王道を貫き通す熱さ!『天元突破グレンラガン』のココがスゴい!

2018年1月26日更新

王道に回帰した熱さで今なお抜群の人気を誇るロボットアニメ『天元突破グレンラガン』。今回は本作のあらすじや名言、見どころに至るまでその魅力を余すところなく紹介します!

“タイトルの意味通り”の王道アニメ『天元突破グレンラガン』のスゴさとは

2007年に放送されたロボットアニメ『天元突破グレンラガン』は、気弱な少年シモンを主人公とした王道回帰のストーリーと、熱量の高いアニメーションが好評を博し、今でも「熱いアニメ・熱血アニメ」の代名詞として語られることが多い傑作アニメです。 タイトルの「天元」は中国における万物生育の根源で、囲碁の世界では碁盤の中心を意味しています。まさに王道の「天元」に回帰してそれを「突き破る」、という意図のタイトルとなっており、そんなタイトルに負けず「天元突破」をやり遂げたのが本作の人気の理由のひとつです。 今回はそんな『天元突破グレンラガン』のあらすじや見どころなど、本作のスゴいところを紹介します。

地中の村に住む少年シモンに転機が!『天元突破グレンラガン』のあらすじ

はるか未来、人類は地面の下に穴を掘って村を作り、地震による崩落を恐れ、怯えながら暮らしていました。 そんな村のひとつであるジーハ村に住むシモンは穴掘りだけが取り柄の少年で、地上の世界を信じるカミナを兄貴として慕っていました。シモンはある日、緑に輝く小さなドリルと巨大な顔型のロボットを見つけます。 それからしばらくして、ジーハ村を大きな地震が襲い、ガンメンと呼ばれる謎のロボットとともに天井が崩れ落ちてきます。さらにガンメンを追いかけて村へ降りてくる少女・ヨーコ。大騒ぎの中、シモンは光を放つドリルに導かれロボットを動かし、カミナ、ヨーコとともに地上へと飛び出していきます。

ストーリーに負けないと熱さ『天元突破グレンラガン』の登場人物

シモン / CV:柿原徹也 (20年後:菅生隆之)

本作の主人公で、地中にあるジーハ村に住んでいる気弱な少年・シモン。穴掘りが得意で、周りからは穴掘りシモンと揶揄されています。実は、意志の強さと強大な螺旋力を秘めており、地中に埋まっていたロボット・ラガンとそれを起動するコアドリルと出会い、地上へと旅立ちます。 仲間とともに螺旋王ロージェノムを打ち破り、大人になってからは、地上に作り上げたカミナシティの新政府総司令官を務めました。

カミナ / CV:小西克幸

カミナはジーハ村に住む青年で、シモンの兄貴分。大きな赤いグラサンとジーハ村の村長から奪った日本刀がトレードマーク。自分の信じた道を突き進む熱血漢で、幼い頃に父親と見た地上世界に行こうと画策していました。 その後、シモンとヨーコも加わった大グレン団のリーダーを務め、ヨーコと恋人関係になりますが……。

ヨーコ・リットナー / CV:井上麻里奈

本作のヒロインの一人、ヨーコ。赤髪ロングヘアーで容姿端麗、ビキニにホットパンツを着こなすナイスバディな少女で、地中にあるリットナー村を飛び出し、敵ガンメンを追いかけてジーハ村へと降りてきました。 自身の背丈くらいある超電磁ライフルを武器に、グレン団のスナイパーとして活躍。大人になってからはヨマコ先生として子供たちと生活を共にします。

ニア・テッペリン / CV:福井裕佳梨

もう一人のヒロインで、螺旋王ロージェノムの娘。ロージェノムに捨てられた谷底で、シモンと出会いました。 ふわふわの髪の毛と瞳のクローバーが特徴。世間知らずで天然な性格ですが、シモンと同じく強い意志を秘めていました。物語の中では、落ち込んでいたシモンを立ち直らせるなど、グレン団においても重要な役割を果たします。

見どころ1:パワフルな作画、迫力のアニメーションがスゴい

伝説のアニメーター・金田伊功のフォロワーとして知られる監督の今石洋之を筆頭に、『THE IDOLM@STER 』の錦織敦史、アクション作画に定評のあるすしお、『トップをねらえ2!』の鶴巻和哉など、エンドクレジットはさながらアニメーターオールスターです。 誰が観てもワクワクするようなテンションの高いアニメーションが展開し、山場山場のアクションシーンに込められた凄まじい熱量は画面を通しても伝わってくるようで、視聴者の心も熱く燃え上がらせてくれます。迫力あるアニメーションという点では、本作と肩を並べられる作品はなかなかありません。

見どころ2:見た目のカッコよさにとどまらない「ドリル」の設定がスゴい

「グレンラガン」では一目見て分かる通りドリルが重要なギミックとして登場します。男の童心をくすぐるロマンあふれるこの武器(?)が活躍する作品は、遡れば日本では1966年に放送された『サンダバード』や1974年のアニメ『ゲッターロボ』など枚挙にいとまがありません。 ですがグレンラガンは、ドリルが設定としてストーリーに深くかかわっている点で他の作品と一線を画しています。 くるくると回りながら上昇を続けるドリルは、シモンたちの力の根源となる螺旋力のメタファーとなっています。さらにこの螺旋力は人類のDNAの二重らせんに接続され、科学技術を駆使して際限なく発展を遂げる人類文明の根源として扱われています。ラスボスのアンチスパイラルは言うまでもなく人類へのアンチテーゼなのです。 こうした物語との深い結びつきは、グレンラガンがドリルで敵を打ち破る決めのシーンのカタルシスを生み出すのに一役買っています。

見どころ3:歌舞伎の見栄を思わせる口上シーンがスゴい

本作はなんといっても、グレンラガンに乗りながらの「口上シーン」が印象的です。独特な節のついた声優のセリフ回しも含め、さながら歌舞伎の見栄のシーン。日本人に染みついているこのリズムには、テンションも上がらずにはいられません。 魔法少女の変身やロボットの合体といったお約束のシーンは、回を重ねるごとにえてして退屈なものになりがちですが、山場山場で繰り返されるこの口上シーンは、妙にクセになる中嶋かずき節とケレン味溢れるアニメーションが相まって、毎度見応えのあるシーンに仕上がっています。 本作のファンならば一つはお気に入りの口上があるのではないでしょうか。

見どころ4:圧倒的スケール!最終形態グレンラガンの大きさがスゴい

地球の片隅の地中奥深く、シモンたちが暮らすジーハ村から始まった物語は、地球全体を巻き込んだアンチスパイラルとの戦いに発展していきます。物語のスケールが大きくなっていくとともに、なんとシモンたちが乗り込むグレンラガンのサイズも巨大化していきます。 アンチスパイラルとの最終決戦、大グレン団がスピンオンして完成した天元突破グレンラガンのサイズは、約52.8億光年と天文学的数字に達しています。銀河丸ごとを軽々と掴み、手裏剣のように投げ合うとんでもない戦いは、ロボットアニメの常識を突破しています。

聞くだけでテンションが上がる!『天元突破グレンラガン』の名言

「穴を掘るなら天を衝く、墓穴掘っても掘りぬけて、突き抜けたなら俺の勝ち!」byシモン

上述した口上シーンのひとつで、第11話「シモン、手をどけて。」のシモンのセリフ。戦う意志を失っていたシモンが、敵方の王女ニアの助けを得て復活を遂げるシーンです。 意味よりも熱量が伝わるグレンラガンらしい名言です。

「 行け、シモン。"もし"とか"たら"とか"れば"とか、そんな思いに惑わされんな。自分が選んだ一つのことが、お前の宇宙の真実だ 」byカミナ

この名言は、第26話「行くぜ ダチ公」でのカミナのセリフです。このセリフを受けてシモンはアンチスパイラルの仕掛けた幻想を打ち破り、最後の戦いへと向かいます。カミナのセリフは勇気づけられるものが多いですね!

さらに『天元突破グレンラガン』らしさが増した映画二部作も!

TVシリーズが人気を博したこともあり、2008年に劇場版前編にあたる『劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇』、2009年に完結編となる『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』がそれぞれ公開されました。 ストーリーは大胆に軌道修正&加筆され、アニメーションも新カットが多数差し込まれ、セリフはすべて撮りおろしと、とても総集編とは言えないほどパワーアップを遂げています。TVシリーズを観てない人も観た人も楽しめるので、まだチェックしていない人は是非。 今回は熱いアニメとして定評がある『天元突破グレンラガン』を紹介しました。2018年1月1日にはニコニコ動画で一挙放送されるなど人気が衰えない本作。テンションを上げたいときにはぜひ見返してみてください!