『ハチミツとクローバー』 蒼井優&関めぐみ

森田とはぐみはお互いの才能をどんどん認め合って距離を縮めていきます。竹本はその世界にはいることができません。

一方、真山も原田にバイトを解雇されてしまいます。彼女に気持ちを伝えるも遠ざけられてしまいます。さらに真山は山田に突き放すようなこと言ってしまった手前、どうしていいかわからずに微妙な雰囲気になってしまいます。しかし森田に励まされ、山田はあきらめないと決意。

『ハチミツとクローバー』 伊勢谷友介

そんな中、森田の個展が開かれることになり竹本らは4人で見に行きます。そこで批評家と喧嘩して会場を飛び出した森田も合流し、5人でボロ車に乗って海に行くことに。しかし帰りにボロ車が故障し、一泊することになります。

竹本は真山などの助言もあってはぐみに告白しようとしますが、突然、森田が醤油で龍を描き始め見事な作品を完成させます。それを見てはぐみは目を輝かし、竹本はやはり彼女らは別の世界の住人なんだと告白を諦めてしまいます。

『ハチミツとクローバー』 蒼井優&伊勢谷友介

翌朝、竹本が一人で海に来ると、そこにははぐみと森田がいてキスするところを目撃してしまいます。その後、海から帰ってきてはぐみはスランプに陥ります。竹本はスランプの原因が森田にあると思い、森田にはぐみと話をするように言いますが森田は動きません。

『ハチミツとクローバー』蒼井優4 

そこで再三、竹本が森田を焚きつけます。やっと動く気になった森田ははぐみのところへ。激情にかられた竹本はそのまま自転車で自分探しの旅にでます。

森田ははぐみに自分の納得のいってなかった売れた作品を燃やしてまではぐみを説得します。そして森田は本当に誰がはぐみのことを考えてるのか、自分を焚きつけたのは竹本であることを伝えます。

『ハチミツとクローバー』 加瀬亮&関めぐみ2

その頃、真山は山田に後押しされ、原田にもう一度雇ってもらえるように頼みにいきます。原田は自分のせいで主人を失った過去があり、優秀な彼を自分の事務所に気持ちだけで縛り付けるのが申し訳なかったようです。しかし真山の固い決意にもう一度雇うことになります。その後、山田は真山に思いを打ち明けます…。真山はただ彼女にありがとうとだけ言いました。

竹本もまた、東京に戻ってきました。途中、宮大工に拾われたりして様々な経験をし、帰ることを自分で決めました。そしてはぐみのもとに向かい、彼女に思いを告げるとこちらもありがとうとだけ言うのでした。

思わず共感してしまう名言集!

「人が恋に堕ちる瞬間を初めてみてしまった…」

『ハチミツとクローバー』 舞台

これは最初の竹本とはぐみの出会いを見た真山のセリフです。確かに人が恋をする瞬間って中々見れないですよね。

このセリフは本作の根幹をなすような部分でしょう。『ハチミツとクローバー』といえばこのセリフを思い出す人も多いのではないでしょうか。真山の名言は他にもあります。

「俺を見るのもうやめたほうがいいよ」 「おまえ見てると自分見てるみたいだった」

『ハチミツとクローバー』 加瀬亮3

これは両方とも山田に対しての言葉です。上は山田に対して突き放してますが、下で心情を説明してますね。

要するに自分も片思いに悩んでる身なので、山田の気持ちにこたえたかったけど自分の気持ちはゆるがないということなんでしょう。

「自分の一番好きな人が自分のことを一番好きになってくれるたったそれぽっちの条件なのに、どうしてなの?永遠に揃わない気がする」

『ハチミツとクローバー』 関めぐみ2

出典: laughy.jp

山田が心の中で思ったことです。これは深いですね。恋愛なんて簡単なようで難しいということ如実に表した良い一言です。

「今、僕の持っている言葉を総動員しても、彼女の涙は止められない」 「僕は、自分が彼女のためにできることの少なさ、小ささに愕然としていた」 「あげられるものなんて、心くらいしかないから・・・・君に渡そうと思った」

『ハチミツとクローバー』 蒼井優5

出典: buta-neko.net

これほど一途に思ってるのに彼女が思ってる人しかなにもできないという竹本の無力感を感じてる姿をどれもよく描写した一言です。そして同時に彼がはぐみのために走り回った原動力、動機にもなっています。こんな風に思われたらうれしいでしょうね。