2019年大河ドラマ『いだてん』のキャスト一覧【宮藤官九郎脚本】

2017年11月30日更新

2019年に放送されるNHK大河ドラマが『いだてん』です。脚本を手掛けるのが宮藤官九郎とあって早くも話題をよんでいる本作のあらすじと発表されたキャストをご紹介します!

2019年放送の大河ドラマ『いだてん』のあらすじ・主要キャストを一挙紹介!

東京オリンピックを1年後に控えた2019年に放送されるNHK大河ドラマ第58作目が『いだてん~東京オリムピック噺~』です。2013年の朝ドラ『あまちゃん』はじめ、数々の映画やテレビドラマをヒットに導いてきた宮藤官九郎がオリジナル脚本を担当します。 世界有数の大国化、太平洋戦争と敗戦、高度経済成長など激動の時代を迎えた近・現代の日本を舞台に、アジア初の開催となった1964年の東京オリンピックに深く関わることになる実在の2人の男を主役に波乱の物語が展開します。 宮藤官九郎の他、音楽を大友良英、語りを古今亭志ん生など続々と詳細が明らかになりつつある中、ここでは2017年11月時点で発表されたあらすじ、豪華キャスト扮する主要登場人物15人を一覧にしてご紹介します!

大河ドラマ『いだてん』のあらすじ

描かれるのは、日本初参加となった1912年のストックホルムオリンピックから1964年の東京オリンピックに至る52年間です。マラソン選手として日本人初出場しながら、不本意な結果に終わった金栗四三と、東京にオリンピックを招くため尽力した田畑政治、2人の日本人の苦労と奮闘を3部構成かつリレー形式で描きます。 挫折からの復活を目指す金栗は、第一次世界大戦による大会中止などに直面しつつ、団長だった嘉納治五郎らの助けを得て厳しい練習に取り組みます。日本は1936年のベルリン大会でようやくスポーツ大国と認められ、また田畑政治らの招致活動によりようやく東京オリンピック開催が決定します。 ところが、太平洋戦争開戦を理由に返上を余儀なくされてしまいます。その後、敗戦から見事に復興して1959年、ついに5年後の東京オリンピックが決定しますが、開会に至るまで田畑らはさらなる幾多の問題解決を迫られるのでした。

オリジナル脚本を手掛ける宮藤官九郎

オリジナル脚本を担当するのが宮藤官九郎です。大ヒットを記録した『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』といったテレビドラマ、日本アカデミー賞で最優秀脚本賞に輝いた『GO』や『舞妓Haaaan!!!』など話題の映画で、日本を代表する人気脚本家の一人となりました。 2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』は、数々の賞を受賞したばかりか社会現象を巻き起こしました。満を持しての大河ドラマへの抜擢は、本作が初めてとなります。 また実在の人物がモデルのドラマも宮藤にとっては初の試みであり、事実とフィクションをいかに組合せるかに苦心している趣旨のコメントを発表しています。個性あふれるキャラクターとユニークな台詞、大胆な展開が醍醐味の「クドカン」ワールドで今回はどんな物語が繰り広げられるのか、大きな期待が寄せられています。

演出に『あまちゃん』の井上剛、『モテキ』の大根仁らが参加!

本作の演出には、『あまちゃん』でも宮藤とタッグを組んだ井上剛や、『モテキ』などで知られる大根仁らが参加することが明らかになっています。 クドカンの脚本を、気鋭の演出家たちがどのように表現するのでしょうか?

金栗四三/中村勘九郎

俊足で知られる仏神「いだてん(韋駄天)」に例えられる熊本出身の金栗四三(かなくりしそう)は、マラソンで当時の世界記録を樹立してストックホルムオリンピックに出場しますが、レース中に日射病で失神してしまうという不本意な結果に終わります。 結婚し再起を目指しますが、その後も戦争による大会中止など不運と不幸に見舞われます。競技生活を続けながら学校の教師となり、多くの人材を育てたばかりか箱根駅伝の創設や高地トレーニングの導入など、後に「マラソンの父」と呼ばれるに至った人物です。 演じる中村勘九郎は、2012年に六代目を襲名しましたが、早くから歌舞伎のみならず舞台や映画・ドラマにも幅広く挑戦してきました。2017年の映画『銀魂』では近藤勲を演じて話題になったほか、大河ドラマは2004年の『新選組!』で藤堂平助を演じて以来2度目の出演です。

田畑政治/阿部サダヲ

新聞記者として働きながら水泳の指導者としても多くの人材を育成し、日本水泳連盟の会長を務めるなど日本水泳の礎を築いたとされるのが田畑政治(たばたまさじ)です。1952年のヘルシンキと続くメルボルンオリンピックでは選手団団長を務めつつ、早くから東京招致のため尽力してきました。 一度は幻に終わった東京オリンピックを、様々な活動を通じて実現させた立役者の一人であり、組織委員会事務総長として開催を成功に導きました。目的を実現するためには労を厭わない情熱家として知られています。 演じる阿部サダヲは、宮藤官九郎とは劇団「大人計画」以来の名コンビとして、映画初主演となった『舞妓Haaaan!!!』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しました。その後の活躍は目覚ましく、2011年の主演ドラマ『マルモのおきて』や、2017年放送の大河ドラマ『おんな城主 直虎』の徳川家康役など、数々の作品で際立った個性を発揮しています。

春野スヤ/綾瀬はるか

後に金栗四三の妻となるのが春野スヤです。金栗とは同じ熊本出身の幼なじみであり、医師の家に生まれた太陽のごとく明るいお嬢様でした。 結婚後は2人で様々な苦難を乗り越え、オリンピックに向かって突き進む金栗を公私で支え続けた妻として知られています。そんな本作のヒロイン的存在とも言えるスヤを演じるのは綾瀬はるかです。 2000年にホリプロタレントスカウトキャラバン審査員特別賞に輝いた綾瀬は、デビュー後、順調に人気女優の階段を駆け上りました。様々なドラマや映画で主演を務めたほか、大河ドラマでも2013年の『八重の桜』の主人公・新島八重役で主演しており、本作が2度目の抜擢になります。

三島弥彦/生田斗真

東京の麹町出身で、父が警視総監、兄が日銀総裁という格式ある名家に生まれたのが三島弥彦(みしまやひこ)です。エリート街道を歩むかたわら、学生の頃からスポーツ万能で知られ、陸上選手として金栗とともにストックホルム大会に日本人初出場を果たしました。 次のベルリン大会への出場も目指しましたが、第一次世界大戦で中止になったことで次第に競技から遠ざかります。帝大卒業後は銀行に入行し、第一線のスポーツ界から退く道を選びました。 金栗の盟友とも言える三島弥彦を演じるのは、ジャニーズ所属タレントの中でも俳優として際立った活躍をしている生田斗真です。シリーズ化した映画『土竜の唄』の主人公・菊川玲二役は生田の当たり役となり、また大河ドラマは2014年の『軍師官兵衛』で高山右近を演じて以来、2度目の出演です。

シマ/杉咲花

裕福な名家である三島弥彦の屋敷で働く女中がシマです。弥彦のことをよく理解する立場に立ちつつ、やがてスポーツの持つ魅力そのものに目覚めていきます。 まだ女性がオリンピックに出場することには大きな障壁があった時代、いち早く女性の可能性に気づいた金栗四三のもと、その先駆的存在になっていきます。そんな大きく変貌するシマを杉咲花が演じます。 子役から次第に大人の女優へと成長しつつある杉咲花は、2016年の朝ドラ『とと姉ちゃん』のヒロインの妹役で一躍全国的な知名度を得ました。同年には映画『湯を沸かすほどの熱い愛』の娘役の演技が非常に高い評価を受けるなど、女優として大きく飛躍しました。

野口源三郎/永山絢斗

東京高等師範学校における金栗の後輩であり、マラソン選手としてオリンピック予選に共に参加したのが野口源三郎(のぐちげんざぶろう)です。ストックホルム大会には叶わなかったものの、アントワープ大会には主将として出場しました。 一線から退いたあとも、大日本体育協会の理事としてスポーツ振興に貢献しました。オリンピックに関する多くの著作も発表している野口源三郎を、永山絢斗が演じます。 瑛太と兄弟俳優としても知られる永山絢斗は、2007年のデビュー後、実力のあるイケメン俳優として着実にキャリアを重ねています。NHKでは、2011年の朝ドラ『おひさま』と2016年の『べっぴんさん』で既に2度も主要キャストに抜擢されています。

美川秀信/勝地涼

勝地涼
(C)2014「バンクーバーの朝日」製作委員会

金栗とは、幼なじみとして熊本の中学から東京高等師範学校まで一緒に過ごすことになる同級生が美川秀信(みかわひでのぶ)です。 努力家の金栗とは対照的に、教師になる夢からは挫折して落ちこぼれます。憎めないノリのいい愛嬌者の美川を演じるのは勝地涼です。 勝地涼は、2005年の映画『亡国のイージス』で日本アカデミー賞新人賞に輝きましたが、なんと言っても朝ドラ『あまちゃん』における一回だけの「前髪クネ男」役で一躍人気者となりました。大河ドラマは『篤姫』と『八重の桜』に続き、3度目の出演です。

大森兵蔵/竹野内豊

日本初参加となったストックホルムオリンピックの日本選手団監督が大森兵蔵(おおもりひょうぞう)です。その前年には大日本体育協会を設立し、理事に就任しました。 米国で学び、バレーボールとバスケットボールを日本に初めて紹介した人物としても知られています。アメリカ人女性と結婚し、当時としてはずば抜けた国際感覚を持ち合わせていた大森を竹野内豊が演じます。 トレンディドラマで活躍する爽やかなイケメン俳優から渋さを湛える中堅実力派俳優へと成長してきた竹野内豊。2016年の『シン・ゴジラ』における赤坂秀樹役が印象的でしたが、2017年も『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』と『彼女がその名を知らない鳥たち』など話題の映画に連続して出演しています。