『エイリアンvs~』なタイトルの作品が多い!エイリアン、戦いすぎ問題を実証

2017年9月22日更新

2017年9月15日に公開後、日本でも話題となった『エイリアン:コヴェナント』。シリーズ最新作にして、『エイリアン』の前日譚となっている今作では、前作『プロメテウス』よりエイリアンが活躍(?)する点も見所のひとつ。ところで、エイリアンが色んな生命体と戦いすぎている事に気づいてしまったのですが……。

エイリアン、戦いすぎ疑惑が浮上。

1979年に公開されたリドリー・スコット監督による『エイリアン』。ホラー映画として、そしてSF映画として当時センセーショナルな作品として注目を浴び、その後次々に続編が製作されてきました。このシリーズのもはや裏主人公とも言えるのが、クリーチャーであるエイリアンです。H・R・ギーガーによってデザインされた、その美しくて狡猾さのあるビジュアルが痺れるくらいかっこ良い。 そんなエイリアンなのですが、実は『エイリアンvsプレデター』を皮切りにどうやらあらゆる対象と戦いすぎているのではないかという疑惑が浮上しているのです(『エイリアン』のエイリアンかは置いといて)。そこで、『エイリアンvs~』というタイトル作を見ながら検証したいと思います。

1.エイリアン、宿敵登場『エイリアンvsプレデター』

製作陣に『プレデター』本家のプロデューサー、ジョン・デイヴィスと『エイリアン』シリーズ本家のプロデューサー、デヴィッド・ガイラーを迎えた“公式的”スピンオフ作品。タイトル通り、SF映画を代表するクリーチャーが戦います。 舞台は地球。発掘された古代遺跡に調査に向かった一行が目にしたのは、プレデターが成人儀礼としてエイリアンと戦い、一人前になるために用意されたバトルフィールドだったのです。今作に登場するエイリアンはバトルエイリアンという種類のもので、容姿は『エイリアン4』のニューウォーリアーを改良されたものとなっています。

2.エイリアン、宿敵に寄生『エイリアンズvsプレデター』

先述の『エイリアンvsプレデター』の続編となる今作。前作のラストでプレデターに寄生したチェストバスターが誕生し、なんとエイリアンとプレデターの混合種「プレデリアン」が誕生します。プレデターの宇宙船内で大暴れをするプレデリアン。船は地球に墜落し、またもや人間を巻き込んだエイリアンとプレデターの死闘が始まるのです。

3.エイリアン、戦国時代に現れる『AVN/エイリアンvsニンジャ』

さて、前に紹介した作品と打って変わって世は戦国時代。伊賀の乱の真っ最中に地球に舞い降りたエイリアンが、下忍衆を次々と攻撃します。織田軍の手先だと勘違いした伊賀の忍者たちは、忍術で地球外生命体に対抗します。案外、人体破壊描写や衝撃的なラストがあるなどチープなだけにおさまらない、一定のファン数を誇る迷作です。 今作は日本の監督(千葉誠治)が手がけた作品であり、海外でも2010年のニューヨーク・アジアン・フィルムフェスティバルで上映される等して注目されました。

4.エイリアン、西部劇に現れる『ジャンゴvsエイリアン』

こちらは、現代の科学者が1800年代に地球にやってきたエイリアンについての調査を通して、物語が展開されていきます。西部開拓時代、侵略を試みてやってきたエイリアンに、ジャンゴが立ち向かう。このエイリアン、エイリアンなのだけどヴィジュアルが完全にプレデター! 銃撃戦あり、殴り合いあり、美女のポロリありな作品となっています。

5.エイリアン、ついに青い奴らと戦う『エイリアンvsアバター』

あらゆるものに姿を変える事ができるエイリアンと、そんなエイリアンを根絶するために追うアバターが地球を舞台に死闘を繰り広げるという物語。そこにお決まりといっても良い、山小屋に泊まる大学生グループが犠牲となってしまうのでした。冒頭から早速のポロリが、今作のZ級感を物語っています。 ちなみにエイリアンを追うアバターは、これまた宇宙船の中に本体があって『アバター』のように操作されているもの。彼らはエイリアンを倒す秘密兵器を用意しているのですが……。

※「エイリアンvsプレデター」シリーズ以外、『エイリアン』とは関係がありません

時には忍者と、時にはジャンゴと、時にはアバターと戦ってきたエイリアン。しかし、残念ながらこれらの“エイリアン”は、リドリー・スコットによる「エイリアン」シリーズとは一切関係のないもの。あくまで『エイリアンvsプレデター』のタイトルに便乗して量産されたB級、もしくはZ級作品に過ぎません。 しかし、エイリアンというものがあらゆる生命体と戦いすぎている事に違いはないようです。本家『エイリアン』でも、新作『エイリアン:コヴェナント』でも彼らは人間と戦っています(エイリアンが襲ってきているだけ……?)。 今後もまたエイリアンは何かと戦う事になるのか、少しだけ気になるところです。