映画『エイリアン』シリーズ全作品をまるっと紹介!【そしてコヴェナントへと続く】

2017年9月4日更新

『エイリアン』が公開されてから40年近く経とうとしている今、その誕生秘話が明らかになろうとしています。『エイリアン:コヴェナント』の公開を前に、今回はSFホラーの金字塔全シリーズの作品を海外メディアを元にご紹介します!!

映画『エイリアン』シリーズ全作品をまるっと紹介

『エイリアン』シリーズはSFホラー映画の金字塔とも言えるシリーズです。シガニー・ウィーバー演じる主人公のエレン・リプリーと地球外生命のゼノモーフ XX121の闘いに焦点が当てられています。 20世紀フォックスによって配給された本シリーズは1979年の第1作で始まり、続編の『エイリアン2』(1986)、『エイリアン3』(1992)、『エイリアン4』(1998)と続いていきます。 また、シリーズの起源についての物語ではないかといわれている『プロメテウス』(2012)、2017年公開夏公開となる続編『エイリアン:コヴェナント』(2017)。そして公開される前からその続編の話も出てきています。

さらに、加えて番外編とも言える『エイリアンVSプレデター』シリーズまで製作されているのです。 今回はそんな大人気SFホラーシリーズを一挙ご紹介します。

1作目『エイリアン』リドリー・スコット、シガニー・ウィーバーの出世作

2,000万トンの鉱物を積載する宇宙船をけん引した民間の宇宙貨物船ノストロモ号は、採掘作業を終え地球へ帰還する途中、遠く離れた惑星からのSOS信号を受信しました。科学主任のアッシュは二等航海士のリプリーに船の制御PC“マザー”がその信号を解読できていないことを告げます。 するとリプリーがなんとか信号を読み解き、最終的それがSOSではなくエイリアンからの警告であったことが判明。さらに、アッシュが会社から送り込まれたアンドロイドの“裏切り者”的立場にあることを知った時には時すでに遅し。クルーの多くはエイリアンの餌食になってしまいます。 お腹から……というシーンにぞっとした方も多かったのではないでしょうか……。1979年に公開された本作はその後に続く『エイリアン』シリーズの第一章、SFホラーの代名詞的作品です。アカデミー賞はじめ、数々の賞を受賞し、ノミネートされました。 シガニー・ウィーバーは“リプリー”として一気に大スターになり、リドリー・スコット監督も本作で映画監督として世界中に認められるようになりました。

Shinya_Ago エイリアンってさ 異国の 外国の 外の とかって意味があって 英語なわけだし その普通の意味で使うことも多いわけだけど、 完全にエイリアンしか頭に浮かばないよね まがまがしいというか エイリアンはエイリアンでしかないんだ もう。 それぐらいの恐怖と記憶を刷り込んだ偉大な映画なわけだ。
majimumi_ いい意味でたくさんドキドキできました ラストがいまいちだった気がしたけど続きがあるからね、仕方ないね

2作目『エイリアン2』監督はジェームズ・キャメロン!

ノストロモ号での悲惨な出来事があった後、エレン・リプリーは宇宙船から何とか脱出し、冷凍睡眠状態で宇宙をさまよい続けた後回復を遂げましたが、その時には既に57年が経過していました。 地球に戻って惑星LV-426の“エイリアン”についての話をしても、信じてくれる人は誰もいませんでした。しかし、“会社”が惑星LV-426の入植者たちの住む居住地区を調査するよう命じると彼らと連絡が途絶えてしまいます。 すると会社はタフな植民地海兵隊を惑星居住区に派遣することに。リプリーは彼らのサポートをするよう命じられます。 任務が徐々に明らかになるにつれ、リプリーはエイリアンが自分の中から出てくるという悪夢と向き合わざるを得なくなりますが、現実にさらなる悪夢が起きてしまうのでした……。 続編として1986年に公開された本作は、前作に引き続きシガニー・ウィーバー主演ですが、監督、脚本共にジェームズ・キャメロンに変更となりました。アカデミー賞2部門を含む20もの賞を獲得し、シリーズの人気は不動のものとなりました。

Keisuke__Aoyagi 宇宙の海兵隊はどのように機能しているんだろうと戸惑うが、キャメロン監督はかなり和を持たせて遊んでると思う。母が発動したリプリーは止められない。進む先に希望がある。
Keimiyazato 一作目の不気味な静けさから一転 アクション満載の娯楽映画になってます、各作品に監督の特長が出ていて そこら辺も楽しめるシリーズ。

3作目『エイリアン3』デヴィッド・フィンチャーにも残念な時代はあった!?

惑星LV-426での任務を終え、生き残ったクルーたちを乗せた戦闘宇宙船スラコ号はエイリアンのいる惑星から逃れ、地球に向かっていました。ニュートとヒックス、リプリーとアンドロイドのビショップは助かり冷凍睡眠で眠りにつきます。 しかし、スラコ号は故障を起こし近くの惑星フューリーに漂着。そこは男性凶悪犯たちが罰を与えられ密かに暮らす場所でした。 そこでエイリアンの卵が孵ってしまい、囚人たちを次々に殺していくのですが、リプリーは後にもっと恐ろしい本当の敵がいることを知ることになるのです。 1992年に公開されたシーズン第3弾はデヴィッド・フィンチャーが監督を担当。 『ファイト・クラブ』(1993)や『ソーシャル・ネットワーク』(2010)の監督としても有名で、高い評価を受けているフィンチャーですが、初映画監督作品だった本作は多額の製作費をかけたにもかかわらず批評家・観客ともに評判がかなり悪く、残念な結果に終わってしまいました。 しかしここへきて海外では本作の人気がまた上昇傾向にあるようです

Keimiyazato 何かと評判の悪い3作目、ラストがターミネーター2ですあまりの叩かれ方にフィンチャーは「映画を撮るくらいなら大腸癌になったほうがマシ!」と引きこもったとか、、一番最初で辛いをしたけど それがかえって良かったのかもねフィンチャー。
Keisuke__Aoyagi 好きな作品です。読書してるような流れとドキュメント的な暴力が直にくる。小者くさいランス・ヘンリクセンが好き。

4作目『エイリアン4』リプリー、クローンで復活!

シリーズ4作目は宇宙海賊たちがメインとなるストーリーで、シガニー・ウィーバーと海賊の新米クルー、アナリーを演じるウィノナ・ライダーのダブル主演になっています。 前作のラストでリプリーが命と引き換えに地球を救ってから200年後。リプリーは研究材のためクローンとして蘇ります。 目的は彼女の体内からエイリアンを摘出し、繁殖すること。リプリーのDNAがエイリアンのものと混ざったことで奴らの能力も持ち合わせてしまいます。 一方エイリアンたちは仲間同士殺し合い、進化を遂げ、クイーンは人間とのハイブリッドを生み出すのです。果たしてリプリーと海賊たちは宇宙船が地球にたどり着くのを阻止できるのでしょうか。 『アメリ』(2001)などで有名なフランス人監督ジャン=ピエール・ジュネの起用を失敗だとする批評家の声などもあるようですが、全体的に海外の批評家も観客も高く評価している人が目立ちます。 その後もシリーズが続いていくことを考えますと、前作の汚名は返上されたようですね。ちなみに、原題は『Alien: Resurrection』となっていて、“蘇り、復活、再生”というような意味の言葉が使用されています。

Keimiyazato 悲しさ漂う4作目は監督ジュネ、★は三つ半か四つか迷いました 設定に多少の無理を感じたので、このグロい作品の後にアメリとか振り幅激し過ぎ!
Kazuki__Takeuchi エイリアンシリーズの中で一番好きだった。映像がすごい綺麗で、心拍数あがる。 ヒロインのノイーナ・ライダーが綺麗。

派生作品『エイリアンvsプレデター』エイリアンだけでも大変なのに…

『エイリアン vs プレデター』はポール・W・S・アンダーソンが監督・脚本を担当し、2004年に公開されたSF映画で、本筋のシリーズとは一線を画した作品です。 出演者も前作までとは異なり“世界で最も美しい55人”にも選ばれたサナ・レイサンや、『トスカーナの休日』(2004)で国外でも有名になったイタリア人俳優ラウル・ボヴァなどが出演しました。 『エイリアンvs プレデター』という1989年のコミックシリーズが元になっており、その2大SF生物のコラボというコンセプトはコミックから来ていますが、映画自体はオリジナルです。

映画の脚本はアステカ神話とコミックシリーズ、スイスのSF作家エーリッヒ・フォン・デニケンの著書に影響を受けています。映画の舞台は2004年。古生物学者、考古学者他様々な専門家たちが大富豪チャールズ・ビショップ・ウェイランドの元に集結します。 遠く離れた南極の氷の下で謎の熱信号をキャッチし、付近の島を調査することになったのです。ウェイランド一行は氷の下に眠るピラミッドを発見し、自分たちが重大な発見をしたものと期待します。 しかし、そこは節目節目にプレデターがエイリアンを捕獲し始末するために使用した古代の狩猟場であることが判明。最終的に人間たちはこの2種の恐ろしい生命体の戦いに巻き込まれることとなるのです…。

shizuka__n プレデターが武器作ってくれたり、助けてくれたりして可愛くみえてくる笑
Hironari_Yoshimatsu 完全に宇宙のホラー映画!!

スピンオフ続編『エイリアンズVS.プレデター』最恐の三つ巴!

今作は、前作『エイリアンvsプレデター』の直後から物語が始まります。前作のラストで、プレデターの体内に宿ったチェストバスターから、なんと混合種となる「プレデリアン」が誕生!プレデリアンは、宇宙船でプレデターを攻撃。その際にプレデターの反撃が船体を壊し、宇宙船は地球へと不時着します。 その宇宙船には、前作で明かされたプレデターの儀式の時に使用するフェイスハガーが大量に搭載されていたため、彼らは不時着した後に人間に寄生していきます。 街全体がパニックとなり、州軍部隊までもが出動するものの膨大な数にまで繁殖したエイリアンの餌食となってしまいます。生存者たちは病院の屋上に止まっているヘリで街から脱出する事を考え、病院に向かいますが、そこでは既にプレデリアンがエイリアンを繁殖していました 更に、宇宙からはエイリアンの駆除やプレデターの存在を知られてしまうような痕跡を抹消するべくしたプレデターである、ザ・クリーナーがやってきます。そしてついに、宇宙最大規模の三つ巴が始まるのでした。

5作目『プロメテウス』「エイリアン」前日譚シリーズの幕開け!

作品の舞台は21世紀後半、古代の地球文明が残した人工物を発見した宇宙船プロメテウスのクルーたちを中心に物語は進んでいきます。人類の起源を探していると、一行は遠く離れた惑星に行き着き、人類の絶滅を引き起こしかねない脅威と遭遇することに。 『プロメテウス』はジョン・スペイツ、デイモン・リンデロフ脚本、リドリー・スコット監督による2012年公開のSF映画です。 シリーズの5作目とされ、1979年に公開された第1作の前編としてリドリー・スコットとジェームズ・キャメロンがそのアイディアを持っていました。

しかし、『エイリアンVSプレデター』が先に決まったことでその案は一時休止となっていたのですが、再びスコット監督が興味を持ったというわけです。 スペイツは『エイリアン』シリーズの前編向けに脚本を執筆したのですが、スコットはシリーズの繰り返しになるきっかけを避け、違った角度から捉えた映画を制作することを選択しました。 2010年後半にスペイツの脚本にリンデロフが手を加え、スコットと共に『エイリアン』誕生前のストーリーを完成させました。

とは言え、監督いわく“いわゆるエイリアンのDNA鎖”は共有しているし、舞台は同じ宇宙。“プロメテウス号”は独自の神話やアイディアを調査していく物語になっているのだそうです。 『ミレニアム』3部作のヒロインを演じたノオミ・ラパスや、『X-MEN』シリーズなどで活躍が評価されているマイケル・ファスベンダー、『モンスター』(2004)でGG主演女優賞に輝いたシャーリーズ・セロンなど実力派が勢ぞろい。 本作の続編の公開も既に決まっており、そのさらに続編の製作も決まったようで、3部作になる模様です。

6作目『エイリアン:コヴェナント』新種ネオモーフが登場!

宇宙船コヴェナントのクルーたちは銀河の遠く離れた惑星へ向けて出発。誰も足を踏み入れたことのない楽園と思い込んでいたその場所は実は世にも恐ろしい惑星であることが判明します。 想像をはるかに超える脅威が明らかになった時、彼らは過酷な脱出を試みることになるのです。 『プロメテウス』の続編『エイリアン:コヴェナント』が2017年9月に公開されます。『プロメテウス』と同じくリドリー・スコットが監督。前作から引き続き主演を果たすのはノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、そして『英国王のスピーチ』(2011)などに出演したガイ・ピアースです。

エイリアン コヴェナント
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当初『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)にも出演したレベッカ・ファーガソンが主役候補に挙がっていましたが、結局『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)のヒロイン、キャサリン・ウォーターストンを起用。 『エイリアン』シリーズでオリジナルのゼノモーフがひたすら出てくるのは『エイリアン4』以来、これが初だそうです。

『エイリアン:アウェイクニング』はどうなる?

『エイリアン:コヴェナント』の公開がまだもう少し先だというのに、監督リドリー・スコットは早くも同シリーズの次回作に目を向けています。制作関係者が口を滑らせ、次回作のタイトルは『エイリアン:アウェイクニング(原題)』になる可能性があることが判明しました。 監督いわくオリジナルの『エイリアン』の起源にせまっていく物語といったところ。しかし時系列としては『プロメテウス』、『アウェイクニング』、『コヴェナント』の順に進み、宇宙船が向かう先で全てが明らかになるのだそう。 もしこの通りだとすると、『アウェイクニング』が『プロメテウス』と『コヴェナント』の間の物語となります。 本作は『プロメテウス』の続編であると同時に『コヴェナント』の前編でもある。さらにどちらもオリジナルの『エイリアン』シリーズの前編である…ということは? 『コヴェナント』が前作と異なる点は、より残酷で、よりクレバーな点であると監督はおどけたように答えたそうです。エイリアンのことなのか、3部作を観ればわかる、ということでしょうか。 製作開始もいつだかまだ明らかになっていませんが、最新情報が入るのを楽しみに待つことにしましょう。