タップできる目次
- 働くシングルファーザー&マザーに訪れた恋の話【1996年】
- 生放送で放映された緊迫の84分、衝撃のラスト【2000年】
- ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツなど超豪華キャストが集結した大ヒットシリーズ【2001~2007年】
- 君に会うために何度でも拘束されるよ、自分を犠牲にしても君に会いたい【2005年】
- 妻が倒れて見えたもの、家族とは何かを問いかける【2011年】
- ファンタスティックでありたいキツネのお父さんの奮闘【2009年】
- 6人の命は1人の男に委ねられた、真実に基づく人質救出劇【2012年】
- メリル・ストリープの演技は必見!!【2013年】
- そこは理想郷なのか、それとも廃墟なのか?【2015年】
- 【実話】ヒトラーが奪った美術品を取り戻すために結成された「モニュメンツ・メン」【2014年】
働くシングルファーザー&マザーに訪れた恋の話【1996年】
メラニー・パーカー(ミシェル・ファイファー)は建築家。ミュージシャンの夫と離婚をし、5歳の息子サミーを1人で育てています。課外授業があるということでサミーは楽しみにしていましたが、課外授業に遅れてしまうメラニー。 同じように遅刻してきたライターのジャック・テイラー(ジョージ・クルーニー)も離婚しており、数日娘のマギーを預かることになっていました。 そんな2人は課外授業へ向かうために同じタクシーに相乗りすることになります。最悪な出会いをしましたが、お互いに惹かれていきます。 この映画で可愛らしい演技をしていたサミー役のアレックス・D・リンツは今や26歳になりカリフォルニア大学で学んでいるそうです。
生放送で放映された緊迫の84分、衝撃のラスト【2000年】
『FAIL SAFE 未知への飛行』
1964年の映画『FAIL SAFE 未知への飛行』のリメイク作品。2000年にテレビで生放送(!)されたもの。見ている人々はストーリーを始め、役者たちがセリフを間違えないだろうかという別の意味でも緊張しっぱなしの時間だったのではないでしょうか。 1960年前半、米ソ冷戦時代の中、機械のトラブルによりモスクワに核攻撃せよという命令が下ります。 そういった命令は敵の偽装を防ぐために声ではなく全て信号で行われていました。その命令を受けたグレイディ中佐(ジョージー・クルーニー)は爆撃機でモスクワを目指します。 アメリカはあらゆる手を尽くして止めようとし、グレイディ中佐に「攻撃を中止するように」と伝えますが声での命令は偽装の可能性があるため、グレイディ中佐は通信を切ってしまいます。
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツなど超豪華キャストが集結した大ヒットシリーズ【2001~2007年】
泥棒かつ詐欺師のダニエル・オーシャン(ジョージー・クルーニー)は仮出所し、ラスティ(ブラッド・ピット)に刑務所で練っていた計画を持ちかけます。 ラスベガスの三大カジノのである「ベラージオ」・「ミラージュ」・「MGMグランド」。その金が集まっている巨大地下金庫を破ろうという計画です。そして、オーシャンにはもうひとつ取り戻したいものがありました。
監督はスティーブン・ソダーバーグ
『エリン・ブロコビッチ』と『トラフィック』でアカデミー監督賞にダブルノミネートされ、『トラフィック』で受賞しました。この『オーシャンズ』では全世界で4億ドル以上の興行収入を記録しました。
今度の敵はフランスの大泥棒、ナイト・フォックス【2004年】
巨大地下金庫を破り、元妻のテス(ジュリア・ロバーツ)の愛も取り戻し優雅な生活を送るオーシャン(ジョージー・クルーニー)。他のメンバーもそれぞれ自由気ままな生活を送っていました。そんな時、カジノのオーナーであるベネディクト(アンディ・ガルシア)が11人の前に現れ、盗んだ金に利子をつけて返せと迫ります。 金庫破りの件もありアメリカでは動きづらいオーシャンズは舞台をヨーロッパに移します。そこで綿密な計画を練り盗みを成功させていきますが、オーシャンズが盗むものの前に黒い狐の置物があり、獲物は既に消えていました。 それはヨーロッパの大泥棒ルマークの弟子、ナイト・フォックスことフランソワ・トゥルアー(ヴァンサン・カッセル)の仕業でした。 そして「ファベルジェの卵」を巡るオーシャンズとナイト・フォックスの闘いが始まります。
ダニー・オーシャンの仲間
仲間を傷つけたホテル王に制裁を!!オーシャンズは3度集結する【2007年】
オーシャンズの仲間のルーベン(エリオット・グールド)が心筋梗塞で倒れたということを聞きつけ、オーシャンはルーベンの元に駆けつけます。悪名高きウィリー・バンク(アル・パチーノ)にホテルの共同経営の話を持ちかけられ、最後に裏切られてしまいショックで倒れてしまったのです。オーシャンズはラスティ(ブラッド・ピット)ら、仲間を集結させ、復讐を誓います。 オーシャンたちはカジノを併設した超高級ホテル「バンク」を奪おうと計画を立てます。しかし、最新のセキュリティが計画を阻みます。オーシャンズは予測しなかった出来事に遭遇し、カジノのオーナー、ベネディクト(アンディ・ガルシア)に助けを求めます。
悪名高いホテル王を演じたのはアル・パチーノ
『ゴッドファーザー』で知名度を上げ、その後数々の映画や演劇で賞を受賞しているアル・パチーノ。シリアスなものからコメディまで幅広い演技で75歳(2015年現在)とは思えないほど精力的に活躍しています。2015年9月には最新作『Dearダニー 君へのうた』が公開されました。
君に会うために何度でも拘束されるよ、自分を犠牲にしても君に会いたい【2005年】
この映画は製作のみでジョージー・クルーニー自身は出演していません。しかしとても興味深い映画です。 1992年の湾岸戦争で負傷したジャック・スタークス(エイドリアン・ブロディ)。記憶障害になり放浪していた時にひと組の母娘に出会います。母親はアル中で娘の名前はジャッキー。そのジャッキーにせがまれジャックは自分の兵士の個人識別用タグをあげることになります。
その後事件に巻き込まれたジャックは警官殺しの罪を着せられてしまいます。無実を叫ぶジャックでしたが、精神的におかしいということで精神病院に強制的に入れられてしまいます。そこで治療が行われますが、ジャケット(拘束衣)を着せられ狭い棚の中に押し込まれます。
妻が倒れて見えたもの、家族とは何かを問いかける【2011年】
カウイ・ハート・ヘミングスの小説『ファミリー・ツリー』を映画化。この映画でジョージー・クルーニーはゴールデン・グローブ賞を受賞しました。 弁護士として忙しく働くマット・キング(ジョージー・クルーニー)は妻と娘2人とハワイのオアフ島で暮らしていました。そんな時に妻がボートで事故にあい植物人間状態になってしまいます。 マットは妻がもし目を覚ました時には理想の夫、そして娘たちにとって理想の父親になろうと誓います。しかし、妻は浮気をしており、マットと離婚をしようとしていました。そしてまた、そのことを娘たちは知っていて、マットはショックを受けます。
ファンタスティックでありたいキツネのお父さんの奮闘【2009年】
『チャーリーとチョコレート工場』の作者、ロアルド・ダールの『父さんギツネバンザイ』を題材にして作られたアニメーション映画です。 Mr.フォックス(声:ジョージー・クルーニー)は凄腕の泥棒。 しかし、妻のMrs.フォックス(声:メリル・ストリープ)が妊娠したことを機に引退し、新聞記者として働いていました。息子はちょっと変わり者ですがそこそこ幸せな暮らし。 しかし、いい暮らしがしたい!と思い丘の家を購入することにします。 憧れの家に越したのはいいものの、その付近には性格の悪い人間たちが住んでいました。人間の家に近づいたMr.フォックスは野生が目覚めてしまいます。人間たちが飼育する獲物を盗むことに没頭してしまうMr.フォックス。 獲物を盗まれた人間たちはキツネたちを追い込もうとトラクターで丘を掘り返します。かくして人間をこらしめようとMr.フォックスは仲間を集め闘うことにします。
6人の命は1人の男に委ねられた、真実に基づく人質救出劇【2012年】
イラン革命の後、1979年に親欧米化路線を敷いていたモハンマド・レザー・パフラヴィー国王は亡命のためにアメリカを目指していました。そして反体制派のルーホッラー・ホメイニーを指導者として法学者を支柱とする反体制勢力が台頭していました。 同年、元国王のパフラヴィーの入国をアメリカが認めたことに反発し、イスラム法学校の生徒が中心となり、テヘランにあるアメリカ大使館を占拠し、52人を人質としました。 しかし占拠される前にアメリカ大使館から逃げ出した6人はカナダ大使公邸に匿われます。その6人を偽のロケハンとして逃がすために『アルゴ』という架空のSF映画を作ります。そこで指揮を取ったのはCIA工作本部技術部のトニー・メンデス(ベン・アフレック)でした。 イランだけでなくアメリカまでも欺き、盛大な『アルゴ』の記者会見が始まります。カナダ大使公邸にいた6人はその計画に戸惑いを感じながらも他に選択肢がないことから、参加せざるを得なくなります。
メリル・ストリープの演技は必見!!【2013年】
原作はトレイシー・レッツによる同名の戯曲です。戯曲の方はピュリッツァー賞を受賞しています。この映画でジョージー・クルーニーは制作側として参加しており、本編には登場しません。 ガンを患っているバイオレット(メリル・ストリープ)のために夫であるベバリーが家政婦を雇い、そして失踪します。失踪の知らせを受け、バイオレットの娘3人がそれぞれ夫や娘を伴い帰ってきます。 真面目な長女バーバラ(ジュリア・ロバーツ)は思春期の娘ジーン(アビゲイル・ブレスリン)と険悪です。まるで昔のバイオレットとバーバラのようです。 次女アイビー(ジュリアンヌ・ニコルソン)は地元に残っていますが1人暮らしで秘密の恋をしています。三女のカレン(ジュリエット・ルイス)は自由奔放で婚約者と一緒に帰ってきます。 そしてバイオレットの妹夫婦も揃います。闘病中であっても毒舌家の母バイオレットと集まったかつての家族。女たちが本音をぶちまけあいます。その中で明かされる真実。女たちは救われるのでしょうか。
そこは理想郷なのか、それとも廃墟なのか?【2015年】
自分のものではないとそれに触れた瞬間、ケイシーは見慣れない場所へと移動します。そこはトゥモローランドで、テクノロジーが発達した世界でした。未来の世界なのかと考える間もなく元の世界へと戻ってしまいます。 1964年、少年フランク(後のジョージー・クルーニー)は発明をすることが大好きでした。フランクは自身の発明品「ジェットバック」を持って万国博覧会に向かいます。そこで出会った男に発明品を見せますが相手にしてもらえません。 と、そこにアテナという少女がやってきてひとつのピンバッジを渡されます。そのピンバッジで見知らぬ世界へ運ばれるフランク。 1人の好奇心の強い少女ケイシーとかつての天才少年だった発明家のフランクは同じ景色を見た者同士、その秘密と謎を探ろうとします。
【実話】ヒトラーが奪った美術品を取り戻すために結成された「モニュメンツ・メン」【2014年】
実際に存在した「モニュメンツ・メン」に焦点をあてた作品です。また監督、製作、脚本をジョージー・クルーニーがつとめ、また本編の重要な役どころを演じました。 1943年、第二次世界大戦のさなか、ヒトラー率いるナチス・ドイツ軍は多くの美術品を略奪し、破壊していきました。
美術的遺産の危機を感じたフランク・ストークス(ジョージー・クルーニー)は大統領フランクリン・ルーズベルトに直訴します。大統領は憂慮しながらも戦争で人材がいないということ、その責任者を担うようにストークスに伝えます。
そこでストークスはヨーロッパ中を周り必要な人間を招集します。6人の美術専門家を集め、美術品を奪回する部隊「モニュメンツ・メン」を結成します。ナチスが美術品を隠している場所を見つけるため彼らは奔走します。