『ワイルド・スピード』シリーズを最高に盛り上げた名曲10選【スカイミッションからはもちろん選出】

2017年7月6日更新

2000年からスタートしたカーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズ。最新作『ワイルド・スピード アイスブレイク』が日本でも2017年4月28日に公開されます!シリーズを盛り上げてきた名曲10曲を選んで、詳しくご紹介します。

『ワイルド・スピード』シリーズのサントラは名曲ぞろい!

『ワイルド・スピード』シリーズは、2017年4月28日から最新作『ワイルド・スピード アイスブレイク』が公開され、ついにシリーズ8作目を迎えました。1作目から常に最先端の音楽を取り入れてきたワイスピシリーズのサントラから、作品を盛り上げてきた人気の高い名曲を10曲ご紹介します。

まずは『ワイルド・スピード ICE BREAK』に至るまでのシリーズを、公開されているダイジェスト特別映像でおさらいしてみましょう!

第7作スカイミッションでポール・ウォーカーに捧げたあの曲はもちろん登場!

1.「ローリン(アーバン・アサルト・ヴィークル)(ROLLIN'(URBAN ASSAULT VEHICLE))」/リンプ・ビズキット feat. DMX、レッドマン&メソッドマン

2000年のシリーズ第1弾『ワイルド・スピード』は、ロサンゼルスを舞台にしたカーアクション映画として、主演ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーで幕を開けました。凄腕ストリート・レーサーのドミニクと、後に相棒となる潜入捜査官のブライアンとの出会いと友情の芽生えを描いています。

ドラッグレースが題材だったため、ニッサンをはじめトヨタ、ホンダ、マツダ、ミツビシなどスポーツコンパクトの日本車が多数登場しています。みどころは何といってもカーレースのシーンとそこに流れるクールな音楽!

エンドロールで使用されているジャ・ルールの「フュリアス」も印象的なナンバーですが、リンプ・ビズキットの「ローリン」は車を見せ合っているシーンで流れるノリノリのメタル・ラップナンバーです。

このミュージックビデオには冒頭にスティーヴン・ドーフとベン・スティラーがカメオ出演しているほか、崩壊1年前のワールドトレードセンターのツインタワーが映し出されています。

リンプ・ビズキットはアメリカのラップやファンクなどを取り入れたミクスチャー系のニュー・メタルバンドで、2000年のサード・アルバム「チョコレート・スターフィッシュ・アンド・ザ・ホット・ドッグ・フレイヴァード・ウォーター」は大ヒットを記録しました。『ワイルド・スピード』で使用された「ローリン」はサード・アルバムに収録されています。

2.「アクト・ア・フール(Act A Fool)」/リュダクリス

2003年のシリーズ第2弾『ワイルド・スピード×2』は舞台をマイアミに移し、前作で警察に追われることになったブライアンを中心にしたストーリーになりました。マイアミでストリートレースのカリスマとなった彼が再び潜入捜査する破目に陥り、幼馴染みのローマンを相棒に捜査に乗り出します。

ローマン役のタイリース・ギブソンはワイスピシリーズには、再び5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』からレギュラー出演しています。今作の最大のみどころはマイアミのストリート・カーレースですが、前作よりもさらに登場車数が増え、日本車のほかシボレー・カマロやダッジ・チャレンジャーなどのアメリカ車やポルシェやフェラーリなどの欧州車にも注目です。

ジョー・バドゥンの「パンプ・イット・アップ」 が流れるカーレースで疾走する車のエンディングから、リュダクリスの「アクト・ア・フール」につながるエンドロールがかっこいい!映画の余韻に、存分に浸れます。

「アクト・ア・フール」のサビには『ワイルド・スピード×2』の原語タイトルである「2 Fast 2 Furious」という歌詞が入っており、ミュージックビデオでは映画さながらのカーレースや劇中シーンも盛り込まれています。またリュダクリスはクリス・"リュダクリス"・ブリッジスとして、マイアミのカーレースを仕切る顔役テズ・パーカー役で映画にも出演しています。

3.「トウキョウ・ドリフト(ファスト&フュリアス)(Tokyo Drift (FAST & FURIOUS))」/テリヤキボーイズ

2006年のシリーズ第3弾『ワイルド・スピード×3 TOKYO DRIFT』は、東京が舞台!ストリート・レース、スポーツコンパクトの日本車、ドリフト走行という前2作からのテーマを踏襲しており、さらに改造車も多数登場します。

しかし今作はドミニクとブライアンの出演はなく、主人公はアリゾナから東京に転校してきた高校生のショーン。カーレースに熱中するショーンが異国の地でドリフト・バトルに挑む姿を描いています。

日本が舞台であるのに主要な日本人キャストが少ない割には、妻夫木聡や真木よう子、中川翔子、KONISHIKIなど意外な人物のカメオ出演が目立ちます。北川景子がショーンの同級生役、千葉真一がショーンのライバルであるタカシの叔父・ヤクザ組長役で出演していました。

『ワイルド・スピード×3 TOKYO DRIFT』サントラ

音楽にも日本が舞台である点が反映され、テリヤキボーイズ、ドラゴンアッシュ、少年ナイフの楽曲が使用されています。特に印象的なのがテリヤキボーイズの「トウキョウ・ドリフト(ファスト&フュリアス)」で、予告冒頭やカーレースに参加しに行くシーンにも流れています。ドラゴンアッシュの「リサウンド」は、ショーンのドリフト師匠となるハンがドリフトで女の子をナンパするシーンで流れています。

テリヤキボーイズは2005年限定で結成された日本のヒップホップ・グループで、メンバーがリップ・スライムのイルマリとRYO-Z、m-floのバーバルなど、当時かなり話題となった組み合わせでした。2005年以降もアルバムリリースやツアー・イベント出演など活動を続けています。

4.「ブランコ(Blanco)」/ピットブル feat.ファレル

2009年のシリーズ第4弾『ワイルド・スピード MAX』は、1作目のコンビであるドミニクとブライアンが復活!中南米からアメリカが舞台で日本車とアメリカ車が主に登場し、ラストのストリート・レースで何台もの車が大破したりドミニクによって爆破されたりと、この時点ではシリーズ中破壊度MAXでした。

今作は時系列的には3番目で、『ワイルド・スピード×2』後のストーリーが描かれています。ドミニクの恋人レティやドミニクの妹でブライアンの恋人だったミアも引き続き出演し、時系列では6作目の後になる『ワイルド・スピード×3 TOKYO DRIFT』に登場したハンの過去が描かれ、中南米でガソリン強奪グループを率いていたドミニクの仲間になっています。

冒頭の舞台が中南米ということからか、オープニングナンバーのピットブル「ブランコ」はスパニッシュな香りのするナンバー。同じくピットブル「クレイジー」はカーレースの後で流れています。「ブランコ」ではファレル・ウィリアムズが、「クレイジー」ではリル・ジョンがフューチャリングされています。

ピットブル&テゴ・カルデロンによるエンドロール曲「ユー・スリップ、シー・グリップ」は、これまでの『ワイルド・スピード』シリーズらしいロウでクールな余韻に浸れるナンバーとなっています。

5.「ハウ・ウィ・ロール(How We Roll)」/ドン・オマール、バスタ・ライムス、リーク・ダ・ヴィリアン&J-doe

2011年のシリーズ第5弾『ワイルド・スピード メガマックス』の舞台はブラジル・リオデジャネイロ。前作で国際指名手配犯となってしまったドミニクとブライアンは車の窃盗の仕事に失敗し、一獲千金を狙って今まで出会った仲間を集めて現金強奪計画を立てていきます。

ダッジ・チャージャー2台で金庫をそのまま持ち出そうというとんでもない計画には、タイトルの『MEGA MAX』も納得のド迫力!ドミニク、ブライアン、ハン、ローマンの4人で警察からダッジ・ポリスチャージャー4台を盗み出し、ドラッグレースもしています。

ルセンゾをフューチャリングしたエンディングの「クドゥロ・ダンス」とエンドロールで流れる「ハウ・ウィ・ロール」は、どちらもドン・オマールによる楽曲で、作品のラストをガッチリとハードなナンバーで飾っています。ドン・オマールはプエルトリコ出身で、レゲエなどのラテン音楽+ヒップホップが融合されたジャンルであるレゲトンを代表するアーティストです。

実はドン・オマールは前作『MAX』と今作『MEGA MAX』に、リコ・サントス役で出演しています。また同じくミュージシャンでは、2作目『×2』に出演したリュダクリスがテズ役で再登場、テゴ・レオ役でテゴ・カルデロンも出演していました。

6.「レスト・オブ・マイ・ライフ(Rest of My Life)」/リュダクリス feat. アッシャー&デヴィッド・ゲッタ

2013年のシリーズ第6弾『ワイルド・スピード EURO MISSION』は舞台をイギリスへ移し、国際的犯罪組織を壊滅しようとするFBIに協力することになります。ロンドンでは日本車や欧州車でストリート・レースも行われました。

前作で協力関係になったFBI捜査官ホブスの依頼を受けたドミニクたちは、再び仲間を集めることにします。ドミニクは元恋人レティの生存を確かめるためにもロンドンへ向かいます。次作『SKY MISSION』につながる敵役としてジェイソン・ステイサムがラストに登場しています。

前作からドミニクの仲間テズとして出演しているリュダクリスによるエンディング曲「レスト・オブ・マイ・ライフ」は、アッシャーとデヴィッド・ゲッタをフューチャリングした贅沢な楽曲!パワーアップした6作目のラストを飾るにふさわしい、気分を高揚させてくれるナンバーです。

前作に出演していたドン・オマールとテゴ・カルデロンによる「バンドレーロス」は、敵を倒したドミニクたち仲間が集まるシーンで流れています。『ワイルド・スピード EURO MISSION』のサントラは、世界70カ国で1位になる大ヒットとなりました。

7.「ウィー・オウン・イット(We Own It)」/2チェインズ&ウィズ・カリファ

アメリカをはじめ18カ国で1位となった『ワイルド・スピード EURO MISSION』の主題歌「ウィー・オウン・イット」は、2チェインズとウィズ・カリファによる楽曲です。オープニングとエンドロール両方で使用されています。

ジェイソン・ステイサムが『ワイルド・スピード×3 TOKYO DRIFT』でのハンのクラッシュシーンに登場し、車に引火して去って行くラストにかぶって「ウィー・オウン・イット」とエンドロールが始まります。次作への伏線を張った衝撃的なラストシーンにぴったりなクールでダークなナンバーです。

8.「ゲット・ロウ(Get Low)」/ディロン・フランシス&DJスネイク

2015年のシリーズ第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、前回壊滅した犯罪組織を率いていたオーウェン・ショウの兄デッカードとの対決!デッカード役のジェイソン・ステイサムが凄腕ドライビング・テクニックを見せます。

今作の最大のみどころはもちろんそのタイトル通り、オフロード用に改造された車たちが空を飛ぶシーン。デッカードの挑発を受け、再び仲間を集めて東京からロス、そしてアブダビへ向かいます。

一番の注目は高層ビルからビルへ飛び移るライカンハイパースポーツ。世界で7台しか生産されていない世界一高価な車だそうです。

『スカイミッション』のサントラは、フロー・ライダーの「GDFR」やデヴィッド・ゲッタの「バースト・オフ」、ウィズ・カリファ&イギー・アゼリアの「ゴー・ハード・オア・ゴー・ホーム」など、数々の名曲ぞろいの大ヒットとなりました。

中でも今作のアブダビを舞台にしたシーンにマッチした、アラビアンテイストとミュージックビデオが印象的な「ゲット・ロウ」は、話題のEMDサウンドのプロデューサー/DJのディロン・フランシスによる楽曲。DJスネイクとのコラボ曲で、予告トレーラーとエンドロールで使用されています。

9.亡きポール・ウォーカーへ捧ぐ歌「シー・ユー・アゲイン(See You Again)」/ウィズ・カリファ feat. チャーリー・プース

本作のクランクアップ前に、ブライアン役のポール・ウォーカーが交通事故で死去しました。そのため一部のシーンでは、ポールの弟2人が代役を務めています。

ポールの死を受け、ドミニク役のヴィン・ディーゼルはシリーズ8作目はポールが望んでいたと、続編を2017年に製作・公開することを発表し『ワイルド・スピード ICE BREAK』へつながりました。そしてポールを偲んで作られたウィズ・カリファとチャーリー・プースによる「シー・ユー・アゲイン」は、そのミュージックビデオも大きな話題と感動を呼びました。

チャーリー・プースの透明感のある声や生前のブブライアン=ポールを映し出すミュージックビデオを視聴すると、これまでの『ワイルド・スピード』シリーズとファミリーに思いを馳せて、思わず涙がこぼれます。

10.「ヘイ・マ(Hey Ma)」/ピットブル&Jバルヴィン feat. カミラ・カベロ

2017年のシリーズ第8弾『ワイルド・スピード アイスブレイク』では、固い絆で結ばれていたドミニクの仲間たちが、ドミニク自身の裏切りでバラバラに!しかも前作では敵だったデッカードが味方に付くという波乱が起こります。

今作では最強の敵役サイファーにシャーリーズ・セロンがキャスティングされ、舞台もキューバの海岸からニューヨーク、そして北極の大地へとさらにスケールアップ!予告トレーラーを見ただけでもアクションの迫力がひしひしと伝わってきます。

先行シングルとしてリル・ウージー・ヴァート、クエヴォ&トラビス・スコットの「ゴー・オフ」が発表され、ピットブル&J.バルヴィンによる挿入歌「ヘイ・マ」のミュージックビデオが公開されています。

「ヘイ・マ」にはキューバ出身で元フィフス・ハーモニーのカミラ・カベロがフューチャリングされており、作品冒頭の舞台となるキューバで撮影されています。ミュージックビデオでは劇中の映像も盛り込まれ、楽曲の後半はスペイン語の歌詞でラテンのノリにワクワクしてきます。