2023年6月19日更新

「ジョジョ4部」岸辺露伴は死亡した?あの名言で有名な作中屈指の人気キャラ

このページにはプロモーションが含まれています

名言「だが断る」を生み出した脅威の神速筆漫画家・岸辺露伴(きしべろはん)。「ジョジョの奇妙な冒険4部」にて登場する岸辺露伴は、果たして死亡したのでしょうか? 本記事では岸辺露伴の死亡の真相を中心に、名言や性格、スタンド、スピンオフ情報、実写化情報などをまとめて紹介しますッッッ!!! ※この記事は最新のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

AD

岸辺露伴のプロフィール

岸辺露伴は動かない
年齢 20歳(4部当時)
血液型 B型
職業 漫画家
スタンド スタンド ヘブンズ・ドアー(天国への扉)
登場部数 4部 「ダイヤモンドは砕けない」
スピンオフ 『岸辺露伴は動かない』『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』など

岸辺露伴(きしべろはん)は杜王町(もりおうちょう)に住む売れっ子漫画家で、週刊少年ジャンプにて「ピンクダークの少年」を連載中。初登場時は20歳。 性格は自己中心的で、特に面白い漫画を描くことに情熱を注いでいる人物。なによりもリアリティを大事にし、新しいことはすべて自身で経験しなければ気が済みません。初めて広瀬康一たちが露伴の家を訪れたときには、偶然見つけたクモを解体し、味見までするというマッドな一面も見せています。 同時に洞察力にも優れ、トンネルに潜んでいたハイウェイ・スターに気づいたり、吉良吉影への手掛かりとなる川尻早人にいち早く近づいたりと、露伴の洞察力から事件が始まることも多いようです。

【死亡】ジョジョ4部で岸辺露伴は死んだ?

死亡話 45巻(漫画) 35話・36話(アニメ)

岸辺露伴は最後は生きていましたが、作中では2度死亡しました。 ラスボス吉良吉影のスタンド「キラークイーン」の第3の爆弾「バイツァ・ダスト」の発動条件を満たしてしまった露伴は、身体の内側から爆発して死亡してしまいます。空に上った霊体も爆発し、露伴は跡形もなく消滅してしまいました。

死亡した岸辺露伴が生きている理由は?

「パンツァ・ダスト」は爆発と同時に1時間時間を巻き戻せるという能力で、何度繰り返しても「8時30分に岸辺露伴が爆死する」という運命は変えることができません。 運命に囚われ確実に死亡するはずの露伴が生きていた理由は、「バイツァ・ダスト」が露伴が死ぬ8時30分の前に解除されたからです。 早人の機転により、東方仗助(ひがしかたじょうすけ)が吉良の正体を知り、吉良を攻撃しました。「パンツァ・ダスト」中は無防備となっている吉良は、自身を守るために同能力を解除せざるを得ず、同時に露伴が死ぬ運命も解除されたのです。

AD

【初登場】敵だった!?仗助の髪型をバカにして血まみれに

ジョジョの奇妙な冒険
(C) 荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会
初登場 34巻(漫画) 14話(アニメ)

岸辺露伴は、はじめ仗助たちの敵として登場しました。 初登場エピソードは「漫画家のうちへ遊びに行こう」です。大人気漫画を連載している岸辺露伴が近所に住んでいると聞いて、広瀬康一と間田敏和が露伴宅へ訪問します。 そこで康一は露伴に気に入られ、露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」で本にされて情報をむしりとられます。その現場に仗助と虹村億泰が助けに入り、最初は露伴のスタンドを使った頭脳戦に苦戦しました。 しかし露伴が仗助の情報を読んで、わざと仗助の髪型をバカにすると状況は一変。キレて何も眼中に入らなくなった仗助は、「ヘブンズ・ドアー」の影響を受けずに、露伴をボコボコに叩きのめします。 露伴はこの件で大怪我を負いましたが「こんな経験めったに出来ない」と、血まみれのままスケッチしていました。

【性格】チンチロリンで「負けず嫌い」っぷりを発揮

40巻の「ジャンケン小僧がやって来る!」と、40~41巻の「ぼくは宇宙人」では負けず嫌いな岸辺露伴を堪能できます。 仗助とチンチロリン対決をした際は、彼のイカサマが見抜けず負けた自分が許せず、自分の小指を切断する勢いで傷つけていました。自宅が燃えていても仗助のイカサマを見抜くことを優先しようとするあたり、負けず嫌いな一面がにじみ出ています。 ジャンケン小僧に勝負を仕掛けられた際も、大人げない態度で勝負に勝っていました。たとえ子供相手でも負けることがあってはならないという、彼の勝負への意地を感じます。

AD

【作者との関係】荒木飛呂彦の「理想の漫画家像」

岸辺露伴は売れっ子漫画家として、驚異的なスピードで原稿を仕上げ、さらに締め切りを破ることもありません。作者の荒木飛呂彦も原稿を落としたことのないストイックな漫画家として有名で、露伴と重なる部分があります。 さらに2人は速筆であることも共通しており、ファンの間では荒木飛呂彦=岸辺露伴ではないかと話題になりました。実際には露伴は自身を投影したキャラクターというより、「理想の漫画家像」とのこと。荒木の理想のレベルが非常に高いことが、露伴の姿から感じ取れます。

【スタンド】ヘブンズ・ドアー(天国への扉)

【破壊力 - D / スピード - B / 射程距離 - B / 持続力 - B / 精密動作性 - C / 成長性 - A 】(※コミックス出典) 露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」は相手のすべての情報を本にするスタンド。能力を受けた相手は身体の一部が本のページのようにめくれ、外から読めるようになります。 本からは相手の記憶や持っている情報を読み取ったり、あるいは余白になにか書き込むことで、相手の行動や記憶をコントロールすることが可能。戦闘向きでないこともあり、直接戦うシーンは少ないようです。 スタンド名はアメリカのロックシンガー、ボブ・ディランの楽曲名が由来となっています。

能力による異常な執筆スピード!

岸辺露伴の漫画執筆スピードは、常人離れしています。 4部の時点で「真っ白な原稿2枚を20分」で完成させています。その直後「僕は成長しているッ! 漫画家としても、スタンド使いとしてもッ!」と言っていたのもあり、そこからすぐに執筆スピードが上がったのは間違いありません。 この人間離れした執筆スピードは、「ヘブンズ・ドアー」が露伴に、彼の漫画『ピンクダークの少年』に出てくる能力者が持つ肉体能力を与えることで可能となっています。

AD

岸辺露伴は6部にも登場した?

6部『ストーンオーシャン』では、世界の「時の加速」をも凌ぐスピードで執筆出来るのが明らかになりました。6部終盤、プッチ神父によって、全世界の人間の体感時間はそのままで実際に流れる時間が加速していく状態に陥ります。 ペンが原稿につく前にインクが乾いてしまう加速でしたが「え!それでも間に合うマンガ家がいる?」「だ 誰ですそいつはぁーッ!何者なんだぁー!」「岸辺露伴……」と、名前だけ登場しました。

【スピンオフ】岸辺露伴はオリジナル作品が多数!小説も

岸辺露伴のスピンオフ作品
  • 『岸辺露伴は動かない』
  • 『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』
  • 『岸辺露伴は戯れない 短編小説集』
  • 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
  • 『岸辺露伴 グッチへ行く』

岸辺露伴を主人公にした「ジョジョ」シリーズの外伝『岸辺露伴は動かない』が発売されています。また、女性ファッション誌・SPURに掲載された『岸辺露伴 グッチへ行く』も収録されています。 ほかにも「動かない」を原作とした短編小説集「岸辺露伴は叫ばない」「岸辺露伴は戯れない」や、フルカラーが楽しめる『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』なども発売中です。

岸辺露伴はオリジナルアニメもある

アニメ「ダイヤモンドは砕けない」の購入特典としてオリジナルアニメ化まで果たしました。 収録されている各エピソードは、露伴が体験したことで統一されていますが、場所や時系列はさまざまです。「動かない」のタイトル通り、露伴が解決するわけではなく、あくまで目撃者としての体験が描かれています。 第4部からは、小林玉美やトニオ・トラサルディーなど複数のキャラクターが登場していますが、4部とは少し設定が違う部分もあるため、エピソードによってはパラレルワールドかもしれません。

アニメ「岸辺露伴は動かない」を

AD

【ドラマ化】『岸辺露伴は動かない』で高橋一生が熱演!

岸辺露伴 ルーヴルへ行く
© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

岸辺露伴が動かずに狂言回しとして登場するサスペンス『岸辺露伴は動かない』は、NHKで実写ドラマ化して話題となりました。岸辺露伴役は高橋一生が演じ、第3期までの全8話が放送されています。 ドラマ化されるエピソードは、漫画から「富豪村」と「D・N・A」、さらに小説『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』から「くしゃがら」。泉京香役を飯豊まりえ、一究役を柴崎楓雅、片平真依役を瀧内公美、志士十五役を森山未來、平井太郎役を中村倫也が演じます。 ドラマが好評を博し、2023年5月にはキャスト・スタッフが再集結する映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が公開。実写でも成功を収めてしまう露伴先生にシビれる!あこがれるゥ!

【映画化】2023年5月26日公開!『岸辺露伴 ルーブルへ行く』を紹介

フランスのルーヴル美術館とフュチュロポリス社のプロジェクト第5弾として、『岸辺露伴 ルーヴルヘ行く』が2009年に発表されています。荒木飛呂彦制作として初の123ページのフルカラー。 新人漫画家を目指す17歳の露伴は祖母の経営するアパートにお世話になり、そこの入居者の藤倉奈々瀬から、「この世で最も黒く、最も邪悪な絵」の話を聞きます。 その後、無事漫画家デビューも果たし、27歳になった露伴はふとその出来事を思い出しました。露伴は絵を見るためにルーヴル美術館を訪れ、絵に隠された秘密に迫っていきます。 2023年に高橋一生主演で実写映画化される本作は、2011年にUJ愛蔵版が、2023年にジャンプコミックス版が発売されました。

AD

『岸辺露伴 ルーブルへ行く』予告動画

【声優】岸辺露伴役は櫻井孝宏(さくらいたかひろ)

櫻井孝宏

「ジョジョ」シリーズで岸辺露伴を演じるのは櫻井孝宏(さくらいたかひろ)です。 大ヒットした『おそ松さん』の長男おそ松、『K』の草薙出雲、『純情ロマンチカ』の高橋美咲などの女性人気の高い正統派イケメン役を得意としています。その一方で、『戦国BASARA』の千利休や「物語」シリーズの忍野メメなど変人役も多く、露伴役でも見事な変人っぷりを発揮しています。

実写化で注目集まる岸辺露伴は天才変人漫画家!

ストイックで負けず嫌いな天才変人漫画家・岸辺露伴を紹介しました。彼は「だが断る」という名言の生みの親であり、原作者・荒木飛呂彦とも共通点の多い「ジョジョ」シリーズの中でも高い人気を誇るキャラクターです。 『岸辺露伴は動かない』実写ドラマ化でますます注目が集まる岸辺露伴。彼の活躍をより楽しみたいという人は『岸辺露伴は動かない』や第4部「ダイヤモンドは砕けない」を読んでみてください。自己中心的で手に負えない変人ながらも、意外と義理堅く高いプロ意識を持つ姿に魅了されることでしょう。

ジョジョ4部を