ドラえもんの歴代声優一覧まとめ!

2017年7月6日更新

国民的アニメ『ドラえもん』1973年にアニメを開始して以来、年齢を問わず長きに渡って愛されている作品です。ドラえもんといえば大山のぶ代というイメージの方も多いと思いますが、メインキャラを含め歴代声優は一体どんな人たちだったのでしょうか?

『ドラえもん』とは?

藤子・F・不二雄による原作をアニメ化した作品です。1973年に放送されて以来2017年現在も放送されており、国民的アニメとして多くの人に親しまれています。ドラえもんはダメダメな主人公であるのび太をなんとかしようと、のび太の孫のせわしと共に未来の世界からやってくる猫型ロボットです。

未来で開発された様々な道具を使ってのび太を助ける、というのが物語のメインですが、ドラえもんは時にはのび太を励ましたり、時には甘やかし、叱りったりケンカもして、といった友情物語も魅力の1つとなっています。長きに渡り愛される『ドラえもん』には、その時々で色を添えた多くの声優が存在します。一体どんな人たちが務めていたのでしょうか?

ドラえもん

富田耕生

ドラえもん

1936年2月4日生まれで東京都の出身です。声優のほか、ナレーターや俳優も務めており、声優としては手塚治虫や赤塚不二夫アニメに数多く登場。1969年の『ムーミン』のスニフ、同年の『もーれつア太郎』のブタ松とべし、1988年の『お粗末くん』などで声を担当しています。

1973年に『ドラえもん』が初めてアニメ化された際に、記念すべき初代ドラえもんを演じてました。当時は道具を出す際にドラえもんが「あらよっと」というのですが、これは彼のアドリブなのだそうです。

野沢雅子

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1936年10月25日生まれ、東京都の出身です。富田耕生からの変更で2代目ドラえもんを受け継ぎました。多くの代表作を持つ有名人で『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎や『ど根性ガエル』のヒロシが有名で、中でも『ドラゴンボール』シリーズでは、主人公の孫悟空を始め息子と孫まで、3人を演じていることで広く知られる人物です。

初代のドラえもんは、富田が男性だったこともあり、子供への受けが今一つだったようです。そこで、より広い年齢層に受け入れられるようにと彼女が起用されたのだとか。野沢によってより多くの人へ広まったドラえもんは6年間続き、次へと受け継がれていきました。

大山のぶ代

ドラえもん

ドラえもんといえば彼女を思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか?ドラえもんは大山の代名詞といっても過言ではないキャラクターです。1933年10月16日生まれの大山は、最初は女優としてデビューし、途中から徐々に声優としての活躍を増やしていきました。

ドラえもんの声はほぼ地声で演じていたのですが、大山は自分の声にとてもコンプレックスを持っていました。しかし、原作者の藤子・F・不二雄が大山の演じるドラえもんの声を聞き、ドラえもんはこんな声をしてたのか、と言ったそうです。大山はそれを聞いて自信を取り戻し、長きに渡ってドラえもんを演じ続けました。

ちなみに、子供も見るものだから、と一人称を「ぼく」に統一し、柔らかくおっとりしたイメージを定着させたのは、彼女なのだそうです。近年は体調を崩したことで一時仕事を休んでいましたが、徐々に仕事に復帰。2013年に『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION』で、モノクマ役を演じています。

水田わさび

1974年8月4日生まれ、三重県の出身です。2005年の4月にドラえもんの声優が総入れ替えとなった際、見事ドラえもんの座を射止めました。声優では、1996年の『トイレの花子さん』の上岡山大介役がデビュー作で、現在はドラえもんが代表作となっています。

2005年に正式に決定するまで、作中でゲストキャラクターを演じるなど、作品には接していた水田。オーディションに受かって見事、決定した際には号泣してそのことを喜んだのだそうです。なお、それまでは通常のドラえもんと黄色い耳のあるドラえもんは別の声優が演じていましたが、2005年を機に両方とも水田が演じることになりました。

黄色いドラえもん

高橋和枝

ドラえもん

1929年3月20日生まれで、1999年の3月に亡くなっています。高橋は1949年にラジオドラマ『都会の幸福』の少女役でデビューして以来、ラジオドラマで活躍しました。1950年代に入り、ラジオドラマの生放送が始まると、声優として活躍しはじめます。

1963年の『鉄人28号』がアニメデビュー作で、これ以降アニメの活躍が増えた高橋。1980年から、黄色い耳のついたドラえもん役として大山と共に作品に色を添えてきました。1970年から『サザエさん』のカツオを演じていたことで有名な高橋。実は初代のカツオは大山のぶ代でした。

横山智佐

ドラえもん

1969年12月20日生まれの横山は、声優、女優として活躍しており、チサタロー、ちーちゃん、などの相性で親しまれています。1987年に『ブラックマジック M-66』にてナラ・フェリス役でデビュ-。1990年頃から徐々に知られるようになり、1996年のゲーム『サクラ大戦』の真宮寺さくらを演じた事で人気を博しました。

『ドラえもん』は『サクラ大戦』の前年の1995年から、黄色いドラえもんを高橋から引き継ぎ、1998年まで演じました。2005年に大山のぶ代から水田わさびに青いドラえもんが引き継がれた際、黄色いドラえもんも横山から水田へバトンタッチされました。近年出演したものにはアニメ『HUNTER×HUNTER』のビスケ役などがあります。

野比のび太

太田淑子

ドラえもん

初代のび太を演じたのは1936年4月25日、京都出身の太田淑子です。中学を卒業後は宝塚に所属。1955年に退団するまで娘役などで活躍していました。その後1960年代に入り、声優に仕事をするようになり1969年に『ひみつのアッコちゃん』にも出演しています。1973年にのび太を演じた後は、2期目にあたる1979年からの『ドラえもん』でのび太の孫のセワシ役も担当しました。

有名な作品としては『ジャングル大帝』のレオ(1965年)や『ヤッターマン』のガンちゃんなどがあげられます。2017年現在は所属事務所にて劇団員として活躍しているそうです。

小原乃梨子

ドラえもん

1979年から2005年まで、長きに渡りのび太を務めた小原は1935年10月2日生まれ、東京都出身で、声優のほか女優やナレーターとしての活躍する人物です。のび太以外の代表作としては『未来少年コナン』のコナンなどがあり、少年役での出演が多く見られます。

1973年からの1期 放送時はのび太のママを演じていたため、ドラえもんとは初期の頃から接点がありました。なお、声帯の損傷により一時期仕事を休んだ時は代役として丸山裕子が一時的に演じた事もありました。

大原めぐみ

ドラえもん

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ ADK2016

2005年からのび太を演じているのは大原めぐみです。1975年4月16日生まれで、東京都の出身です。元々の職業は美容師で、結婚と出産を機に専業主婦をしていたのですが、ひと段落してところで養成所に通い始めた大原。

2005年、のび太役がアニメデビュー役という大抜擢でした。声優業ではのび太役以外の仕事はほとんどなく、2008年から2011年の間に声優としてバラエティ番組に出演。2008年に『大胆MAP』という番組で主要キャラと共に顔出しをしたり、『お願い!ランキング GOLD』の、すごい声優ランキングに選ばれ、コメントを寄せたりしています。

尚、2008年頃からは幼少期ののび太、2011年の『のび太の結婚前夜(テレビリニューアル版)』では、青年バージョンのび太も演じています。

塩屋浩三

ドラえもん

1955年8月18日生まれで、鹿児島県の出身です。アニメ以外には洋画やバラエティ番組に出演する外国人の吹き替えもやっています。演技の幅が広く様々な役をこなすことからバイプレイヤーとしても有名で、演じているのは悪役が多いです。1982年に『おちゃめ神物語コロコロポロン』にて端役を演じて以来、目立つ役はないものの数多くのアニメに出演しています。

『ドラえもん』では、初代の青年のび太を演じており、その他の代表作は1990年のアニメ『ドラゴンボールZ』のグルド、1996年の『ゲゲゲの鬼太郎』での子泣き爺、1997年の『ドラゴンボールGT』の魔人ブウがあげられます。特に魔人ブウは、シリアスからコミカルまで様々な声を使う必要のある役で、器用に使い分けていました。

『ドラゴンボール』シリーズはその後も長年に渡り映画化やゲーム化され、近年も魔人ブウ役で活躍しています。洋画ではオリヴァー・ブラッドの吹き替えを多く担当し、そのほかに戦隊ヒーローシリーズで怪物の声なども担当しています。

源静香(しずかちゃん)

恵比寿まさ子

ドラえもん

1945年1月21日生まれ東京都の出身です。演じたキャラクターは『怪物くん』のアコちゃん(1968年)や、『アタックNo.1』の垣之内良子などがあげられます。1973年から初代しずかちゃんを演じ、1979年に2期に入るまでを担当しました。大人びたお嬢様キャラなど、ヒロイン役で多く活躍しました。

2000年に『機巧奇傳(からくりきでん)ヒヲウ戦記』にてナレーターを担当したのを最後に、現在は声優の活動の方は引退しているようです。

野村道子

ドラえもん

1938年3月31日生まれ神奈川県の出身で、声優ほか女優として活躍しています。中学時代から演劇部に所属していた野村は、高校生時代に劇団の養成所に所属。養成所卒業後、初代お天気お姉さんとしてフジテレビで活躍し、それと同時にアフレコの仕事もするようになります。

1976年から『サザエさん』のワカメ役を担当した後、1979年にシズカちゃん役に抜擢。どちらも国民的なアニメだったため、名前を広く知られるようになりました。その他の役としては『昆虫物語 みなしごハッチ』のアーヤ(1970年)『バビル2世』の古見由美子などがあげられます。

26年務めたシズカちゃんを引退した後は、はプロダクション業務に専念しています。尚、のび太の呼び方を「のび太さん」にしたのは野村であり、逆輸入する形で原作でも「のび太さん」が採用されたそうです。

かかずゆみ(2005年4月)

1973年6月18日生まれ、埼玉県の出身です。1996年に『機動新世紀ガンダムX』のサラ・タイレル役にてデビューを果たし、その後、1998年に『遊☆戯☆王』で真崎杏子役、2000年に『遊☆戯☆王』で真崎杏子役などを演じています。

無口な女性から、勝ち気なキャラクターまで、様々な女性を演じていたかかずは、2005年にシズカちゃんを野村から引き継ぎます。『ドラえもん』以外にも多くの代表作があり、近年では『AKB0048』の片桐ツバサや、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』のマジカルサファイア役などを演じています。

骨川スネ夫

八代駿

ドラえもん

1933年2月19日生まれ、岡山県の出身で、2003年の6月25日に脳梗塞で亡くなっています。大学卒業後、劇団テアトル・エコーに所属し、ラジオドラマなどにも多く出演していました。有名な役としてはディズニーランドのくまのプーさんがあり、1992年から10年に渡って演じていました。特撮の仮面ライダーでは怪人役を多く演じたことでも有名です。

アニメでは1967年のアニメ『001/7親指トム』のジャック役や、『いなかっぺ大将』の西一役などがあり、1973年から初代スネ夫を演じました。声質の高い独特な声で1期目のスネ夫を担当。その後も長年に渡って活躍し、亡くなった2003年もゲームの『ゲゲゲの鬼太郎 異聞妖怪奇譚』に出演していました。

肝付兼太

1935年11月15日生まれ、鹿児島県の出身です。声優のほか、俳優、演出家としても活躍し、2016年の11月に亡くなりました。中学の頃から俳優に憧れましたが、家族に容姿について諭されたことから声の仕事である声優を志します。しかし、俳優としての活躍もない訳ではなく、1956年に映画『こぶしの花の咲くころ』出演しています。

アニメでは1965年に『オバケのQ太郎』のゴジラ役を演じた際に、アドリブの面白さが藤子不二雄に気に入られたというエピソードがあり、それ以降藤子不二雄作品に多く出演するように。1973年の1期目ではジャイアンを演じていたので、2期目のススネ夫を含めてメインキャストで30年以上も『ドラえもん』に出演していたことなります。

多くの代表作を持っており、近年では2007年のアニメ『シャンプー王子』でのシャボン国王や、『結城友奈は勇者である』の義輝などを演じていました。

龍田直樹

1950年9月8日生まれ、和歌山県の出身です。2代目スネ夫の肝付兼太が喉の手術をした際に代役でスネ夫を演じていたので、1か月だけの限定出演です。龍田はナレーションや動物など、人物以外のキャラクターを演じることが多く、効果音での出演、という異色のものもありました。

1976年に『グロイザーX』でバク役を演じて以来多くのアニメに出演。スネ夫の代役を演じた1985年には『オバケのQ太郎』でも、木佐キザオとハカセの役を、肝付兼太の代役として演じています。代表作には1985年の『ハイスクール!奇面組』の大間仁、『ドラゴンボール』のウーロン、『キテレツ大百科』の2代目ブタゴリラがあります。

近年では2015年に『銀魂』の柳生敏木斎や、『魔法つかいプリキュア!』のラブーなどで出演しています。

関智一

関智一

1972年9月8日生まれ、東京都の出身。声優ほか、舞台俳優やナレーターなども務めています。幼少の頃から演じる仕事に憧れていた関は、高校時代から養成所に通い始めました。役の幅が広く、少年から青年まで、いろいろな声を使い分けます。

代表作は1994年のアニメ『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュや1995年の『新世紀エヴァンゲリオン』の鈴原トウジ、2000年の『はじめの一歩』の宮田一郎があります。『ドラえもん』では、最初は主役のドラえもん役でのオファーが来ていましたが、関としては「無理だろう」と感じていたそうです。

実際のオーディションではドラえもんの方は落選。その後、改めてスネ夫役のオーディションに参加して見事スネ夫を獲得しました。

剛田 武(ジャイアン)

たてかべ和也

ジャイアン ドラえもん

初代ジャイアンは2期目でスネ夫を演じた肝付兼太でした。2代目からは肝付兼太がジャイアンからスネ夫に移行し、ジャイアンはたてかべ和也に受け継がれました。たてかべは1934年7月25日生まれ、北海道の出身で2015年の6月18日に亡くなっています。

カベさんの愛称で親しまれたたてかべは、代表作として『ど根性ガエル』のゴリライモ(1972年)、『ヤッターマン』のトンズラー(1977年)などです。アニメ役では、その渋い声から悪役やジャイアンのようなガキ大将の役が多く、推薦によって役が決まることが多かったようです。

ジャイアンは自由奔放なキャラだったため、ジャイアンに挑む時は煙草を吸ったりお酒を飲んだりして気合を入れていたというエピソードがあります。

木村昴

1990年6月29日生まれ、ドイツ出身の木村は本名を昴・サミュエル・バーチュと言います。7歳まではドイツで暮らしていましたが、帰国してから劇団に所属。子役の時代から、アテレコや吹き替えの活動をしており、2005年にたてかべからジャイアンを引き継ぎました。

現在はアニメ声優の他、モデル活動もするなど幅広く活躍する木村。2代目ジャイアンのたてかべは、次のジャイアンになった人と是非飲みたいと思っていたのですが、引き継いだ当時の木村はまだ14歳。たてかべはとても残念がったと言います。しかし、木村20歳になったのち、たてかべが亡くなる前にその願いは実現しました。

出木杉英才(出木杉くん)

白川澄子

1935年6月26日生まれ、東京都の出身です。2015年の11月25日に亡くなっています。声優ほか女優としても活躍していました。声優として1965年にアニメ『宇宙エース』のエース役を演じて以来、少年役を中心に多くの作品に登場しました。『ドラえもん』と並ぶ国民的アニメ『サザエさん』では初代の中島弘ほか、裏のおばあちゃんなどを演じたことも。

出木杉は途中から登場したキャラだったのでアニメの登場も2期からで、2005年に交代するまでの25年間を白川が務めました。同作品では1999年の映画『のび太の結婚前夜』の際に青年バージョンの出木杉も白川が演じています。

萩野志保子

1972年8月24日生まれ、高知県の出身です。萩野は他の声優陣と違って本職ではアナウンサーを務めています。1996年にテレビ朝日に入社したのちは、バラエティ番組やニュースキャスターを務めており、『ステーションEYE』でのキャスターや『スーパーJチャンネル』のスポーツキャスターを経て、現在は『ANN NEWS&SPORTS』で活躍中です。

バラエティ番組では『ちい散歩』や『いきなり黄金伝説』のナレーターで知られる萩野ですが声優業は出木杉が初めて。2005年に担当して以来、アニメ、映画に出演する出木杉の声を演じています。2010年に『のび太の結婚前夜』がリメイクされた際は青年バージョンの出木杉も演じました。

野比 玉子(ママ)

千々松幸子

初代ママは2代目のび太の小原が務めており、千々松 幸子は2代目ママを演じました。1937年11月30日生まれ、福岡県出身の千々松は、代表作に『魔法使いサリー』のカブ(1966年)、『ひみつのアッコちゃん』の少将(1969年)、『ど根性ガエル』のピョン吉(1972年)などがあります。

特に『魔法使いサリー』をはじめとする魔女っ子シリーズでは歴代主演を務めており、『ドラえもん』ののび太のママと並ぶ千々松といえば、という役となっています。

三石琴乃

三石琴乃

1967年12月8日生まれで東京都の出身です。明るい女性や大人びた女性などをこなし、近年では声優以外にもナレーターとして活躍しています。代表作は『美少女戦士セーラームーン』の主人公である月野うさぎなどがあげられ、特に『美少女戦士セーラームーン』は三石が広く知られることとなった出世作となっています。

2005年に声優が総入れ替えとなった際にのび太のママを引き継ぎました。2007年に所属事務所を退所。現在はフリーでナレーション、アニメ声優と精力的に活躍しています。

野比のび助

村越伊知郎

1930年12月2日東京都出身で、2007年の5月23日に亡くなっています。声優としては、特撮のナレーション、『ドラえもん』と並ぶ国民的アニメ『サザエさん』のノリスケ役で広く知られています。ノリスケは1998年に病気のために、2代目へと引き継ぎ、その後は舞台俳優として活躍しました。

アニメでは1963年に『鉄腕アトム 』の端役で出て以来、少年、青年など多くの役を演じています。『ドラえもん』では1973年から、初代のび太のパパ、野比のび助を担当。以来、引き継がれるまで6年間にパパを演じました。洋画の吹き替えや海外ドラマの吹き替えも担当しており、端役ですが『ゴーストバスターズ』や『007 ゴールドフィンガー』に出演しています。

加藤正之

1932年1月29日生まれ、福岡県の出身で1993年に病のため急逝しています。舞台俳優、NHKのテレビドラマで活躍していた加藤は、 NHKの大河ドラマ『勝海舟』(1974年)や『黄金の日日』(1978年)、『武田信玄』(1998年)など端役を含めて多くの役を演じています。

洋画の吹き替えを始めるようになり、アニメの仕事も増え俳優と同時に声優としても活躍するようになりました。とても穏やかな人物で、1979年から演じたのび太のパパのおっとりした声は多くの人に親しまれました。1992年の映画『ドラえもん のび太と雲の王国』にはパパの出番もあり、この時はパパと裁判官の2役を演じました。

中庸助

1930年3月30日生まれ、千葉県の出身です。2代目パパを担当した加藤の急逝に伴い、3代目パパを引き継ぎました。最初は俳優として活動をしており、声優としては海外ドラマの吹き替えを担当していました。本人の希望もあり、多くの悪役を演じ、海外ドラマ他特撮の怪人なども演じています。

出演した作品は1968年の大河NHKドラマ『竜馬がゆく』や『特別機動捜査隊シリーズ』、『銭形平次シリーズ』などがあります。アニメでは1979年に『アルプスの少女ハイジの総集編』で端役を演じて以来、いくつかのアニメに出演。2代目パパを演じた加藤とは友人だったこともあり、急遽の抜擢でしたが「友の後を引き継ぐ」と引き受けたのだそうです。

松本保典

1960年2月7日生まれ、千葉県の出身です。2005年にメンバーが総入れ替えとなった際に、3代目パパの中よりその役を引き継ぎました。元々は映画製作を目指していましたが、徐々に役者を志すようになり大学卒業と同時に、劇団がらくた工房付属の養成所に入所しました。

1988年からアニメの俳優を始め、その年に担当した『超音戦士ボーグマン』の響リョウや『鎧伝サムライトルーパー』の闇魔将悪奴弥守ですぐに人気になりました。シリアス、コミカル、と多彩なキャラを使い分けることから様々な役を演じています。

2005年にのび太のパパを演じているのですが、『サザエさん』で3代目波野ノリスケも担当しており、2つの国民的アニメにて現在も活躍中です。

ドラミ

よこざわけい子

ドラえもん

1952年9月2日生まれ、新潟県の出身です。1979年から、ドラえもんの妹であるドラミの声を担当していました。同じ作品の中で、しずかちゃんの母親や、アイドルの星野スミレ役を演じていたのもよこざわです。2005年にドラミを引退してからは、声優業を離れて声優スクールで指導などの仕事をしています。

デビューは1975年にアニメ『タイムボカン』のクリステン役で、それ以来『ポールのミラクル大作戦』のニーナ(1976年)、『はいからさんが通る』の花村紅緒(1978年)、『The・かぼちゃワイン』の朝丘夏美こと、エル(1982年)など、多くのヒロイン役を演じました。

千秋

ドラえもん

1971年10月26日生まれで京都府の出身です。千秋は声優ではなく、マルチタレントとして歌手、バラエティ番組、デザイナーと様々なジャンルで活躍しています。声優としての仕事もしたことがあり、1997年に『エルマーの冒険』でロージーや、1995年の『クマのプー太郎』に出演。

2006年には『ドラえもん』の声優入れ替えに伴い、他のキャラのオーディションも受けていたのですが、他は落選してしまい、最終的には見事にドラミを射止めました。それ以来『ドラえもん』のアニメ、映画、ゲームでのドラミを担当しています。