デビュー当時はアイドルだった吉井怜
吉井怜は1982年3月18日生まれ、東京都出身です。
現在は女優、タレントとして活躍する吉井玲は、1996年ごろからアイドルとして活動を開始します。1998年の『仮面天使ロゼッタ』ではヒロイン役に抜擢され、人気と知名度を得ました。その後もドラマやバラエティに多数出演し、2006年に主演した映画『LOVE MY LIFE』ではヌードも辞さない体当たり演技が話題となりました。2009年の『エゴイスト 〜egoist〜』では、連続ドラマ初主演を果たしています。
優香も在籍!音楽ユニットNITROとして活動していた吉井怜
吉井怜はデビュー当時はアイドルとして、グラビア誌などを中心に活躍していました。1999年、当時グラビアアイドルとして活動していたホリプロのタレントたちと一緒に音楽ユニットNITROを結成します。メンバーは吉井怜の他に、優香、唐沢美帆、堀越のりで、シングル曲『CALLING』を発表しています。
この音楽ユニットNITROは、劇場版アニメ『逮捕しちゃうぞ the MOVIE』のために結成された期間限定ユニットであり、『CALLING』は主題歌でした。
グラビア撮影中に白血病を発症
多数のグラビアで誌面を飾っていた吉井怜ですが、そのグラビア撮影時に大病を発症してしまいます。
2000年、カレンダーの撮影を奄美大島で行っていた吉井怜は、急性骨髄性白血病を発症し、長期入院を余儀なくされます。壮絶な闘病体験の後、母からの骨髄提供による骨髄移植のかいもあり、見事回復。2004年には映画『火火』で復帰を果たしました。
自身の体験を闘病記として発表!
白血病闘病中、一時は芸能活動の再開も危ぶまれたほどでした。この闘病体験を吉井怜は一冊の本に綴ります。2002年に闘病記『神様、何するの』を発表。本作を原作に、実写ドラマ化もされるなど大変な話題を呼びました。
映画『LOVE MY LIFE』では大胆ヌードも
2004年の映画『火火』で復帰を果たした吉井怜は、女優として順調に成長し、2006年に主演を務めた映画『LOVE MY LIFE』では大胆なヌードシーン、ベッドシーンに挑戦しています。
『LOVE MY LIFE』は、女性同士の恋愛、レズビアンの関係を描いた作品ですが、吉井怜演じるヒロインのピュアで不思議なキャラクターと、取り巻く人々の優しさや温かさが際立つ、非常に爽やかで切ないストーリーとなっています。
主人公・泉谷いちこに吉井怜、その恋人エリーを今宿麻美、ゲイの友人タケちゃんに高橋一生、優しく包容力のあるパパに石田衣良、若くして他界してしまったママを小泉今日子が演じています。
代表作は『仮面ライダードライブ』
これまで数々の作品に出演してきた吉井怜ですが、代表作と言えば、やっぱり『仮面ライダードライブ』ではないでしょうか。2014年に放送された本作で、吉井怜は、天真爛漫な性格の物理学者・沢神りんなを演じました。
主人公である仮面ライダードライブの武器のほとんどを発明し、強力にヒーローをサポートするムードメーカーとして物語に華を添えていました。
吉井怜の夫は俳優の山崎樹範
吉井怜は2016年11月に結婚を発表しました。お相手は俳優の山崎樹範です。お互いの公式ブログで結婚発表を行ったふたり、出会いは共通の友人がきっかけだったのだそうです。
山崎樹範は、八嶋智人が中心となって結成した劇団カムカムミニキーナに所属、1995年ごろから俳優として活動を開始します。2002年に放送された『天体観測』で連続ドラマ初出演。2003年の『Dr.コトー診療所』、2005年の『電車男』など数々の大ヒットドラマへの出演を続け、名脇役として欠かせない存在となっています。