川尻早人、吉良吉影に立ち向かう勇敢な少年とは【ジョジョ4部】

2017年8月18日更新

「ジョジョ4部」に登場する川尻早人は、スタンド能力を持たない普通の少年でありながら、4部のラスボス吉良吉影を追いつめるきっかけを作りました。その主人公顔負けの活躍ぶりは多くの読者の支持を得ています。今回はそんな川尻早人の魅力をご紹介します。

川尻早人、「ジョジョ4部」で一番すごい一般人

川尻早人(かわじりはやと)は『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』(以下ジョジョ4部)に登場する11歳の少年です。川尻浩作と川尻しのぶの息子で、スタンド能力を持たない一般人でしたが、杜王町連続殺人の犯人でスタンド使いの吉良吉影が、父・浩作に成りすましていたことで一連の事件に巻き込まれていきます。 早人の初登場は川尻浩作と同時期なので「ジョジョ4部」の登場人物の中でもかなり遅い部類に入りますが、クライマックスのエピソード「アナザーワン バイツァ・ダスト」での主人公さながらの成長ぶりと勇敢さで読者の心を打ちました。その行動が鉄壁に思われた吉良のスタンドバイツァ・ダスト打倒のきっかけとなったこともあり、早人は脇役ながら人気の高いキャラクターです。

はじめは親の愛を信じられない人間不信気味の少年

早人は、登場時点では感情を表に出すことも少なく、母・しのぶからも「何考えているかわからない」と思われるほど暗い性格でした。また、自分が愛し合ってる両親から生まれたのか疑問に思っており、両親の部屋に盗聴器と監視カメラを仕掛けて二人を観察しているという歪な愛情の持ち主でもあります。 ですが、そのおかげもあって、早人は吉良が成りすましている父・浩作の異変にいち早く気づきます。父親の動向を調べているうちに、屋根裏にスタンド使いのストレイ・キャットをかくまっていたことを知り、さらに吉良の衝動的な殺人を目撃したことで、早人の疑念は確信に変わりました。

そして川尻早人は吉良吉影にたち向かう勇敢な少年に

母親を守るために吉良と戦う覚悟を決めた早人は、一度は吉良に殺されてしまいます。吉良の新たに目覚めたバイツァ・ダストが持つ、時間を爆破して巻き戻す能力によって生き返りますが、早人から情報を聞き出そうとした者は爆殺され、死の運命だけはそのままに再び時間が巻き戻されるという絶望的展開を強いられます。 しかし、繰り返される時間の中で、早人は活路を見出していました。勝ち誇った吉良が本名を名乗ること、そして、仗助が寝坊で待ち合わせに遅れることを知った早人は、あらかじめ仗助をモーニングコールで起こすことを計画しました。 実は早人は吉良が自ら名乗る場面に立ち会わせるための手はずを整えていたのです。その勇敢さと決断力は仗助に「まじに小学生かよ……小僧〜!!」と驚かれるほどでした。

川尻早人をアニメ版「ジョジョ」で演じた声優は?

アニメで川尻早人を演じたのは女性声優の佐藤利奈。代表的な役としては『とある魔術の禁書目録』のヒロイン御坂美琴役や『みなみけ』の南春香役などが有名です。 一方で、『ネギま!?』の主人公ネギ、『ハヤテのごとく!』の東宮康太郎では少年役を演じており、今回の早人役も、優しさと勇敢を持ち合わせた少年を好演しています。徐々に感情が豊かになっていく早人の演じ分けにも注目したいところです。