2018年2月13日更新

マーク・ウェブ監督の新作『さよなら、僕のマンハッタン』が気になる!【あらすじ・最新情報】

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さよなら僕のマンハッタン (プレス)
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マーク・ウェブ監督最新作『さよなら、僕のマンハッタン』

2009年の『(500)日のサマー』や2012年の『アメイジング・スパイダーマン』などで知られるマーク・ウェブ監督の新作、『さよなら、僕のマンハッタン』が公開決定となり、早くも注目が集まっています。 ウェブ監督の最新作はニューヨークを舞台にしたラブストーリー。タイトルがサイモン&ガーファンクルの曲名と同じ、カラム・ターナーが主演など何かと話題に事欠かない本作について気になる情報をまとめました。

『さよなら、僕のマンハッタン』のあらすじは?

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物語の舞台はタイトルにもある通りアメリカのニューヨーク。主人公のトーマスは大学卒業をきっかけかけに親元を離れ一人暮らしを始めていました。 彼が住み始めたアパートには一人の小説家が住んでいます。トーマスは、小説家と親しくなり、彼からいろいろとアドバイスを受ける関係になっていきます。 そんなある日、トーマスは好意を寄せる女性ミミと一緒にいる際、自分の父親と愛人の密会を目撃してしまいます。トーマスは、父親と愛人を別れさせようと決意するトーマスですがしますが、そのことをきっかけに彼の周辺も動き始めるのでした。 家族や友人、周囲を巻き込みながら恋と人生に迷い、悩む様子がサイモン&ガーファンクルの名曲「ニューヨークの少年」と共に映し出され、誰もが持つほろ苦い青春の記憶を感じさせる内容となっています。

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カラム・ターナーやジェフ・ブリッジスなどの出演キャストにも注目!

カラム・ターナー/トーマス・ウェブ

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本作の主人公、トーマス・ウェブを演じるのはイギリス出身の俳優カラム・ターナーです。 ターナーはモデルとしてキャリアをスタートさせましたが、2011年に役者としての活動も開始。最初は短編映画などの出演が多かったのですが、2016年にBBCのドラマ『戦争と平和』に出演したことで役者として注目を浴び始めます。 2018年に公開される通称「ファンタビ」シリーズの第二作にも、主人公の兄役で出演が決まっており今人気上昇中の俳優です。 実はターナーは幼いころ暮らしていたロンドンのチェルシーで、周囲に馴染めないという想いを抱えていたそう。本作の主人公も、自分の居場所を探すために親元を離れたという設定ですが、自身の思いを投影した演技がみられるのでしょうか。

ジェフ・ブリッジス/W.F.ジェラルド

トーマスと同じアパートに住んで入る小説家W.F.ジェラルドを演じるのは、アメリカ出身の俳優ジェフ・ブリッジスです。 ブリッジスの俳優デビューはなんと1歳の頃。以降俳優として数々の作品に出演してきましたが、残念ながら派手な賞の受賞経験がなく、無冠の名優とまで言われていました。しかし2009年の『クレイジー・ハート』でアカデミー賞主演男優賞を受賞。キャリアを始めてから60年でようやく評価された大器晩成型俳優です。 私生活では、写真や絵画、音楽などアーティスティックな活動にも従事しているブリッジス。本作のジェラルドは、アル中の作家でトーマスに言葉でのアドバイスとウイスキーのショットを与えるという役柄。ブリッジスのアーティストとしての側面は演技に影響するのでしょうか。

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ケイト・ベッキンセール/ジョアンナ

主人公の父親の不倫相手、ジョアンナを演じるのはイギリス出身の女優ケイト・ベッキンセールです。 ベッキンセールは俳優の父と女優の母の間に生まれたサラブレッドです。1991年にテレビドラマに出演し女優デビュー。のちに女優に専念するためオックスフォード大学を中退しています。 2000年に、アメリカでの映画にも登場し始め、『ブロークダウン・パレス』『金色の嘘』といった作品に出演しています。 父方の曽祖父はミャンマー人だというベッキンセール。東洋の血を引くミステリアスな魅力で、主人公トーマスの人生を大きく動かす女性役を演じています。

ピアース・ブロスナン/イーサン・ウェブ

主人公の父親、イーサンを演じるのはアイルランド出身のピアース・ブロスナンです。 ブロンソンの出世作は1982年から1987年までアメリカで放送されていた探偵ドラマ『探偵レミントン・スティール』です。女性探偵事務所のオーナーが出って位あげた架空の探偵のはずが、本物だと名乗って現れたハンサムなレミントン役でブロスナンは一躍有名になります。 1995年には5代目ジェームズ・ボンドとしてシリーズ17弾目『007 ゴールデンアイ』に出演。以降4作品において、ジェームズ・ボンドを演じました。 そんなブロスナンが演じる父親は、単なる浮気男で済まなそうです。背後にどんな事実が隠されて入るのか期待して臨みたいところです。

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シンシア・ニクソン/ジュディス・ウェブ

主人公トーマスの母親、ジュディスを演じるのはアメリカ出身の女優シンシア・ニクソンです。 ニクソンといえば、HBO制作の大人気テレビドラマシリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』の女性弁護士ミランダ役が有名です。しかし、彼女のキャリアは子役からスタートしており、ミランダつぃてブレイクする前も長きに渡って女優として活動していました。 強気で男性相手にも引けを取らないミランダ役で有名なニクソンですが、本作のジュディスは鬱気味の母親という役柄。どのような演技を見せてくれるのか期待したいところです。

本作の監督、マーク・ウェブとは?

本作の監督、マーク・ウェブはアメリカ出身です。生まれはインディアナ州のブルーミントンでしたが、大学教授だった父の都合ですぐにウィスコンシンに移住。以来そこで育ちました。 大学監督としてデビューする前は、数々のアーティストのミュージック・ビデオを監督しています。2000年にはB’zの『今夜月の見える丘に』のビデオを監督した経歴もあります。 映画監督として長編作品を初めて手がけたのは2009年。その時の作品『(500)日のサマー』は、ミュージック・ビデオを手がけてきた経歴をいかした、テンポのいいおしゃれな恋愛映画でウェブは映画監督として一躍有名になります。

その後、シリーズ初代監督のサム・ライミに代わって2012年『アメイジング・スパイダーマン』の監督に大抜擢。そのまま2014年『アメイジング・スパイダーマン2』の監督も担当し、人気映画監督の仲間入りを果たしました。

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原題にもなっているサイモン&ガーファンクルの曲とは?

さよなら僕のマンハッタン
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本作のタイトルは、1960年代に活躍したアメリカ人のポップ音楽ユニット、サイモン&ガーファンクルの曲名と同じになっています。 楽曲の方の『The Only Living Boy in New York』は、日本では『ニューヨークの少年』と訳され、1970年に発売されたアルバム『明日に架ける橋』に収録されていました。 歌詞はニューヨークに一人残された少年の孤独を歌ったもの。制作当時、実際にユニットの一人ガーファンクルが映画の撮影でメキシコに行ってし待っていたというエピソードがあり、一人ニューヨークに残されたサイモンの孤独感が歌詞に反映されています。 映画中でも主人公トーマスは自分の居場所がなく悩んでいるという設定。彼の孤独感をサイモン&ガーファンクルの曲が彩ってくれることでしょう。

『さよなら、僕のマンハッタン』の公開日は?

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アメリカで2017年8月に公開されたのを皮切りに、すでにヨーロッパ諸国や香港、韓国でも公開されて入る本作。日本では2018年4月14日より全国公開されることが決定しています。 公開当時はあまり高い評価を得られなかった本作ですが、日本での反応はどのようなものになるのでしょうか?