2020年5月21日更新

食蜂操祈は「とある」シリーズ真のヒロイン!?最強の精神操作能力を持つレベル5

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「とある」シリーズ真のヒロイン!?食蜂操祈は最強の精神操作能力を持つレベル5! サムネイル

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「とある」シリーズの食蜂操祈(しょくほうみさき)はスタイル抜群の金髪美少女【ネタバレ注意】

食蜂操折(しょくほうみさき)は『とある科学の超電磁砲』に登場するキャラクターで、金髪巨乳の美少女。語尾を伸ばした喋り方で、さまざまな言葉に「~力(りょく)」を付けるのが口癖です。 美琴たちと同様、名門常盤台中学に通う2年生ですが、そのスタイルの良さから美琴には「ホントに中学生?」とツッコまれています。校内の最大派閥のトップとして君臨し、あだ名は「常盤台の女王サマ」。シリーズファンからは「みさきち」、星型の瞳がそう見えることから「しいたけ」などの愛称で呼ばれています。 ※本記事では「とある」シリーズのネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

能力:レベル5の「心理掌握(メンタルアウト)」

食蜂の能力はレベル5の「心理掌握(メンタルアウト)」で、精神操作系の能力の最高峰。学園に7人しかいないレベル5の中でも、3位の御坂美琴、4位の麦野沈利に次ぐ第5位に名を連ねています。 能力の用途は広く、記憶の読み取りや消去、洗脳、感情のコントロールなど万能で、能力使用時にはリモコンを愛用しています。メンタルアウトを受けている対象者は、食蜂によく似た星の模様が瞳に浮かび上がります。 同系の能力者や電磁バリアを纏っている美琴には通用せず、また、当麻が右手で触れることでも解除することが可能です。

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ライバル・御坂美琴との共闘が胸熱!

『とある科学の超電磁砲』の大覇星祭編では、ライバル関係にある美琴との共闘を見ることができます。食蜂は、当初御坂妹の誘拐や黒子たちから美琴の記憶を消すなど、美琴たちと敵対するような立ち回りを見せますが、後に御坂妹を守るためだったことが判明し、2人は一時的に共同作戦を展開します。 最後には美琴の妹達(シスターズ)を使った「絶対能力者進化(レベル6シフト)計画」の立案者・木原幻生(きはらげんせい)と対決し、得意とする手練手管を駆使して幻生を打ち倒しました。 同じエピソード内で食蜂は、実は運動能力がポンコツという親しみやすい一面も見せています。

事の発端はエクステリアと木原幻生

「才人工房(クローンドリー)」にあるエクステリアは、食蜂の脳細胞を採取し培養させてできた2つの脳。名目上は「心理掌握」の能力を高めるために計画されていましたが、実際にはその能力をすべての人間に与える壮大な目的があったのです。 しかし、その維持や管理には負担も大きく、彼女はエクステリアの処分について検討し始めていました。そこへマッドサイエンティストの木原幻生が、「レベル6シフト計画」の代替手段としてこれを利用しようと近づいてきます。 ほぼ全身をサイボーグ化し、「幻想御手(レベルアッパー)」経由で「心理掌握」をも獲得した木原に苦戦しますが、食蜂は寸前で阻止。彼女は自らの記憶を書き換えてから木原に誤った思考を読ませ、彼に自壊コードを入力させたことでエクステリアを壊滅しました。

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原作漫画『とある科学の超電磁砲』で明らかになった食蜂の過去

原作漫画では食蜂の過去についてもいくらか明らかになっています。 幼少期の食蜂は研究施設「才人工房」で能力開発を受けていました。そのときに、「妹達(シスターズ)」が量産される前のプロトタイプ・ドリーと出会い、友達になりました。 ですが、実験対象として扱われたのちにドリーは死亡し、そのことが後のエピソードへと続いていきます。食蜂は感情より実利をとる性格ながら、「妹達(シスターズ)」に妙に甘いのはドリーとの過去の影響もあるようです。

主人公・上条当麻と実は深いつながりが!作中で激昂するシーンも

原作漫画の『とある科学の超電磁砲』ではじめて登場し、主人公の当麻とは遠いところにいそうな食蜂でしたが、原作ライトノベル『新約 とある魔術の禁書目録』で2人は深いつながりがあることが明かされました。 当初は無関係と見られていた上条と食蜂ですが、実は中学1年の時点で既に面識があったと判明します。些細なきっかけで知り合うも、ラッキースケベにより色々とやらかしてしまう上条。一方で、ドリーを亡くした彼女にとっては、徐々に彼が心の穴を埋めるような存在になっていきました。 そんな折、能力開発が止まった学生集団「デッドロック」が「簒奪の槍」を着用し彼女を襲来。上条はどうにか彼らを撃退するも負傷してしまい、食蜂は能力を使い助けようとしました。しかし、この時に上条の脳は一部損傷したため、彼女に関する記憶を思い出せなくなってしまったのです。それにも関わらず、その後のエクステリア騒動や蜜蟻戦、イギリスでの魔術サイドとの戦闘などでも、上条は何度も彼女を助けてくれました。 食蜂にとってヒーローとなった彼ですが、想い人に覚えてもらえない事実は彼女にとってとても辛いことでしょう。それでも彼女は彼との想い出を大切にしつつ、いつか振り向いてもらうと心に決めたのでした。 そのため、自身の上条に関する記憶を操作された際にはそれまでにない激昂を見せました。これからの2人の行く末も気になるところです。

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食蜂派閥のNo.2、帆風潤子は互いに信頼のある関係

彼女の派閥メンバーの1人、帆風潤子とは「才人工房」にいた幼い頃に会ったことがあり、能力開発に伴う頭痛を食蜂が「心理掌握」で治した過去があります。常盤台中学では帆風の方が先輩でありながら食蜂を「女王」と呼ぶ一方、ほかのメンバーに代わり彼女に物申すことも。 彼女の補佐や不在時に派閥を率いたりするなど、食蜂にとっては信頼も寄せられている様子。それに対し帆風は、彼女に一生奉仕することを夢見るほど強く心酔しているようです。

「とある」シリーズで食蜂操折を演じる声優は浅倉杏美

食蜂操折役を演じたのは『THE IDOLM@STER』萩原雪歩役、『中二病でも恋がしたい!』の五月七日くみん役で知られる浅倉杏美(あさくらあずみ)です。 『とある科学の超電磁砲S』第1話の美琴とのやり取りは食蜂らしさが詰まった良いシーンでした。満を持しての登場と、大人気キャラクターに声が付いたことはファンとして嬉しいかぎりです。 さらに第3期シーズンではファン泣かせの大活躍を見せてくれました。ライトノベル版では想像の域を出なかった彼女の声色が、大人気声優の浅倉杏美によってより豊に彩られています。

「とある」シリーズの隠れヒロイン、食蜂操折の人気はうなぎ登り!

今回は「とある」シリーズの人気ヒロイン食蜂操折を紹介しました。アニメ第2期では出番が少なかった食蜂ですが、2020年1月から放送された第3期では大活躍。以前までの人気に輪をかけるように、その評価はうなぎ登りです。 他人の記憶を操作する恐ろしい能力を持つことから厄介な能力者と思われていた彼女。しかし、能力を使った相手へは責任を果たそうとしたり、佐天や初春を守るために敢えて御坂に関する記憶を消すなど、人間味のある一面を持つことも明らかになりました。上条と御坂を含む三角関係の行方も注目されており、健気に想い続ける食蜂を応援しようとするファンも少なくありません。 今後は彼女がどんな表情を見せてくれるのか、その活躍を楽しみに待ちましょう。