2018年3月20日更新

実写『海月姫』ドラマと映画のキャストを比較してみた!

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実写『海月姫』のドラマ版と映画版のキャストを徹底比較!

『海月姫』は、『東京タラレバ娘』の原作者として知られる人気漫画家・東村アキコの代表作であり、累計発行部数420万部、2010年には「講談社漫画賞少女部門」を受賞している大人気コミックです。 ファッションをテーマに、オタク女子と女装男子が繰り広げるシュールなラブコメディ。そんな『海月姫』が、2018年1月スタートのフジテレビの月9枠に登場します。今回はドラマを彩る豪華キャストと、2014年公開の映画版キャストを比較してみたいと思います。

主人公・倉下月海(クラゲオタク)

ドラマ版:芳根京子

芳根京子『海月姫』(プレス)
©フジテレビ

イラストレーターを目指し鹿児島から上京してきたクラゲ好きの少女。メガネに三つ編みという冴えないスタイルを定番とし、部屋にはクラゲの写真や自作の絵を所狭しと飾っています。 ドラマ版で倉下月海役を演じるのは、NHK朝ドラ『べっぴんさん』でヒロインを演じた芳根京子。東京都出身、1997年2月28日生まれの女優で、2013年ドラマ『ラスト♡シンデレラ』でドラマデビューを飾っています。本作は『べっぴんさん』以来、また民放連続ドラマ初の主演作とあって大きな注目を集めています。

映画版:のん(能年玲奈)

映画版で倉下月海役を演じるのは、同じくNHK朝ドラ『あまちゃん』でヒロインを演じ一躍お茶の間の人気者となったのん(能年玲奈)。兵庫県神崎郡出身、1993年7月13日生まれの女優で、2010年公開の映画『告白』で映画デビューを果たしました。 2015年に巻き起こった事務所独立騒動により一時は芸能界引退も危ぶまれましたが、2016年7月に芸名を「のん」に改名し活動を再開。同年公開の劇場版アニメ『この世界の片隅に』で声優を担当した主人公・すずの演技力が高く評価され、数々の映画祭で賞を受賞しています。

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鯉淵蔵之介(女装美男子)

ドラマ版:瀬戸康史

瀬戸康史『海月姫』(プレス)
©フジテレビ

クラゲをきっかけに月海が出会った絶世の美女……と思いきや、その実は女装が趣味のイケメン大学生。大物政治家の父親と愛人である母親の間に生まれ、幼少期に引き取られた鯉淵家の次男です。 ドラマ版で鯉淵蔵之介役を務めるのは、福岡県嘉麻市出身、1988年5月18日生まれの俳優・瀬戸康史。ワタナベエンターテインメント所属の若手俳優集団D-BOYSのメンバーとしても活躍しています。原作では大学生の次男ですが、ドラマ版では兄の設定になっています。 2006年、『ミュージカル テニスの王子様』の菊丸英二役、2008年、特撮ドラマ『仮面ライダーキバ』の主人公・ヒロ役を演じ一躍知名度を上げることに。可愛らしい外見と裏腹に低い地声を持つ、今注目の若手俳優です。

映画版:菅田将暉

映画版で鯉淵蔵之介役を演じたのは、au三太郎のCMで鬼ちゃんとして知られている菅田将暉。大阪府箕面市出身、1993年2月21日生まれの俳優で、2017年からはソロ歌手としても活躍しています。 2008年、ジョノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリスト12人に残ったのをきっかけに芸能界入り。2009年にはシリーズ第11作『仮面ライダーW』の主人公・フィリップ役に抜擢、瀬戸康史の2代後ろの仮面ライダー役を務めています。

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鯉淵修(童貞エリート)

ドラマ版:工藤阿須加

工藤阿須加、芳根京子『海月姫』(プレス)
©フジテレビ

鯉淵家の長男に生まれ、大物国会議員である父親の秘書を務めています。常にメガネにスーツ姿という堅物ですが、メガネを外すと実はイケメン。彼女いない歴イコール年齢の童貞エリートなのです。 ドラマ版で鯉淵修役を務めるのは、埼玉県所沢市出身、1991年8月1日生まれの工藤阿須加。実際の年齢が瀬戸康史の3つ年下ということもありドラマでは弟の設定になっています。 2012年ドラマ『理想の息子』で俳優デビューを果たし、2015年のドラマ『理想の夫婦』ではゲイ役、2017年のドラマ『明日の約束』では闇を抱えるDV気味の男役にチャレンジしています。

映画版:長谷川博己

映画版で鯉淵修役を演じたのは、東京都出身、1977年3月7日生まれの長谷川博己。中央大学文学部卒業以来、舞台を中心に活動を続けてきましたが、2010年辺りからテレビ、映画での活躍が目立ち始めます。 ドラマ『セカンドバージン』では17歳年上の女性と不倫を重ねる男を好演、自身が主人公を務めた映画『シン・ゴジラ』は興行収入82.5億円を記録し、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞しています。

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ジジ(枯れ専)

ドラマ版:木南晴夏

枯れ専、つまり、枯れた中年男性を恋愛対象とするため、執事カフェや名曲喫茶に頻繁に出入りしているジジ。ボブカットにメガネの地味なキャラクターで、影の薄さこそが最大の特徴と言えます。 ドラマ版でジジ役を演じるのは、大阪府豊中市出身、1985年絵8月9日生まれの木南晴夏。2001年、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞したのを機に芸能界入り、酒井彩名、あびる優と共にアイドルユニット「licca」として活動しました。 「勇者ヨシヒコ」シリーズでは、メインキャラクターの一人・ムラサキを演じ、コメディエンヌとしての才能を発揮しています。

映画版:篠原ともえ

映画版でジジ役を演じるのは、東京都青梅市出身、1979年3月29日生まれの篠原ともえ。1990年代には、奇抜なファッションとハイテンションなキャラクターが人気を呼び、社会現象ともいえる一大シノラーブームを巻き起こしました。 ブームが過ぎ去ってからも、女優、デザイナー、音楽プロデューサー等多方面で才能を発揮、マルチタレントとして現在も活躍を続けています。

ばんば(鉄道オタク)

ドラマ版:松井玲奈

鉄道好きの鉄道オタク。強度の天然パーマで、一見アフロに見えるヘアスタイルと、白黒ボーダーのトレーナーを特徴としています。 ドラマ版でばんば役を演じるのは、愛知県豊中市出身、1991年7月27日生まれの松井玲奈。女性アイドルグループSKE48、乃木坂46の元メンバーとして知られ、卒業以降は女優・タレントとして活躍の場を広げています。 趣味はアニメ、漫画、鉄道という自他共に認めるオタク気質。これまでにない役どころに期待が高まります。

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映画版:池脇千鶴

映画版でばんば役を演じたのは、大阪府出身、1981年11月21日生まれの池脇千鶴。1997年、8000人の中から第8代三井リハウスガールに選ばれ、芸能界デビューを果たしました。 2004年に出演した映画『ジョゼと虎と魚たち』ではヌードも辞さない体当たりの演技が高く評価され、高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞。2014年の映画『そこのみにて光輝く』でも、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を始め多くの賞を受賞しています。

まやや(三国志オタク)

ドラマ版:内田理央

漢王朝の復興を願う高身長の三国志オタク。指先を突き出したり奇声を発したりと奇妙な行動をとる風変わりな女性です。 ドラマ版でまやや役を演じるのは、東京都出身、1991年9月27日生まれの内田理央。2010年、スカウトをきっかけに芸能事務所に入所、バラエティ番組『アイドルの穴~日テレジェニックを探せ!~』でテレビデビューしています。 2015年からは、ファッション雑誌「MORE」の専属モデルに就任。2017年は6本のドラマに出演するなど女優として活躍の場を広げています。

映画版:太田莉菜

映画版でまやや役を演じたのは、千葉県出身、1988年1月11日生まれのファッションモデルで女優の太田莉菜。2001年、読者モデルオーディションを経て、新垣結衣らと共に雑誌「二コラ」のモデルとして活動を開始しています。 日本人の父親とロシア人の母親の間に生まれた太田莉菜は、2009年1月に俳優の松田龍平と結婚、同年7月に長女を出産しています。しかし2017年、2人の別居が報じられました。

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千絵子(和服オタク)

ドラマ版:富山えり子

着物好きの和服オタク。趣味として市松人形を収集し、それぞれに名前をつけ可愛がっています。 ドラマ版で千絵子役を演じるのは、福島県出身の富山えり子。幼稚園の頃から女優になることを志し、2010年、劇団鹿殺しの公演で初舞台を踏みます。 以降、小舞台を中心に活躍を続けてきましたが、近年は、2016年『重版出来!』のツカサ役、2017年『サラリーマン左江内氏』の下山えり役とテレビでの活躍も多く見られます。

映画版:馬場園梓

映画版で千絵子役を演じたのは、お笑いコンビ・アジアンのボケ担当・馬場園梓。大阪府堺市出身、1981年3月1月生まれで、コンビとしては2005年、ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞を受賞。同年、M-1グランプリの決勝にも進出しています。 女優としても、テレビ・映画でコンスタントに活躍。2018年1月スタートのドラマ『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』にも、出演が決まっています。

稲荷翔子

ドラマ版:泉里香

泉里香『海月姫』(プレス)
©フジテレビ

月海たちが暮らす天水地区の再開発を目論む会社の社員。プロジェクトのためであれば手段を選ばないバリキャリ美女で、月海の天敵として目の前に立ち塞がります。 ドラマ版で稲荷翔子役を演じるのは、京都府出身、1988年10月11日生まれの泉里香。スカウトをきっかけに2003年に芸能界入り、ファッション誌「melon」、「Ray」の専属モデルを経て、現在は女優・グラビアアイドル・モデルとして活躍しています。

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映画版:片瀬那奈

映画版で稲荷翔子役を演じたのは、東京都出身、1981年11月7日生まれの片瀬那奈。1998年、「旭化成水着キャンペーンモデル」に起用されたのを機に芸能界デビュー、翌年にはファッション雑誌「JJ」の専属モデルを務めたほか、ドラマデビューも果たしています。 ファッションモデル、女優以外にも歌手、司会業とマルチな才能を発揮し、2011年からは情報番組『シューイチ』のメインMCを務めています。

花森よしお

ドラマ版:要潤

要潤、瀬戸康史『海月姫』(プレス)
©フジテレビ

鯉淵修の幼馴染みで、鯉淵家の運転手。愛車のレクサス(原作ではベンツ)をこよなく愛し、暇さえあればピカピカに磨き上げています。 ドラマ版で花森よしお役を演じるのは、香川県出身、1981年2月21日生まれの俳優・要潤。2001年、特撮ドラマ『仮面ライダーアギト』の氷川誠/仮面ライダーG3役でデビュー、共にメインキャラクターを務めた賀集利樹らと共にイケメンヒーローブームの火付け役となりました。 プライベートでは、2013年に元タレントの一般女性と結婚。2人の子宝に恵まれています。

映画版:速水もこみち

映画版で花森よしお役を務めたのは、「MOCO'S キッチン」でお馴染みの速水もこみち。小学生の頃、「料理ができる男はモテる」と聞き、料理をするようになったのだといいます。 速水もこみちは、東京都出身、1984年8月10日生まれ、2002年放送のドラマ『逮捕しちゃうぞ』で俳優デビューを飾りました。2005年、ドラマ『ごくせん』第2シリーズの土屋光役でブレイク、2013年からはTBS版浅見光彦シリーズの3代目浅見役を務めています。

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ドラマ版の個性豊かな追加キャストも続々発表

個性豊かなメインキャストが並びましたが、そんな彼らを凌駕するほど強烈な追加キャストも続々発表されています。 服作りに追われる尼~ずたちを助ける、ブライス人形オタクのノムさんには安達祐実が、関西弁のインド人・ニーシャには江口のりこがキャスティング。これまでの女優像を覆す、新しいキャラクターに戸惑いを隠せなかった視聴者もいるのではないでしょうか? また物語のキーパーソンとなる蔵之介の母で慶一郎の元愛人・リナを演じているのは若村麻由美。また月9に10年ぶりに出演するという賀来賢人は、本作でアパレル業界の異端児に扮します。 第6話以降は2章として展開されているドラマ『海月姫』。原作とは異なる展開になるとのことで、今後も目が離せません!

『海月姫』最終回で天水館の目白先生が姿を現した!

目白樹音/滝藤賢一

ドラマ最終回まで姿を現さなかった目白先生。最終回終盤、尼~ずと蔵之介、ノムさん、ニーシャらが天水館で集まっているところに、長髪の男性が紛れ込んでいました。 蔵之介がその存在に気づき問いただすと、目白先生であると発覚。人気BL漫画家・目白先生は男だったのです。ある時、千絵子に一目ぼれした目白先生が、自分以外の男を天水館に住まわせないようにしたため、男子禁制のルールが作られたんだそう。 そんな目白先生を演じたのは滝藤賢一でした。最終回ゲストとして一瞬の登場にはなりましたが、視聴者に衝撃を与え、突っ込まずにはいられない存在でした。

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ドラマ『海月姫』各話のあらすじ・ネタバレはこちらから!

ciatrのこちらの記事では、2018年1月15日から放送されている月9ドラマの各話のあらすじを、ネタバレありでご紹介しています!ドラマのストーリーが気になる方はこちらから!