『化物語』シリーズの順番を時系列で整理してみた【ネタバレあり】

2017年7月6日更新

大人気ライトノベル小説、『物語』シリーズについて時系列順に各ストーリーをまとめました。巻を追うごとに複雑になっていくストーリーを紐解いてご紹介いたします。

『物語』シリーズとは

化物語音楽全集 Songs&Soundtracks

「〈物語〉シリーズ」とは西尾維新によるライトノベルシリーズで、2006年にシリーズ第1作である『化物語』が出版されています。

2009年にはライトノベルだけでなくテレビアニメやゲーム、ドラマCDなど幅広い分野に進出しており人気の作品として知名度も上がっています。

《あらすじ》

主人公である田舎に住む平凡な男子校生の阿良々木暦は、ひょんなことから街に現れた瀕死状態の女吸血鬼を助けたことがきっかけで、自身も吸血鬼となってしまいます。吸血鬼の出現によって街の霊気が乱れ始め、暦の前には様々な怪異の類が出没するようになってしまうのです。

シリーズでは暦が怪異に憑かれた少女を助けながら、自身もたくましく成長していく姿が作品で描かれています。キャラクター同士の抱腹絶倒なやり取りが魅力の作品です。

1:『傷物語』

映画「傷物語」ビジュアルブック PART2

主人公である暦は、ひょんなことから両手両足を失い瀕死の状態にある吸血鬼のキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードに街で遭遇し、自身の命と引き換えに彼女を助けようと試みますが、自身も彼女を同じ吸血鬼になってしまいます。

そこで暦は、人間に戻るために、怪異のオーソリティである忍野メメ、そして暦のクラスメイトである羽川翼を仲間につけ、彼女の四肢を奪った3人のハンターに立ち向かうのでした。

2:『猫物語』

猫物語 (黒) (講談社BOX)

家庭でのストレスが原因で自ら障り猫という死んだ猫のフリをして埋葬してくれた人物に取り憑きストレス発散を肩代わりする怪異になってしまった羽川翼が、吸血鬼である旧キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの活躍で、元の人間に戻るまでを描いた物語です。

後に羽川翼はこの物語の記憶をほぼ失ってしまいます。

3:『化物語』

化物語(下) (講談社BOX)

主人公の阿良々木暦は、今まで全く交友のなかったクラスメイトである、戦場ヶ原ひたぎの体重が軽すぎるという奇妙な秘密を知ってしまいます。ひたぎは秘密を知った暦に秘密をばらさないようにと脅しをかけます。

それからひたぎと暦は体重を奪った怪異に再会しますが、そこでひたぎの過去も明らかになり……。

4:『偽物語』

偽物語(下) (講談社BOX)

夏休みに阿良々木暦の妹である阿良々木火憐が、詐欺師である貝木泥舟の引き起こした事件に巻き込まれてしまい、それを兄の暦が解決に導く物語です。

また暦のもう一人の妹である阿良々木月火が、陰陽師である影縫余弦と斧乃木余接のコンビに狙われ、兄の暦がこれを阻止する物語でもあります。

5:『傾物語』

傾物語 (講談社BOX)

夏休み最終日に主人公の暦はひょんなことから過去へタイムスリップし、交通事故に遭い怪異となってしまった小学生の八九寺真宵を助けることになります。しかし、現代に戻ると全てが破滅した世界になってしまっていたのです。

そこで暦は現代を元通りにするために改めて八九寺真宵と再会するのでした。

6:『鬼物語』

鬼物語 (講談社BOX)

八九寺真宵を助けるために吸血鬼幼女の忍野忍とタイムスリップしていた主人公の暦は、小学生である真宵と出会い、楽しい雑談の時間を過ごしていました。そして忘れものである真宵のリュックサックを返そうとした時に正体不明の「くらやみ」が現れ、危険を察知した暦は真宵を自転車に乗せ逃走します。

そのブラックホールのような存在に自転車を呑まれてしまった暦と真宵でしたが、偶然遭遇した憑喪神の童女である斧乃木余接助けられるのでした・・・。

7:『猫物語』(白)

猫物語 (白) (講談社BOX)

夏休み明けに暦のクラスメイトである羽川翼が、白い虎の怪異に出会った後、なぜか自身の家が火事で全焼してしまいます。行くあての無くなった翼は、学習塾跡や戦場ヶ原ひたぎの家、阿良々木家、と寝床を転々しますが、自身の記憶が欠けていることに気付きます。

寝床をを転々とするうちに、羽川翼が家族や自分自身と向き合っていく物語です。

8:『終物語』(中)

終物語 中 (講談社BOX)

二学期が始まってから、主人公の暦は、普段は暦の影に潜んでいる吸血鬼の忍野忍が消えてしまったおかげで、通常の人間の状態に戻っていました。その状態の時に、怪異の専門家である臥煙伊豆湖に頼まれ、神原駿河を呼び出したところ、突如二人は謎の鎧武者に襲われます。

そして何とか命拾いした後、その鎧武者の正体が400年の時を経て復活した傷物語、鬼物語で語られたキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの最初の使者「初代怪異殺し」であることを知り、再び、初代怪異殺しと対決するのでした・・・。

9:『終物語』(上)

終物語 (上) (講談社BOX)

10月下旬になると、主人公の阿良々木暦の通う学校に不思議な女の子、忍野扇が転校してきます。その女の子は図面の作成が得意で、暦の通う高校の図面を書いたところ、3階にある視聴覚室に隠し部屋があることを発見します。隠し部屋に入った暦と扇は何故か外に出られなくなり、時間も止まったかのような不思議な空間に閉じ込められます。

そこで暦は、自分が孤立した原因となった「物語」を扇に語り始めるのでした・・・。

10:『囮物語』

囮物語 (講談社BOX)

10月末日から11月2日までの話で、主人公である暦の妹、月火の友人の千石撫子が、蛇神に憑かれてしまい、蛇神の死体を探すことになります。

その過程で自身の恋愛や学校の問題と向き合った千石撫子は突如ブチ切れてしまい、暦が持っていた御札で神になり、全てを破壊しようと目論むのでした・・・。

11:『恋物語』

恋物語 (講談社BOX)

冬休みに入ると、詐欺師である貝木泥舟は、暦の妹である月火の小学生の時の同級生の友人、千石撫子を騙して欲しいという依頼をされます。

そして依頼を全うするために、阿良々木暦まで騙し切りますが……。