2020年5月21日更新

「とある」シリーズの白井黒子は変態お嬢様!ツインテールの熱血風紀委員を解説

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「とある」シリーズ、白井黒子は変態お嬢さま?【ネタバレ注意】

白井黒子(しらいくろこ)は学園都市にある名門常盤台中学に通う1年生の少女。髪型は茶髪のツインテールで、語尾に「ですの」とつけるのが口癖です。身長152cm、誕生日・血液型は不明です。 主人公の御坂美琴の後輩かつルームメイト。美琴には恋愛感情に近い気持ちを抱いており、行き過ぎたスキンシップを目論んではその度に美琴から電撃制裁を受けています。お嬢様らしい容姿や口癖とは裏腹に自他ともに認める変態です。 一方で、学園を守る「風紀委員(ジャッジメント)」の第177支部に所属しており、美琴のこと以外では正義感の強い常識人。「とある」シリーズの主人公・上条当麻に負けず劣らずの熱血な部分を持ち合わせています。 ※本記事では「とある」シリーズのネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

能力:レベル4の空間移動(テレポート)

黒子の能力はレベル4の「空間移動(テレポート)」で、自分自身と触れているものを転移させることができます。転移の限界値は、距離81.5m、質量130.7kg。 武器としては太ももに忍ばせている鉄矢を愛用しており、主に相手の服などに突き刺して拘束する用途に使います。ですが、凶悪な敵に対しては相手の体内に直接埋め込むことでダメージを与えます。 近接戦闘においては、自身を相手の死角に転移させたり、相手に触れてひっくり返すなどの攻撃を繰り出します。能力を抜きにしても、黒子自身の格闘技術も高いです。

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とにかくお姉さまラブ!御坂美琴への一途さがウザかわいい

本編の『とある魔術の禁書目録』の方では活躍の場も少なく、当麻と美琴の恋路を邪魔している印象が強い黒子ですが、スピンオフの『とある科学の超電磁砲』では美琴のパートナーとして準主人公といえる活躍を見せています。 美琴に性的なアプローチを仕掛ける変態っぽさばかりではなく、合間合間で覗かせる一途さや素直さがかわいらしいです。風紀委員(ジャッジメント)として、持ち前の正義感と意志の強さを発揮して活躍する姿とのギャップも魅力的。 原作漫画の『とある科学の超電磁砲』の方では、まだアニメ化されていないエピソードでも黒子が活躍するので、そちらをチェックしてみるのもいいのではないでしょうか。

意外な一面!風紀委員(ジャッジメント)の白井黒子は超熱血

美琴の前ではデレデレしている場面が多い黒子ですが、風紀委員の職務に関しては真面目に取り組み、驚くほどの熱血ぶりを発揮します。鉄の矢を転移させる戦闘術は実に鮮やかであり、その手際の良さは委員のなかでもトップレベルでしょう。 美琴に自分が敵になったらどうするかと尋ねられた際には、例え彼女でも対応は変わらない旨を述べ、公人としての責務を全うする意志を示しました。それを聞いた美琴は、黒子になら捕まっても良いと考えたようです。 ただ、黒子を見ていると勘違いしやすいのですが、風紀委員の活動は基本的にそれぞれの学校内と決められており、彼女は頻繁に違反行為をしていることになります。このため熱血ぶりが仇となり、事件を解決してもよく始末書を書かされる羽目になっているそうです。

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残骸(レムナント)編では激闘を繰り広げる!一時はなぜか死亡説も

原作の第8巻、アニメ『とある魔術の禁書目録』第2期の第6話~第7話にあたる「残骸(レムナント)編」では、黒子が主役級の活躍を見せます。 このエピソードでは、学園都市の人工衛星のスーパーコンピューター「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」が破壊され、その残骸をめぐる争いに黒子も巻き込まれていきます。 そこで黒子の上位互換能力を持ち、限りなくレベル5に近い能力者・結標淡希(むすじめあわき)と激闘を繰り広げ、重傷を負ってしばらくは車いす生活を余儀なくされました。何故か一時的に黒子死亡のうわさも流れましたが、無事に回復しています。

風紀委員なのに下着や水着が過激!?

真面目な風紀委員の黒子ですが、その下着や水着の露出度は年齢に不相応なほど高め。本人としては、集中力を上げるために敢えてそういったものを選んでいるようです。 アニメ第2話にて佐天達が彼女の寮の寝室を訪れた際には、紫や赤といった妖艶な色から勝負下着同然のランジェリーを所持していると明らかになりました。 水着回としても名高いアニメ第13話では、布面積が少ないビキニをチョイス。周りはその姿に引き気味でしたが、黒子曰くそれですら「大人しめのデザイン」だとか。意図しているにせよ、一般の感覚とはややズレているようです。 本作でも「風紀委員」の例に漏れず、最も風紀を乱している人物は彼女かもしれません……。

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意外と主人公属性!?白井黒子の名言を2つ紹介

「ジャッジメントですの!」

白井黒子の名刺代わりといえる名台詞。アニメでは担当声優の特徴的な声質も相まって、絶大なインパクトをほこっています。腕章を見せ付ける決めポーズも印象に残りますね。

「想いを貫き通す意思があるなら、結果は後からついてきますわ。」

このセリフは、志願生時代の初春に黒子が言った名台詞。黒子のジャッジメントとしての信念と意志の強さは「とある」シリーズ内でも上位に入るのではないでしょうか。

アニメ版「とある」シリーズで白井黒子を演じる声優は新井里美

黒子役を演じたのは、一度聴いたら忘れられない特徴のある声を持つ声優の新井里美(あらいさとみ)。その声を生かしてシリアスからギャグまで活躍の場も広く、ギャップのある黒子役はピッタリでした。 黒子のほかには『生徒会役員共』の新聞部部長畑ランコ役、『Re:ゼロから始める異世界生活』の屋敷の司書ベアトリス役などで知られています。 黒子役とともに『オオカミさんと七人の仲間たち』のナレーション役でも活躍した2010年には、第5回声優アワード助演女優賞を受賞しています。

「とある」シリーズの白井黒子はギャップも魅力!

普段はストーカー気質の黒子ですが、いざという時はビシッとキメることができる、御坂美琴の頼もしいパートナーです。「空間移動」の能力と風紀委員の肩書を持つ彼女がピンチに駆けつけた際には思わずホッとさせられ、変人から心強い味方へ早変わりします。 緊迫感のある事件が落ち着いた後には、黒子が「お姉様〜っ!」と叫ぶシーンで和まされる流れもすっかり馴染んできました。 その反面、自称「露払い」の役割が過剰になって『とある魔術の禁書目録』の主人公・上条当麻と美琴の仲を妨害することも。彼らの関係を認めることはなさそうですが、黒子には今後も変わらずにいてほしいですね。