2020年12月14日更新

「ジョジョ 4部」岸辺露伴を解説!あの名言で有名な作中屈指の人気キャラ

岸辺露伴

「ジョジョ」シリーズで一番有名な名言といえば、岸辺露伴(きしべろはん)のあの名言でしょう。キャラクターとしても主人公のジョジョ、強力なスタンドを持つ敵キャラと並んで人気がある人物です。そんな露伴の豊富なエピソード、名言など余すところなく紹介していきます!

目次

「ジョジョ4部」岸辺露伴を解説!圧倒的人気を誇る漫画家【ネタバレ注意】

生まれ年 1979年
出身地 M県S市
年齢 20歳(4部当時)
血液型 B型
身長体重 不明
職業 漫画家
スタンド ヘブンズ・ドアー(天国への扉)

岸辺露伴(きしべろはん)は杜王町(もりおうちょう)に住む売れっ子漫画家で、週刊少年ジャンプにて「ピンクダークの少年」を連載中。初登場時は20歳。 横に流した髪型とギザギザのヘアバンドが特徴的です。さすがの芸術家気質と言うべきか、ヘアバンド以外のファッションも奇抜で、へそ出しの服を着ていることもあります。 性格は自己中心的で、特に面白い漫画を描くことに情熱を注いでいる人物。なによりもリアリティを大事にし、新しいことはすべて自身で経験しなければ気が済みません。初めて康一たちが露伴の家を訪れたときには、偶然見つけたクモを解体し、味見までするというマッドな一面も見せています。 同時に洞察力にも優れ、トンネルに潜んでいたハイウェイスターに気づいたり、吉良吉影への手掛かりとなる川尻早人にいち早く近づいたりと、露伴の洞察力から事件が始まることも多いようです。 ※この記事は「ジョジョ」本編のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

はじめは敵だった!?仗助の髪型をバカにしてボコボコにされる

岸辺露伴は、はじめ仗助たちの敵として登場しました。 初登場エピソードは「漫画家のうちへ遊びに行こう」です。大人気漫画を連載している岸辺露伴が近所に住んでいると聞いて、広瀬康一と間田敏和が露伴宅へ訪問します。 そこで康一は露伴に気に入られ、露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」で本にされて情報をむしりとられます。その現場に仗助と億泰が助けに入り、最初は露伴のスタンドを使った頭脳戦に苦戦しました。 しかし露伴が仗助の情報を読んで、わざと仗助の髪型をバカにすると状況は一変。キレて何も眼中に入らなくなった仗助は、「ヘブンズ・ドアー」の影響を受けずに、露伴をボコボコに叩きのめします。 露伴はこの件で大怪我を負いましたが「こんな経験めったに出来ない」と、血まみれのままスケッチしていました。

チンチロリンで「負けず嫌い」っぷりを発揮

岸辺露伴はかなり負けず嫌いな性格です。仗助とチンチロリン対決をした際は、彼のイカサマが見抜けず負けた自分が許せず、自分の小指を切断する勢いで傷つけていました。自宅が燃えていても仗助のイカサマを見抜くことを優先しようとするあたり、負けず嫌いな一面がにじみ出ています。 ジャンケン小僧に勝負を仕掛けられた際も、大人げない態度で勝負に勝っていました。たとえ子供相手でも負けることがあってはならないという、彼の勝負への意地を感じます。

「時の加速」にも負けない執筆スピード!人の領域を越えた漫画家

岸辺露伴の漫画執筆スピードは、常人離れしています。 4部の時点で「真っ白な原稿2枚を20分」で完成させています。その直後「僕は成長しているッ! 漫画家としても、スタンド使いとしてもッ!」と言っていたのもあり、そこからすぐに執筆スピードが上がったのは間違いありません。 6部『ストーンオーシャン』では、世界の「時の加速」をも凌ぐスピードで執筆出来るのが明らかになりました。6部終盤、プッチ神父によって、全世界の人間の体感時間はそのままで実際に流れる時間が加速していく状態に陥ります。 ペンが原稿につく前にインクが乾いてしまう加速でしたが「え!それでも間に合うマンガ家がいる?」「だ 誰ですそいつはぁーッ!何者なんだぁー!」「岸辺露伴……」と、名前だけ登場しました。

作者・荒木飛呂彦の「理想の漫画家像」

岸辺露伴は売れっ子漫画家として、驚異的なスピードで原稿を仕上げ、さらに締め切りを破ることもありません。作者の荒木飛呂彦も原稿を落としたことのないストイックな漫画家として有名で、露伴と重なる部分があります。 さらに2人は速筆であることも共通しており、ファンの間では荒木飛呂彦=岸辺露伴ではないかと話題になりました。実際には露伴は自身を投影したキャラクターというより、「理想の漫画家像」とのこと。荒木の理想のレベルが非常に高いことが、露伴の姿から感じ取れます。

相手のすべてを本にするスタンド、ヘブンズ・ドアー(天国への扉)!

【破壊力 - D / スピード - B / 射程距離 - B / 持続力 - B / 精密動作性 - C / 成長性 - A 】(※コミックス出典) 露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」は相手のすべての情報を本にするスタンド。能力を受けた相手は身体の一部が本のページのようにめくれ、外から読めるようになります。 本からは相手の記憶や持っている情報を読み取ったり、あるいは余白になにか書き込むことで、相手の行動や記憶をコントロールすることが可能。戦闘向きでないこともあり、直接戦うシーンは少ないようです。 スタンド名はアメリカのロックシンガー、ボブ・ディランの楽曲名が由来となっています。

シビれて憧れざるをえない! 岸辺露伴の名言を紹介

「だが断る」

「ジョジョ」シリーズで一番有名なセリフといえばこれではないでしょうか。ひょっとしたら「ジョジョ」のセリフと知らずに使っている人もいるかもしれません。ジョジョファンには定番すぎる、岸辺露伴の名言です。 相手の養分を吸い取るスタンド・ハイウェイスターとの戦いで窮地に追い込まれた露伴。駆け付けた仗助を罠へと誘い込めば命は助けるという敵の甘言に、露伴は「だが断る」と応じません。 露伴の自己中心的な性格、そして嫌っている仗助との関係性を考えると、喜々として引き受けそうなところでしたが、断る露伴のカッコよさが多くの読者の心を掴みました。

「この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーーーーッ!!」

ヘブンズ・ドアーを使い他人の記憶を探ってまでリアリティを追及する、そんな露伴に疑問を抱いた康一に対するセリフです。すでに人気漫画家の地位を確立している露伴ですが、その動機は意外にもシンプルで「読んでもらうこと」でした。変人ではあるものの露伴の純粋さが出ている名言です。

「この岸辺露伴が最も好きな言葉のひとつは自分で強いと思っているやつにNOと断ってやる事だ」

噴上裕也のスタンド「ハイウェイ・スター」と対峙した際、「だが断る」という名言が飛び出します。その後に続けて言うセリフが「この岸辺露伴が最も好きな言葉のひとつは自分で強いと思っているやつにNOと断ってやる事だ」です。 露伴と仗助の関係を考えれば、敵の提案に乗って仗助を嵌めることも考えられます。しかし露伴はそれを断り、敵に利を与えないことを選んだのです。露伴の哲学に痺れるセリフのひとつと言えるでしょう。

「手首の角度は直角90°を保つ(…中略…)岸辺露伴は動かない」

『岸辺露伴は動かない』のエピソード5「富豪村」の冒頭で登場したのが、このセリフから始まる体操です。手首を直角にして深呼吸をしたら、腕を前に突き出し指を折って広げていくというもの。ポイントは手組を直角に保ったまま行うことです。 これは露伴が漫画を描く前にやっている準備体操とのこと。突然始まる体操にびっくりしますが、そんな変人らしいところも実に岸辺露伴的なセリフです。

OVA化も果たしたスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』

岸辺露伴を主人公にした「ジョジョ」シリーズの外伝『岸辺露伴は動かない』も発売しています。さらにアニメ『ダイヤモンドは砕けない』の購入特典としてOVA化まで果たしました。 収録されている各エピソードは、露伴が体験したことで統一されていますが、場所や時系列はさまざまです。「動かない」のタイトル通り、露伴が解決するわけではなく、あくまで目撃者としての体験が描かれています。 第4部からは、小林玉美やトニオ・トラサルディーなど複数のキャラクターが登場していますが、4部とは少し設定が違う部分もあるため、エピソードによってはパラレルワールドかもしれません。また、女性ファッション誌・SPURに掲載された「岸辺露伴 グッチへ行く」も収録されています。

『岸辺露伴は動かない』が実写化!?高橋一生が熱演

岸辺露伴が動かずに狂言回しとして登場するサスペンス『岸辺露伴は動かない』が、NHKで実写ドラマ化されます。2020年12月28日から30日まで3夜連続で放送され、岸辺露伴役は高橋一生が演じることに。 ドラマ化されるエピソードは、漫画から「富豪村」と「D・N・A」、さらに小説『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』から「くしゃがら」。泉京香役を飯豊まりえ、一究役を柴崎楓雅、片平真依役を瀧内公美、志士十五役を森山未來、平井太郎役を中村倫也が演じます。

ルーブル美術館とのコラボ作品『岸辺露伴 ルーブルへ行く』を紹介!

フランスのルーヴル美術館とフュチュロポリス社のプロジェクト第5弾として、『岸辺露伴 ルーヴルヘ行く』が2009年に発売されています。荒木飛呂彦制作として初の123ページのフルカラー。 新人漫画家を目指す17歳の露伴は祖母の経営するアパートにお世話になり、そこの入居者の藤倉奈々瀬から、「この世で最も黒く、最も邪悪な絵」の話を聞きます。 その後、無事漫画家デビューも果たし、27歳になった露伴はふとその出来事を思い出しました。露伴は絵を見るためにルーヴル美術館を訪れ、絵に隠された秘密に迫っていきます。

アニメ版「ジョジョ」シリーズで岸辺露伴を演じる声優は櫻井孝宏(さくらいたかひろ)

「ジョジョ」シリーズで岸辺露伴を演じるのは、インテンションに所属している櫻井孝宏(さくらいたかひろ)です。 大ヒットした『おそ松さん』の長男おそ松、『K』の草薙出雲、『純情ロマンチカ』の高橋美咲などの女性人気の高い正統派イケメン役を得意としています。その一方で、『戦国BASARA』の千利休や「物語」シリーズの忍野メメなど変人役も多く、露伴役でも見事な変人っぷりを発揮しています。

実写ドラマ化で注目集まる岸辺露伴はカッコイイ変人天才漫画家

ストイックで負けず嫌いな天才変人漫画家・岸辺露伴を紹介しました。彼は「だが断る」という名言の生みの親であり、原作者・荒木飛呂彦とも共通点の多い「ジョジョ」シリーズの中でも高い人気を誇るキャラクターです。 『岸辺露伴は動かない』実写ドラマ化でますます注目が集まる岸辺露伴。彼の活躍をより楽しみたいという人は『岸辺露伴は動かない』や第4部「ダイヤモンドは砕けない」を読んでみてください。自己中心的で手に負えない変人ながらも、意外と義理堅く高いプロ意識を持つ姿に魅了されることでしょう。