2020年4月28日更新

【けいおん】あずにゃん(中野梓)は属性もりだくさん?ツンデレ後輩キャラの魅力

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あずにゃん サムネイル

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『けいおん!』“あずにゃん”こと中野梓の魅力いっぱい!ツンデレ後輩キャラの活躍

『けいおん!』は、「かきふらい」という作者によって製作された4コマ漫画です。2009年に「京都アニメーション」によってアニメ化され、放送時間帯が深夜だったにもかかわらず、爆発的なブームとなりました。 廃部となってしまう軽音部を救うべく田井中律が一念発起し部員を集め、幼馴染の秋山澪、おっとりしたお嬢様の琴吹紬、初心者の平沢唯らとともに軽音部に所属。 ここに後輩として加わったのが1年下の中野梓、通称あずにゃんでした。根が真面目な中野梓は、先輩達と自分との間に音楽に対する温度差を感じ、ヤキモキすることもしばしば。ただ、その様子が可愛さの元になっています。 ツインテール、後輩、猫耳、褐色(日焼け)、ツンデレなどなど……。物語が進むごとにあずにゃんの属性はどんどん増えていくのも魅力のひとつですね。 この記事では、彼女のエピソードを振り返りつつ、可愛い魅力をもうすこし掘り下げていきたいと思います。

どうしてあだ名が「あずにゃん」?

『けいおん!』の中野梓を語る上で外せないものが「あずにゃん」というワードです。 第1期の9話「新入部員!」で軽音部の儀式的なものと称し、彼女にネコ耳を着用させた上で「にゃあ」と言わせたことから、平沢唯によって「あずにゃん」と命名されました。 この時まだ反発は見えるものの、素直で逆らいきれない性格がバレ、これから部員たちのおもちゃになってしまうのでした。「あれ?わたしがおかしいの?」という自問自答もいつの間にか無くなっていってしまうのです――。

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両親の影響で始めたギター、赤い“むったん”が印象的

中野梓の両親がジャズバンドを組んでおり、その影響で娘である彼女も小学生の頃からギターを始めました。その腕前はかなりのもので、ジャズ研究部に所属する同級生の鈴木純からも評価されています。 作中で使用しているギターはFenderJAPAN製のムスタングMG69のキャンディアップルレッド。小柄な中野梓でも扱いやすい、小さめなサイズ感です。 自身のギターを「ギー太」と呼ぶ唯に触発されて、「ムスタングだから“むったん”」と名前をつけています。

部長になる妄想、まんざらでもない?

『けいおん!!』(2期)では、唯たちが3年生、梓は2年生に。今年のうちに新入部員を集めなければ、3年生が卒業したあとは軽音部員が梓だけになってしまいます。 そのため、新歓に力をいれようと意気込むメンバーでしたが、もしこのまま行けばあずにゃんが「部長」になると言われ、ちょっぴり妄想。自分が部長になった姿を妄想し、本人もまんざらでも無い様子でした。ただ、この可愛い妄想が他のメンバーに気づかれていたことは言うまでもありません。 しかし最終的には、最後の1年も「この5人」で過ごしたいと考えるようになり、部員集めはやめることにしました。その代わり、あずにゃんの後輩としてスッポンモドキ(亀)のトンちゃんが部室にやってきます。

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軽音部に入部した理由は?新歓の演奏に感動

桜が丘高校に入学したあずにゃんこと中野梓、はじめはジャズ研究部を見学していました。しかし、思っていたものと違うと感じた彼女は、ふと軽音部に目を向けます。 一方の軽音部は、部員集めに苦戦中。着ぐるみでのチラシ配りは裏目となり、平沢唯の妹、憂(うい)が連れてきた友人・純(じゅん)もジャズ研に。憂たちが軽音部を見学していたとき、梓はその様子をドア越しに眺めていました。そして、中にいる憂が同じクラスだと知ります。 新入生歓迎会の日、憂は梓に声をかけ、軽音部のライブを見に行くことに。そこで彼女が目にしたものは、難しいイントロのフレーズを弾きこなす唯の姿。彼女はいつの間にか、軽音部のライブを背伸びしながら一生懸命見ています。その姿は、いじらしさのようなかわいらしさがありました。 こうして、新歓ライブを見た梓は入部を決め、軽音部の一員に。そしてこのとき以来、憂とは高校を通じての大の仲良しとなりました。

しっかり者のあずにゃん!練習しない先輩たちにブチギレするも……

中野梓は、新入生歓迎会での演奏に心打たれ、軽音部へと入部します。だが、いざ入部してみると、その実態は彼女のイメージとは程遠いものでした。 基本的に練習は身が入っておらず、お茶を飲んでばかりのゆるゆるぶり。真面目な性格で本格的に練習をしたいあずにゃんは、後輩の身ながら、「こんなんじゃダメです!」と入部当初から先輩らに激怒。興奮する彼女でしたが、唯に「いいこいいこ」されると簡単に収まりました。 次の日、後ろめたい思いで梓が部室に来ると、変わらずお茶を飲む先輩らが。昨日のことが響いていないことに、がっかりする彼女。しかし、唯にケーキを一口勧められると、そのおいしさに思わず感動してしまいます。それを認めない彼女でしたが、ケーキを見せるとわかりやすくうれしそうな顔になってしまいます。 こうして、あずにゃんも軽音部のゆるい空気に溶け込み、一員となっていくことに。最終話までには唯たちに、「練習しなくていいから卒業しないでほしい」と言うまでに愛着を持っていました。

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号泣必至の2期最終話、「卒業式!」

唯たちの3年間を描いた本作の最終話は、彼女たちの卒業と残される中野梓を描いています。本作において、最も泣ける感動のエピソードです。 卒業式当日、4人は相変わらず。式や最後のホームルームが終わり、5人は音楽室に集まります。 軽音部唯一の後輩で、1人残されてしまう梓。それでも彼女は、学園祭ライブでも泣かずに、気丈に振る舞ってきました。しかし、ついに気持ちを抑えられず、卒業しないでと泣き崩れます。決して叶うことのない、最後のわがままでした。 4人はそんな梓の気持ちを知っていたかのように、演奏を始めます。「天使にふれたよ!」を聞いた彼女は、「あんまり上手くないですね」と一言。このときの彼女は、座った場所から発したセリフまで、入学直後の頃の唯と一緒でした。 卒業は終わりではありません。5人の絆はこれからも一生続いていきます。梓の涙は、いつしかうれし涙へと変わっていました。

唯たちが卒業し、その後は?

唯たちが卒業し、中野梓1人となった軽音部。部を引き継いだ彼女は、自動的に部長となりました。3年生になると、前から仲の良かった憂と鈴木純の2人が軽音部に入部。しかし、部活動は4人以上の部員がいることが存続条件であることを知り、ピンチに陥ります。 梓は、新入生歓迎会で弾き語りを披露。ただ、彼女の歌はお世辞にも上手いといえるものではありませんでした。散々な結果に落ち込む彼女でしたが、その後、1年生の斉藤菫(すみれ)と奥田直の2人が入部することに。こうして、軽音部は再び5人で活動を始めることとなりました。 5人のバンド名は、「放課後ティータイム」同様、引き続き顧問を務める山中さわ子先生が命名。「わかばガールズ」に決定します。バンドでは梓がボーカル/ギター、憂がギターで純がベースを担当。菫はドラムスを担当し、初心者の直はDTMでの打ち込みとPAの担当となりました。

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アニメ『けいおん!』あずにゃんの声は竹達彩奈(たけたつあやな)が担当

竹達彩奈(たけたつ あやな)はアセンブルハートに所属する声優です。また歌手としても活動しており、レコード会社のポニーキャニオンにも所属しています。 埼玉県出身で1989年6月23日日生まれのO型。『けいおん!』内で中野梓を演じたことから、「あずにゃん」にちなんで「あやにゃん」という愛称でも親しまれています。 主な出演作に『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』高坂桐乃役、『DOG DAYS』エクレール・マルティノッジ役、『ソードアート・オンライン』リーファ(桐ヶ谷直葉)役などがあります。