『名探偵コナン』服部平蔵を徹底解説!「から紅の恋歌」でも活躍の黒の組織のNo.2と疑われる鬼才
服部平蔵とは青山剛昌原作、週刊少年サンデーで連載中の漫画およびアニメーション作品『名探偵コナン』に登場するキャラクターの1人。大阪府警本部長で階級は警視監、服部平次の父親です。 口髭を生やした渋い見た目と冷静沈着な性格からハードボイルドな雰囲気が漂っており、カッコイイと評判です。推理力や洞察力に優れており、その推理力はコナンの父である工藤新一と肩を並べるほど。非常に優秀な人物ですが、妻の静華にはとても甘いという可愛らしい一面もあります。 名前の由来は戦国時代の伊賀忍者服部半蔵と、時代小説『鬼平犯科帳』の長谷川平蔵から来ています。
平蔵がかっこいい!息子・平次を凌ぐ推理力や洞察力
作中には数多くの警察官が登場しますが、その中でもトップクラスのキレ者である平蔵。洞察力、推理力共に平次よりも優れており、息子・平次にとって敵わない存在となっています。 「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」の回では、コナンと平次が事件の捜査をしている間に野次馬から情報を聞き出し、ダイイング・メッセージから瞬時に被疑者を割り出すという鋭さを見せました。平蔵から見ると平次の推理は「勘に頼ったママゴトのようなもの」だとか。まだまだ平次は平蔵には勝てる見込みはなさそうです。
妻の静香には頭が上がらないお茶目な所も!
冷静沈着でキレ者であり息子にも父として厳しい態度を取る平蔵ですが、妻の静華にだけは非常に甘く、頭が上がりません。そんな妻・静華は色白美人で少々天然なところもありますが、夫の職業柄なのか法律に関する知識がとても豊富で優秀な人物です。 平蔵がついつい甘やかしてしまうのも無理もない話かもしれません。平蔵は静華のことを「静」と呼んでおり、2人きりの時には甘えることも。膝枕で耳掃除をしてもらうこともあるのですが、その姿は普段の平蔵からは想像もつきません。
黒の組織ナンバー2のラムは服部平蔵という考察について
『名探偵コナン』の黒幕、黒の組織。コナンが子供の姿になってしまったのも彼らが原因なのですが、実はそのナンバー2のラムという人物の正体を考察する中、ラムの正体は平蔵では?という意見があります。 その理由は屈強な大男であることと、片目が義眼だということです。義眼疑惑については、平蔵は非常に目が細く、激昂すると大きく片目が開くことがあるのですが両目が開いているシーンがないのです。非常にキレ者で優秀な人物ですから、黒幕の一味だという可能性は否定できません。 ラムの正体は他にもいろいろな考察があるため、真相は確かではありません。まだまだ連載が続いていますが、ラムの正体が分かる日はいつになるのでしょうか?
『名探偵コナン』の服部平蔵の声優が途中から変わっていた
服部平蔵の最初の小山武宏でした。小山は1943年12月1日生まれで俳優・声優として活躍する人物です。1971年からの俳優活動では、数多くのテレビ、映画、舞台に出演。声優の仕事では吹き替えも多く、ジェームズ・フォックスやジェームズ・ハンディなどの俳優を担当しています。 2代目平蔵は山路和弘 です。山路は1954年6月4日生まれで、主に舞台俳優として活躍する人物。アニメ声優としては1996年頃から活躍し始めており、代表作は『PSYCHO-PASS サイコパス』の雑賀譲二、『91Days』のヴィンセント・ヴァネッティなどです。洋画の吹替えではアル・パチーノやジョン・ステイサムなどを担当。 声優が変わった理由は明らかとなっていませんが、小山はかなり高齢ですので体のことを案じてなのではいか、と噂されています。