2017年9月7日更新

『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』の全キャラクター・スタンド一覧ッ!【完全保存版】

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『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』
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『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』のすべてのキャラクターとスタンドを紹介!

漫画『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』は、荒木飛呂彦による長編人気作の単行本29巻から47巻にあたり、副題は「ダイヤモンドは砕けない」です。 1999年、空条承太郎が祖父ジョセフ・ジョースターの隠し子の東方仗助に会うため、彼が住む町を訪れる所から物語は始まります。シリーズの中でも特に異彩を放つ展開、設定を好むファンは多いそうで、2016年にTVアニメも放送されました。 2017年8月4日より、実写映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の公開も決定し、注目を浴びる第4部のキャラクターとスタンドをご紹介します!

ジョジョ4部の舞台は杜王町!スタンドって一体何?

ジョジョ4部の舞台は、日本にある架空の町・M県S市紅葉区"杜王町"です。第3部までと違い、ごく普通の町で事件が起こるという"日常の中の非日常"が描かれます。 前作に引き続き、超能力の一種である「スタンド」が重要な役割を果たします。スタンドの外見と能力は個人によって様々で、生まれつきや遺伝で発現する模様。しかし第4部では、素質のある者を後天的に覚醒させる”弓と矢"の存在が発覚するのです! 仗助たちはこのスタンドの"弓と矢”と、町に潜んでいる連続殺人鬼が引き起こす異変から、杜王町を守るために戦うことになります。

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東方仗助(ひがしかたじょうすけ)

東方仗助は第4部の主人公で、空条承太郎の叔父、ジョセフ・ジョースターの息子です。 ぶどうヶ丘高校に通っており、リーゼントと学ランが特徴の高校1年生です。普段は温厚な性格ですが、思い入れのある髪型を貶されると激昂してしまう一面も。また、ジョースター家らしい正義感を持っており、杜王町を救うために立ち上がります。 TVアニメ版の声優は小野友樹で、実写化映画では山崎賢人が演じます。

クレイジー・ダイヤモンド

クレイジー・ダイヤモンドは、触れたものを元の形に直す能力のスタンドです。ただし、死者の蘇生などのほか、仗助自身の負傷を治すのは不可能とのこと。スピードや精密動作性は劣るものの、最強と謳われるスタープラチナに匹敵するパワーを持ちます。 作中では、仗助のキレやすい一面から承太郎が命名しましたが、元の由来はピンク・フロイドの楽曲「Shine On Your Crazy Diamond」だそうです。

広瀬康一(ひろせこういち)

広瀬康一は仗助の同級生で、虹村形兆の"矢"でスタンド使いになりました。体は小さく頼りない性格でしたが、戦いの中で劇的な成長を遂げ、仲間の信頼を得ていきます。承太郎や露伴を始め、一癖ある人物からも好かれる性質があるようです。 TVアニメ版の声優は梶裕貴で、実写化映画では神木隆之介が演じます。

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エコーズ

エコーズは、卵の状態で出現し、康一の成長に合わせて脱皮するように進化します。 形態は孵ったばかりのACT1からACT3まであり、最終形態では人型を取ります。各形態は任意で切り替えることが可能で、康一は用途に合わせて使い分けている様子。またACT3では自我を持ち、殴った物質を重くする「3 FREEZE」という能力を有しています。 スタンド名の由来は、ピンク・フロイドの楽曲「エコーズ」です。

虹村億泰(にじむらおくやす)

虹村億泰は虹村億泰の弟で、兄を手伝うため仗助と戦った敵スタンド使いです。後に仗助の親友となり、康一も含めて無二のチームワークを発揮します。性格は単純かつ直情的、自他共に認めるほどの頭の悪さですが、面倒見が良く情に厚い人物です。 TVアニメ版の声優は高木渉で、実写化映画では新田真剣佑が演じます。

ザ・ハンド(手)

ザ・ハンドは、右手で掴んだ物を空間ごと削り取る能力のスタンドです。削り取られた物の行方は億泰本人もわからず、どんな能力を使っても修復はできません。あらゆる物や空間を消滅させるだけでなく、生物や物体を瞬間移動させることが出来ます。 スタンド名の由来は、アメリカのロックバンド「ザ・バンド」です。

空条承太郎(くうじょうじょうたろう)

空条承太郎は第3部の主人公で、仗助の甥、ジョセフ・ジョースターの孫です。 第4部では28歳となり、海洋生物研究の第一人者として活躍しています。ジョセフの隠し子を探して杜王町を訪れますが、不穏な気配を察知し仗助と共に戦うことに。強い正義感と冷静な判断力を持ち、豊富な実戦経験を活かして仗助たちを支えます。 TVアニメ版の声優は小野大輔で、実写化映画では伊勢谷友介が演じます。

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スタープラチナ(星の白金)

スタープラチナは、桁外れのパワーやスピード、機密動作性などの基本的な能力に優れた、近距離パワー型のスタンド。前作の闘いで時を止める能力「スタープラチナ・ザ・ワールド」にも覚醒しており、最強のスタンドと言われています。 スタンド名の由来は、タロットの大アルカナ17番目のカード「星」です。

ジョセフ・ジョースター

ジョセフ・ジョースターは第2部の主人公で、仗助の父親であり空条承太郎の祖父です。 第4部では79歳と高齢で、杖が必要なほど足腰が弱り認知症の気配も伺えます。杜王町には仗助との対面と、音石明をスタンド能力で追跡するため訪れたとのこと。当初は仗助と気まずい雰囲気でしたが、とある騒動を通じて次第に改善していきます。 TVアニメ版の声優は、低く渋みのある声でお馴染みの石塚運昇です。

ハーミットパープル(紫の隠者)

ハーミットパープルは、茨のような植物の形をした念写能力を持つスタンドです。ジョセフの"波紋"を流す性質を持っており、機械類に入り込むなどの応用も可能。また、ロープ代わりにして敵を攻撃したり物を絡め取るほか、移動手段としても使えます。 スタンド名の由来は、タロットの大アルカナ9番目のカード「隠者」です。

東方朋子(ひがしかたともこ)

東方朋子は、東方仗助の母親で教師をしています。大学時代、当時62歳のジョセフ・ジョースターと不倫し、21歳で出産したシングルマザーです。 見た目は実年齢よりも若く、ナンパされるほどの美人ですが、温和な仗助とは対照的にキレやすい性格をしています。現在もジョセフを愛しており、彼の面影を持つ空条承太郎が東方家を訪れた際は、涙を流して抱き着いていました。 TVアニメ版の声優は、豊口めぐみ(第1話~第15話)と伊藤静(第31話~第39話)で、実写化映画では観月ありさが演じます。

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岸辺露伴(きしべろはん)

岸辺露伴は杜王町に住んでいる週刊漫画雑誌で連載を持つ売れっ子漫画家です。彼も虹村形兆のスタンドの矢によってスタンド使いになりました。 露伴の性格は非常に自己中心的で、アイディアやリアリティ追求のために手段を選びません。ただし、漫画への情熱が凄まじい故の行動でもあり、根っからの悪人ではない様子。仗助たちと知り合い、杜王町の異変を解明するために行動を共にします。 TVアニメ版の声優は、正統派からクセのある役柄までこなす櫻井孝宏です。

ヘブンズ・ドアー(天国への扉)

ヘブンズ・ドアーは、対象を本にする能力を持つスタンドです。本にはこれまでの人生、記憶や経験が詳細に書かれており、露伴はその全てを知ることが可能なのだとか。ページを破ったり、文章を書き込むことで相手を行動を支配することも出来ます。 スタンド名の由来は、ボブ・ディランの楽曲「Knockin' On Heavens Door」です。

小林玉美(こばやしたまみ)

小林玉美はぶどうヶ丘高校のOBで、いわゆるチンピラです。虹村形兆の"矢"でスタンド使いとなり、能力を使って広瀬康一とその家族をゆすっていました。改心後は一方的に康一の舎弟を自称し、ゆすり屋を辞め金融業者の取立人になったようです。 TVアニメ版の声優は、強面な役や脇役を多く演じるバイプレイヤーの鶴岡聡です。

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ザ・ロック(錠前)

ザ・ロック(錠前)は、罪悪感を持つ人間に取り憑く南京錠型のスタンドです。罪の意識の大きさに応じた精神的な重圧を与え、複数の相手に同時に取り憑くことも可能。錠は罪悪感が消えるまで解除されない一方で、始めから罪悪感の無い人間には効果がありません。

間田敏和(はざまだとしかず)

間田敏和は仗助たちと同じ高校の3年生で、虹村形兆の"矢”で覚醒したスタンド使いです。 嫉妬深く陰湿な性格で、仗助や空条承太郎の存在を疎ましく感じたため、スタンド能力を使った殺害計画を企てました。馬鹿にされると激昂するほどの漫画好きで、同じ漫画好きの広瀬康一に好感を持ち一方的に友人を自称するようになります。 TVアニメ版の声優は、幅広い声域を活かした演じ分けに定評がある下和田ヒロキです。

サーフィス

サーフィスは木製のデッサン人形の姿をしており、触れた人間の姿や指紋、仕草などを全てコピーする能力を持つ自立型スタンド。コピー元の本体がサーフィスと向き合うと鏡のように同じ動作しか取れなくなりますが、額の+型ネジで見分けが付きます。 スタンド名の由来は、アメリカのR&Bバンド「サーフェス」です。

山岸由花子(やまぎしゆかこ)

山岸由花子は、広瀬康一に異常な愛情を向ける女子高校生です。 長い黒髪の美少女で、虹村形兆に"矢"で射抜かれてスタンド使いになりました。普段はクールな態度ですが、身勝手で切れやすく、思い込みの激しい性格です。一目惚れした康一にストーカー紛いのアプローチを開始し、次第にエスカレートしていきます。 TVアニメ版の声優は能登麻美子で、実写化映画では小松菜奈が演じます。

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ラブ・デラックス

ラブ・デラックスは、自身の髪の毛を自在に操る能力のスタンドです。髪を伸ばしたり巻き付けたりして相手を翻弄するほか、幅広い応用も可能。標的の頭皮にスタンドの一部を埋め込んで強引に引き回すなど、行動範囲を制限することも出来ます。 スタンド名の由来は、イギリスのバンドのシャーデーのアルバム「ラヴ・デラックス」です。

トニオ・トラサルディー

トニオ・トラサルディーは、杜王町でレストラン「トラサルディー」を営むイタリア人です。 先天的なスタンド使いで、料理修行の途中で自身の能力に気付きました。料理への情熱と確かな腕前を持ち、客の体調に合った料理を出すことがポリシーです。普段は温厚な性格ですが衛生管理には人一倍厳しく、怒ると非常に怖い一面を覗かせます。 TVアニメ版の声優は、二枚目から冷酷な役まで幅広くこなす川島得愛です。

パール・ジャム

パール・ジャムは、料理の中に潜み、体の不調を治す能力のスタンドです。複数のプチトマトのような姿をしており、本体が善人であるため基本的に無害とのこと。治癒能力は食材に大きく左右され、トニオの技術と合わさって初めて効果を発揮します。 スタンド名の由来は、アメリカのロックバンド「パール・ジャム」です。

静・ジョースター(透明の赤ちゃん)

静・ジョースターは、ジョセフ・ジョースターに保護された迷子の赤ん坊です。 当初はストレスが原因でスタンドが暴走していましたが、ジョセフには心を開きます。彼の傍では能力が発動しないものの、距離が離れたりするとすぐに暴走する模様。身元不明だったためジョセフの養女となり、「静・ジョースター」と名付けられました。 TVアニメ版の声優は、幼女や少女の演技に定評のある川田妙子です。

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アクトン・ベイビー

アクトン・ベイビーは、物体や生物を透明化させる能力のスタンドです。ストレスの強さで影響範囲が変わり、本体を中心とした球状の一定距離内のものを透明化することも可能。一度でも半径内に入ってしまうと、能力が解除されるまで元には戻れません。 スタンド名の由来は、U2のアルバム「アクトン・ベイビー」だそうです。

矢安宮 重清

矢安宮重清は、ぶどうヶ丘中学校に通う中学2年生で、あだ名は「重ちー(しげちー)」です。 守銭奴の一面があり、スタンドに町中の小銭を集めさせていました。しかし、本来は純粋な少年で、心の底では杜王町と両親をとても愛しているそうです。仗助や虹村億泰とは金銭の問題を巡りひと悶着起こしますが、改心して2人と友人になります。 TVアニメ版の声優は、活発な役柄を得意とし、幅広い分野で活躍する山口勝平です。

ハーヴェスト

ハーヴェストは、約500体で構成された小さな群体型のスタンドです。 1体ごとの破壊力は低いですが、遠隔操作が可能で広範囲の探索や収集に長けています。また、小型で発見が困難なことに加え、数の優位を活かし相手を翻弄するのも特徴。様々な応用が効く能力のため、他には無いトリッキーな攻撃を仕掛けることが得意です。 スタンド名の由来は、ニール・ヤングのアルバム「ハーヴェスト」です。

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辻彩(つじあや)

辻彩は、杜王町でエステ「シンデレラ」を経営するエステティシャンです。 低血圧っぽく、ため息を吐きながら話す独特の口調をしています。エステの腕は世界各国のコンクールで優勝するほどで、自称は童話『シンデレラ』の"魔法使い"です。逃走中の吉良吉影に脅され、彼に川尻浩作の顔と右手の指紋を移植しました。 TVアニメ版の声優は、大人の女性の演技に定評がある大原さやかです。

シンデレラ

シンデレラは、肉体の一部をイメージ変換し、人相や運勢を操るスタンドです。効果は長時間もたず、持続させるには30分ごとに特別な口紅を塗る必要があるとのこと。これを怠ると運勢の固定ができなくなり、ドロドロに崩壊してしまいます。 スタンド名の由来は、アメリカのへヴィメタルバンド「シンデレラ」です。

支倉未起隆(はぜくらみきたか)

支倉未起隆は、仗助たちの通う高校に転校してきた謎の青年。自称"マゼラン星雲出身の宇宙人"で、新たに住む場所を探すため地球を訪れたそうです。 掴み所のない性格で一般常識に乏しく、サイレンの音を聞くと全身に蕁麻疹が出るなど奇妙なアレルギーも持っています。吉良吉廣は彼を仗助らへの刺客に仕立てようとしますが、"矢"に貫かれず弾き返すというシリーズで唯一の現象が起こりました。 TVアニメ版の声優は、ポール・ベダニーの吹き替えでも有名な加瀬康之です。

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アース・ウィンド・アンド・ファイアー

アース・ウィンド・アンド・ファイアーは、変身する能力を持つスタンドです。自分以上の実力者や複雑な機械以外は何にでも変身でき、複数に分裂することも可能。ただし、地球人の顔は全て同じに見えてしまうため、人の顔のマネや変装は出来ません。 未起隆自身は、スタンド能力ではなく宇宙人の特殊能力だと語っています。

噴上裕也(ふんがみゆうや)

噴上裕也は、少々ナルシスト気味な所がある暴走族の高校生です。 バイク事故で重体となった際、吉良吉廣の"矢”でスタンド能力に目覚めました。傷の回復のために生命力の強いスタンド使いを狙い、吉廣が仗助らに仕向けた刺客の1人として登場。スタンド能力の影響で嗅覚が発達しており、分泌液の匂いすらも判別が可能です。 TVアニメ版の声優は、音楽ユニット「GRANRODEO」としても活躍する谷山紀章です。

ハイウェイ・スター

ハイウェイ・スターは、人間から養分を吸い取る遠隔操作型スタンドです。 幻覚を見せる部屋に入り込んだ者の匂いを記憶し、最高時速60kmでどこまでも追跡します。また、追跡時には足跡のような姿になることも可能です。しかしスタンド自体の破壊力は低いため、養分を吸い取ることが出来ない物体には弱い模様。 スタンド名の由来は、ディープ・パープルの楽曲「ハイウェイ・スター」です。

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川尻浩作(かわじりこうさく)

川尻浩作は、誠実かつ寡黙な普通のサラリーマンです。妻のしのぶ曰はく"つまらない男"で、夫婦関係も早人との親子関係も冷え切っていました。 浩作は追手から逃亡中の吉良吉影に"体格が似ている"からという理由で殺害され、辻彩のスタンド能力で成り代わられてしまいます。生前は昇進を狙っていたらしく、わかりにくいながらも妻子のために陰で努力をしていたようです。 TVアニメ版の声優は、トム・クルーズの吹き替えでもお馴染みの森川智之です。

川尻しのぶ

川尻しのぶは、大学時代に川尻浩作と付き合い、妊娠したため結婚しました。平凡な夫と結婚生活に鬱屈した感情を抱き、早人の存在も枷だと思っていた様子でしたが、浩作が吉良と入れ替わった後は、これまでに無く危険な香りのする夫にときめきを感じ始めます。 TVアニメ版の声優は、少女から大人の女性、少年役まで幅広く演じる嶋村侑です。

川尻早人(かわじりはやと)

川尻早人は、川尻浩作としのぶの一人息子です。母親のしのぶは曰く、"何を考えているかわからない子ども"で、両親の盗撮や盗聴が趣味の暗い少年でした。 監視カメラなどを仕掛けたのは、「自分は愛し合う両親の間に生まれたのか」ということを疑問に思い、2人の様子を覗き見ようとしたため。盗撮を行う中で浩作の異変に気付き、スタンド能力のない一般人でありながら吉良吉影と戦うことを決意します。 TVアニメ版の声優は、優しいお姉さんから少年役までこなす佐藤利奈です。

杉本鈴美(すぎもとれいみ)

杉本鈴美は、杜王町の地図上に存在しない小道にいる幽霊の少女です。 当時16歳だった15年前、自宅に侵入した男に両親や飼い犬と共に殺害されました。死後は男の危険性を伝えるため、地縛霊として現世に留まり続けています。岸辺露伴を"露伴ちゃん"と親しげに呼んでおり、生前に何らかの関わりがあったようです。 TVアニメ版の声優は、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の本田未央役などで知られる原紗友里です。

アーノルド

アーノルドは、杉本鈴美の一家に飼われていた犬の霊です。 15年前、杉本一家がある男に襲われた際に殺され、直後に殺害された鈴美と同じ地縛霊となりました。首を切られて死んだため、その時の姿のまま首から血を滴らせている状態になっています。

片桐安十郎(かたおかあんじゅうろう)

片桐安十郎は、IQ160の"日本犯罪史上最低の凶悪犯罪者"で、通称は「アンジェロ」です。 死刑判決を受けて絞首刑が執行されるも、虹村形兆に"矢"で射抜かれてスタンド使いとなっていたため、生き延びて脱獄を果たしました。形兆の勧めで故郷の杜王町へ戻り、スタンドを一般市民に取り憑かせて安全な場所から犯罪を楽しんでいました。 TVアニメ版の声優は濱田賢二で、実写化映画では山田孝之が演じます。

アクア・ネックレス

アクア・ネックレスは、水と同化する能力を持つ遠隔操作型スタンドです。液体や水蒸気などに混ざって相手の体内に入り込み、内部から攻撃や操作することが可能。能力の性質上、自由に消すことができず、何かに閉じ込められると脱出する術がないという弱点があります。

虹村形兆(にじむらけいちょう)

虹村形兆は虹村億泰の兄で、弟とは反対に冷静沈着かつ几帳面な性格です。 スタンドの"弓と矢"を所持し、杜王町でスタンド使いを増やしていた1人で、素質の無い人々が何人も犠牲になっていました。しかし本来の目的は、不死身の化け物に変わり果てた父親を"普通に死なせてやる"ため、それが可能な能力者を探す、というものでした。 TVアニメ版の声優は志村和幸で、実写化映画では岡田将生が演じます。

バッド・カンパニー(極悪中隊)

バッド・カンパニー(極悪中隊)は、M16自動小銃を装備した歩兵60名、戦車7台、AH-64 アパッチ4機で構成された米陸軍風のミニチュア軍隊のスタンドです。 群体型スタンドのため、数体がダメージを負っても本体にはそれほど影響はありません。武器のサイズは小さいですが、本物と同等の威力を持ち高い殺傷能力を誇ります。スタンド名の由来は、イギリスのハードロックバンド「バッド・カンパニー」だそうです。

音石明(おといしあきら)

音石明は、ギターを愛するミュージシャン志望の19歳の少年です。 一見お調子者のように見えますが、相手の実力を見極め即座に適応するなど戦闘時の駆け引きに関しては慎重な一面があります。音石は虹村形兆の手でスタンド能力に覚醒するも、彼を殺害して"弓と矢”を奪い、面白半分でスタンド能力を悪用し始めました。 TVアニメ版の声優は、『MAJOR』の茂野吾郎役などで知られる森久保祥太郎です。

レッド・ホット・チリ・ペッパー

レッド・ホット・チリ・ペッパーは、電気と同化する能力を持つスタンドです。 電気がある場所に移動したり、他の物体を電気と同化させ電線に引き込むことが出来ます。電気を吸収するほど強くなり、遠距離でも近距離でも同じ威力を発揮するそうです。一方で、電気が無くなるとスタンドが消滅してしまい、本体の死に繋がります。 スタンド名の由来は、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」です。

ネズミ

ネズミは、音石明の"矢”でスタンド使いとなった、杜王町郊外に棲むドブネズミ。耳たぶが虫食い状にちぎれているため、空条承太郎に「虫喰い」という通称を付けられます。 狂暴な性格で知能が高く、スタンド能力を利用して他のネズミや人間を襲っていました。承太郎と仗助は、音石の自白でその存在を知り狩りに乗り出します。しかしネズミは、来た道を足跡を辿って後ろ歩きで戻る「バックトラック」などを用いた動きで2人を翻弄しました。

ラット

ラットは、スタンドさえ溶かす毒針を発射する砲台型のスタンドです。毒針自体の威力はさほど無いものの、対象をドロドロにしてしまう猛毒があります。生物は溶かされたらすぐに死ぬのでは無く、重要な部分の原形が残っていれば生きている場合も多いそうです。 スタンド名の由来は、アメリカのロックバンド「ラット」です。

吉良吉影(きらよしかげ)

吉良吉影は、杜王町に住む一見ごく普通のサラリーマンです。しかしその正体は、手の綺麗な女性を48人殺害してきた連続殺人鬼で、切り取った手を持ち歩く異常者。ふとしたことから仗助らに存在が知られてしまい、逃亡するため奔走することになります。 TVアニメ版の声優は、川尻浩作と同じく森川智之が担当しています。

キラークイーン

キラークイーンは、触れたものを爆弾にする能力を持つ近距離パワー型スタンドです。 起爆型と接触型爆弾の使い分けが可能で、対象は跡形もなく爆破されるため、吉影の殺人の証拠隠蔽に便利なスタンドです。体温を感知して追尾する第二の爆弾「シアーハートアタック」、吉影の絶望によって発動する第三の爆弾「バイツァ・ダスト」の能力にも目覚めます。 スタンド名は、全てロックバンド「Queen」の楽曲が由来になったそうです。

吉良吉廣(きらよしひろ)

吉良吉廣は吉良吉影の父親で、吉影が21歳の時に癌で死亡しました。吉影が殺人者だと知りながらも異常な性癖を理解し、長年にわたり手助けしてきました。死後は幽霊となり、エンヤ婆から譲り受けた"弓"でスタンド使いを増やして溺愛する息子を守ろうとします。 TVアニメ版の声優は、『北斗の拳』の予告ナレーションなどで有名な千葉繁です。

アトム・ハート・ファーザー

アトム・ハート・ファーザーは、本体が写った写真の空間を支配するスタンドです。 写真の中で吉廣が取った行動は、現実世界にも同じように影響を与えます。写真の内側から破壊したり脱出することは不可能な上に、外側からも一切干渉できません。影響を及ぼすのは本体が最後に写った1枚のみなので、新しく撮影した時にリセットされます。 スタンド名の由来は、ピンク・フロイドのアルバム「アトム・ハート・マザー(原子心母)」です。

大柳賢(おおやなぎけん)

大柳賢は、吉良吉廣に唆されて仗助らを狙ってきた「ジャンケン小僧」と呼ばれる小学6年生の少年。 左頬には吉廣の"矢"で射貫かれ、スタンド使いに覚醒した時に開いた大穴がありますが、本人は全く気にしていない様子。若くして活躍する岸辺露伴に目を付け、彼を"心の強さ"で打ち負かすため執拗にジャンケン勝負を挑んできます。 TVアニメ版の声優は、『デジモンアドベンチャー』のアグモン役などで知られる坂本千夏です。

ボーイ・Ⅱ・マン

ボーイ・Ⅱ・マンは、ジャンケンの5回勝負で勝つ度に相手の能力を奪うスタンドです。 能力は本体の頬の穴から1/3ずつ吸収され、勝負の途中でも奪った分は使用可能です。相手は反対に奪われた時点から奪われた分の能力が使用不可能になりますが、負けた場合は能力を奪い返されるため、相手が3勝すると吸収した能力を失ってしまいます。 スタンド名の由来は、アメリカのコーラス・グループ「ボーイズⅡメン」です。

ストレイ・キャット(猫草/元タマ)

ストレイ・キャットは、元はブリティッシュ・ブルーの猫で、名前は「タマ」です。 吉良吉廣に"矢"で射貫かれ、後に川尻しのぶの勘違いで庭に埋葬されました。実は仮死状態で、スタンドの影響で猫草という未知の生物に生まれ変わります。自我は猫のままですが、植物のため動けず、日の当たらない場所では活動しないのが特徴です。

ストレイ・キャット

ストレイ・キャットは、本体と一体化しているスタンドです。空気を操る能力を持ち、空気を固めた「空気弾」で攻撃したりクッションにして防御するなど幅広い応用が可能。光合成の呼吸で操作するため、強い光を浴びると強化され、光を浴びないと無力化されます。 スタンド名の由来は、アメリカのバンド「ストレイ・キャッツ」だそうです。

鋼田一豊大(かねだいちとよひろ)

鋼田一豊大は、杜王町郊外の鉄塔を買い取り、3年間その中で自給自足していた男です。 吉良吉廣が仗助らに仕向けた刺客の1人で、素顔はマスクの下に隠され、名前も偽名。実はスタンドと一体化した鉄塔に囚われており、鉄塔内での地の利を生かして戦うスタイルで、劇中では自分が外へ出るために仗助らを身代わりにしようと襲いかかりました。 TVアニメ版の声優は、『NARUTO』の日向ネジ役などで知られる遠近孝一です。

スーパーフライ

スーパーフライは、豊大の住居の鉄塔と一体化した自立型スタンドです。 鉄塔内に1人だけ閉じ込める能力で、無理に出ると体が鉄塔の一部に変化してしまい、誰かと入れ替わるまで脱出できません。鉄塔を攻撃しても、攻撃した者に全く同じエネルギーが跳ね返ってくるため、破壊して出ることも不可能です。 スタンド名の由来は、アメリカ人歌手カーティス・メイフィールドのアルバムと、その収録曲「スーパーフライ」だそうです。

宮本輝之輔(みやもとてるのすけ)

宮本輝之助は、他人が恐怖する姿に悦びを感じ、自身の欲求のために能力を使う少年です。 吉良吉廣の"矢"でスタンド使いになり、吉良吉影を追う仗助らへの刺客として登場します。作中では「エニグマの少年」と表記され、後に関連書籍で本名が明らかになりました。 TVアニメ版の声優は、アニメ『3月のライオン』の桐山零役などで知られる河西健吾です。

エニグマ

エニグマは、物質や"恐怖のサイン"を示した人間を紙にして封印する人型のスタンドです。 紙は折りたたまれており、開くと中身を取り出すことが出来ます。紙の中では時間の概念が無く、あらゆる物をそのままの状態で封印することが可能。本体は自由に出入り出来るほか、紙を破損させて閉じ込めた物を簡単に破壊してしまいます。 スタンド名の由来は、ルーマニアの音楽プロジェクト「エニグマ」です。

広瀬綾那(ひろせあやな)

広瀬綾那は、広瀬康一の2つ年上の姉で女子高に通う高校3年生です。綾那の顔は母親似で、弟の康一のことは"康ちゃん"と呼んでいます。下の名前の「綾那」は、岸辺露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」の能力によって明らかになりました。 TVアニメ版の声優は、エマ・ストーンなどの吹き替えも務める武田華です。

広瀬姉弟の母親

広瀬綾那と康一姉弟の母親で、温和な性格をした女性です。康一の良き理解者でもあり、息子を信じる気持ちの強さは小林玉美のスタンド「ザ・ロック」の能力を克服するほどでした。また、下の名前は作中では不明のままとなっています。 TVアニメ版の声優は、声優業のほかに劇団AUNの団員として活躍する長尾歩です。

ポリス

ポリスは広瀬家で飼われている老犬。動くことが苦手ですぐに眠ろうとするため、飼い主の康一からは”ボケ犬”呼ばわりされてしまっているようです。 ちなみに名前の由来となったのは、かつてスティングが所属していたことでも知られるイギリスの伝説的ロックバンド「ポリス」だと言われています。

乙雅三(きのとまさぞう)

乙雅三は、半焼した岸辺露伴邸の改修工事の見積もりに訪れた一級建築士です。 吉良吉廣に背中を"矢”で射貫かれたスタンド使いですが、本人にその自覚がない上に、自我を持つスタンドが暴走していました。"背中を見られる"恐怖は感じており、あまりの不審さに好奇心を抱いた露伴に無理やり背中を見られてしまいます。 TVアニメ版の声優は、『蒼穹のファフナー』の真壁一騎役で有名な石井真です。

チープ・トリック

チープ・トリックは、背中に取り憑き耳元で囁いてくる自立型のスタンドです。 本体をノイローゼに追い込み背中を見せるよう仕向け、背中を見た人間に新たに取り憑く際、元の本体の精気を奪うのが目的なのだとか。スタンド自体のパワーはほぼゼロですが、攻撃すると本体にも影響するため物理的に引き剥がすことは出来ません。 スタンド名の由来は、アメリカのロックバンド「チープ・トリック」です。

エンヤ婆

エンヤ婆は第3部に登場したスタンド使いで、第4部ではすでに故人。「魔女」の異名を持ち、発見された6本のスタンドの"矢"の内5本を所持していました。 回想シーンにて、虹村形兆や吉良吉廣に"弓と矢"を託したことが判明します。エンヤ婆の"矢"は様々な人物の手に渡り、物語の重要な役割を担っていきました。多くのスタンド使いが誕生するきっかけであり、シリーズにおける重要なキャラクターです。 TVアニメ版(第3部のみ)の声優は、老婆役に定評のある鈴木れい子です。

ジャスティス

ジャスティスは、物理攻撃を一切無効とする霧状のスタンドです。相手の生死を問わず、傷口から侵入して意のままに操ったり、強力な幻覚を見せる能力があります。 スタンド名の由来となったのは、タロットの大アルカナ11番目のカード「正義」です。

カイ原田

カイ原田は、TVアニメオリジナルキャラクターです。杜王町で放送中のラジオ番組「杜王町RADIO」のDJで、キャッチフレーズは"あなたの隣人、カイ原田"。吉良吉影はこの番組が好きらしく、彼が聴いているシーンなどで"声のみ"登場します。 声優を務めるバッキー木場は、ナレーションの他にカイ原田と同じDJの経験も豊富で、bayfmなどの番組を担当したこともあります。

キャラクター・スタンドは『ジョジョ4部』の魅力の一つ!

いかがでしたか?キャラクターたちの強すぎる個性は『ジョジョ』シリーズの魅力の一つ。その中でも『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』はその魅力的なキャラクターからファンからの支持も厚い作品です。 ぜひアニメや漫画を見る際や映画の前にキャラクターとスタンドを復習してみてくださいね!