2017年7月6日更新

ヒューゴ・ウィーヴィングの出演映画が凄すぎる!【『マトリックス』エージェント・スミス役】

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ヒューゴ・ウィーヴィング

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ヒューゴ・ウィーヴィングのプロフィール

ヒューゴ・ウィーヴィングは、1960年4月4日生まれのオーストラリア人俳優です。地震学者の父ウォレスとツアーガイドであり教師でもある母アンの間に誕生しました。幼少の頃、ウィーヴィング家は、ナイジェリア、イギリス、オーストラリアを移住しながら過ごしています。これは、コンピューター業界で働く父が全国を巡る必要性があったからだそうです。

俳優になるまで

10代の頃、70年代のイギリスで3年間過ごし、ブリストルにあるクイーン・エリザベス・ホスピタル・スクールに通いました。そこでヒューゴ・ウィーヴィングは、初めて演劇作品に関わったようです。 1976年にオーストラリアに定住し、1981年、メル・ギブソンやジェフリー・ラッシュが卒業したことで有名な大学、オーストラリア国立演劇学院(NIDA)を卒業しました。

キャリア

NIDAを卒業してからヒューゴ・ウィーヴィングは、映画、テレビ、演劇業界で、着実に成功実績を積んできました。また、オーストラリアの映画製作会社(たいていは、シドニー・シアター・カンパニー)の作品に継続的に出演しています。 オーストラリア映画協会賞というオーストラリア版アカデミー賞で、ヒューゴ・ウィーヴィングは、『プルーフ(原題)』で主演男優賞を受賞しました。1998年、『ザ・インタビュー(原題)』での演技で、オーストラリア映画協会賞主演男優賞とモントリオール世界映画祭主演男優賞を受賞し、同年、オーストラリアでスター・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。 『
』3部作のエージェント・スミス役や、『
』のエルロンド卿役は、ヒューゴ・ウィーヴィングに対する国際的な注目度を大幅に高めました。映画、テレビ、演劇において、観客の期待を上回り、最も多才な役者のひとりとされています。

プライベート

ヒューゴ・ウィーヴィングは、パートナーのカトリーナ・グリーンウッドと2人の子ども(ハリーとホリー)と共にオーストラリアに住んでいます。ヒューゴとカトリーナは結婚はしていませんが、25年間付き合っているそうです。 13歳の頃にてんかんを発症しており、ヒューゴ・ウィーヴィングは今でも運転免許を持っていません。2006年のインタビューで、「ここ数年発作は起こっていないけど、運転しないことに慣れているから、免許を取る気は無いんだ」と語っています。

『マトリックス』エージェント・スミス役

日本でも人気を博したSF映画『マトリックス』にエージェント・スミス役で出演しています。 エージェント・スミスは、ネオ(
)、トリニティ(
)、モーフィアス(
)の敵で、マトリックスを破壊しようとする者を排除しようとする、という役どころです。

ロード・オブ・ザ・リング』エルロンド役

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作では、エルロンド卿を演じました。エルロンド卿は半エルフの父と母のもとに生まれ、エルフとして生きることを選んだ裂け谷の領主というキャラクターです。 『ホビット 決戦のゆくえ』でも、同じくエルロンド卿役で出演しています。

ヒューゴ・ウィーヴィングのその他の主な出演映画

『Vフォー・ヴェンデッタ』(2005年)

独裁者によって全体主義国家となったイングランドでの、V(ガイ・フォークスの仮面を被る謎の男)の活躍を描く物語で、Vは独裁政権に反発し、独裁政権の党員達を1人ずつ血祭りにあげていきます。 ヒューゴ・ウィーヴィングはV役を演じました。『マトリックス』の助監督であったジェームズ・マクティーグが監督を務め、製作と脚本を『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー兄弟が行うなど、『マトリックス』のメンバーが集結しています。

『オレンジと太陽』(2010年)

『オレンジと太陽』は、19世紀から1970年まで行われていた強制児童移民をテーマとした映画で、実際に行われていた社会的大問題を描いています。 ヒューゴ・ウィーヴィングはジャック役で出演し、オーストラリア映画協会賞助演男優賞を受賞しました。

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)

マーベル・スタジオ制作のスーパーヒーローシリーズ映画に、レッドスカル役で出演しました。 レッドスカルはマーベル・コミックのキャラクターで、キャプテン・アメリカの宿敵です。

ヒューゴ・ウィーヴィングの来日経験は?

ヒューゴ・ウィーヴィングは過去に数回来日経験があります。2005年に公開された『Vフォー・ヴェンデッタ』の宣伝でも来日したことがあり、その際には、インタビューで『Vフォー・ヴェンデッタ』に関する様々な裏話などを明かしました。 ほとんどのシーンでマスクを被っており、さらにイギリスのアクセントで演じなければいけない役柄であったため、役作りに多くの時間をかけたのかと思いきしや、役作りはほとんど時間をかけなかったそうです。と言うのも、実はジェームズ・ピュアフォイという俳優が撮影中に急に役を降りたため、代役で駆けつけることになったそうです。そのため、ほとんど準備する時間はなかったと言います。 ちなみに、その他では『ホビット』でマーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジらと来日を果たしています。

ヒューゴ・ウィーヴィングと田中要次が激似?

巷ではヒューゴ・ウィーヴィングと日本の俳優で『HERO』などに出演している田中要次がそっくりだと騒がれています。確かに似ていると言われれば似ていますね。 また、ヒューゴ・ウィーヴィングは元野球選手である和田一浩にも似ていると言われています。

ヒューゴ・ウィーヴィングの今後

『ザ・ドレスメーカー(原題)』

2015年10月、オーストラリア公開予定の映画『ザ・ドレスメーカー(原題)』に、町の警察官役で出演します。 物語は、ある美しい女性がオーストラリアの田舎町に帰ってくるところから始まります。ミシンとオートクチュールのスタイルと共に戻ってきた彼女は、町の女性を変えてゆき、過去に彼女を殺人犯と責め立てた人達に復讐をしようとして・・・。 どの作品でも強い存在感を見せているヒューゴ・ウィーヴィングを今後も追いかけていきたいと思います。