2018年9月28日更新

まさかの三部作!「私の奴隷になりなさい」シリーズを徹底解説

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『私の奴隷になりなさい』 Blu-ray&DVD好評発売中 ディレクターズ・カット BD¥6,300(税抜)  DVD¥5,800(税抜)
© KADOKAWA 2012

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『私の奴隷になりなさい』から6年……。続編公開が発表

長い黒髪に艶っぽい声、とろんとした瞳に引き込まれてしまいそうになる「エッチなお姉さん」の壇蜜。そんな彼女の出世作でもあり、インパクトのあるタイトルが話題を呼んだ映画『私の奴隷になりなさい』が公開されてから、6年の月日が経ちました。 そして、2018年。『私の奴隷になりなさい』の続編となる、「ご主人様と呼ばせてください」「おまえ次第」が実写映画化されることが決定しました。 随時更新されている、第2部「ご主人様と呼ばせてください」の主演キャストや監督などの情報も含め、「私の奴隷になりなさい」シリーズを徹底分析します! 

サタミシュウによる3部作「私の奴隷になりなさい」シリーズ

「私の奴隷になりなさい」シリーズの原作を執筆しているのは、小説家のサタミシュウ。官能小説を中心に数多くの作品を世に送り出しているが、本名などを一切明かしていない覆面作家です。 キャッチ―で人気を呼んだ『私の奴隷になりなさい』というタイトルですが、もともとは2005年に『スモールワールド』というタイトルで出版されていたものから、2007年に改題されています。 『私の奴隷になりなさい』の続編にあたる、『ご主人様と呼ばせてください』も改題されたタイトルで、2005年に出版されたときは『リモート』というタイトルでした。

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『私の奴隷になりなさい』を知らないあなたへ贈る概要

映画『私の奴隷になりなさい』の監督を務めたのは、亀山亨。亀山は監督デビュー作にあたる『心中エレジー』で、ベルリン・アジアーパシフィック映画祭最優秀作品賞やアトランタ・アンダーグラウンド映画祭最優秀作品賞を受賞しています。 『私の奴隷になりなさい』は、当時、バラエティ番組でエロチシズムを感じさせるトークで人気が高まっていた壇蜜が、大胆な濡れ場を披露しているということで話題になりました。 ミニシアターで上映された作品にもかかわらず、2,000万円を超える興行収入を記録したことからも、その注目度がうかがわれます。

奇才・板尾創路の個性が光る……。『私の奴隷になりなさい』キャスト

「壇蜜主演」という印象が強い本作ですが、板尾創路や杉本彩といったキャストも出演しています。ポルノ映画での経験豊富な2人の演技は視聴者を納得させるものだったという感想もあがっています。

香奈/壇蜜

壇蜜と僕たち
(c) KADOKAWA 2012

主人公・香奈を演じたのは、前述したとおり、壇蜜。本作では、「先生」からの調教の日々では、体当たりの演技を見せました。目隠し、緊縛、首輪、剃毛……。猿轡をつけられ、後ろから犯されるシーンは圧巻でした。 壇蜜のレトロな雰囲気漂う顔立ちが、かつての古き良きポルノ映画を思い出させることも魅力でしょう。バスの中、「僕」の目の前で「先生」にイタズラをされるシーンでは、それが際立っていました。

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先生/板尾創路

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© KADOKAWA 2012

壇蜜演じる、ごくごく平凡なOLを調教する先生役を、演技力に定評のあるお笑いタレント・板尾創路が演じました。 板尾は行定勲監督作品のロマンポルノ『ジムノペディに乱れる』で見せた「目の演技」が話題になるなど、「エロ」を巧みに表現する俳優です。 本作でも、淡々と棒読みかのような話口調で、香奈と対峙するシーンは「リアル」そのものでした。

コバルトブルーの女/杉本彩

本作には、官能小説の第一人者である団鬼六の代表作『花と蛇』で主演を務めた女優・杉本彩も出演しています。 自身も官能小説を執筆するなど、「エロスの伝道師」と表明する杉本の出演で、『私の奴隷になりなさい』に深みを出す効果があったと思われます。

ごく普通のOLが調教され、美しく覚醒していく……。『私の奴隷になりなさい』ストーリー

『私の奴隷になりなさい』 Blu-ray&DVD好評発売中 ディレクターズ・カット BD¥6,300(税抜)  DVD¥5,800(税抜)
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とある出版社で働くことになった「僕」は、同じ部署で働く先輩社員の香奈に恋に落ちます。香奈はなまめかしい魅力を持つ女性で、単身赴任中の夫がいる既婚者でしたが、それでも諦めきれずにアプローチを続けます。 最初は全く相手にされなかったものの、少しずつ距離を近づけます。そんな中、香奈から「今夜、セックスをしましょう」と驚きのメールが送られてきます。 それから、「僕」は香奈とセックスをする関係になりました。しかし、ただのセックスではありません。香奈は行為中の自分を「僕」に撮影させるのです。 そんな関係が続く中、「僕」は香奈の部屋で見つけたDVDを再生すると、そこには「先生」と呼ばれる男に調教される香奈の姿が……。

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シリーズ2作目は『ご主人様と呼ばせてください~私の奴隷になりなさい・第2章~』

「私の奴隷になりなさい」シリーズの2作目は『ご主人様と呼ばせてください~私の奴隷になりなさい・第2章~』。監督はピンク映画界で活躍する城定秀夫が務めます。 大手デザイン会社に勤務する「目黒」は、人妻である明乃と不倫関係にありました。そんな関係を続ける中、明乃の夫である「瀬尾」に不倫が知られてしまいます。 そして、瀬尾は「不倫を公にされたくなかったら……」と、目黒にある要求をしました。それは「妻・明乃の調教」。 瀬尾の指示のもと、目黒は明乃に調教を行うようになります。そして、明乃は「奴隷」としての素養を開花させていくことになるのでした。

「ご主人様と呼ばせてください」の主演は異例の経歴を持つ女優・行平あい佳

ご主人様と呼ばせてください
©KADOKAWA 2018

「ご主人様と呼ばせてください」の主演を務めるのは、行平あい佳。オーディションで主演を勝ち取りました。 同作のヒロイン役は大胆な濡れ場を伴うものですが、行平本人が熱望して、オーディションに臨んだといいます。 行平の母は「ロマンポルノ界の聖子ちゃん」と呼ばれた女優・寺島まゆみ。このことは今回の主役抜擢に何らかの縁があるように感じませんか? 行平は大学を卒業後、2年間、フリーの助監督として撮影現場で働き、その後、画コンテライターに転身したという変わった経歴も持っています。 現在は画コンテライターの仕事を行いながら、女優としても活動中です。

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シリーズ3作目は『おまえ次第~私の奴隷になりなさい・第3章~』

おまえ次第~私の奴隷になりなさい・第3章~
©KADOKAWA 2018

「私の奴隷になりなさい」シリーズの3作目は、『おまえ次第〜私の奴隷になりなさい・第3章〜』です。こちらも、サタミシュウの小説を原作にした映像化作品になります。 こちらでヒロインを務めるのは、若干22歳の新鋭、杉山未央。また、本作に加えて、『ご主人様と呼ばせてください 私の奴隷になりなさい・第2章』でも、毎熊克哉がヒロインたちの「ご主人様」である目黒役を演じることがわかっています。

「おまえ次第」のストーリーとは?

おまえ次第~私の奴隷になりなさい・第3章~
©KADOKAWA 2018

「複数の女性たちとの『調教癖』に満ちたセックス」。これは、出産間近の妻には秘密にしている、目黒の「癖」です。 そんな癖を持つ目黒は、あるとき、繭子という名前の女性に出会います。目黒は繭子とすぐに関係を持ち、調教をし始めました。 目黒に調教された繭子はやがて、目黒の想像を超えていくように……。

「濡れ場」をどう演出するかに期待

ご主人様と呼ばせてください
©KADOKAWA 2018

「私の奴隷になりなさい」シリーズの続編である『ご主人様と呼ばせてください〜私の奴隷になりなさい・第2章〜』と『おまえ次第〜私の奴隷になりなさい・第3章〜』。 これらの作品にも期待されるのが、『私の奴隷になりなさい』で壇蜜が見せたような激しい濡れ場でしょう。

すでに主演を務めることが決まっている行平あい佳と、「おまえ次第」のヒロイン・杉山未央。公開中の場面写真からも、その過激な演技な十分に伝わってきますね。 映画「ご主人様と呼ばせてください」シリーズ新作は、2018年夏に上映予定です!