2022年2月22日更新

『リメンバー・ミー』吹き替え声優一覧【主人公・ミゲルの声は誰?】

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『リメンバー・ミー』はピクサー制作の長編アニメーション映画です。日本では2018年3月に公開され、2022年3月4日金曜ロードショーにて地上波放送されます。 本作に登場するのは、死者の国に暮らす骸骨たちとそこへ迷い込んだ少年・ミゲル。メキシコの大きな祝祭である死者の日をテーマに、ミュージシャンになりたいという夢を持つ少年と、骸骨の姿になった彼の祖先たちとの心の交流を描きます。 メキシコらしいカラフルな色使いと、物語において重要な意味を持つ音楽が見事に融合した作品です。この記事では、吹き替えでも素晴らしい歌声を披露していたキャスト陣を一挙にご紹介します。

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『リメンバー・ミー』吹き替え版には歌の上手なキャストが勢揃い!

ミゲル・リヴェラ石橋陽彩
ヘクター藤木直人
エルネスト・デラクルス橋本さとし
ママ・イメルダ松雪泰子
エンリケ・リヴェラ横山だいすけ
フリーダ・カーロ渡辺直美
エレナ・リヴェラ磯辺万沙子
パパ・フリオ多田野曜平
ママ・ココ大方斐紗子
事務官ヘッド・クラークチョー
フアン・ハノキョーセー立木文彦
女性マリアッチ高柳明音(SKE48)

主人公・ミゲルとヘクターの声優は誰?

ミゲルの声優を務めたのは石橋陽彩(いしばしひいろ)。2004年生まれで、当時13歳でミゲルを演じました。ミゲルの冒険の相棒を務めるもう1人の主人公・ヘクターの声優は俳優の藤木直人で、歌唱シーンも見事にこなしています。

主題歌は誰が歌っている?

日本版のエンドソングを手掛けたのはシシド・カフカと東京スカパラダイスオーケストラ。シシド・カフカと「スカパラ」の茂木欣一は作中で声優にもチャレンジしています。

ミゲル・リヴェラ役/石橋陽彩

ミゲルは天才的な音楽の才能を持つ12歳の少年で、本作の主人公です。死者の国に迷い込み、ある理由から憧れのアーティスト・デラクルスに会おうと奔走していくなかで、ヘクターに出会い成長していきます。 ミゲルの声を担当するのは、子役として活動する石橋陽彩(いしばしひいろ)です。映画公開時に13歳だった彼にとって、本作が初の声の仕事でした。 劇中での歌の上手さにびっくりした人も多いかもしれませんね。彼は2015年頃から、歌の上手な人たちが競う番組に多数出演している実力者なのです。

ヘクター役/藤木直人

ヘクターは本作のもう1人の主人公で、死者の国に暮らす人物です。彼が生きていたときの思い出を持つ人が聖者の国からいなくなってしまうと、死者の国からも消えてしまうため、ヘクターはミゲルにある取引を持ちかけ、行動を共にすることになります。 ヘクターを演じるのは俳優の藤木直人です。俳優業のほか、ナレーションなども経験がある藤木ですが、意外にも映画の吹き替えは本作が初めてとなります。声で演じるという意味では、特別出演した2013年公開の『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』のオモカゲ役以来です。 俳優として幅広い演技をこなす藤木は、陽気なキャラクターのヘクターも違和感なく演じていました。歌手活動もしているので、作品の鍵となる歌も聴き応えのあるものでしたね。

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エルネスト・デラクルス役/橋本さとし

デラクルスは死後も絶大な人気を誇っているアーティストで、ミゲルも信奉している人物です。 彼を演じたのは、橋本さとし。1997年に退団するまで劇団☆新感線で活躍、その後は映像作品や歌手など多方面でマルチな才能を発揮しています。 ドラマでは悪役が多い彼ですが、過去に担当した吹き替え作品『トランスフォーマーカーロボット』では炎の総司令官・ファイヤーコンボイの声を担当しています。本作ではドラマで培った悪役の演技が見どころです。

ママ・イメルダ役/松雪泰子

ママ・イメルダは、ミゲルの高祖母(ひいひいおばあちゃん)。彼女は、夫が音楽で身を立てるため家族の元を去ったことが原因で、リヴェラ家に音楽禁止の掟を作った人物です。 演じるのは女優の松雪泰子。人気女優として多数のドラマや映画に出演していますが、声の演技は本作で4作目です。吹き替えは2012年公開の映画『ボーン・レガシー』のマルタ・シェアリング医師役以来となります。 ママ・イメルダは1人で娘を育てながら、後に家業となる靴屋を始めた強い女性です。松雪の持つ凛とした意志の強い声色が、キャラクターの芯の強さを表現していました。

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エンリケ・リヴェラ役/横山だいすけ

エンリケはミゲルの父親です。音楽禁止の掟を破るミゲルに対して厳しく、家業の靴屋を継いで欲しいと願っている父親らしい父親と言えます。 演じるのはだいすけお兄さんこと横山だいすけ。元うたのお兄さんとして子育て層と子どもたちに絶大な人気を誇る人物です。もともと劇団四季で活動していたこともあり、演技には安定感があります。 エンリケの懐の深い優しさを、彼の温もりのある声で表現しています。親子のやり取りは、子供向け番組『おかあさんといっしょ』で培った経験が活きているのかとても自然。声を通じて子を見守る優しい眼差しを感じられる演技となっています。

フリーダ・カーロ役/渡辺直美

フリーダ・カーロは実在する同名の画家をモチーフにしたキャラクターで、死者の国に暮らす芸術家です。フリーダといえば、革新的に時代を切り拓いていったパワーのある女性。 そんなキャラクターを演じるのは、国内外でファッションアイコンとして注目されているタレントの渡辺直美です。過去にも吹き替えを担当しており、映画『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』の女性夜間警備員役なども演じた経験があります。 彼女の独特な感性と明るいキャラクターが、カラフルな本作の世界観に見事にマッチ。ミゲルと出会うシーンでは、彼女らしい元気さが弾けています。

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主題歌を担当したあの2人も声優として参加!

ロス・チャチャラコス女性メンバー役/シシド・カフカ

ロス・チャチャラコスは、ミゲルが死者の国で参加する歌のコンテストに出演するバンドです。 そのメンバーのうち女性のキャラクターを歌手のシシド・カフカが熱演。彼女はシシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラとして本作の日本語版エンディングを担当しています。 セリフ自体はとても少ないキャラクターです。しかし、エンディングでは彼女の歌声を堪能できるので、ファンはエンディングも合わせて楽しむと良いかもしれません。

ロス・チャチャラコス男性メンバー役/茂木欣一(東京スカパラダイスオーケストラ)

死者の国のコンテストで、ミゲルのライバルとなるバンド、ロス・チャチャラコス。その男性メンバーのうちの1人がこのキャラクターです。 演じるのは、声優初挑戦となる東京スカパラダイスオーケストラの茂木欽一です。ロス・チャチャラコスの女性メンバーを演じているシシド・カフカと東京スカパラダイスオーケストラがタッグを組んで、本作のエンディングを担当しています。 ミゲルとロス・チャチャラコスが言葉を交わすシーンでセリフを聴けるので、ぜひその声を探してみてください。

ミゲルの家族キャラクターの吹き替え声優一覧

エレナ・リヴェラ役/磯辺万沙子

エレナはミゲルの祖母。祖母であるイメルダの遺志を継いで、厳しい態度で音楽禁止の掟を実行しています。孫としてミゲルを溺愛していますが、彼が音楽に興味を持つことすらも禁止するほど音楽を嫌悪する人物です。 エレナを演じるのは劇団昴所属の磯辺万沙子。『キャプテン翼J』の日向小次郎の母役をはじめ、1990年代から数々のアニメに出演しています。また、「ER緊急救命室」シリーズに出演するなど吹き替えも多数担当しているベテラン声優です。 リヴェラ家を仕切る彼女の威圧感や存在感を、ベテランらしい演技でどっしりと演じています。

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パパ・フリオ役/多田野曜平

パパ・フリオはミゲルの曽祖父です。すでに亡くなっていて、死者の国で暮らしています。義母にあたるイメルダに尻に敷かれている様子がうかがえる、人の良さそうな人物です。 パパ・フリオ役はテアトル・エコー所属の多田野曜平。映画『シュガー・ラッシュ』のキャンディ大王役や、『アナと雪の女王』のウェーゼルトン公爵役も演じているベテラン声優です。ディズニー作品でいうと「トイ・ストーリー」シリーズのリトル・グリーン・メン役などでも知られています。 本人のツイートによると、パパ・フリオと骨格がそっくりとのこと。本編を観る際は、キャラクターのシルエットにもぜひ注目してみてください。

ママ・ココ役/大方斐紗子

ママ・ココはミゲルの曽祖母で、100歳近い年齢のおばあさんです。認知症を患っており、家族の思い出も忘れかけています。 ママ・ココを演じるのは女優や声優として活動する大方斐紗子。吹き替え作品も複数経験しているベテラン声優が、決してセリフは多くない彼女を丁寧に演じています。 終盤では、死者の国から戻ってきたミゲルとのやり取りで重要な役割を果たすことになる彼女を、ベテランだから出せる味わいのある声色で熱演。本編を観る際はぜひ注目してみてください。

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死者の国のキャラクターの吹き替え声優一覧

事務官ヘッド・クラーク /チョー

ヘッド・クラークは、死者の国にある家族再会案内所の事務官です。 メインキャラクターではありませんが、味のある演技で事務官ヘッド・クラークを演じるのは、俳優、声優、ナレーターとして活躍するチョー。ある世代には、NHKの『たんけんぼくのまち』のチョーさんとして親しみがあるのではないでしょうか。彼の骸骨役といえばアニメ『ONE PIECE』のブルック役が有名です。さらにEテレ『いないいないばあっ!」のワンワン役も担当しています。 彼がまた骸骨のキャラクターを演じている点や、だいすけお兄さんとの共演など、メインキャラクターではないもののつい気になってしまうキャスティングですね。

フアン・ハノキョーセー役/立木文彦

フアン・ハノキョーセーは歯列矯正医です。英語版ではピクサー作品の常連声優ジョン・ラッツェンバーガーが演じています。 演じているのは、ジョン・ラッツェンバーガーの担当声優である立木文彦です。『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウ役、『銀魂』ではアニメでも実写でもマダオこと長谷川泰三を演じています。『世界の果てまでイッテQ!』のナレーションでもおなじみの声ですね。 近年のピクサー作品では欠かせない声優のひとりである立木。彼の特徴ある声を、ぜひ本編で探してみてください。

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女性マリアッチ/高柳明音(SKE48)

女性マリアッチは、主人公のミゲルがマリアッチ広場で出会う女性ミュージシャン。マリアッチとは、メキシコ音楽やその奏者のことを指します。 演じるのはSKE48の高柳明音。女優として様々な作品に出演していますが、声の出演はこれが初めて。大好きなディズニー作品への出演ということで、収録は緊張したそうです。 出演はワンシーンですが、彼女の記念すべき声優デビューの瞬間となります。ミゲルが公園に出かけるシーンでは聴き逃さないように耳を傾けてみてください。

『リメンバー・ミー』吹き替え声優キャストに注目すると面白さ倍増!

リメンバーミー
(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

『リメンバーミー』日本語版の豪華声優陣をご紹介しました。音楽が重要なテーマとなる本作。メインキャストには歌唱力のある人物がキャスティングされています。 脇を固める実力派声優陣の演技と、メインキャストたちの演技と歌声。吹き替えならではの魅力がつまった本作は、ぜひ字幕版と吹替版の両方で楽しみたい作品です。