『ジョジョの奇妙な冒険』の分かりやすい家系図・相関図解説【登場人物が多くてややこしい!】
1986年から2004年まで集英社の週刊少年ジャンプにて連載。その後2005年からウルトラジャンプにて連載されている大ヒット漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。 シリーズが進むにつれ登場人物が増える本作をより楽しむ為に、今回は物語の核となる登場人物をシリーズ(第1部~第4部まで)毎にご紹介します!
ジョースター一族の家系図
『ジョジョの奇妙な冒険』には、第1部~6部までが舞台の「旧世界」と第7部以降が舞台の「パラレルワールド」の2つの世界が存在します。
旧世界
赤色の登場人物たちがジョースター家の血を引く者です。以下、各シリーズの主人公たちの名前を覚えておきましょう! ジョナサン・ジョースター(第1部)、ジョセフ・ジョースター(第2部)、空条承太郎(第3部)、東方仗助(第4部)、ジョルノ・ジョバァーナ(第5部)、空条徐倫(第6部)と続いています。 ちなみに家系図ではディオの息子となっているジョルノですが、ディオがジョナサンの肉体を乗っ取った後に生を受けた為、実はジョルノにはジョースター家の血が流れています。 そしてそのディオこそが、ジョースター家の宿敵なのです。
パラレルワールド
パラレルワールドは第6部終盤に起こったある出来事によって一巡した、新たな世界とされています。緑色の登場人物が、各シリーズの主人公及び重要な人物です。 ジョナサン・ジョースター(第7部主人公)、東方定助(第8部主人公)、吉良吉影(第8部登場)となっています。 上記の登場人物たちの様に、旧世界と同じ名前(もしくは似た名前)も見られますが、基本的に旧世界とは関係ありません。
第1部「ファントムブラッド」に登場するキャラクター
貴族で誇り高く勇敢なジョナサン・ジョースター と、下層階級の出身ながら高いカリスマ性を持つ狡猾な野心家ディオ・ブランドー。19世紀末のイギリスを舞台に、ジョースター家の宿命の戦いが始まりました。
ジョナサン・ジョースター
第1部の主人公。ディオを倒す為に、吸血鬼を死滅させることができる「波紋」を習得し、ツェペリやスピードワゴンたちと共に戦いへ身を投じます。
DIO(ディオ・ブランドー)
ジョナサンの宿敵。ジョースター家の乗っ取りに失敗するも、石仮面により脅威的な力を得ました。今後ジョースター家が対峙する、世界征服を目論む悪のカリスマです。
石仮面
面を被る者を“不老不死の吸血鬼”へと変化させる仮面。
第2部「戦闘潮流」に登場するキャラクター
舞台は1938年のアメリカ。ジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターは、ニューヨークに現れた吸血鬼との戦いを機に、人類の脅威となりうる謎の生物を倒す為の戦いへ巻き込まれていきます。
ジョセフ・ジョースター
第2部の主人公でジョナサンの孫。裏切りにより吸血鬼となったストレイツォとの戦いを機に、柱の男との戦いへ巻き込まれ、シーザーたちと共闘します。
サンタナ、エシディシ、ワムウ(柱の男)
2000年周期で眠りにつく謎の生物。生物の頂点に立つ力を持ち、原始の人間たちに神(もしくは悪魔)と認識されていました。
カーズ(柱の男)
第1部で登場した石仮面を作った人物。石仮面にエイジャの赤石の力を取り込む事で、自身の弱点を克服して「究極生命体」に進化しようと画策する柱の男のリーダー格です。
第3部「スターダストクルセイダース」に登場するキャラクター
1987(88年説あり)年の日本では、ジョセフの孫の空条承太郎にスタンドという能力が発現します。スタンドを手に入れた承太郎は、復活した宿敵・ディオの影響により命が脅かされている母を救う為、ディオを倒す旅へ出ます。
空条承太郎
第3部の主人公でジョセフの孫。ディオが復活した影響で発現した、精神エネルギーが具現化した「スタンド」能力を武器に、母親を救う為、仲間たちと共にディオを倒す戦いに挑みます。
花京院典明、ジャン=ピエール・ポルナレフ、モハメド・アヴドゥル、イギー
承太郎とジョセフと共に戦う、生まれつきのスタンド使いです。
DIO(ディオ)
第1部でジョナサンと相打ちとなった際に、彼の肉体を乗っ取り、海底で100年生き延びました。長い眠りから目覚めた後、再び世界を支配しようと動き始めます。
タロットカードのスタンド使い、エジプト9栄神に暗示されるスタンド使い、DIOの館の住人
ディオ配下の暗殺者たち。ディオに忠誠を誓う者や、金で雇われた者など素性は様々です。承太郎たちがディオに辿り着くまでの道中に刺客として送られました。
第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場するキャラクター
1999年の日本が舞台です。ジョセフの隠し子である東方仗助 が住む杜王町では、なぜかスタンドを操れる人物が増え続けていました。町を守ろうとする仗助たちに、様々なスタンド使いが襲いかかります。
東方仗助
第4部の主人公でジョセフの隠し子。生まれ育った杜王町に異変が起こっている事を知り、町を守る為に、仲間たちと幾多のスタンド使いに立ち向かいます。
空条承太郎
3部の主人公である空条承太郎が、祖父ジョセフの遺産を整理していたところ隠し子がいることが発覚。隠し子である東方仗助を探しに、杜王町にやってくるところから第4部が始まります。仗助と協力してスタンドを発現させる「弓と矢」の正体に迫ります。
広瀬康一、虹村億泰、岸辺露伴
仗助の友達でしたが、杜王町を守る為に戦いに巻き込まれていくスタンド使いです。
虹村形兆
虹村億泰の兄で、ディオの仕業で怪物となってしまった父親を殺すため、杜王町にスタンド使いを増やしていた人物。素養のある人間にスタンド能力を発現させる「弓と矢」をエンヤ婆に託されました。
吉良吉影
手の綺麗な女性を次々と殺害する連続殺人鬼。愛する“平穏な生活”を守る為、自分の正体を暴いて生活を脅かす仗助達をスタンドで始末しようとします。第4部における最大の敵と言えます。
『ジョジョの奇妙な冒険』の家系図・相関図を紹介しました
この記事では「ジョジョ」の複雑な家系図・相関図を分かりやすくまとめました。 また2017年には『ジョジョの奇妙な冒険』が実写映画化されました。本作で描かれるのは第4部「ダイヤモンドは砕けない」。 主人公の東方仗助には、若手俳優・山崎賢人が扮し、その他おなじみのキャラクターも多数登場します。登場キャラクターたちの関係を深く理解してから、映画を観るとより楽しめますよ!