2020年5月17日更新

ドラマ『凪のお暇』キャスト一覧&最終回までの見逃しネタバレあらすじ【黒木華主演】

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凪のお暇(2)(A.L.C.DX)   コナリ ミサト

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ドラマ『凪のお暇』1話〜最終回までのネタバレあらすじ。主演キャストは黒木華

コナリミサトによる漫画『凪のお暇(なぎのおいとま)』が2019年7月19日より、TBS系列で実写ドラマ化されました!原作はマンガ大賞で2018年に第3位に選ばれるなど、口コミで評判が広まりじわじわとファンを増やしていた作品です。 空気を読むことに疲れてしまった主人公の大島凪。ある日、モラハラ彼氏の一言がきっかけで人生をリセットすることを決意します。そんな凪を演じる主演キャストは、黒木華です。 この記事ではドラマのあらすじやキャスト、見どころなどをまとめて紹介します。さらに、各話のネタバレを毎週更新。ドラマのネタバレをおさらいしたい人は、目次の「【ネタバレ】ドラマ『凪のお暇』の1話から最終回までの各話あらすじをおさらい」をクリック!

じわじわと注目を集めている原作漫画『凪のお暇』

秋田書店から発行されている「月刊エレガンスイブ」にて連載中の『凪のお暇』。マンガ大賞にノミネートされる前にも、第8回ananマンガ大賞に選ばれたり、書店で積極的にプッシュされたりするなど、注目を集め始めていました。 そんな本作を描いたのは、柔らかいタッチのかわいらしい絵柄とは裏腹に、人間の感情をストレートに描くことに定評のあるコナリミサトです。登場人物を厳しい状況に置いても、どの作品でも登場人物に対する視線は暖かく、本作の主人公についても、作者は最後には自分なりの幸せを掴んでほしいと優しく見守っています。

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【ネタバレなし】ドラマ『凪のお暇』のざっくりあらすじ

地元から遠く離れた東京で会社員として毎日真面目に働いていた主人公の凪は、ある日社内で耳にしてしまったモラハラ彼氏の一言で過呼吸に陥ってしまいます。 そのことがきっかけで自分の生活をリセットしたくなった彼女は、仕事を辞めて郊外のアパートに引っ越しました。自分の持ち物もほとんど捨てて、久しぶりに空気を読まなくて良い生活を送ることにしたのです。 心機一転リフレッシュしたものの、再就職の不安や、元彼の訪問、母親との不和で心はなかなか休まりません。しかし、そんな中でも凪は不器用ながら自分を見つめ直し、成長していきます。

実写ドラマ『凪のお暇』主演キャストは黒木華!

大島凪/黒木華

主人公の大島凪は28歳。会社員時代は、同僚から押し付けられた仕事や恋人からの求めを断らない日々を送っていましたが、それは空気を読んでいただけのことで、実は気弱でもなければ、お人好しでもありませんでした。悩みやすいところもあったものの、次第にタフになっていきます。 そんな、息苦しい生活から抜け出したものの、自分を取り戻す生活の中で悩みながら成長する凪を、黒木華が演じました。 黒木は本作について、「本当は空気を読むのが得意ではなくて、自分の気持ちが追いつかずにアップアップしてしまう凪ちゃんの気持ちなど、すごくわかるなぁという気持ちで感情移入してしまいました。」と、共感満載の原作にワクワクしたと語りました。

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今最も旬な俳優、高橋一生と中村倫也が重要キャラを演じる!

我聞慎二(がもんしんじ)/高橋一生

新生活の引き金になった我聞慎二は、モラハラ発言が目立つ凪の元恋人。別れてからも遠路はるばる凪に付きまといます。 凪のことが好きであるにもかかわらず、再会をして開口一番「ブスになったなぁ」と言う非常に口の悪い人物です。 そんな会社で1、2を争うイケメンのモテ男ながら、家族や凪のことで悩み続ける慎二を演じるのは高橋一生。『カルテット』の家森諭高や『民王』の貝原茂平などクセのある役を演じることに定評がありますし、高圧的な役どころとして『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の佐引穣次なども思い出されます。

安良城ゴン(あらしろごん)/中村倫也

凪の住むアパートの隣人・安良城ゴンは、誰からも愛される人たらし。クラブイベントのオーガナイザーをしているため、毎晩クラブ仲間と飲み歩き、腕には入れ墨が。そんな風貌からか、当初は凪から警戒される存在でした。しかし、ゴンの人たらしによって2人は徐々に距離を縮めていくのです。 そんな安良城ゴンを演じるのは、朝ドラ『半分、青い。』で佐藤健演じる律の同級生を演じた中村倫也。コメディドラマからラブストーリーまで幅広く演じ分ける俳優で、2019年1月には深田恭子主演のドラマ『初めて恋をした日に読む話』に出演し、多くの女性を虜にしてきました。2019年7月現在公開されている実写ディズニー映画『アラジン』では、初めて吹き替え声優にも挑戦しました。 ドラマでは凪とゴンの恋愛模様とともに、ゴン自身の成長も描かれます。中村倫也演じるゴンがどのような未来を選ぶのか、最終回まで見逃せません。

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その他の実写キャストに若手からベテランまで個性派俳優が集結!

坂本龍子(さかもとりょうこ)/市川実日子

坂本龍子は休職中の凪がハローワークで知り合った女性。カルト的な商品を売りつけ、友人を失ってしまいましたが、スッパリ断った凪となぜか友人になります。 原作の28歳より年上になるという龍子を演じるのは、2018年放送の『アンナチュラル』以来のTBSドラマ出演となる市川実日子です。映画『シン・ゴジラ』の好演で再ブレイクを果たした市川ですが、クールなイメージから一転、新たな顔を見せてくれました。

白石みすず/吉田羊

凪が引っ越したアパートの隣人であり、働きながら一人娘を育てるシングルマザー・白石みすず役には、2014年の月9ドラマ『HERO』で大ブレイクした吉田羊。大学在学中に舞台女優としてデビューし、その後は小劇場を中心に活動していました。 2007年頃からドラマ、映画でも活躍し始め、朝ドラや大河ドラマに引っ張りだこ!2018年放送の有村架純主演ドラマ『中学聖日記』の好演も記憶に新しいですね。

大島夕(おおしまゆう)/片平なぎさ

凪の実母で、北海道で一人暮らしをする大島夕を演じるのは、女優、タレントの片平なぎさ。夕はいわゆる”毒親”であり、凪が唯一逆らえない相手という役どころです。 片平は1975年にアイドル歌手デビューすると同時に、映画『青い山脈』で女優デビュー。さらに3年後には、本格的に女優へ転身しました。「小京都ミステリー」シリーズなど数多くの2時間ドラマで主演を務め、”2時間ドラマの女王”の異名を持ちます。

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吉永緑(よしながみどり)/三田佳子

吉永緑は凪のアパートの住人。凪のように他人の目を気にすることなく、日々の暮らしを謳歌する女性を演じるのは、ベテラン女優の三田佳子です。 三田は1986年の『いのち』、1994年の『花の乱』と2度も大河ドラマの主演を務め、90年代には”CM”女王と呼ばれるなど大人気でした。近年はバラエティ番組にも出演し、さらに活躍の場を広げる大御所が、同じくベテランの片平とともに脇を固めました。

エリィ/水谷果穂

ゴンの女友達で、彼の部屋に遊びに来るパフォーマー、エリィを演じるのは水谷果穂です。 水谷は2013年に女優デビューし、『ブラックペアン』などのドラマ、映画に出演するほか、2018年3月末から『Going!Sports&News』のお天気キャスター(土曜版)に就任。2019年度前期放送の朝ドラ『なつぞら』では、主人公なつのルームメイト・三橋佐知子役に抜擢されました。

市川円(いちかわまどか)/唐田えりか

市川円は大阪支店から異動してきた慎二の後輩で、彼好みの外見の営業社員です。 八方美人な性格ですが、本人の意図とは裏腹に同性を敵に回しやすく、周囲から「空気クラッシャー」と呼ばれてきました。そんな円を演じるのは、2015年に月9ドラマ『恋仲』へのゲスト出演で女優デビューし、圧倒的な透明感で話題の女優、モデルの唐田えりかです。 2017年には、韓国の芸能事務所と専属契約し、日韓を股にかけて活躍しています。

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スナックのママ/武田真治

慎二の行きつけのスナック「バブル」のママ役で武田真治が出演することが決定しました。「バブル」は、慎二が唯一本音で話せる場所であり、ママをはじめスタッフたちは慎二にアドバイスを送ります。 サックスプレイヤーとして、「めちゃいけ」などで活躍するタレントとして、そして俳優として活躍する武田真治。近年は筋肉体操でいっせいを風靡したことが記憶に新しいですね。

その他の登場キャラクターと出演キャスト

凪に仕事を押し付け、何かとマウントを取っていた元同僚・足立心役に瀧内公美が、同じく元同僚の江口真央と織部鈴役に、大塚千弘と藤本泉がそれぞれ起用されました。 みすずの娘で、凪の髪型がお気に入りの小学生5年生・白石うらら役に白鳥玉季。白鳥は朝ドラ『とと姉ちゃん』にて、坂口健太郎演じる星野武蔵の娘を好演していましたね。 その他、慎二がよく訪れるスナック 「バブル」 のスタッフ・杏を、雑誌「Zipper」のモデルを経て、女優として活躍する中田クルミが演じます。慎二の同僚・小倉康明を演じるのは、劇団KAKUTA所属の舞台俳優で、『コウノドリ』などにも出演した谷恭輔。 同じく慎二の同僚・井原亮役には、3歳頃から自主映画や再現ドラマ、モデルを中心に活躍する田本清嵐(たもとそらん)が抜擢されました。

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注目ポイント1:深い人間描写と凪ちゃんの節約テクニックに注目!

本作の見所のひとつは、人間の描写の奥深さです。一見気弱なようでタフな主人公の凪を始め、凪を取り巻く人間は単純に描かれていません。例えば、別れた後も相変わらずモラハラ発言ばかりしてしまう元彼の慎二も、その内面が明らかになるうちに単なる酷い男でないことが判明していきます。 また、何といっても本作で注目したいのは、凪の節約テクニック。幼い頃から培われてきた凪の節約テクニックは、食事や掃除に止まらず、手芸など多岐にわたります。 豆苗を育てて食費を節約したり、シャワーヘッドを買い替えて節水してみたり。簡単に実現できるものばかりなので、きっと試してみたくなるものが見つかるでしょう。

注目ポイント2:脚本を担当するのは『1リットルの涙』の大島美里

そんなドラマ『凪のお暇』の脚本を担当するのは、大島里美 『1リットルの涙』や『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』などの脚本を手掛けてきた大島里美です。最近では2018年にドラマ化された『あなたには帰る家がある』の脚本も担当しました。 大島はこれまで、小説や漫画を原作としたドラマの脚本を多く担当してきました。『1リットルの涙』ではデビュー間もなかったにもかかわらず、ストーリー構成と4話分の脚本を担当し、作品をヒットに導いています。 大島がこれまで担当してきた作品を見ると、原作の登場人物の魅力をうまく実写ドラマに昇華しているように思います。ドラマ『凪のお暇』の脚本家にはぴったりな存在かもしれません。

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【ネタバレ】ドラマ『凪のお暇』の1話から最終回までの各話あらすじをおさらい

第1話(7/19放送):人生のリセットを決意した凪!そんな凪に新たな出会いが!

家電メーカーで働く大島凪(黒木華)は、自分の平和を保つために空気を読んで行動することが染み付いていました。 同僚のミスもカバーしていた凪ですが、ある日彼女たちが自分の悪口を言っているのを聞いてしまいます。さらに信頼していた恋人の我聞慎二(高橋一生)までもが、自分の陰口を言っているのを知り、ついに心が折れてしまいます。 人生のリセットを決意した凪は、会社を辞めて引っ越しをすることに。 自由な生活を手に入れた凪ですが、もし貯金が尽きてしまったらと不安に襲われてしまいます。そんな時、落ちていた洗濯物を届けるために、上階に住む老婆・吉永緑(三田佳子)の部屋を訪ねました。

そこで凪は、質素ながらも幸せそうに暮らしている緑の姿を目にします。心を許した凪は、緑にこのボロアパートに引っ越してきた経緯を話し始めました。そんな彼女の話を、緑は黙って聞いていました。 ある日、凪は隣の部屋で育てているゴーヤが気になり、隣人のゴン(中村倫也)に話しかけることに。二人が話をしていると、そこへ突然我聞がやってきました。無神経なことばかり言う我聞に愛想を尽かした凪は「もう私に関わらないで」と伝えます。 しかし、我聞は「また来るね」と言って去って行きました。実は我聞は本気で凪に惚れており、別れたくなかったのです。 翌朝、ゴンが凪の部屋を訪ねてきました。ゴーヤ料理を差し入れたお礼にとやって来たのです。「美味しかった」と言って凪を抱きしめるゴン。凪は突然のことで頭が真っ白になるのでした。

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第2話(7/26放送):ゴンの不思議な雰囲気に惹かれていく凪!その時慎二は……

人生のリセットを決意し、一からやり直すことにした凪(黒木華)。お金が減っていく現実に直面して危機感を感じた凪は、ハローワークへ行くことに。 そこで担当者と揉めている坂本龍子(市川実日子)と出会います。凪が龍子に話しかけたことで、二人はお茶をすることに。 友達が出来たと喜ぶ凪でしたが、龍子は怪しげな石を勧めて来たのです。今までなら買ってしまっていた凪ですが、今回は断ることが出来ました。そんな凪の後を、龍子が追いかけて来ます。石の話をしたことで、自分の周りから友達が居なくなってしまったという龍子。同情した凪は、龍子と普通の友達として付き合うことにしました。

ある日、凪は隣人のゴン(中村倫也)からバーベキューに誘われます。ゴンのゆるっとした雰囲気に癒された凪。バーベキューを終えて帰宅すると、家の前には別れたはずの慎二(高橋一生)の姿が。慎二は凪のことが本気で好きで忘れられずにいたのです。 しかし、なかなか素直になれない慎二は、凪のことを傷つける発言ばかりしてしまいます。凪とゴンが仲良くしている姿に嫉妬していつもの通り余計なことを言ってしまい、自己嫌悪。反省して泣きながら帰っていく姿を龍子に目撃されてしまいます。 翌朝、凪がポストを開けると母親からの手紙が入っていました。東京に来るという言葉に動揺する凪。そこへ自分の名前を呼ぶ声が聞こえて来ました。何と龍子が凪を追って、近くに引っ越して来たのです。

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第3話(8/2放送):凪はついにゴンの部屋へ……。

凪(黒木華)は母親の夕(片平なぎさ)から、「東京に行く」という手紙をもらって激しく動揺。今の姿を見られたら実家に帰されてしまうと思った凪は、「ちゃんとやっているから大丈夫」と夕に連絡を入れます。 そこへ、凪を追って近所に引っ越してきたという龍子(市川実日子)がやって来ました。そこで凪は龍子に、慎二(高橋一生)とのことを聞いてもらうことにしました。少女漫画みたいと興奮する龍子。 しかし、慎二がクズだと分かると「なんで付き合っていたの?」と凪に鋭い質問を投げかけます。凪はその質問に答えることができませんでした。

心配した龍子は、凪を婚活パーティへと誘います。強制参加させられた凪は、そこで元同僚の足立(瀧内公美)に遭遇。パーティの後に龍子を含めた3人で飲みに行くことになってしまいます。 言いたい放題の足立に嫌気がさした凪は、自分の思っていることを正直に伝えることができました。しかし、スッキリするどころか胸の中がモヤモヤしてしまいます。それは足立に言った言葉が、そのまま自分にも当てはまることに気づいてしまったからでした。 そこで凪は、慎二ときちんと話すことを決意。慎二もまた自分の本当の気持ちを凪に伝える決意をしていました。しかし、凪から「別れよう」と言われた慎二は、また凪を傷つけることを言ってしまいます。傷心の凪はその足でゴンの部屋を訪ねていました。ゴンの優しさに惹かれ、ついに凪はゴンと一晩を共にしてしまうのでした。

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第4話(8/9放送):完全にゴンに堕ちた凪!しかし、次第にゴンの本性が明らかに!

凪(黒木華)はついにゴン(中村倫也)の部屋で、一晩を一緒に過ごしました。ゴンの魅力にどんどんハマっていく凪。自分たちの曖昧な関係をはっきりさせたいと思いますが、今の関係が壊れるのを恐れて確認できずにいました。 ある日、凪は都内で行われるゴンのイベントに参加することに。しかし、他の女性と仲良くしているゴンの姿を見ているのが辛くなり、すぐに帰宅してしまいました。そのままゴンに会いたいと思いながら、結局一睡もできずに朝を迎えます。 そこへ凪のことを心配した龍子(市川実日子)から連絡が。龍子から、ゴンに騙されているのではないかと言われた凪。しかし、凪はそれを認めようとはしませんでした。

一方、慎二(高橋一生)は凪から別れを告げられて落ち込んでいました。凪のことが諦められない慎二は、再び凪の自宅を訪ねることに。 しかし、自堕落な生活を送っている凪は部屋から出て来ず、慎二はゴンの部屋で待たせてもらうことになります。そして慎二は、凪がゴンに書いた手紙を見つけてしまいます。 凪が完全にゴンに堕ちていることを実感した慎二。しかし、ゴンの洗面所には沢山の女性用の化粧品が。ゴンには他にも沢山の女性がいることを知った慎二は、凪に「そんな男でもいいのか?」と問い詰めます。 すると凪は「全然良い」と返答。付き合っていた頃と変わり果てた凪の姿に、慎二は涙するのでした。

第5話(8/16放送):ゴンとの別れを決意した凪!しかし、ゴンの凪への想いは強くなり……

ゴン(中村倫也)にどっぷりハマってしまった凪(黒木華)は自堕落な生活を送っていました。そんな凪を心配した慎二(高橋一生)は、自分の本当の想いを伝えようと決意。しかし、結局本心を伝えられないまま再び凪を追い込んでしまいます。 そこへ偶然みすず(吉田羊)とうらら(白鳥玉季)が通りかかり、凪は二人に助けられました。みすずの手料理をご馳走になった凪は、自分がいかに自堕落な生活を送っていたか気づくことができました。

ゴンとの別れを決意し、海に向かった凪。しかし、道に迷って慎二の行きつけのスナック「バブル」にたどり着きました。ここに来た経緯を聞いたママ(武田真治)は凪に地図を書いてあげることに。 その地図を頼りに凪はやっと海にたどり着きます。清々しい気持ちで自宅に戻った凪は、久しぶりに自炊をして自堕落な生活から抜け出すことができました。そしてゴンに鍵を返し、「これからは隣人として仲良くしよう」と伝えます。それを聞いたゴンは凪のことを意識し始めてしまうのでした。 一方、慎二は凪への想いを吹っ切り仕事に没頭していました。そんな時に円(唐田えりか)からアプローチを受けます。円は陰口を叩かれているところを慎二が救ってくれたことで好意を抱くようになっていたのです。円の気持ちに気付いた慎二は、円と手を繋いでバブルへと向かっていました。 その頃、バブルでは凪がボーイとして働いていました。凪が無職であることを知り、ママが声をかけてくれたのです。そして、凪と慎二がバブルで鉢合わせすることに……。

第6話(8/23放送):初恋を知ったゴン!恋愛模様がさらに複雑に!

「バブル」でボーイとして働き始めた凪(黒木華)ですが、お客さんから話を振られてもうまく答えることができずにいました。ママ(武田真治)から、相手に興味がないからだと指摘されて落ち込む凪。そんな時に突然、慎二(高橋一生)が来店。凪の働く姿を見た慎二にも「人に興味のない凪にはこういう店は向かない」と言われてしまうのでした。 龍子(市川実日子)の就職先が見つかったと聞いて喜ぶ凪ですが、その会社が詐害まがいのことをしていることを偶然知ってしまいます。龍子が司会を務めるセミナーに参加した凪は、龍子を連れ出して話を聞くことに。

すると、入社する前からやばい会社だということは知っていたと言うのです。それでも前に進むために頑張っていたと言う龍子。それを聞いた凪は、たまには後ろを向くことも大切だと進言します。凪に「友達だから何でも話して欲しい」と言われた龍子は、嬉しくて涙ぐんでしまうのでした。 一方、ゴン(中村倫也)は凪に別れを告げられて以来、凪のことを考えると胸がチクッと痛むようになっていました。それが何なのかわからずにいると、緑(三田佳子)からそれが初恋だと言われます。初めての恋にゴンは戸惑い、悩んでしまうのでした。

第7話(8/30放送):凪への気持ちを断ち切れない慎二!ついに本音を語り出す!

凪(黒木華)からゴン(中村倫也)と別れたことを聞いた慎二(高橋一生)は、円(唐田えりか)と居ても凪が気になり上の空。そんな二人の関係に気づいた足立(瀧内公美)は、慎二の元カノと言って、円に凪の写真を見せる嫌がらせを思いつきます。凪がバブルで働くボーイであることに気づいた円は、慎二が自分のことを同僚と紹介した意図に気づいてしまうのでした。 ある日、凪は母親からの電話で祖母から受け継いだぬか床を失くしてしまったことに気づきます。

いつものコインランドリーで龍子(市川実日子) にその話をしていると、店主から冗談半分で「このコインランドリーを継いで欲しい」 と話しかけられました。はじめはあり得ないと考えていた凪ですが、そのうちそんな夢もありかもと思うように。そして瀧子と二人でコインランドリーを継ぐ決意を固めました。 慎二は、ずっと行方をくらましていた兄の慎一の居場所を突き止め、久しぶりに会うことになりました。変わり果てた姿の慎一に嫌味を言っていると、逆に慎一から、今でも空気を読んで生きているとことを馬鹿にされてしまいます。 その言葉にショックを受けた慎二は、新商品のイベントの最中に意識を失って倒れてしまいます。慎二が自宅で休んでいると、突然凪がやって来ました。凪は祖母のぬか床が慎二の家にあることを思い出して取りに来たのでした。そんな凪に慎二は、自分の本当の気持ちを、ついに打ち明けるのでした。

第8話(9/6放送):慎二の本心に困惑する凪!凪の気持ちに変化はあるのか?

慎二(高橋一生)が涙を流している姿を初めて見た凪(黒木華)は困惑してしまいます。自分の中で消化しきれなくなり、みんなに話を聞いてもらうことに。 すると、エリィ(水谷果穂)、みすず(吉田羊)、そして龍子(市川実日子)までも慎二が道端で号泣する姿を見たことがあると言うのです。さらにバブルでは毎回号泣していると聞いて、凪はさらに困惑。 外の風に当たろうとベランダに出ると、隣の部屋からなぜか慎二が出てきました。慎二は一週間のお暇をもらって、ゴン(中村倫也)の家に入り浸っていたのです。

ある日、北海道に台風が直撃して実家にも被害が出たと聞いた凪は、一度様子を見に帰ることに。母親の夕(片平なぎさ)に今の姿は見せられないと、髪をストレートにして以前の姿で北海道へと向かう凪。 実家に帰ると、夕はリフォームのためにお金が必要だと言います。夕に逆らえない凪は、コインランドリーの経営資金として溜めたお金を渡してしまいました。結局自分は変われないのだと落ち込んでいると、そこへ慎二がやって来ます。今のモジャモジャ頭の凪が好きだと言って髪を撫でる慎二。凪はその言葉に救われました。 東京に帰り、元の生活に戻った凪の元に突然夕が姿を現しました。凪がボロアパートで生活し、会社にも行っていないことを心配する夕。すると、そこへ慎二がやって来て凪と結婚することになったと告白。結婚式の資金を貯めるためにここで生活していると説明し、何とか夕を納得させることが出来ました。

第9話(9/13放送):顔合わせをすることになった凪と慎二!しかし、突然慎一が現れ……。

慎二(高橋一生)は、夕(片平なぎさ)の前でとっさに凪(黒木華)の婚約者だと嘘をついてしまいました。それを聞いた夕は慎二の両親に挨拶したいと言いだし、慎二の母親(西田尚美)に連絡することに。そして、あれよあれよという間に両家の顔合わせの日にちが決まってしまいました。 一方、ゴン(中村倫也)はそんな二人に対して嫉妬心を抱いていました。そして凪に気持ちを伝えようと、今まで部屋の鍵を渡してきた女性たちから合鍵を回収することに。そのために顔に傷まで作ってしまいました。

その頃、凪と慎二は顔合わせを行っていました。しかし、突然慎二の母親が二人の結婚に反対だと言い出したのです。実は母親は凪が水商売をしていることや、凪の父親がギャンブルで借金を作って蒸発したことを調べていました。嘘をつかれていたことを知り、裏切られた気持ちだと言うのです。 自分たちの親族とは合わないと言われ、何も言い返せない夕と凪。すると、そこへ呼んだ覚えのない慎二の兄・慎一が現れて我聞家の嘘をバラし始めました。慎一を必死で止めようとする慎二の姿を見た凪は、慎二が今まで自分と同じように必死で空気を読んでいたことに初めて気づきました。 結婚が上手いこと破談になったと、自分たちを慰める凪と慎二。二人で歩いていると、ゴンがやって来ました。そして「これからは凪ちゃんだけを好きでいる」と告白。それを聞いた凪は返答に困ってしまうのでした。

最終回(9/20放送):ついに三角関係に終止符が!長いお暇生活の結末とは?

家族への不満をぶつけたことで距離が縮まった凪(黒木華)と慎二(高橋一生)。両家の顔合わせから逃げ出した二人が歩いていると、突然目の前にゴン(中村倫也)が現れて凪に決死の告白をしました。 突然の出来事に戸惑う凪。思い悩んだ凪は、緑(三田佳子)に相談することにします。すると、緑が突然このアパートを出て妹のところに行くと言い出しました。 さらに、みすず(吉田羊)やゴンまでもアパートを出ようとしていました。疑問に思った凪が質問すると、今月末でアパートが取り壊しになると言うのです。それを聞いた凪は、自分の未来を考え始めました。

凪は自分のお暇の出口を考え、ウィッシュリストを完成させました。そして、コインランドリーの会社に就職を決めます。龍子(市川実日子)との夢を叶えるために修行をしようと考えたのです。 さらに新しい家で一緒に暮らそうと言うゴンの誘いを断りました。凪はゴンと一緒に居たら、流されて自分がなくなってしまうと考えたのでした。そして、慎二とも離れることを決意。慎二はそんな凪の気持ちに薄々気づいていました。「お前から卒業してやる」と言われた凪は、「今までありがとう」と伝えて去って行きました。 アパートが取り壊され、それぞれが新たな生活をスタートさせました。凪もまた自分の思い描く未来に向けて走り出しました。

ドラマ『凪のお暇』は明日への活力を与えてくれる作品だった

自分の幸せを求めて「人生リセット」を決意する凪が主人公のドラマ『凪のお暇』。 1週間が終わる少し疲れた金曜日に、凪の姿に共感して来週も頑張ろうと思えるような作品になっていたのではないでしょうか。