2017年7月6日更新

最恐の誘拐犯と絶体絶命の交渉 映画『誘拐の掟』で最上の緊迫感

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『誘拐の掟』

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リーアム・ニーソン主演最新作!迷える探偵VS狂気の猟奇殺人犯

ニューヨーク市警の元刑事である私立探偵マット・スカダー。彼の元に来た依頼というのが、麻薬関係者の身内ばかりを狙って殺害し、そして14歳の美少女を人質に取った快楽誘拐犯と交渉することだった。スカダーは交渉不能ともいえる彼らに毅然と立ち向かって行く。

サイコな誘拐魔にワケあり探偵が立ち向かう!

この映画の最大の見所は、己の快楽のみを求める狂った誘拐魔と、心に闇を抱えたままの元警察とがギリギリの心理状況で見せる絶体絶命の交渉です。利き腕刑事であったのですが、ある事件がきっかけで引退し、現在は私立探偵を務めているスカダー。心理戦における、観客の度肝を抜くような彼のキレッキレの推理力で、神出鬼没かつ愉快犯である犯人にどう立ち向かっていくのか…。心理サスペンスの傑作、『羊たちの沈黙』をも超えると評価される理由はここにあるのです。

主演は『シンドラーのリスト』にも出演のリーアム・ニーソン

この作品で主演を演じるのは、『シンドラーのリスト』や『スターウォーズエピソード1/ファントム・メナス』などの大ヒット作品などにも出演したベテラン俳優、
です。今年63歳になる彼ですが、主人公である探偵マット・スカダーの「心に抱えた闇」というの点を非常にベテランらしい、深みのある演技で演じており観るものをグッと引きつけてくれます。映画『
』では年齢を感じさせないキレのあるアクションで魅了してくれましたが、今回は最恐の犯人と相対した時に魅せる頭のキレに注目です。

注目の共演陣&実力の製作陣!

今回の作品のさらなる注目ポイントが、共演陣と製作陣です。共演陣ですが、今作で女優デビューとなり、「美しすぎる人質」役を演じる
や、小さいけど頼りになるスカダーの相棒をキッズラッパーのブライアン・ブラッドリーなど、大ベテランのリーアム・ニルソンが主役を張る一方でこうした子役たちの活躍も楽しみです。また『マイノリティ・リポート』を手がけた脚本家のスコット・フランクがメガホンを取る製作陣からも目が離せません。犯罪心理を事細かに描き出す手腕は、専門家も評価するところです。