『モーグリ (原題)』!ワーナー実写版「ジャングル・ブック」はどうなる!
『ジャングル・ブック』の映画化というと、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが2016年夏に公開した3D映画の『ジャングル・ブック』を思い出す方も多いかも知れません。こちらの作品は、2016年に公開された映画の中で興行収入第5位になり、大成功を収めました。 そんなディズニー版『ジャングル・ブック』から2年。ワーナー・ブラザーズが手がける実写版「ジャングル・ブック」、映画『モグワイ (原題)』が2018年10月全米公開予定です。 この記事では、本作のあらすじ、キャスト、そして見どころを紹介します!
ワーナー版『ジャングル・ブック』のあらすじはどうなる?
『モグワイ(原題)』の脚本を担当したのはアメリカ人脚本家のスティーヴ・クローヴスで、「ハリー・ポッター」シリーズの脚本を担当したことで知られています。 イギリスの作家ラドヤード・キップリングの短編小説集である『ジャングル・ブック』を原作にしており、今作の主人公はインドのジャングルで狼の群れに育てられたモーグリです。クマのバルーや黒ヒョウのバギーラ、ジャングルに住むモーグリの命を狙うトラのシア・カーンが登場するなど物語の芯は小説と同じようです。 しかし、『モグワイ(原題)』ではジャングルに住むすべての動物に関係する危機が訪れることが公式に発表されています。さらに、プロデューサーであるアンディ・サーキスは、小説のダークな部分が主に描かれるとコメントしています。
かつてないほどの豪華キャストが発表
本作は、モーションキャプチャーを使った作品になりますが、その豪華なキャスト陣にも注目が集まっています。
ブルックリン出身の子役ローハン・チャンドがモーグル役に!
At the #JUMANJI world premiere with #RohanChand pic.twitter.com/bu4yvwlt0x
— Sony Pictures (@SonyPictures) December 12, 2017
主人公モーグリ役には2004年生まれの子役であるローハン・チャンドが選ばれました。アダム・サンドラー主演の『ジャックとジル』などの出演作品で知られています。 ジャングルで育ったというモーグリをニューヨークのブルックリン出身子役が演じることとなりました!
演技派俳優クリスチャン・ベールが黒ヒョウ役に!
モーグリの仲間である黒ヒョウのバギーラを演じるのは、「バットマン」シリーズで知られるクリスチャン・ベール! 大人な魅力あふれるクリスチャン・ベール演じる黒ヒョウに注目です。
ケイト・ブランシェットが魅惑的なヘビ役に!
カーを演じるのは、『エリザベス』などで知られるオーストラリア出身の女優、ケイト・ブランシェットです。カーは巨大なヘビで、催眠術を使うことが出来ます。
人気俳優ベネディクト・カンバーバッチが悪役に!
モーグリの命を狙うトラのシア・カーンを、イギリス出身の俳優、ベネディクト・カンバーバッチが演じます。TVシリーズ「SHERLOCK(シャーロック)」で知られる人気俳優の悪役、シア・カーンがどのように演じられるのか気になります。
監督アンディ・サーキスの才能が光る作品となるか?
I'll be championing #goal6 of the UN #globalgoals over the next 15 years. pic.twitter.com/1xoUBo8daS
— Andy Serkis (@andyserkis) September 26, 2015
本作の監督を務めるのは、イギリスのロンドン出身の俳優でもあるアンディ・サーキスです。モーション・キャプチャ俳優としても知られ、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズではゴラムを演じています。 特殊映像効果を学ぶことが出来るスタジオの設立するなどしているアンディ・サーキスですが、本作では彼のモーション・キャプチャへの経験が生かされるのではないでしょうか? アンディ・サーキスは監督としてだけでなく、今作ではモーグリのパートナーであるクマのバルーを演じます。
動物たちはどう再現される!?
Lovely catching up with the brilliantly talented @m_giacchino at The Imaginarium today! @ImaginariumUK pic.twitter.com/prW9YZsKeS
— Andy Serkis (@andyserkis) June 4, 2014
本作に登場する動物たちは、モーションキャプチャを使って再現されることが分かっています。 モーションキャプチャでは、演技をする俳優にマーカーをつけて、コンピューターで動きを収集します。こうすることで、人間の自然な動きをアニメーションなどで再現することができます。また顔にマーカーをつけることで、細かな表情のデータを取ることも出来ます。 鑑賞の際には、動物たちの細かな表情や動きに注目してみたいですね!
ディズニー版とワーナー版の違いを検証!
Congrats to team #JungleBook on their #AcademyAwards win for Best Visual Effects! #Oscars pic.twitter.com/TlsLX8flYc
— The Jungle Book (@TheJungleBook) February 27, 2017
2016年に公開されたウォルト・ディズニー・ピクチャーズの『ジャングル・ブック』は、1967年に公開されたアニメーション映画の『ジャングル・ブック』も小説と合わせて原作としています。本作はワーナー・ブラザーズが制作を担当しているため、小説の原作を含めながらも、今までの映画版『ジャングル・ブック』とは一味違った作品となることが予想されます。 そして、ディズニー版とワーナー版を分ける大きな違いは、ストーリーだけでなく制作方法にもあります。ディズニー版ではグリーンスクリーンをバックに撮影した実写のモーグリに、CGIで作成した映像を合わせるという手法で全編が制作されました。一方、モーションキャプチャを使った本作は、より現実的でナチュラルな動きが動物たちに加わると考えられます。 2つの映画の違いを見比べてみるのも、一つの楽しみとなりそうです!
『モーグリ (原題)』の公開日はいつ?
ワーナー・ブラザーズ版『ジャングル・ブック』、『モーグリ (原題)』は、2018年10月19日に全米公開予定です。2018年5月現在、日本での公開日と邦題は発表されていませんが、2Dと3Dでの同時公開が予定されています。臨場感あるジャングルの自然と動物達が再現されることとなりそうです。