2018年2月27日更新

暦のことが大嫌いな数学の天才・老倉育を徹底解説!【終物語】

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暦が大嫌い!老倉育とはどんなキャラ?

老倉育(おいくらそだち)とは西尾維新原作の小説及びアニメーション作品「物語」シリーズに登場するキャラクターの1人です。暦の同級生であり、暦が高校1年生の時のクラスメイトであり、その時に学級委員長をしていました。 非常に成績優秀でしっかりとした生徒であり、負けず嫌いでプライドの高い性格をしています。暦とは過去に因縁があり、そのことがきっかけで暦のことを酷く嫌っています。1年生の時に数学の問題を盗み出した犯人として挙げられ、そのことをきっかけに不登校に。暫く学校に来ていませんでしたが、3年生になってクラスに復帰。久しぶりに暦と顔を合わせることとなりました。

老倉の噛み噛みなセリフが可愛い

老倉は事あるごとに暦に対し「お前は何も覚えていないのよ、阿良々木。自分が何でできているかを知らないの」と、暦を毛嫌いしていました。そして、口論の末に暦に怪我を負わせてしまい再び不登校に。暦が羽川と共に家を尋ねると、そこにはパジャマ姿の老倉がいました。 このラフな姿もとても可愛かったのですが、その後に「よく来たわね。その度胸だけは誉めて上げるわ、阿良々Gっ……」 と、暦の名前を噛む。そして、更に「言いにくいのよ、まえもなまめ」と更に噛む。というなんとも愛らしい姿を披露。最終的には暦と老倉は和解することができ、微笑ましいシーンとなりました。

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【ネタバレ】老倉の過去と母親

暦はすっかり忘れていたのですが、実は2人は小学校6年生の時に出会っています。老倉は当時虐待に会っており、一時的に阿良々木家に保護されていました。しかし、阿良々木家の眩しさに自ら自宅へと帰ってしまいます。 その後、中学1年生で再会。老倉は再び暦に密かに助けを求めるのですが暦はそれに気づきませんでした。老倉はこの時に暦に数学を教えたことから、暦はとても数学が得意になっています。にも拘わらず彼女のことを忘れていましたが。 そして、その後老倉の両親は離婚。引きこもりになった母は、部屋の中に閉じこもったまま餓死。老倉はその事実に気づかないまま失踪したと思い込んでいました。

老倉が暦に残した最後の手紙の意味とは?

再びの不登校の後、暦たちが家を訪ねてきた時。老倉は母親が失踪したと思い込んでいたため、暦たちに母の捜索を依頼していました。しかし、真実を突き止めて見れば母親は餓死していたという真実。 自分はもうこの町にいられない、と暦に手紙を残して去って行きました。さて、気になるこの手紙の内容、明らかになっていません。しかし、暦はその手紙を見て思わずほころんでいます。いつものツンツンな彼女の言葉があったのか、それとも別れを惜しむ言葉がそこにあったのか。とても気になりますね。

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『続・終物語』で描かれた可能性

『続・終物語』では、阿良々木暦が理想の世界を作り上げるという内容にそって物語が描かれています。そこでは「もし、老倉をあの時助けていられたら」という理想が描かれました。 理想の世界の老倉は阿良々木家で暮らしており、暦とは家族同然の付き合いをしています。そして、同じ湯飲みでお茶を飲んで関節キスしちゃった、とはしゃぐなど、見たことのない老倉の姿が。こうして、虐待という事実はなくなり幸せを感じている老倉ですが、自分はこのままでいいのか、と疑問や違和感も覚えているようです。 もし、本当に暦の理想通りに老倉育が生きられたとして。彼女は本当に幸せな人生を得られたのでしょうか?

老倉育の声優は誰?

老倉の声を担当したのは、声優の井上麻里奈です。マリーナや麻里奈の愛称で親しまれる人物で、2003年に声優オーディションでグランプリを受賞。翌年の2004年に『コゼットの肖像』のヒロイン、コゼット・ドーヴェルニュ役でデビューを果たしています。 代表作は 『図書館戦争』の笠原郁、『スマイルプリキュア!』の緑川なお、『進撃の巨人』のアルミン・アルレルト、『境界のRINNE』の真宮桜などがあげられます。また、イラストを描くのが得意で自分の演じた役のイラストを披露することもあります。