2017年7月6日更新

竹下景子、テレビの司会もこなす名女優に迫る9のこと

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竹下景子

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1.竹下景子のデビュー作は『中学生群像』

竹下景子(たけしたけいこ、1953年9月15日生)は、愛知県名古屋市生まれの女優です。1970年代から80年代にかけて数多くの作品に出演し、現在もテレビドラマや映画、バラエティ番組など幅広く活動しています。 デビュー作は『中学生日記』の前身である『中学生群像』で、1969年16歳の時にドラマ初出演を飾りました。その際共演した、三ツ矢雄二や戸田恵子とは40年以上経った今でも友人関係が続いているそうです 。 その後大学進学の為上京し、三船プロに所属。1972年『明智探偵事務所』、1973年『波の塔』に出演し本格的に女優としての活動を始めました。

2.「お嫁さんにしたい女優No.1」として話題に

1973年以降、多くのテレビドラマのレギュラーやゲストでの出演が目立っていた竹下景子。1977年には『女の河』や『天の花と実』などに出演しました。 同年には政治家の荒船清十郎と雑誌の企画で対談し、その際荒船が「息子の嫁さんにしたい」と発言。そこからたちまち「お嫁さんにしたい女優No.1」と言われるようになり注目を集めました。 1978年、竹下景子はドラマ『パパの結婚』で加山雄三の相手役で出演。控えめで穏やかな佇まいに一途な性格の竹下の姿は、まさに当時の理 想の嫁の姿そのもので男性ファンを一挙に獲得していきました。

3.ヌードを経験してもなお、可憐さが残った竹下景子

1975年黒木和雄監督の映画『祭りの準備』に抜擢されます。江藤潤の恋人役として出演し、その際初めてヌードを披露しました。その後も映画『犬笛』での輪姦される役や、大虐殺で終わるショッキングな政治SF作品『ブルークリスマス』の主演など、竹下景子の可憐なイメージとは程遠い仕事が続きました。 そして1979年以降ついに非日常路線は軌道修正され、『英霊たちの応援歌』や『男はつらいよ』シリーズ、『北の国から』など竹下の持ち味を発揮できるような作品への出演が決定。『祭りの準備』でヌードになった竹下ですが『天の花と実』ではこれを拒否し、その後も清純なイメージを失わず可憐で清楚な役柄を演じることができました。

4.クイズダービーでは「三択の女王」と呼ばれていた?!

竹下景子は1976年10月から、大橋巨泉司会で高視聴率を記録した伝説的クイズ番組『クイズダービー』のレギュラー回答者として、約16年間出演。 正解率は3枠のはらたいらに次ぐ2番目という好成績だったことで有名で、特に三択問題での正解率ははらたいらよりも良かった事から、巨泉に「三択の女王」と呼ばれていました。 また、当時は名古屋出身の芸能人は出身地をあまり公にしていませんでした。しかし珍しく竹下は早くから公言しており、巨泉から名古屋ネタでいじられることも。他のバラエティ番組への出演の際にも度々名古屋弁でのトークを披露していたことで、名古屋出身の芸能人として広く認知されています。  

5.15歳年上のカメラマンと結婚

1984年4月21日、竹下は自身が31歳の時に15歳年上の写真家・関口照生と結婚しています。出会いは銀行のモデルに竹下景子が選ばれ、そのポスター製作の際にカメラマンとして担当したことがきっかけだったそう。 しかし2001年、突如夫の関口の胃にガンが見つかり治療に専念。早期発見でしたが体の負担を考えすぐに手術は行わず、1年間ガンとの共存を選びました。そんな夫の決断も受け入れ献身的に支えていた竹下のおかげもあってか、1年後には手術に踏みきり見事成功。現在では完治し元気に暮らしています。

6.芸能界で活動する二人の息子がいた!

多くの二世芸能人が活躍している昨今、竹下景子の息子も例外ではありません。竹下は1986年に長男、1988年に次男を出産し、現在までどちらも芸能活動の経験があります。 長男は関口まなと。1986年3月20日生まれで、海外に10年以上住んでいた為英語も堪能です。高校からイギリスに留学し、大学はロンドンで心理学科を卒業。演劇も学んでおり英会話も堪能な為、イギリスでの舞台出演やハリウッド映画『47Ronin』などの出演経験もあります。 次男は関口アナム。アナムと書いてあなんと読みます。1988年9月17日生まれで、兄同様ロンドンに留学経験があるため英会話を得意です。日本で俳優活動やバラエティ番組にも出演しており、『踊るさんま御殿』やドラマ『僕のヤバイ妻』、その他舞台などに出演経験があります。

7.ジブリの常連?!声優でもある竹下景子

女優として数々の作品に出演してきた竹下景子ですが、声優としてアニメ作品にも出演しています。声優として初めて携わった作品は、手塚治虫作品の中でも一二を争う人気の『鉄腕アトム』。その中の火の鳥役を演じたのが竹下です。 その後ジブリ作品では2010年『借りぐらしのアリエッティ』、2011年『コクリコ坂から』、2013年『風立ちぬ』と続けて出演し、声優としての実力を発揮しています。

8.NHKの人気番組の司会もしていた!

現在はドラマや映画出演の他、ラジオ『司馬遼太郎短篇傑作選』のレギュラーナビゲーターなども務めており、NHKの人気トーク番組『スタジオパークからこんにちは』での生放送の司会も2014年から担当しています。過去には24時間テレビや日本レコード大賞の司会も務めたこともあり、竹下の司会業には定評があるようです。 近年は舞台への出演を積極的に行っており、2016年の『天使も嘘をつく』や『ピアノと物語「ジョルジュ」』、2017年『君はどこにいるの』などの出演が控えています。

9.竹下景子の近年の出演作品

警視庁捜査一課9係 Season8【2013年】

第1話で亡くなった息子・雄介の母親役で、佐戸井けん太、松尾れい子らと共にゲスト出演しています。

相棒 Season14【2016年】

第16話「右京の同級生」のストーリーで、杉下右京の小学校の同級生で現在は小津医院を開業している医者・小津律子役を演じました。

探偵はBARにいる【2011年】

北海道のすすきのを舞台にしたハードボイルドもので、大泉洋、松田龍平のW主演で注目を集めた話題作。竹下は近藤京子の母親・近藤百合子役を熱演しています。

聖の青春【2016年】

将棋棋士・村山聖の生涯を描いたノンフィクション小説を映像化した作品。松山ケンイチ演じる村山聖の母・トミ子役で出演しています。2016年11月19日公開予定です。