2020年5月1日更新

「<物語>シリーズ」戦場ヶ原ひたぎの過去が悲惨だった!蟹と出遭った少女を解説

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西尾維新原作の人気アニメ『化物語』。主人公・阿良々木暦が怪異に出会った少女たちと共に原因を究明する物語です。今回はメインヒロインにして主人公の恋人・戦場ヶ原ひたぎにスポットを当て、その魅力に迫りたいと思います。

目次

「<物語>シリーズ」のメインヒロイン、戦場ヶ原ひたぎを徹底解説!【ネタバレ注意】

西尾維新の人気作「<物語>シリーズ」のアニメ化第1弾『化物語』。「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」「なでこスネイク」「つばさキャット」という5つのエピソードで構成されています。 戦場ヶ原ひたぎがヒロインを務めるのは2話完結のエピソード「ひたぎクラブ」。怪異“おもし蟹”に奪われた重さ(体重)を取り戻すため、秘められた過去に立ち向かうことになるのです。 「<物語>シリーズ」のメインヒロイン・戦場ヶ原ひたぎとはどんな人物なのでしょう?知れば知るほどかわいくなるツンデレキャラ、戦場ヶ原ひたぎの魅力に迫ります。 ※本記事では「<物語>シリーズ」のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意ください。

蟹に行き遭った少女、戦場ヶ原ひたぎ

ゴールデンウイーク明けのある日のこと、主人公・阿良々木暦(あららぎこよみ)は、ひょんなことからクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ることになります。ひたぎの身体は異様に軽く、おおよそ体重と呼べるものが存在しなかったのです。 ひたぎには実の母親に見捨てられた悲しい過去がありました。母親への思いを断ち切るため、“重し蟹”の怪異に取り入られてしまったのです。 阿良々木暦の協力を得て過去に立ち向かう覚悟を決めたひたぎは、無事怪異を取り除き体重を取り戻すことができました。

基本はひねくれた毒舌家!阿良々木暦の前ではデレることも

母親が悪徳宗教団体に入信して家庭が崩壊、その後現れた詐欺師にことごとく騙されるという経緯から警戒心が強く攻撃的な性格になった戦場ヶ原ひたぎ。 阿良々木暦と出会うまでは体重がほとんどないという秘密を守ろうと、ホッチキスやカッター等文房具で武装し周囲に対し頑なな態度で接してきました。ところが、そこに踏み込んできたのが阿良々木暦。拒否られながらも怪異に苦しむひたぎに手を差し伸べ、奈落の底から救い上げたのです。 「銅40グラム、亜鉛25グラム、ニッケル15グラム、照れ隠し5グラムに悪意97キロで錬成される」と本人が語っている通り、毒舌の限りを尽くす戦場ヶ原ひたぎですが、阿良々木暦の前では時にデレることもあるのです。

「萌え」の一段階上をいく言葉、「蕩れ(とれ)」

「蕩れ」とは『化物語』の中で戦場ヶ原ひたぎが創り出した言葉です。「見蕩れる(みとれる)」の「蕩れ(とれ)」だけを切り取り、同じく草冠から成る「萌え」の一段上をいく次世代の言葉として期待しているのだとか。 具体的な使い方としては、「メイド蕩れ」、「猫耳蕩れ」等々。蟹の怪異の一件で阿良々木暦に恋をして「I LOVE YOU」と告白した戦場ヶ原に、阿良々木暦は「流行るといいな、戦場ヶ原蕩れ」と返事を返し、2人は付き合うことになりました。

戦場ヶ原ひたぎには悲惨な過去が……、母親が宗教にハマってしまう

戦場ヶ原ひたぎは幼い頃病弱で大病を患っており、彼女の母親は藁にもすがる気持ちで宗教にハマっていました。さらに母親は大手術の末に彼女が回復したのは信仰のおかげだと思い、もっと崇拝するようになっていったのです。 ある日、宗教の立場のある人が戦場ヶ原ひたぎの家に来て彼女に乱暴をしようとしました。しかも母親はそれを黙ってみているだけで、彼女を助けようともしなかったのです……。 母親の事で悩み続けていた戦場ヶ原ひたぎは「おもし蟹」に出会い、体重がなくなってしまいますー―。そんな彼女が、頼ったのが詐欺師の貝木泥舟でした。 しかし偽物の貝木泥舟が戦場ヶ原ひたぎの状態を直せるはずもなく、彼女の家庭は崩壊してしまい、母親が宗教に貢いだ大量の借金だけが残りました。

一家崩壊の原因とされていた貝木泥舟、真実はそうではなかった!?

戦場ヶ原ひたぎは貝木泥舟がキッカケとなり、家庭が崩壊したと思っていますが、彼がきた時にはすでに崩壊していたというのが真実です。 戦場ヶ原ひたぎの病気が治った事で、ますます宗教にハマっていた母親は教団の人々が彼女に乱暴するのを容認していました。 それを知った貝木泥舟は離婚させるべきだと判断し、彼女の両親を離婚させる方向へ導いたのです。さらに貝木泥舟は、戦場ヶ原ひたぎの母親がハマっていた宗教もつぶしていますが、これについては彼女の母親は別の宗教に移るという結果に終わりました。 ちなみに戦場ヶ原ひたぎは、追い詰められていた時に優しくしてくれた貝木泥舟に恋心を抱いており、それを彼にも気付かれています。

『結物語』の表紙に描かれた白無垢姿!阿良々木暦が結婚相手に選ぶのは?

2017年1月に刊行された『結物語』。高校を卒業してから5年、それぞれの道を歩き始めたメンバーたちのその後の人生を描きます。 23歳になった阿良々木暦はというと国家総合職試験に合格し警察庁に入庁。戦場ヶ原ひたぎは金融トレーダーとして海外で活躍、羽川翼は戦争仲裁人として世界に羽ばたいているようです。 注目すべきは表紙に描かれた挿絵。右手に扇子よろしくホッチキスを握りしめた白無垢姿の戦場ヶ原ひたぎが描かれているのです。遠距離恋愛となってから幾度となく危機に面している2人ですが、最終的にハッピーエンドを迎える日がくるのでしょうか?

戦場ヶ原ひたぎのかわいい後輩、神原駿河との関係

『化物語』の1エピソード「するがモンキー」のヒロインを務める神原駿河。中学時代は、バスケットボール部のエースである神原の「ばる」と、陸上部のエース戦場ヶ原ひたぎの「はら」を合わせ、「ヴァルハラコンビ」と呼ばれていました。 人当たりもよく爽やかな性格ながら、実は同性愛者でマゾ、露出狂、欲求不満な神原駿河。ひたぎのためなら死んでもいいという深すぎる愛情ゆえにいったんは遠ざけられていましたが、阿良々木暦の尽力によって和解することができました。 同性の友達がいない阿良々木暦からすると羨ましすぎる2人の関係。コミュ障のひたぎが心許せるかわいい後輩、それが神原駿河です。

戦場ヶ原ひたぎがデレまくっている名セリフ集

「優しいところ。可愛いところ。私が困っているときにはいつだって助けに駆けつけてくれる王子様みたいなところ」

初デートに向かう車の中でのこと。戦場ヶ原ひたぎの父親がハンドルを握る車の後部座席で、「どういうところが好きか」を問いかけた阿良々木暦への回答です。 いつもは毒舌家で憎まれ口ばかり叩く戦場ヶ原ひたぎ。たまに素直になられるとハートを撃ち抜かれます。

「大きなお世話も、余計なお節介も、ありがた迷惑も。阿良々木くんにされるならそんなに悪くもないのかもしれないわね」

「するがモンキー」のヒロイン、神原駿河のためにボコボコにされた阿良々木暦に対し、戦場ヶ原ひたぎが吐いたセリフ。愛情と信頼、心配が全て込められた深いい言葉です。突き放しているようで最終的にデレています。

「違うわね、こうじゃないわ。キスを……キスをして……いただけませんか?キスをし……したらどうな……です…… キスをしましょう、阿良々木くん」

戦場ヶ原ひたぎが満天の星空を見上げながら言うセリフ。大切な場所、大切な相手、大切な思い……。もはや説明不要、戦場ヶ原ひたぎ、かわいすぎます。

「<物語>シリーズ」戦場ヶ原ひたぎのツンドラに蕩れてしまう

戦場ヶ原ひたぎについて紹介してきましたがいかがでしたか?デレよりもツンデレ、ツンデレよりもツンドラ、分かりにくさにこそ魅力が隠されている、そうは思いませんか?