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映画界に広がる性の問題、今度はウディ・アレンが渦中の人に【養女に性的虐待?】

2018年1月23日更新

「#metoo」に代表されるように、映画界に広がる性の問題。今度は、ウディ・アレンが養女に性的虐待を加えていたとして、渦中の人になっています。世界的な知名度を持つウディ・アレンに関する事件の詳細をまとめています。

今度はウディ・アレンが……映画界に広がる性的スキャンダル

2018年現在、映画界では「#metoo」に代表される性的スキャンダルの報道が激化の一途を辿っています。そんな中、次なる渦中の人物として取りざたされているのが、世界的映画監督、ウディ・アレン。 様々な名作を世に送り出し、世界中にファンを持つ彼が、窮地に立たされています。この記事では、ウディ・アレン監督の性的スキャンダルに関する一連の報道をまとめています。

そもそもウディ・アレンって何者?どんな作品を撮った監督?

ウディ・アレンは、1935年生まれのアメリカ人映画監督。俳優・脚本家・クラリネット奏者としても活動するなど、様々な活動を行なっています。 そんな彼の代表作としてよく知られているのは、 アカデミー監督賞 を受賞した『アニー・ホール』や、アカデミー脚本賞に輝いた 『ミッドナイト・イン・パリ』など。 また、ヴェネツィア国際映画祭栄誉金獅子賞、イングマール・ベルイマンに続く史上二人目のカンヌ国際映画祭の名誉パルム・ドールに選出されるなど、映画界では非常に高く評価されている監督です。

養女に性的虐待?実の息子が小児性愛疑惑を告発?広がる波紋

そんな世界的巨匠ウディ・アレンが、2018年現在、窮地に立たされています。 実はウディ・アレン監督は、かねてより、実の息子が小児性愛疑惑を告発するなど、その性的指向に関するスキャンダルがつきまとっていました。そしてその疑惑は、ウディ・アレン監督の養女ディラン・ファローが子ども時代に彼に性的虐待を受けたと告白したことで、一気に真実味を帯びてきています。

ティモシー・シャラメがウディ・アレン作品のギャラを全額寄付

ウディ・アレンが実際に事件を起こしたかどうかは、2018年1月時点では明言されていないため、事の真偽はわかりません。しかし、その影響はすでに映画界で起こりはじめています。 映画『君の名前で僕を呼んで』に出演し、話題を呼んだ俳優のティモシー・シャラメが、ウディ・アレン監督の最新作で発生した出演料の全てをTime's Up、ニューヨークLBGTセンター、RAINN(Rape, Abuse & Incest National Network)という3つの慈善団体に寄付すると宣言。

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今回の寄付についてシャラメは「僕は、すべての人が尊敬と威厳をもって扱われるようになるために戦う勇敢なアーティストたちと肩を並べる価値がある存在になりたいと思います」とコメント。 また、同じく出演者のレベッカ・ホールも、出演料をチャリティ三人団体に寄付すると発表しました。 なお、彼らが出演したウディ・アレンの新作『A Rainy Day in New York(原題)』には、ジュード・ロウやエル・ファニングといった豪華俳優陣が出演すると報じられています。

大物たちが続々と反ウディ・アレン派に

コリン・ファース
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ウディ・アレン監督作『メリンダとメリンダ』に主演したクロエ・セビニー、『ミッドナイト・イン・パリ』に出演したマリオン・コティヤールは、「彼の作品に出ることはもうないと思う」とコメント。 さらに、同じくウディ・アレンの過去作品『マジック・イン・ムーンライト』の主演・コリン・ファースも、「彼の作品には二度と出演しない」と明言しています。

ウディ・アレンの新作は無事に公開される?今後の監督生命は?

近年の映画界では『メビウス』のキム・ギドク、『トイ・ストーリー』のジョン・ラセターなど、世界的な巨匠に関する性的スキャンダルが連続でして報じられていますが、今回のウディ・アレンもまた、超ビッグネームの監督の一人。 2018年現在、優れた作品を発表してきた監督の今後の映画人生を危ぶむ声も上がっています。映画ファンとして、しばらく静かに動向を追っていきたいと思います。