【2018春アニメ】13年ぶりの続編『フルメタル・パニック! Invisible Victory』がアツい!
ファン待望のシリーズ第4期『フルメタル・パニック! Invisible Victory』
ライトノベルながら本格的なミリタリー要素を取り入れ、シビアなストーリー展開で2000年代に人気を博した賀東招二の『フルメタル・パニック』。 テレビシリーズとしては2005年に放送された第3期『フルメタル・パニック! The Second Raid』以来、実に14年ぶりとなる続編『フルメタル・パニック! Invisible Victory』が4月13日から放送となります。 2017年秋からの放送延期や制作会社変更などで、シリーズファンからは期待と不安が入り混じった声が上がっていますが、いずれにせよアニメファンなら見逃せない2018年春クール注目作です。
第4期を手掛けるのはファンの期待を裏切らない盤石の布陣!
『フルメタル・パニック! Invisible Victory』制作にあたって、アニメ制作会社はキャラクター作画や日常の細かい演技を得意とする京都アニメーションから、『ゾイド -ZOIDS-』や『機動戦艦ナデシコ』など、数々のロボットアニメを手掛けたジーベックへ変更となっています。第4期ではより迫力を増した戦闘シーンが観られるのではないでしょうか。 その上で、宗介役の関智一、かなめ役のゆきのさつきといったキャスト陣や、シリーズを通してキャラクターデザインを手掛けている堀内修は続投で、これまでのフルメタらしさも失くしていません。さらにシリーズ構成と脚本として、原作者の賀東招二が参加しており、ファンにとっても嬉しい盤石の布陣となっています。
ミスリルとアマルガムのかつてない死闘!第4期『フルメタル・パニック!』のあらすじ
いかなる国にも属さない対テロ組織ミスリルの若きエージェント・相良宗介(さがらそうすけ)は、ウィスパードと呼ばれる特別な力を持つ女子校生・千鳥かなめ(ちどりかなめ)護衛の任務に就きました。これまでの戦いで、謎のテロ組織アマルガムの幹部であるゲイツやガウルンを退け、束の間の学生生活を楽しんでいた宗介とかなめ。 そんな二人の前に現れたのは、ミスリルの敵であり、宗介の上官テレサの兄でもあるレナード・テスタロッサでした。かなめを拉致し、ミスリルへ攻撃を仕掛けることを警告に来たと語るレナード。程なくして、テレサがいるメリダ基地への攻撃が開始され、宗介とかなめも過酷な戦いの渦へと巻き込まれていきます。
『フルメタル・パニック! Invisible Victory』の登場人物とお馴染みのキャスト陣!
かなめ護衛の任に就く若き軍曹・相良宗介 / (CV:関智一)
本作の主人公で、ミスリル作戦部西太平洋戦隊トゥアハー・デ・ダナン陸戦部隊SRTに所属する青年。階級は軍曹。特にアーム・スレイブ(人型兵器)の操縦に長けており、かなめ護衛の任務も持ち前の戦闘能力でこなしていきますが、不愛想で融通が利かない性格ゆえに、かなめと衝突することも。 相良宗介を演じるのは、『機動武闘伝Gガンダム』のドモン役をはじめ、ロボットものの出演も多い関智一。「Fate」シリーズのギルガメッシュ役、『STEINS;GATE』の橋田至役など、演技の幅も広い名優です。
事態の鍵を握るウィスパードの少女・千鳥かなめ / (CV:ゆきのさつき)
本作のヒロインで、都立陣代高校に通う女子校生。容姿端麗で成績も優秀な優等生ですが、ウィスパードと呼ばれる特殊能力に目覚めたため、さまざまな組織から狙われる羽目に。奔放かつ思ったことは口に出す性格で、学校生活からたびたび逸脱する宗介に対してツッコんだり呆れたりしています。 千鳥かなめ役を演じるゆきのさつきは、『犬夜叉』の日暮かごめ役や『ひぐらしのなく頃に』の園崎姉妹役で知られています。久々にかなめの声が聞けるのは嬉しいかぎりですね。
ミスリル所属で宗介の上官を務める少女テレサ・テスタロッサ / (CV:ゆかな)
宗介と同じくミスリルに所属する16歳の少女で、かなめと同じくウィスパード。部隊名と同じ名を冠する潜水艦トゥアハー・デ・ダナンの艦長で階級は大佐です。年齢に似合わず、分析から戦闘指揮まで何でもこなす才女ですが、宗介に想いを寄せるなど女の子らしい一面も。原作準拠ならば第4期以降はより活躍の場面が増えていきます。 テレサ・テスタロッサ役を演じるのはゆかな。『ふたりはプリキュア』のキュアホワイト役、『コードギアス反逆のルルーシュ』のC.C.役で知られています。
テレサの兄で若きアマルガムの幹部レナード・テスタロッサ / (CV:浪川大輔)
テレサの双子の兄で、妹同様ウィスパードの男。ミスターAG(シルバー)のコードネームを持つアマルガムの幹部。かなめに対して好意を持っており、敵ながら宗介とかなめに警告に現れます。 レナード役には浪川大輔。『君に届け』の風早翔太役、「ルパン」シリーズの四代目石川五右衛門役などで知られています。
人気抜群の機体「ARX-8 レーバテイン」がついに登場か!?
『フルメタル・パニック! Invisible Victory』の見どころは何といってもロボットの活躍ということになりそうです。原作の第7巻から始まる第4期では、絶大な人気を誇る機体「ARX-8 レーバテイン」が登場すると言われており、既に明らかになったスタッフからもメカ作画への力の入れようがうかがえます。 各話の絵コンテには、1・2話に本作の監督であり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で副監督を務めた中山勝一、3話に「機動戦士ガンダム」シリーズのメカデザイナーとして有名な出渕裕、4話に『交響詩篇エウレカセブン』の監督として知られる京田知己と、名作ロボットアニメを作り上げた錚々たる顔ぶれ。 ロボアニメ・アクションアニメ好きはぜひチェックしておきたいですね!
「主題歌でテンション上がる」の声!山田タマルの「Even...if」」
「フルメタル・パニック」シリーズの主題歌と言えば、第1期の「tomorrow」をはじめ下川みくにが担当してきましたが、新シリーズではこちらも一新。 アニメ『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』の挿入歌で、イングランド民謡をアレンジした「Scarborough Fair」を美しく歌い上げた山田タマルが担当します。本主題歌はロボットアニメらしい疾走感あふれる楽曲になっており、Twitterでは既に「フルメタの主題歌いい」の声が続々と上がっています。 今回は2018年春アニメから『フルメタル・パニック! Invisible Victory』を紹介しました。4月13日の放送日の前に、これまでのシリーズを振り返ってみてはどうでしょう!