ドラマ『この恋あたためますか』キャスト＆あらすじを紹介！中村倫也がツンデレ社長に

2020年10月期のTBS火曜ドラマ枠にて、森七菜が主演を務める『この恋あたためますか』が放送開始！ 制作陣にはプロデューサーの中井芳彦、演出の坪井敏雄と『凪のお暇』スタッフが集結。森の相手役となる中村倫也との再タッグということで、期待が寄せられています。 この記事では『この恋あたためますか』のあらすじ、キャストなどの最新情報をお届け！

アイドルになる夢が叶わず、チェーンのコンビニでアルバイトをする井上樹木。そんな彼女の唯一の趣味は、新作スイーツの批評をSNSにアップすることです。 しかしある日、業界最下位のコンビニチェーン改革に乗り出した社長・浅羽が樹木のSNSを発見し、その知見やアイディアに興味を持ちました。浅羽は樹木が作り出すスイーツで競合他社を出し抜こうと考え、彼女を開発スタッフに迎え入れます。 2人は“1番売れる”スイーツの開発を始めますが、「スイーツなんて何も知らないくせに！」「企業として勝たなくてはだめだ！」と、それぞれの意見が衝突。アルバイトと社長の立場を超え、本音で言い合うなかでお互いを意識し、次第に惹かれ合うようになるのです。

本作の主人公・井上樹木は、無気力な日々を過ごす21歳のコンビニ店員。スイーツ批評を投稿していたSNSアカウントが社長の目に留まり、新スイーツの開発を命じられます。 スイーツオタクの樹木を演じるのは、新海誠監督によるアニメ映画『天気の子』(2019年)でヒロインの声を務め、一躍注目を集めた森七菜です。2017年に女優デビューを果たし、同年の映画『心が叫びたがってるんだ。』やドラマ『先に生まれただけの僕』などに出演しました。 2020年公開の映画『ラストレター』では主題歌を担当し、歌手デビュー。同年は朝ドラ『エール』や映画『青くて痛くて脆い』といった話題作にも出演しており、躍進が止まりません！ 森は連ドラ初主演となる本作について、「お仕事とスイーツと恋。甘くて苦い日々に樹木がどう突き進んで行くのか、楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントしました。

浅羽拓実は東京大学を卒業し、Eコマースを扱う外資系企業に進んだエリートです。会社から業界シェア最下位のコンビニチェーン改革を任され、社長に就任しました。 樹木のアイディアを武器に、改革と自らの成功を目論む浅羽社長を演じるのは中村倫也。2019年7月期の『凪のお暇』以来、約1年ぶりにTBSドラマに出演します。 2016年に朝ドラ『半分、青い。』のマアくん役でブレイクし、ドラマ「美食探偵」(2019年)や映画『水曜日が消えた』(2020年)などに主演した中村。作品や役柄によって、表情や雰囲気をガラリと変えるカメレオン俳優として活躍中です。 『凪のお暇』スタッフとの再タッグを喜んでいるようで、「早くクランクインしたい。浅羽という、分かりづらい優しさを持つ男を、甘辛く演じられたらと思います」とコメントしました。

新谷誠は、スイーツ製作専門の会社・ドルチェキッチンの社員です。新作スイーツの開発に挑む樹木に協力し、相棒的なポジションになります。 樹木の相棒を演じるのは、ドラマ『ゆとりですがなにか』(2016年)でゆとりモンスターと言われる強烈キャラを好演し、一躍話題になった仲野太賀。「今日から俺は！！」の今井勝俊役でもお馴染みの俳優で、ますます注目を集めています。

コンビニ本社・ココエブリィ商品部スイーツ課の社員で、樹木とともに働く北川里保。北川と浅羽、新谷と樹木の関係が絡み合い、四角関係になる可能性も……？ そんな彼女を演じるのは、ダンサーや女優として活躍する石橋静河です。石橋は2015年に女優デビューし、映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」(2017年)や連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)など、話題作に次々と出演。 2020年はAmazonプライムビデオで配信されたリメイク版『東京ラブストーリー』のヒロインに抜擢され、大きな反響を呼びました。

ココエブリィ本部専務・神子亮を演じるのは、大河ドラマ『新選組!』(2004年)や三谷幸喜作品への出演で知られる山本耕史です。 さまざまな役柄を演じ分ける実力派俳優で、近年は映画「刀剣乱舞-継承-」(2019年)やドラマ『きのう何食べた？』(2019年)への出演が話題になりました。ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(2020年)の小石川先生役も記憶に新しいですね。

ココエブリィ商品部スイーツ課の課長・一岡智子。樹木の上司を演じる市川実日子は、映画『シン・ゴジラ』(2016年)で尾頭ヒロミを演じ、一躍話題の女優となりました。 近年は臨床検査技師を演じたドラマ『アンナチュラル』(2018年)や『凪のお暇』(2019年)など、話題作への出演が続いています。

浅羽の出向元の上司・都築誠一郎役には、高校時代から自主制作映画を手がけ、映画監督としても活躍している利重剛。母は脚本家の小山内美江子で、小山内が脚本を務めたドラマ『父母の誤算』(1981年)で主演を務め俳優デビューしました。 そのほかの出演作は、「チーム・バチスタ」シリーズやドラマ『インハンド』(2019年)、『竜の道 二つの顔の復讐者』(2020年)などがあります。

樹木がアルバイトをするコンビニ店舗の店長・上杉和也を演じるのは、お笑いトリオ東京03のリーダーでツッコミ担当の飯塚悟志です。 演技にも定評があり、ドラマ『コウノドリ』(2015年/第10話)や『今からあなたを脅迫します』(2017年/第6・7話)などに出演しています。

樹木のアルバイト仲間で中国人の李思涵を演じるのは、若手注目株の古川琴音です。2018年にデビューを果たし、同年公開の映画『春』では主演を務めました。 2020年3月から放送中の『エール』にて、NHK連続テレビ小説に初出演。主人公夫婦のひとり娘という重要な役どころを演じています。

三田村敦史は、北川と同じココエブリィ商品部スイーツ課所属の社員。演じる佐藤貴史は、お笑いタレントとして活動した後、2000年に俳優デビューしました。 主に舞台で活躍しており、アニメ『おはようはくしょん大魔王』(2014年)や『別冊オリンピア・キュクロス』(2020年)では声優を務めています。

ココエブリィ商品部スイーツ課所属の社員・土屋弘志役には、元子役の長村航希。2003年に劇団四季の『ライオンキング』でデビューし、ヤングシンバ役を演じました。 そのほかの出演作には、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017年)や朝ドラ『ひよっこ』(2017年)、Netflixのドラマ『呪怨:呪いの家』(2020年)などがあります。

ココエブリィ商品部スイーツ課勤務のOL・藤野恵を演じるのは、モデルの中田クルミ。中田はZipper専属モデルを経て、さまざまな雑誌で活躍しています。 DJや女優としても活動しており、ドラマ『サイレーン』(2015年)や『凪のお暇』(2019年)、映画『こんな夜更けにバナナかよ』(2018年)などに出演しました。

樹木のアルバイト先に通う常連客・石原ゆり子役には、モデルや女優、タレント、YouTuberなどマルチに活躍する佐野ひなこ。2015年放送の連ドラ版『デスノート』(2015年)では弥海砂を演じ、セクシーな「ミサミサ」が話題を呼びました。 それ以降も、映画『咲-Saki-』(2017年)やドラマ「地味にスゴイ！」(2017年)、『人生が楽しくなる幸せの法則』(2019年)といった話題作に出演しています。

プロデューサーの中井によると、コンビニ業界で働く人々を取材するなかで興味を持った、実在のSNSアカウントが本作のヒントになったそうです。 コンビニスイーツの発売日には必ずその感想が投稿され、あまりの的確さに業界全体で注目していたものの、ある日突然アカウントが消えていたのだとか。 中井は「中の人」が女性だったら？今日もどこかのコンビニで働いていたら？と想像を膨らませ、それをもとに脚本の神森万里江と青塚美穂がヒロイン・井上樹木を生み出しました。 本作はオリジナル脚本とされていますが、実はほぼ同じタイトル・内容のBL漫画が存在し、「この漫画が原作では？」と指摘する人も。2020年9月現在では漫画作者側からのコメントはなく、関連性はあくまで憶測の範囲となっています。

ドラマ『この恋あたためますか』は、2020年10月13日からTBS系火曜ドラマ枠で放送中。 アルバイトと社長という立場上、特に浅羽側のツンデレ要素が強めになりそうですね。コンビニスイーツを視聴のお供に、甘い恋愛模様と業界の裏側をのぞいてみませんか？ ciatrでは最新情報が入り次第お伝えしていきますので、ぜひチェックしてください。