2017年7月6日更新

『マトリックス』のあなたが知らない10の秘密

このページにはプロモーションが含まれています
マトリックス

AD

【1】監督の才能で資金をゲット

元々ウォシャウスキーがワーナー・ブラザーズに提示した制作費は8千万ドルでした。ところが、実際にワーナーが彼らに渡したのは1千万ドルだけ。そこで監督はその1千万ドル全てを投じて、オープニングシーンのみを撮影し、ワーナーに見せたそうです。そのオープニングに重役がいたく感激し、彼らは無事最初に提示した額を得ることができたのです。

【2】キアヌはスタントマンいらず

ネオとモーフィアスが電話しているときに、モーフィアスはネオに窓をつたって行くように指示しています。このときネオを演じた
はスタントマンなしに34階の高層ビルを登っています。

【3】ヘリコプターのせいで危うく撮影中止に!?

オーストラリアはシドニーで撮影を行っていた時、ヘリコプターの操縦が制限されているところでヘリコプターの撮影を行ってしまったのです。そこでシドニーのあるニューサウスウェールズ州はこの撮影のために法律を変えなければいけませんでした。

【4】キアヌ・リーブスは冒頭45分の中でたった80の台詞しかなかった

その80のセリフのうち半数以上は問いかけで、自問自答がほとんどだったそう。1分に1回は疑問を口にしていたということになります。

【5】ネオ役の候補にあの大物俳優が!

それはなんとウィル・スミス。『ワイルド・ワイルド・ウエスト』への出演を理由に断った彼ですが、後にオファーが来た際に台本を読んだときはその複雑なストーリーを全く理解できなかったと話しています。他には
などの名前が挙がっていたそう。

【6】キャリー=アン・モスは撮影中重大な秘密を隠していた

トリニティー役の彼女は足の付け根を捻っていたそうですが、降板させられることを恐れたためそれを隠して撮影に臨んでいたそうです。女優魂ですね。

【7】グリフには日本語が使われている

グリフとはコンピューター用の文字のことで、『
』シリーズではいくつかの文字を反転させたものが使われています。よく見てみると、アルファベットや数字に混じって片仮名が使われているのが発見できます。

【8】サングラスにも熱いバトルがあった

マトリックスのキャラクターと言えば全員サングラスをかけていますが、このサングラスのデザインをしたのがブラインドの創始者、リチャード・ウォーカーです。彼は各キャラクターのユニークな名前に沿ったサングラスを作り、レイバンやアーネットと言った有名ブランドを抑え大役を勝ち取ったのです。  

【9】色で世界を表現

仮想世界では緑色、現実世界のシーンでは私たちが普段生活している世界と同じような色、そしてネオとモーフィアスの戦闘シーンでは黄色っぽい色をしています。また仮想世界の建物の外でのシーンでは青味を排除することによって、マトリックスの世界の過酷さを表そうとしたそうです。

【10】監督はこの映画の構想に5年半の歳月をかけた

なんと14回も脚本を下書きし、500のコンテを作り上げたというから、監督のこの映画にかける情熱が伝わってきます。