その正体とは?謎めいた黒髪の美少女・暁美ほむらに迫る!【魔法少女まどか☆マギカ】

2017年11月11日更新

『魔法少女まどか☆マギカ』は、その特異なストーリー展開により、アニメファンだけではなく一般の視聴者の間でも話題になった、テレビアニメです。その中でも謎の多い、暁美ほむらという魔法少女を徹底的に解説します。

暁美ほむら、黒髪の魔法少女とは?その身長、誕生日は?

暁美(あけみ)ほむらは『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する魔法少女の1人です。中学2年生で、主人公である鹿目まどかのクラスに転校してきます。 まどかたちとは違い、ほむらは登場した時点ですでに魔法少女として契約済み。魔法少女となる契約を躊躇しているまどかに対して、暁美ほむらは様々な警告を語り、その批判的な態度は謎めいています。 また、キュゥべえとの関係も、なぜか冷淡なギスギスしたものです。キュゥべえと敵対していると言っても過言ではありません。 暁美ほむらのイメージ・カラーは黒と紫。色としては、かなり渋くて落ち着いています。 公式に誕生日、身長が発表されている鹿目まどかとは異なり、暁美ほむらのそれらは不明です。身長が155〜158センチという説もありますが、他の魔法少女たちと並ぶと、やや低いようにも見えます。本記事ではそんな暁美ほむらについて徹底的に紹介します!

『魔法少女まどか☆マギカ』とは?

『魔法少女まどか☆マギカ』とは、2011年1月から4月まで深夜枠で放映されたテレビアニメです。そのあまりの鬱展開にアニメファン以外の間でも話題になりました。 脚本は『PSYCHO-PASS サイコパス』、『仮面ライダー鎧武』などの虚淵玄。異世界ヴィジュアルを、「劇団イヌカレー」が担当しています。 暁美ほむらを含む魔法少女たちは、地球外生命体キュゥべえと契約を交わして、魔法少女となります。その代償として願いが叶えられるのです。 ところが、暁美ほむらはキュゥべえを敵視していて、他の魔法少女たちに対しても批判的な言動ばかりとります。まさに孤高の存在なのです。一体どうしてなのでしょう?

敵である魔女との戦闘

暁美ほむらの攻撃力は、仲間の魔法少女の中ではあまり高くありません。魔法少女としての武器は左手に着けた砂時計と、円形の盾のみです。 それ故、攻撃には銃火器を使用します。自作の手榴弾、暴力団・米軍基地・自衛隊基地などから調達してきたらしい、銃などです。例えば、ベレッタM92FS、デザートイーグル、AT-4、M252 81mm迫撃砲など、ミリタリー・マニア垂涎の火器類。 しかし、ほむらが得意とするのは時間操作。左手の砂時計で時間を止めたり、巻き戻したりすることが可能で、それと同時に銃で相手を倒します。

暁美ほむらの正体は? クールな態度のワケは?【ネタバレ注意!】

暁美ほむらが、なぜ鹿目まどかたちに対して冷淡な態度をとっていたかという理由が、最終話で明かされます。 もともと、別の時間軸で鹿目まどかと暁美ほむらは親友であり、最強の魔女・ワルブルギスの夜との戦いで、まどかはほむらをかばって戦死してしまうのです。 悲しむほむらの前にキュゥべえが現れて、願いの替わりに強い能力を授けることを約束します。ほむらは「まどかが死なないように、まどかを守ること。まどかが魔法少女にならないこと。」を願って、時間を巻き戻すのです。 暁美ほむらはまどかの死を防げずに、何度も時間遡行を繰り返します。その度に、鹿目まどかの魔法少女としての能力は強くなり、それ故、最悪の魔女となる可能性が強くなるという逆説に陥るのです。 そう、魔女とは魔法少女のなれの果てでした。彼女たちの象徴であるソウルジェムが完全に濁ってしまうと、魔女になってしまう宿命の元に戦い続けていたのです。

もともとは可愛いメガネっ娘だった暁美ほむら

時間ループを繰り返す前の暁美ほむらは、長い間心臓病のために入院していて、退院したばかりの内気で気弱な女の子でした。髪は三つ編みで、眼鏡をかけていました。 転校した学校で鹿目まどかに出会い、そのポジティヴな態度に惹かれ、親友となります。内気な性格の故か、戦闘においてはやや足手まといとなることが多く、その度にまどかに救われていました。 それが現在の時間軸のように、クールで孤高の存在となったのは、何度も時間を遡行するうちに、魔法少女の本質や魔女の正体に気づいてしまったからでしょう。誰にも頼らずに、自分1人だけで鹿目まどかを守ると覚悟しているのです。

映画版ではほむらが悪魔になる?【ネタバレ注意!】

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』(2013)では、キュゥべえの実験によって、鹿目まどか、美樹さやか、巴マミ、佐倉杏子、暁美ほむららは、疑似現実の中に囚われ、ナイトメアと呼ばれる魔物を倒しています。 そしてほむらは魔女化していくのですが、鹿目まどかの円環の理がそれを救うのです。ところが、その瞬間、暁美ほむらが再び世界の理を改変し、黒い翼を持つ悪魔の姿で現れます。 そして、自らのエネルギー源を「希望も絶望も超える感情、愛」、つまり鹿目まどかへの愛だと語るのです。 脚本の虚淵玄は、永井豪の『デビルマン』の原作漫画を頭に置いて、構想したと証言しています。

まどかへの愛で溢れる、暁美ほむらの名言

暁美ほむらの劇中での名言は、鹿目まどかを思って、口にされたものばかりと言えます。 例えば、「度を越した優しさは甘さに繋がるし、蛮勇は油断になる。そして、どんな献身にも見返りなんてない。」というのは、最終話まで見終わってから振り返ると、鹿目まどかを守るには自分がストイックに努力するしかないという、ほむらの切ない思いが感じられるのです。 「まどか……たった一人の、私の友達……あなたの……あなたの為なら、私は永遠の迷路に閉じ込められても、構わない……」という台詞は、まさしくまどかへの愛に満ちています。永遠の迷路とは、ほむらが繰り返す時間ループのことなのです。