『ジョジョの奇妙な冒険』死亡キャラと死亡シーンを1部～7部まで全て紹介ッッ！！

時代を超えた因縁と人間讃歌とが独特の世界観を作り上げている「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ。その熱い展開の裏には、命を燃やし尽くしていったキャラクターたちの存在があります。 そこで本記事では1部から7部までの死亡キャラクターに焦点を当て、その死亡シーンや死因などをまとめて紹介していきますッッッ！！！

ここからは部ごとに詳しく解説していきます。メインキャラを中心に、強烈な死に際を見せたキャラなどをピックアップして、それぞれの死亡シーンを紹介。巻数や話数に関しては単行本版をベースに掲載しています。 あのキャラはどう命を散らしていったのかッ！？ぜひ気になるキャラをチェックしてみてください。

1部の主人公である初代ジョジョ、ジョナサン・ジョースター。妻エリナとの結婚旅行中、倒したはずの宿敵ディオに襲われます。 喉を潰され呼吸さえままならないジョナサンは、愛する妻子を守るため、ディオを道連れに船を爆破させることを決意。最後の波紋でゾンビを操り船を破壊させたジョナサンは、ディオの首を抱いたまま絶命します。

ウィル・A・ツェペリはジョナサンに波紋法を教えた師匠です。 ツェペリはタルカスとの戦いで窮地に陥るジョナサンを救うため、自らの死を覚悟のうえで出陣。タルカスの「天地来蛇殺(ヘルヘブンスネーキル)」によって身体を真っ二つにされます。ツェペリは最期にジョナサンに究極奥義を伝え、彼に希望を託し死亡しました。

ジョースター卿はジョナサンの父であり、両親を亡くしたディオを養子として引き取った人物です。 ジョースター家を乗っ取るためジョースター卿暗殺を企てていたディオの計画が露見し、ディオはジョナサンにナイフを向けます。凶刃から息子を庇う形でジョースター卿は刺殺されることに。彼は2人の息子への愛を最期まで貫き死亡しました。

シーザー・A・ツェペリは2部の主人公・ジョセフの戦友です。 シーザーはワムウと交戦し追い詰めるも、「神砂嵐」を受けて敗北。それでも最期の力を搾り取り、ワムウの解毒剤入りピアスを奪い取ると、それを波紋のシャボン玉で飛ばし「おれの最期の波紋だぜーーーーー!うけとってくれーーーーッ！」とジョセフに届けます。 作中屈指の名シーンであり、彼の生き様は敵であるワムウも敬意を表するほどでした。

ワムウは「柱の男」の1人で、約12000歳の戦闘の天才です。 ジョセフとの決戦でワムウは自爆技でとどめを刺そうとしますが、油と燃えたシーザーの形見のバンダナを吸い込んだことで爆破。 ワムウは最期まで誇り高き戦士としてジョセフに敬意を表しながら消えていきます。

エシディシは「柱の男」の1人。強烈な泣き顔が有名なキャラです。 ジョセフに肉体を倒され脳みそだけで生き残ったエシディシは、スージーQの肉体を乗っ取り暗躍。波紋戦士を一掃しようとスージーQとともに自爆しようとしますが、ジョセフとシーザーの合体波紋で肉体から追い出され、最期は脳みそに朝日を浴びて消滅しました。

1部では波紋戦士として登場したストレイツォは、2部では若さへの欲求から吸血鬼となってジョセフの前に立ちはだかります。 ジョセフとの戦闘では、ストレイツォは「空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンギーアイズ)」を放つも跳ね返され敗北。最期は自ら吸血鬼の力を消し去る波紋を使い、死亡していきます。

マリオ・ツェペリはシーザー・A・ツェペリの父親です。 彼は地下遺跡で「柱の男」発見後、その対処法を探し家族の前から姿を消していました。シーザーが「柱の男」の罠にかかり捕食されそうになったところを助け、代わりにマリオが死亡します。助けた青年が息子のシーザーだとは気づかないまま、彼は死んでいきました。

DIOはシリーズ通してのラスボス。1部から100年後に海底から復活し、スタンドも身につけて再登場しました。 3部ラスト、承太郎がDIOと同じ時を止める能力に覚醒したことで一進一退の攻防となります。DIOは血の目潰しをしたうえで承太郎に蹴りでとどめを刺そうとしますが、承太郎の放った「スタープラチナ」の拳が勝利。 DIOは肉体を砕かれ、残っていた吸血鬼の細胞も最期は朝日に焼かれ消滅します。

花京院典明(かきょういんのりあき)は承太郎の通う高校にやってくるスタンド使いの転校生です。 DIOとの戦いの中、花京院は「ザ・ワールド」で腹部に大穴を開けられながら、DIOのスタンド能力を見抜きます。最後の力で放った「エメラルドスプラッシュ」にヒントを託し、そのまま彼は息絶えました。

ジョセフの友人であり承太郎の仲間となるモハメド・アヴドゥル。 DIOの館での戦いの中で、仲間のポルナレフとイギーをヴァニラ・アイスの「クリーム」の奇襲からかばって死亡します。「クリーム」によって腕以外が暗黒空間に飲み込まれ、残った腕も食べられてしまいました。

イギーは高い知能を持つスタンド犬です。助っ人としてジョースター一行に加わります。 DIOの館でのヴァニラ・アイス戦で、イギーとポルナレフは苦戦を強いられていました。ヴァニラにボコボコにされて余命いくばくのイギーは、最期の力で「クリーム」に飲み込まれかけたポルナレフをスタンドで助け命尽きます。

4部のラスボスである吉良吉影(きらよしかげ)。 仗助との決戦で分が悪くなった吉良は逃亡を謀るも、駆けつけた空条承太郎のオラオララッシュで吹っ飛ばされてしまいます。ちょうどそこに救急車がバックしてきており、吉良は運悪く轢かれて死亡。 大量殺人鬼の吉良が、最期は命を救う救急車にとどめを刺されるという皮肉の効いた幕引きでした。

重ちーこと矢安宮重清(やんぐうしげきよ)は仗助や億泰の友人となる中学生です。 不運にも吉良吉影が殺人鬼だということを知ってしまった重ちーは、「キラークイーン」で顔半分を爆破されます。それでも両親が住む街を守りたい一心で、重ちーは仗助に助けを求めに行きますが、最後に触れたドアはすでに吉良によって爆弾化されていました。 最期は仗助の名を呼びながら爆死します。

虹村形兆(にじむらけいちょう)はスタンド使いを生み出す弓と矢の所有者として登場します。 形兆がスタンド使いにした音石明が虹村家を襲撃。形兆は弟・億泰(おくやす)を庇い、音石のスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」によってコンセント内に引きずられ、そのまま感電死しました。

ブローノ・ブチャラティはギャング「パッショーネ」の一員で、ブチャラティチームを率いるリーダーです。 主人公級の活躍を見せたブチャラティはヴェネツィアでボス(ディアボロ)と戦った際に、スタンド攻撃を受けて死亡します。作中ではジョルノの治療が間に合ったように描かれていましたが、終盤ですでに死んでいたことが判明。 希望の矢の争奪戦で、彼自ら「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」の能力を解除し、魂も天に昇っていきました。

ナランチャ・ギルガはブチャラティチームの一員です。 「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」の効果でジョルノと身体が入れ替わった状態で、ナランチャはチームの勝利を確信します。「オ…オレ…故郷に帰ったら学校行くよ…」と希望を抱いた直後、ナランチャはディアボロのスタンド能力でいつの間にか鉄柵に串刺しにされていました。

リゾット・ネエロは「パッショーネ」の暗殺チームのリーダーです。ボスに粛清された仲間の復讐のため、組織に反逆しました。 サルディニア島でドッピオと対戦。ドッピオの主人格であるディアボロが、同じく島にきていたナランチャの「エアロスミス」を使ってリゾットを攻撃させます。その銃弾が致命傷となり死亡しました。

プロシュート兄貴の愛称でファンに愛されている暗殺チームのメンバーの1人。 列車内で弟分のペッシとともにブチャラティチームを襲撃します。ブチャラティとの戦いで車外に転落、片腕を失いながらも列車にしがみつきスタンドを再発動させた兄貴。 ペッシの戦いを見届けるまで、彼は決して能力を解除せず仲間のために命を使い続けました。

「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ」でおなじみのポルナレフは3部にも登場したスタンド使いです。 5部ではブチャラティ一行と合流しようとするも、ディアボロと交戦することに。この戦いでポルナレフの身体は力尽きますが、その際に彼のスタンドが「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」として暴走。 その結果、彼の魂はカメの中に入りました。一応肉体は死亡しているので、今回一覧に入れています。

空条徐倫は6部の主人公で、3部主人公・承太郎の娘です。 徐倫とラスボスであるプッチ神父との戦いの中、プッチ神父のスタンドが「メイド・イン・ヘブン」へと進化します。時を加速させる彼の攻撃から仲間のエンポリオを逃がすため、彼女は満身創痍でプッチに挑みました。その結果、身体をバラバラにされて死亡。 一巡後の世界では、徐倫にそっくりなアイリンが登場しています。

フー・ファイターズはプッチ神父の能力により生まれたミュータントで徐倫の仲間です。 黒幕の正体をしった彼女は徐倫に情報を伝えるものの、仲間に化けていたプッチ神父の「ホワイトスネイク」に止めを刺されてしまいます。彼女は最期の力で徐倫に「ありがとう」を伝えて消えていきました。

消えた記憶を取り戻すため徐倫の仲間となるウェザー・リポート。 DISCを取り戻したウェザーは、アナスイとともにプッチ神父に挑みます。ウェザーは両足を失いながらも善戦しますが、最期はプッチ神父によって倒されました。 彼は死の間際に自身のスタンドのDISCを遺しており、それが後にプッチを倒すカギとなっています。

ナルシソ・アナスイは徐倫に思いを寄せる仲間の1人です。 プッチが「メイド・イン・ヘブン」に覚醒し劣勢に立たされるなか、アナスイは徐倫を守るため、仲間のダメージを自身のスタンド能力で一手に引き受けるのでした。 その覚悟に徐倫も彼の求婚を受け入れたのですが、直後にプッチが徐倫の腕を使って彼の胸を貫き、アナスイは死亡してしまいます。

3部の主人公・承太郎。6部では娘・徐倫との共闘も見せました。 終盤のプッチ戦、ウェザーやアナスイが次々と命を落とすなか、承太郎は止まった時のなかでようやくプッチを捕えます。しかし、プッチの投げたナイフが徐倫に迫っており、彼女を庇おうとした一瞬の隙にプッチに頭部を切り裂かれて死亡しました。

ジャイロ・ツェペリは7部「スティール・ボール・ラン」の主人公の1人です。 第8ステージで新たに「D4C-ラブトレイン-」の能力を得た大統領ファニー・ヴァレンタインと対戦。ジャイロは戦闘中に「ボール・ブレイカー」を発現させますが、大統領を倒すには至りませんでした。 「ラブトレイン」の力でジャイロの傷は心臓に達し彼は力尽きます。

ファニー・ヴァレンタインは第23代アメリカ合衆国大統領です。 ジャイロを殺した後、大統領はジョニィと戦闘へ。ジョニィが放った「騎兵の回転のタスク」の繰り返される死で追い込まれるも、最後はお互いに防御無視の銃撃戦となり、ジョニィの銃弾で大統領はバラバラになりました。 しかし彼は別世界のDioに遺志を託しており、死後もジョニィを追い詰めます。

ここでは真のラスボスとして登場する平行世界から来たディエゴについて紹介します。DIOとそっくりな天才ジョッキーです。 大統領に野心を見込まれ、自身の後継者として連れてこられたディエゴはジョニィと死闘を繰り広げレースに勝利します。そこに基本世界のディエゴの生首を持ったルーシー・スティールが現れ、両世界のディエゴが接触。 ディエゴは首なし死体となり、レース優勝から一転、死亡しました。

リンゴォ・ロードアゲインは大統領が送り込んだ刺客の1人で、スタンド使いのガンマンです。 「男の世界」という美学を持つリンゴォは戦いの中で自ら負けを認めると、ジャイロにこれから進むべき道を説き、最期はわざとジャイロに自分を殺させました。

リンゴォと同じく第4ステージの敵として登場するブラックモアは、大統領の部下のスタンド使いです。 ルーシーの追跡中に隙ができ、彼女に撃たれます。自身のスタンド能力の雨で止血をしてジャイロたちと戦うも敗北。雨も止んでしまい止血することができず、そのまま失血死**します。

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの死亡キャラについて紹介しました。主人公級のキャラが死んで退場してしまうことも多いのですが、ぜひ死した者たちが遺した思いにも注目してその熱さを感じ取ってください！