2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』あらすじ・キャスト一覧!幕臣の活躍を描く【松坂桃李主演】
2027年に放送される大河ドラマ第66作目は、松坂桃李主演の『逆賊の幕臣』に決定しました。放送開始日は2027年1月10日(日)です。 2026年4月から8月にかけて出演者の第4弾から第6弾までが発表され、小栗忠順を取り巻く顔ぶれが一気に出そろいました。番組ロゴも解禁されています。 この記事では、『逆賊の幕臣』のあらすじ・キャスト・見どころを解説していきます。
2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
| タイトル | 『逆賊の幕臣』 |
|---|---|
| 放送日 | 2027年1月10日(日)放送開始予定(NHK総合) |
| 配信 | NHK ONEで同時・見逃し配信予定 |
| 作 | 安達奈緒子 |
| 演出 | 西村武五郎 , 末永創 , 川上剛 , 田中諭 ほか |
| 制作統括 | 勝田夏子 , 深川貴志 |
| 時代考証 | 岩下哲典 , 門松秀樹 |
| キャスト | 松坂桃李 , 大沢たかお , 上白石萌音 , 鈴木京香 , 北村有起哉 , 岡部たかし , 中村雅俊 ほか |
| 原作 | なし |
『逆賊の幕臣』は、NHK大河ドラマの第66作にあたる完全オリジナル作品です。作は『おかえりモネ』(2021年)などを手がけた安達奈緒子。制作統括は勝田夏子と深川貴志が務めます。 主演の松坂桃李が演じるのは、幕末に勘定奉行や軍艦奉行を歴任した幕臣・小栗忠順です。ライバルとなる勝海舟役には大沢たかおが配され、2027年1月10日(日)から放送されます。
『逆賊の幕臣』のあらすじ
時は1860年。小栗忠順(松坂桃李)は大老・井伊直弼に取り立てられ、日本初の遣米使節団の中核として米艦「ポーハタン号」に迎えられました。一方、随行する日本の軍艦「咸臨丸」の船長・勝海舟(大沢たかお)は、米軍士官に指揮権を譲渡するという屈辱を味わいます。 列強に対抗できる国づくりを迫られる中、対立しながらも一目置き合っていく小栗と勝。大政奉還後の時代の移ろいと共に、彼らの運命は大きく分かれてしまい……。
主人公・小栗忠順ってどんな人?史実に基づいて解説
幕末の混迷期、勘定奉行や軍艦奉行を歴任し、圧倒的な先見の明で幕府を支えた天才実務家です。1860年の遣米使節団として世界を一周した際、欧米の工業力に衝撃を受け、帰国後は「幕府が滅びても、土蔵(国のインフラ)は残る」という信念のもと、横須賀製鉄所の建設を強行しました。 徹底した主戦派であったため、鳥羽・伏見の戦い後は薩長から最も警戒され、新政府軍によって無実の罪で斬首されました。しかし、彼が導入した郵便制度の構想や会社組織の概念は明治政府にそのまま継承されます。後に東郷平八郎が「日本の勝利は小栗氏の製鉄所があったお陰」と感謝した、真の近代化の父です。
大河ドラマ『逆賊の幕臣』キャスト一覧・登場人物解説
| 役名 / キャスト | 役柄 |
|---|---|
| 小栗 忠順(おぐり ただまさ) 松坂 桃李 | 本作の主人公。幕末、近代日本の礎を築くため奔走しながらも、時代の波に飲まれ「逆賊」として命を落とした悲劇の天才幕臣。 |
| 勝 海舟(かつ かいしゅう) 大沢 たかお | 小栗忠順のライバルであり同志。幕府を「改良」して仕組みを作りたい小栗に対し、幕府を「解体」してでも個人の力を活かそうとする。 |
| 小栗 忠高(おぐり ただたか) 北村 有起哉 | 忠順の父。一見温厚で実直な入り婿の父だが、その心の内には亡き実父から受け継いだ熱い思いを秘めている。 |
| くに 鈴木 京香 | 忠順の母。小栗家の家付き娘として家を守る意識が誰よりも強く、明るくたくましく家族を照らす太陽のような存在。 |
| みち 上白石 萌音 | 忠順の妻。激動の幕末を生きる忠順を献身的に支える。 |
| 井伊 直弼(いい なおすけ) 岡部 たかし | 小栗忠順の上司。彦根藩主から大老へ。自身の屋敷を「埋木舎」と名付け、文武諸芸を磨いた。 |
| 安積 艮斎(あさか ごんさい) 中村 雅俊 | 小栗忠順の恩師。儒学者として忠順に大きな影響を与えたメンター。 |
幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)役/松坂桃李

小栗忠順(おぐり ただまさ)は徳川家に代々仕えてきた旗本「小栗家」に生まれた幕臣。日本初の遣米使節に選ばれ、西洋の文化を身をもって感じます。そして、帰国後は諸外国との外交だけでなく、製鉄所(造船所)の建設や洋式軍隊の整備など、国内の近代化を推し進めていったのです。 経済にも理解のあった小栗忠順は勘定奉行を何度も歴任。上司に対しても直言することを厭わず、70回も辞職と再任を繰り返したという逸話も残っています。 しかし最期は、明治新政府によって「逆賊」として歴史の闇に葬られた人物。幕府を残したまま「改良」することで、人々を束ねる仕組みを作ろうと奮闘していました。 本作の主人公を演じるのは、3度目の大河ドラマ出演となる松坂桃李。『軍師官兵衛』(2014年)、『いだてん』(2019年)を経て、大河ドラマ初主演を果たします。
勝海舟役/大沢たかお

勝海舟(かつ かいしゅう)は幕府の役職を持たない貧乏旗本・勝家の出身。並外れた努力で知識と教養を身に着け、「江戸無血開城の英雄」として後世に名を残しました。 そんな幕末の英傑を演じるのは、「JIN-仁-」シリーズなどで知られる大沢たかお。大河ドラマへの出演は、『花の乱』(1994年)と『花燃ゆ』(2015年)に続き3度目です。
みち役/上白石萌音

忠順の妻であるみち。感情表現が苦手で周囲に誤解されやすい夫を献身的に支え、時にその進むべき道を照らす「心の拠り所」となる女性です。 演じるのは、上白石萌音。『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)の和姫役、『西郷どん』(2018年)の西郷清役、『青天を衝け』(2021年)の天璋院(篤君)役に続く出演です。
くに役/鈴木京香

忠順の母であるくに。小栗家の家付き娘としての誇りを持ち、激動の時代の中でも家族を明るく鼓舞し続ける、たくましくも太陽のような存在です。 鈴木京香は『翔ぶが如く』(1990年)の和宮役から始まり、『真田丸』(2016年)の北政所、『鎌倉殿の13人』(2022年)の丹後局など、数々の大役を歴任。大河ドラマの顔とも言える彼女が、今作では「江戸の母」として物語に厚みを与えます。
小栗忠高役/北村有起哉

忠順の父・忠高。温厚で実直な当主を装いつつ、胸の内には実父から受け継いだ熱い志を秘めています。息子の才能を見守ります。 北村有起哉は『義経』(2005年)、『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)、『八重の桜』(2013年)、『西郷どん』(2018年)など出演多数。確かな演技力で、一筋縄ではいかない武家の父子像をどう構築するかが楽しみです。
井伊直弼役/岡部たかし

幕府大老である井伊直弼。小栗の才能をいち早く見抜き、遣米使節へと抜擢した上司です。批判を一身に浴びながらも、国のために泥をかぶる覚悟を持つ人物です。 『龍馬伝』(2010年)、『真田丸』(2016年)、『西郷どん』(2018年)、『青天を衝け』(2021年)の大倉喜八郎役などを演じてきた岡部たかし。連続テレビ小説『虎に翼』(2024年)での好演も記憶に新しく、本作でも強烈な印象を残すに違いありません。
安積艮斎役/中村雅俊
忠順が師事した儒学者である安積艮斎。世界情勢に目を向けさせ、忠順の知性の基盤を作った恩師です。 『おんな太閤記』(1981年)の豊臣秀吉役などで知られ、今作は『武蔵 MUSASHI』(2003年)以来、実に24年ぶりの大河出演となる中村雅俊。レジェンド俳優が演じる「導き手」の存在感に注目です。
小栗の幼なじみと盟友たち
2026年4月24日に発表された第4弾では、小栗を子どものころから知り尽くす仲間たち5人が明らかになりました。旗本仲間として青春をともにし、のちに幕政の要職で再び交わる面々です。
| 役名/俳優名 | 人物像 |
|---|---|
| 栗本鋤雲役/青木崇高 | 幕府医官・喜多村家の三男で、5歳下の小栗が敵わないほどの秀才。蝦夷地へ左遷されたのち江戸に戻って目付に抜擢され、小栗とともに対仏外交の最前線に立ちます |
| 駒井朝温役/高橋光臣 | 小栗より3歳上の温和誠実な旗本仲間。ひと足先に目付へ昇進し、小栗の上役になります。小栗の渡米に際しては次男・忠道を小栗家の後継ぎに出しました |
| 滝川具挙役/宮野真守 | 小栗家の隣に住む幼なじみの旗本。外国奉行、神奈川奉行、京都町奉行を経て大目付に。大政奉還に猛反対し、薩摩討伐を強硬に主張した武断派です。大河ドラマ初出演 |
| 朝比奈昌広役/芝大輔 | 小栗たちと青春を過ごした旗本仲間。12代家慶から13代家定の小姓を務め、長崎奉行や外国奉行など要職を歴任した外交畑の人物です。大河ドラマ初出演 |
| 三野村利左衛門役/荒川良々 | 放浪の末に小栗家の奉公人となり「リザ」と呼ばれて慕われた人物。両替商に転身して三井組の大番頭となり、勘定奉行・小栗の財政政策を民間から支えます |
栗本鋤雲役/青木崇高

小栗が敵わないと認めた秀才を演じるのは青木崇高です。大河ドラマは『龍馬伝』(2010年)の後藤象二郎、『平清盛』(2012年)の弁慶、『西郷どん』(2018年)の島津久光、『鎌倉殿の13人』(2022年)の木曽義仲に続く5作目となります。 近年は映画『ゴジラ-1.0』(2023年)などにも出演。骨太な男を演じさせたら随一の存在感で、対仏外交の最前線に立つ栗本をどう立ち上げるかに注目です。
駒井朝温役/高橋光臣

小栗の上役となる温和誠実な旗本仲間には高橋光臣。『龍馬伝』(2010年)の山脇重吉、『西郷どん』(2018年)の有村俊斎、『光る君へ』(2024年)の藤原義懐に続き、4作目の大河出演です。 『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006年)で注目を集めて以来、実直な役柄に説得力を持たせてきた俳優。小栗の渡米を支え、桜田門外の変では吟味役として裁く立場に回ります。
滝川具挙役/宮野真守

大政奉還に猛反対した武断派・滝川を演じるのは宮野真守です。大河ドラマは今回が初出演となります。 『DEATH NOTE』(2007年)の夜神月役などで知られる声優として第一線に立ち、NHK『大奥 Season2』(2023年)では俳優としても存在感を示しました。幼なじみでありながら、性質の違いから小栗と衝突していく役どころです。
朝比奈昌広役/芝大輔

外交畑を歩んだ旗本仲間には、お笑いコンビ・モグライダーの芝大輔。大河ドラマ初出演です。 M-1グランプリ2023の決勝に進出し、映画『赤羽骨子のボディガード』(2024年)にも出演してきました。如才ない立ち居振る舞いと、ガードの固さを併せ持つ人物をどう表現するのかが楽しみです。
三野村利左衛門役/荒川良々

小栗家の奉公人から三井組の大番頭へ上りつめる三野村を演じるのは荒川良々です。大河は『義経』(2005年)の大日坊春慶、『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)の今松に続く3作目となります。 連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)や映画『首』(2023年)など出演作は多彩。読み書きは不自由でも頭の回転が早い「リザ」という愛嬌のある人物像に、持ち味がぴたりとはまりそうです。
江戸城で出会う将軍・老中・大名
2026年6月23日発表の第5弾では、小栗が江戸城で相対することになる権力の中枢6人が明かされました。3人の将軍に、老中首座、南町奉行、そして水戸の御老公という顔ぶれです。
| 役名/俳優名 | 人物像 |
|---|---|
| 徳川家慶役/宅麻伸 | 江戸幕府12代将軍。天保の改革は反発を抑えられず失敗しますが、若く聡明な阿部正弘を老中首座に抜擢する大胆さも見せます |
| 徳川家定役/ふかわりょう | 江戸幕府13代将軍。ペリー来航の直後に父の急死で将軍に就きます。病弱で内向的、孤独な家定に寄り添った井伊直弼をのちに大老へ電撃任命しました。大河ドラマ初出演 |
| 徳川家茂役/神尾楓珠 | 江戸幕府14代将軍。後継争いの末に13歳で将軍となり、和宮と政略結婚。229年ぶりの将軍上洛を敢行します。大河ドラマ初出演 |
| 阿部正弘役/岩田剛典 | 数えで27歳という若さで老中首座に就いた人物。ペリー来航時は戦を避けるべく奔走します。「皆の声を聞く」新しい手法で幕政に風穴を開けました。大河ドラマ初出演 |
| 鳥居耀蔵役/北村一輝 | 南町奉行。天保の改革で厳しく取り締まり「妖怪」と呼ばれます。西洋思想を警戒し、小栗の師である安積艮斎ら開明派を目の敵にします |
| 徳川斉昭役/柄本明 | 9代水戸藩主で「烈公」の異名を持つ老獪な策士。息子の慶喜を将軍後継にしようと画策し、開国を迫られると攘夷を主張して井伊直弼と対立します |
徳川家慶役/宅麻伸
12代将軍を演じる宅麻伸にとって、大河は8作目の出演です。『おんな太閤記』(1981年)の石田三成に始まり、『独眼竜政宗』(1987年)の徳川家光、『どうする家康』(2023年)の前田利家などを演じてきました。 『課長島耕作』シリーズ(1993年〜)などでも知られるベテラン。改革に失敗しながらも、若き阿部正弘を抜擢する大胆さを併せ持つ将軍の複雑さを託されます。
徳川家定役/ふかわりょう
病弱で内向的な13代将軍には、お笑いタレントのふかわりょう。大河ドラマ初出演となります。 近年は『アポロの歌』(2025年)や『能面検事』(2025年)など、俳優としての出演も重ねてきました。「将軍の器にあらず」と噂された孤独な人物をどう演じるのか、意外性のある配役です。
徳川家茂役/神尾楓珠

13歳で将軍となった家茂役は神尾楓珠。大河ドラマ初出演です。 『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(2019年)で注目され、映画『キングダム 魂の決戦』(2026年)にも出演しています。和宮との政略結婚や、229年ぶりの将軍上洛という重い運命を背負う役どころです。
阿部正弘役/岩田剛典

数えで27歳という若さで老中首座に就いた阿部正弘を演じるのは岩田剛典。大河ドラマ初出演となります。 映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016年)で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、連続テレビ小説『虎に翼』(2024年)にも出演しました。「皆の声を聞く」新しい手法で幕政に風穴を開ける若き為政者です。
鳥居耀蔵役/北村一輝

「妖怪」と恐れられた南町奉行には北村一輝。『北条時宗』(2001年)の平頼綱、『天地人』(2009年)の上杉景勝、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(2025年)の本居宣長に続く4作目の大河出演です。 映画『皆月』(1999年)でキネマ旬報の新人男優賞を受賞しました。開明派を目の敵にする執拗さを、屈指の悪役俳優がどう見せるかに注目が集まります。
徳川斉昭役/柄本明

水戸の「烈公」を演じる柄本明は、『太平記』(1991年)の高師直、『功名が辻』(2006年)の豊臣秀吉、『西郷どん』(2018年)の龍佐民などに続く6作目の大河出演となります。 映画『カンゾー先生』(1998年)で第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた名優です。息子・慶喜の将軍後継を画策する老獪さが、物語をかき回していきます。
小栗家・勝家ゆかりの人々
2026年8月28日発表の第6弾では、小栗家と勝家の日常を支える6人が加わりました。あわせて番組ロゴも解禁されています。
| 役名/俳優名 | 人物像 |
|---|---|
| たみ役/瀧内公美 | 勝海舟の妻。江戸神田の商家の娘で、深川で芸者をしていた頃に勝と出会います。無役で貧乏だった勝を支え、勝家のゴッドマザー的存在となります |
| 小栗忠道(悌次郎)役/齋藤潤 | 駒井朝温の次男で、小栗家の養子。横浜仏語伝習所の第1期生としてフランス式兵学を修め、徳川慶喜とフランス公使の会談で通訳を務めるまでになります。大河ドラマ初出演 |
| 建部政醇役/飯尾和樹 | みちの父で、播磨国林田藩8代藩主。江戸屋敷が小栗家と行き来があり、少年時代の小栗と国家について論じあった逸話も残ります |
| 荒川祐蔵役/草川拓弥 | 小栗の従者。言動は荒々しく見えますが、実は勘が良く頭が切れる人物です。小栗に資質を見抜かれ、遣米使節団にも随行します |
| 武笠祐左衛門役/ANI | 小栗家の家老格。父・忠高の代から仕え、2500石の旗本家の内情を隅々まで把握する実務家です。小栗の渡米中は留守宅を任されます。大河ドラマ初出演 |
| 佐藤藤七役/甲本雅裕 | 小栗家の知行地である上州権田村の名主。忠順をやや苦手としていましたが、遣米使節団への随行を命じられ54歳で渡米し、次第に信頼を寄せていきます |
たみ役/瀧内公美

勝海舟の妻・たみを演じるのは瀧内公美。『光る君へ』(2024年)の源明子に続く2作目の大河出演です。 映画『火口のふたり』(2019年)でキネマ旬報ベスト・テンの主演女優賞を受賞し、映画『国宝』(2025年)にも出演しました。出世後の勝の愛人たちとも屋敷で暮らし、子どもを分け隔てなく育てた肝の据わった女性を演じます。
小栗忠道(悌次郎)役/齋藤潤

小栗家の養子・忠道役は齋藤潤。大河ドラマ初出演です。 映画『カラオケ行こ!』(2024年)で第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した気鋭の若手。松坂桃李演じる小栗の「息子」として、フランス語を武器に幕末外交の現場へ飛び込んでいきます。
建部政醇役/飯尾和樹
みちの父・建部政醇を演じるのは、お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹です。『おんな城主 直虎』(2017年)に続く2作目の大河出演となります。 映画『沈黙のパレード』(2022年)で第65回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞しました。珍しい品や道具を集める趣味人という役柄が、飄々とした持ち味とよく合いそうです。
荒川祐蔵役/草川拓弥

小栗の従者・荒川祐蔵役は、超特急の草川拓弥。『天地人』(2009年)、『平清盛』(2012年)の平宗盛(少年期)に続く3作目の大河出演です。 『みなと商事コインランドリー』(2022年)で初主演を務めました。粗野に見えて、実は勘が良く頭が切れるという従者を演じ、上州権田村への隠遁まで主人と運命をともにします。
武笠祐左衛門役/ANI
小栗家の家老格・武笠祐左衛門を演じるのは、スチャダラパーのANI。大河ドラマ初出演となります。 映画『シン・ゴジラ』(2016年)や『孤独のグルメ Season6』(2017年)などに出演してきました。台所が火の車でも、誠実なたたずまいで家に安心感をもたらす実務家という役どころです。
佐藤藤七役/甲本雅裕
上州権田村の名主・佐藤藤七には甲本雅裕。『元禄繚乱』(1999年)の唐津縫之助、『武蔵 MUSASHI』(2003年)の植田良平、『新選組!』(2004年)の松原忠司、『どうする家康』(2023年)の夏目広次に続く5作目の大河出演です。 『踊る大捜査線』シリーズ(1997年〜)や連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021年)でも知られます。54歳で渡米し、次第に忠順へ信頼を寄せていく人間くさい村の顔役を演じます。
舞台はどこ?ゆかりの地・横須賀や終焉の地・群馬を解説
小栗忠順の活躍・横須賀製鉄所の建設
小栗忠順主導で作られた造船所が、神奈川県の横須賀製鉄所です。当時、安政の五か国条約を結んだアメリカに協力を要請するも、南北戦争真っ只中だったことで拒否されます。そこでフランスの協力を取り付けました。 フランス人技師ヴェルニーによって造船台や船体の検査や修理などに使われる石造りのドライドック建設の計画が立てられ、1865年に起工式が執り行われます。2026年現在もドライドックはそのままの姿で残っており、なんと現役で使用されています。
小栗忠順の最期・群馬県高崎市(旧倉渕町)
横須賀製鉄所の建設開始からわずか3年、小栗忠順は「逆賊」として全ての役職を罷免されてしまいます。そこで移り住んだのが、権田村(現在の群馬県高崎市倉渕町)でした。 倉渕町の東善寺で最後の64日間を過ごした忠順は、1868年5月27日に斬首されます。その首は一時、館山市の法輪寺に移されましたが、1869年に権田村の村人が盗み出し、現在は東善寺に戻っていると伝えられています。 2026年現在、東善寺境内にお墓があり、斬首された水沼には慰霊碑が建てられています。
大河ドラマ『逆賊の幕臣』脚本は安達奈緒子

大河ドラマ『逆賊の幕臣』には原作はなく、安達奈緒子によるオリジナル脚本となっています。 安達は2004年に脚本家としてデビュー。ヒット作「きのう何食べた?」シリーズのほか、NHKドラマでは『透明なゆりかご』(2018年)や朝ドラ『おかえりモネ』(2021年)などを手掛けた実力派です。 本作の脚本を担当するにあたって、「《幕末》を書くことを許されたのは《今》だったからだと考えます」とコメントしています。
大河ドラマ『逆賊の幕臣』見どころは?
『逆賊の幕臣』の最大の見どころは、「敗者の側から描く、もう一つの近代化物語」です。 薩長史観では語り尽くせなかった、幕府側による驚異的な改革スピードと、小栗忠順が残した「インフラという名の遺産」が鮮やかに描かれます。特に、松坂桃李演じる小栗と、大沢たかお演じる勝海舟の、手法は違えど「日本を守る」という志で繋がるヒリヒリとしたライバル関係は必見です。近代日本の夜明けを数字と技術で切り拓いた、知的な闘争に胸が熱くなるはずです。
大河ドラマ『逆賊の幕臣』は2027年1月10日(日)放送開始!
大河ドラマ『逆賊の幕臣』は、小栗忠順生誕200年にあたる2027年の1月10日(日)から放送されます。NHK ONEでの同時・見逃し配信も予定されています。 「勝海舟のライバル」と言われた幕臣を主人公に、知られざる歴史を描く本作。2026年8月28日の第6弾発表までに、小栗を取り巻く人々の顔ぶれがそろいました。 この記事は新しい発表があり次第、随時更新していきます。



