「サバービコン」あらすじ・キャスト【ジョージ・クルーニー監督】
ジョージ・クルーニー監督作『サバービコン 仮面を被った街』とは?
俳優・監督・プロデューサーと多彩な才能を発揮し続けているジョージ・クルーニーの監督作6作目『サバービコン 仮面を被った街』は、コーエン兄弟との再タッグ!脚本をコーエン兄弟が手がけています。 舞台は1950年代のアメリカ郊外の町「サバービコン」。マット・デイモンを主演に据えてのクライム・コメディである本作、果たしてどのような内容なのでしょうか?
「サバービコン」の気になるあらすじは?
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住み心地の良い家とピカピカの芝生、家族を養うには最適な場所―そんな理想的な郊外暮らしを象徴する町「サバービコン」。1959年の夏、ロッジ一家はこの町で平和に暮らしていました。 しかしそんな穏やかな日々は、実は不穏な現実を覆い隠す表層にすぎなかったのです。ロッジ一家の大黒柱であるガードナーは、裏切りや欺き、そして暴力といった町の暗部を知るはめになります。 ギャングによる脅迫や死、変わり者たちとの取引に巻き込まれていくガードナー。サバービコンという町は一体?ロッジ一家は平和な生活を取り戻せるのでしょうか?
主要キャストにマット・デイモン、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック!
マット・デイモン/ガードナー役
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マット・デイモンは主人公のガードナー・ロッジを演じています。『オーシャンズ11』以来、これまでに何度もジョージ・クルーニーと組んできている、いわゆるクルーニー組のベテランです。 デイモンもクルーニー同様、俳優・脚本・プロデューサーなどをこなす才能の持ち主。1998年の出世作『グッド・ウィル・ハンティング』では、主演と脚本を務め、親友で共著したベン・アフレックとともにアカデミー賞脚本賞を受賞しています。 デイモンの代表作といえば、『オーシャンズ』シリーズでのライナス役と『ボーン』シリーズのジェイソン・ボーン役。繊細な青年役のイメージから脱却し、すっかりアクション俳優へと変貌しました。
ジュリアン・ムーア/マーガレット役
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ジュリアン・ムーアはマーガレット・ロッジ役で出演しています。ムーアは1990年に映画デビューしてから、これまで『ブギーナイツ』『ことの終わり』『エデンより彼方に』『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞に4回ノミネートされている演技派女優です。 2014年の『アリスのままで』では、ゴールデングローブ賞主演女優賞とアカデミー賞主演女優賞をダブル受賞しました。また、2012年のテレビ映画『ゲーム・チェンジ 大統領選を駆け抜けた女』でサラ・ペイリンを演じ、エミー賞主演女優賞を受賞しています。 近年では『ハンガー・ゲーム』シリーズのアルマ・コイン首相役や、2017年の『キングスマン:ゴールデン・サークル』への出演も記憶に新しいところです。
オスカー・アイザック/ロジャー役
オスカー・アイザックは捜査官ロジャー役で出演しています。アイザックといえば、『スター・ウォーズ』新シリーズ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のポー・ダメロン役で一気に認知度が上がりました。 グアテマラ出身のアメリカ俳優で、本名はオスカー・アイザック・エルナンデス・エストラーダ。2013年にはコーエン兄弟の監督作『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』に主役として抜擢されています。 また、ジュリアード音楽院を卒業しており、俳優のほかにも歌手としての一面もあります。『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』では、劇中でギター演奏と歌声を披露していました。このルーウィン・デイヴィス役でゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートもされています。 2017年末には『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開も控えています。
ジョージ・クルーニーとコーエン兄弟の4度目のタッグが実現!
ジョージ・クルーニーとコーエン兄弟が4度目のタッグを組むことになった本作。これまでは2000年の『オー・ブラザー!』、2003年『ディボース・ショウ』、2016年『ヘイル、シーザー!』と3作品で、コーエン兄弟監督・脚本でクルーニー主演という組み合わせでした。 本作では、ジョージ・クルーニーが監督にまわり、コーエン兄弟の脚本での製作になります。新しい試みに、早い段階からかなりの期待が寄せられています。
グラント・ヘスロヴがコーエン兄弟初期の脚本をリライト!?
「サバービコン」の脚本は、実はコーエン兄弟が彼らのデビュー作『ブラッド・シンプル』を完成させた後すぐに執筆したもの。1986年まで遡ります。 今回はクルーニーの盟友グラント・ヘスロヴがこの脚本のリライトを手がけ、現代の設定から1959年に舞台を変えています。 ヘスロヴは、クルーニーとともに製作会社「Smoke House」を設立し、2005年にクルーニーが監督した『グッドナイト&グッドラック』で脚本も共著し、製作を手がけました。 2012年には、ベン・アフレック監督・主演の『アルゴ』をクルーニーと製作し、アカデミー賞作品賞を受賞しています。
50年代のアメリカ郊外の「平和な町」を再現
From director George Clooney, #Suburbicon moves in to a neighborhood near you this October. pic.twitter.com/p36yAwhnJv
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白く塗られた柵の並ぶフェンスや青々とした美しい芝生が幸せのステイタスだった、アメリカの1950年代郊外の住宅地。そんな見るからに平和な町が、裏切り渦巻く暗部をさらすことになるのが本作のブラックユーモアなのでしょうか。 コーエン兄弟お得意のコメディ作品に、50年代のオールド・テイストと少しの「スティーヴィン・ソダーバーグ」的なクライム・ミステリー要素を取り入れたようです。マット・デイモンが演じる50年代を象徴するような父親像も見どころです。
ジョシュ・ブローリンの出演シーンはカットされた?
2017年8月に、それまでキャスティングに名の上がっていたジョシュ・ブローリンが本作』から降板するというニュースが舞い込みました! ジョシュ・ブローリンは野球コーチの役として2シーンを演じ、すでに撮影されていたそう。しかしジョシュの演技があまりにも面白すぎたために、今作の緊張感を損ねてしまうと考えたクルーニー監督から、撮影シーンのカットと降板が告げられたそうです。 クルーニー自身も1998年の『シン・レッド・ライン』で多くのシーンをカットされた苦い経験があるようですが、今回は苦渋の決断だった模様です。ジョシュ・ブローリンの面白い野球コーチのシーン、見たかったですね! ちなみにジョシュ・ブローリンは、2010年のコーエン兄弟監督・脚本・製作『トゥルー・グリット』で、マット・デイモンと共演しています。
「サバービコン」の公開日はいつ?
Welcome to our little slice of heaven. #Suburbicon pic.twitter.com/A7aZWhwSLg
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ジョージ・クルーニーがメガホンをとった映画『サバービコン 仮面を被った街』は2018年5月4日公開となります。