2026年4月1日更新

2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』あらすじとキャスト一覧を紹介!幕臣の活躍を描く

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松坂桃李

2027年に放送される大河ドラマ第66作目は、松坂桃李主演の『逆賊の幕臣』に決定しました。 江戸時代末期を舞台に描かれる本作について、あらすじやキャスト一覧を紹介します。

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2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』作品概要・あらすじ

タイトル 『逆賊の幕臣』
放送日 2027年1月~
制作統括 勝田夏子
脚本 安達奈緒子
キャスト 松坂桃李 , 大沢たかお
原作 なし

『逆賊の幕臣』のあらすじ

時は1860年。小栗忠順(松坂桃李)は大老・井伊直弼に取り立てられ、日本初の遣米使節団の中核として米艦「ポーハタン号」に迎えられました。一方、随行する日本の軍艦「咸臨丸」の船長・勝海舟(大沢たかお)は、米軍士官に指揮権を譲渡するという屈辱を味わいます。 列強に対抗できる国づくりを迫られる中、対立しながらも一目置き合っていく小栗と勝。大政奉還後の時代の移ろいと共に、彼らの運命は大きく分かれてしまい……。

主人公・小栗忠順ってどんな人?史実に基づいて解説

幕末の混迷期、勘定奉行や軍艦奉行を歴任し、圧倒的な先見明で幕府を支えた天才実務家です。1860年の遣米使節団として世界を一周した際、欧米の工業力に衝撃を受け、帰国後は「幕府が滅びても、土蔵(国のインフラ)は残る」という信念のもと、横須賀製鉄所の建設を強行しました。 徹底した主戦派であったため、鳥羽・伏見の戦い後は薩長から最も警戒され、新政府軍によって無実の罪で斬首されました。しかし、彼が導入した郵便制度の構想や会社組織の概念は明治政府にそのまま継承されます。後に東郷平八郎が「日本の勝利は小栗氏の製鉄所があったお陰」と感謝した、真の近代化の父です。

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大河ドラマ『逆賊の幕臣』キャスト一覧・登場人物解説

役名 / キャスト 役柄
小栗 忠順(おぐり ただまさ) 松坂 桃李 本作の主人公。幕末、近代日本の礎を築くため奔走しながらも、時代の波に飲まれ「逆賊」として命を落とした悲劇の天才幕臣。
勝 海舟(かつ かいしゅう) 大沢 たかお 小栗忠順のライバルであり同志。幕府を「改良」して仕組みを作りたい小栗に対し、幕府を「解体」してでも個人の力を活かそうとする。
小栗 忠高(おぐり ただたか) 北村 有起哉 忠順の父。一見温厚で実直な入り婿の父だが、その心の内には亡き実父から受け継いだ熱い思いを秘めている。
くに 鈴木 京香 忠順の母。小栗家の家付き娘として家を守る意識が誰よりも強く、明るくたくましく家族を照らす太陽のような存在。
みち 上白石 萌音 忠順の妻。激動の幕末を生きる忠順を献身的に支える。
井伊 直弼(いい なおすけ) 岡部 たかし 小栗忠順の上司。彦根藩主から大老へ。自身の屋敷を「埋木舎」と名付け、文武諸芸を磨いた。
安積 艮斎(あさか ごんさい) 中村 雅俊 小栗忠順の恩師。儒学者として忠順に大きな影響を与えたメンター。

幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)役/松坂桃李

松坂桃李

小栗忠順(おぐり ただまさ)は徳川家に代々仕えてきた旗本「小栗家」に生まれた幕臣。日本初の遣米使節に選ばれ、西洋の文化を身をもって感じます。そして、帰国後は諸外国との外交だけでなく、製鉄所(造船所)の建設や洋式軍隊の整備など、国内の近代化を推し進めていったのです。 経済にも理解のあった小栗忠順は勘定奉行を何度も歴任。上司に対しても直言することを厭わず、70回も辞職と再任を繰り返したという逸話も残っています。 しかし最期は、明治新政府によって「逆賊」として歴史の闇に葬られた人物。幕府を残したまま「改良」することで、人々を束ねる仕組みを作ろうと奮闘していました。 本作の主人公を演じるのは、3度目の大河ドラマ出演となる松坂桃李。2014年の『軍師官兵衛』、そして2019年の「いだてん」を経て、大河ドラマ初主演を果たします。

勝海舟役/大沢たかお

大沢たかお

勝海舟(かつ かいしゅう)は幕府の役職を持たない貧乏旗本・勝家の出身。並外れた努力で知識と教養を身に着け、「江戸無血開城の英雄」として後世に名を残しました。 そんな幕末の英傑を演じるのは、「JIN-仁-」シリーズなどで知られる大沢たかお。大河ドラマへの出演は、『花の乱』(1994年)と『花燃ゆ』(2015年)に続き3度目です。

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みち役/上白石萌音

上白石萌音

忠順の妻であるみち。感情表現が苦手で周囲に誤解されやすい夫を献身的に支え、時にその進むべき道を照らす「心の拠り所」となる女性です。 演じるのは、上白石萌音。『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)の和姫役、『西郷どん』(2018年)の西郷清役、『青天を衝け』(2021年)の天璋院(篤君)役に続く出演です。

くに役/鈴木京香

鈴木京香

忠順の母であるくに。小栗家の家付き娘としての誇りを持ち、激動の時代の中でも家族を明るく鼓舞し続ける、たくましくも太陽のような存在です。 鈴木京香は『翔ぶが如く』(1990年)の和宮役から始まり、『真田丸』(2016年)の北政所、『鎌倉殿の13人』(2022年)の丹後局など、数々の大役を歴任。大河ドラマの顔とも言える彼女が、今作では「江戸の母」として物語に厚みを与えます。

小栗忠高役/北村有起哉

北村有起哉

忠順の父・忠高。温厚で実直な当主を装いつつ、胸の内には実父から受け継いだ熱い志を秘めています。息子の才能を見守ります。 北村有起哉は『義経』(2005年)、『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)、『八重の桜』(2013年)、『西郷どん』(2018年)など出演多数。確かな演技力で、一筋縄ではいかない武家の父子像をどう構築するかが楽しみです。

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井伊直弼役/岡部たかし

幕府大老である井伊直弼。小栗の才能をいち早く見抜き、遣米使節へと抜擢した上司です。批判を一身に浴びながらも、国のために泥をかぶる覚悟を持つ人物です。 『龍馬伝』(2010年)、『真田丸』(2016年)、『西郷どん』(2018年)、『青天を衝け』(2021年)の大倉喜八郎役などを演じてきた岡部たかし。近年は朝ドラ『虎に翼』での好演も記憶に新しく、本作でも強烈な印象を残すに違いありません。

安積艮斎役/中村雅俊

忠順が師事した儒学者である安積艮斎。世界情勢に目を向けさせ、忠順の知性の基盤を作った恩師です。 『おんな太閤記』(1981年)の豊臣秀吉役などで知られ、今作は『武蔵 MUSASHI』(2003年)以来、実に24年ぶりの大河出演となる中村雅俊。レジェンド俳優が演じる「導き手」の存在感に注目です。

舞台はどこ?ゆかりの地・横須賀や終焉の地・群馬を解説

小栗忠順の活躍・横須賀製鉄所の建設

小栗忠順主導で作られた造船所が、神奈川県の横須賀製鉄所です。当時、安政の五か国条約を結んだアメリカに協力を要請するも、南北戦争真っ只中だったことで拒否されます。そこでフランスの協力を取り付けました。 フランス人技師ヴェルニーによって造船台や船体の検査や修理などに使われる石造りのドライドック建設の計画が立てられ、1865年に起工式が執り行われます。2026年現在もドライドックはそのままの姿で残っており、なんと現役で使用されています。

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小栗忠順の最期・群馬県高崎市(旧倉渕町)

横須賀製鉄所の建設開始からわずか3年、小栗忠順は「逆賊」として全ての役職を罷免されてしまいます。そこで移り住んだのが、権田村(現在の群馬県高崎市倉渕町)でした。 倉渕町の東善寺で最後の64日間を過ごした忠順は、1868年5月27日に斬首されます。その首は一時、館山市の法輪寺に移されましたが、1869年に権田村の村人が盗み出し、現在は東善寺に戻っていると伝えられています。 2026年現在、東善寺境内にお墓があり、斬首された水沼には慰霊碑が建てられています。

大河ドラマ『逆賊の幕臣』脚本は安達奈緒子

劇場版 『きのう何食べた?』
©2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会 ©よしながふみ/講談社

大河ドラマ『逆賊の幕臣』には原作はなく、安達奈緒子によるオリジナル脚本となっています。 安達は2004年に脚本家としてデビュー。ヒット作「きのう何食べた?」シリーズのほか、NHKドラマでは『透明なゆりかご』(2018年)や朝ドラ『おかえりモネ』(2021年)などを手掛けた実力派です。 本作の脚本を担当するにあたって、「《幕末》を書くことを許されたのは《今》だったからだと考えます」とコメントしています。

大河ドラマ『逆賊の幕臣』見どころは?

『逆賊の幕臣』の最大の見どころは、「敗者の側から描く、もう一つの近代化物語」です。 薩長史観では語り尽くせなかった、幕府側による驚異的な改革スピードと、小栗忠順が残した「インフラという名の遺産」が鮮やかに描かれます。特に、松坂桃李演じる小栗と、大沢たかお演じる勝海舟の、手法は違えど「日本を守る」という志で繋がるヒリヒリとしたライバル関係は必見です。近代日本の夜明けを数字と技術で切り拓いた、知的な闘争に胸が熱くなるはずです。

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大河ドラマ『逆賊の幕臣』の放送は2027年!

大河ドラマ『逆賊の幕臣』は、小栗忠順生誕200年にあたる2027年内に放送予定です! 「勝海舟のライバル」と言われた幕臣を主人公に、知られざる歴史を描く本作。名だたる偉人たちを演じるキャストは誰なのか、要チェックしていきましょう!