2019年9月11日更新

ドラマ「Heaven(ヘブン) ご苦楽レストラン」主要キャスト・見逃しネタバレ一覧 石原さとみが自己中オーナーに

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石原さとみ

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ドラマ「Heaven?(ヘブン)」主要キャスト&1話以降のネタバレ一覧

2019年7月期の新ドラマ『Heaven(ヘブン)?〜ご苦楽レストラン〜』。TBS系列で放送される本作に、石原さとみを主演キャストとして迎え、その他豪華俳優陣が集結します。 原作は、これまでも数多くの名作を生み出してきた佐々木倫子の同名漫漫画。“至極のフレンチレストランコメディ”といわれる本作は、どのような作品になるのでしょうか。 あらすじ、キャスト、主題歌など、この記事では7月9日より放送開始のドラマ「Heaven(ヘブン)?」の最新情報をお届けします。 さらにドラマ放送にあわせて、各話のあらすじ・ネタバレを毎週更新!見逃した人、先週のストーリーをおさらいしたい人は目次から「【ネタバレ】ドラマ『Heaven(ヘブン)』1話から最終回のあらすじおさらい」をクリック!

視聴率一覧

第1話(7月9日放送):10.8% 第2話(7月16日放送):9.2% 第3話(7月23日放送):8.7% 第4話(7月30日放送):10.0% 第5話(8月6日放送):7.8% 第6話(8月13日放送):7.5% 第7話(8月20日放送):8.1% 第8話(8月27日放送):7.5% 第9話(9月3日放送):8.5% 最終回(9月10日放送):8.7%

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ドラマ「Heaven(ヘブン) ご苦楽レストラン」のあらすじ

周囲を振り回すわがままオーナーとレストラン従業員の物語

フレンチレストランで働いている伊賀観(いが かん)には、営業スマイルができず、融通が利かないというウェイターとしては致命的な欠点がありました。しかし、理不尽な客には毅然とした態度で応対します。 あるとき、伊賀のそんな姿を見た黒須仮名子は「理想のレストランをつくりたい」と彼をスカウトします。伊賀が仮名子に教えられた住所に行ってみると、なんとそこは墓地の先。店に入ると伊賀と同じく仮名子にスカウトされた6人の従業員がいました。 思いつきでわがままをいう仮名子のもと、フレンチの経験がないサービス陣、個性的なシェフ陣が力を合わせ、フレンチレストラン「ロワン・ディシー(この世の果て)」がオープンします。

ドラマの主演キャストは石原さとみ

石原さとみ/黒須仮名子(くろすかなこ)役

フレンチレストラン「ロワン・ディシー」のオーナーであり、ミステリー作家でもある黒須仮名子。自身の「心ゆくままにお酒と食事を楽しみたい」という自分の欲求のためだけにレストラン開業を思いついた変わり者です。 バイタリティーがあり、美人で魅力的。たまに核心を突く発言をすることはあるものの、基本的にはわがままな性格で周囲を振り回します。 仮名子を演じるのは、人気女優として確固たる地位を築いている石原さとみです。 2018年には主演したドラマ『アンナチュラル』のヒットでも話題になった石原。好感度も高く、TVCMにも多数出演しています。映画では『シン・ゴジラ』(2018)や『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015)など話題作への出演で知られています。 そんな石原は、わがまま放題の“超変わり者”仮名子をどう演じてくれるのでしょうか。

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福士蒼汰に志尊淳!その他豪華キャストが集結

福士蒼汰/伊賀観(いがかん)役

伊賀観は、仮名子にスカウトされ「ロワン・ディシー」のシェフドラン(上級ウェイター)になりました。 伊賀はレストランのウェイターでありながら作り笑顔ができず、融通の利かない性格。しかし、理不尽な客に対する毅然とした対応を買われています。仮名子の「理想のレストランを作りたい」という情熱に共感したものの、実際とのギャップに愕然とすることに。わがままな仮名子や個性的な従業員たちの暴走を止めるのも彼の役目になってしまいます。 伊賀を演じる福士蒼汰は、テレビドラマ『仮面ライダーフォーゼ』や『あまちゃん』への出演で一躍人気俳優に。2017年にもドラマ『愛してたって、秘密はある』でその演技力を見せつけました。

志尊淳/川合太一(かわいたいち)役

伊賀にあこがれるコミドラン(ウェイター補佐)、川合太一。無邪気な性格の元美容師見習いです。 演じる志尊淳は「烈車戦隊トッキュウジャー」シリーズへの主演や、ドラマ『きみはペット』などへの出演で知られています。2018年にはNHKの連続テレビ小説『半分、青い』にも出演した、注目の若手俳優の1人です。

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勝村政信/堤計太郎(つつみけいたろう)役

「ロワン・ディシー」の店長を務めるのは、5年間牛丼屋の店長として働いていた堤計太郎です。 堤を演じる勝村政信は、演出家の蜷川幸雄の元で修行し、劇団での活動を中心にキャリアを築いてきました。NHK朝の連続テレビ小説や大河ドラマをはじめ、数多くのテレビドラマや映画に出演。近年でも、米倉涼子主演の「ドクターX」シリーズや、『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』など多くの作品で活躍しています。

段田安則/小澤幸應(おざわゆきお)役

仮名子が「掘り出し物」と言ってスカウトしてきた小澤幸應は、三つ星レストランに務めたこともある天才シェフ。しかし、務める店が次々と閉店してしまったため、「小澤シェフがいると店が潰れる」などと噂されてきました。心配性で弱気になると味が薄くなる傾向があります。 シェフの小澤を演じるのは段田安則。勝村と同じく舞台を中心に役者としてのキャリアを積んできた俳優です。温和なキャラクターから冷徹な悪役までこなす振り幅の広さが特徴です。

岸部一徳/山縣重臣(やまがたしげおみ)役

山縣重臣は、資格取得が趣味の元銀行員。「ロワン・ディシー」ではソムリエを務めます。 そんな山縣を演じるのは、人気ドラマ「相棒」シリーズや「ドクターX」シリーズへの出演でも知られる岸部一徳。もともとは、沢田研二がボーカルを務めるグルーブ、ザ・タイガースのベーシストでした。現代では多くのドラマ・映画で存在感を発揮しています。

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ドラマ主題歌はあいみょんによる「真夏の夜の匂いがする」

TBS系列、2019年夏の新ドラマ「Heaven?ご苦楽レストラン」の主題歌には、あいみょんによる書き下ろし新曲が起用されます。 ドラマのために書き下ろしたという新曲「真夏の夜の匂いがする」は、本作の主人公・黒須仮名子のようにクセのある存在に仕上げたというあいみょん。放っておけない仮名子のように、聴いた人の頭に残って抜け出せなくなる曲だと言います。 あいみょんと主演の石原さとみは、2019年1月に放送された音楽番組で共演して以来交流があったらしく、石原はライブにも足を運んでいるそう。また何か一緒に仕事がしたいと思っていたところの、主題歌オファーだったということもあり、あみょんは「純粋に嬉しく思いました」とコメントを寄せました。 シングル曲「真夏の夜の匂いがする」は2019年7月24日にリリースされます。

ドラマ「Heaven(ヘブン)?」の原作は佐々木倫子の同名人気漫画

本作の原作となった漫画『Heaven?ーご苦楽レストラン』の作者・佐々木倫子は、大ヒット作『動物のお医者さん』や『おたんこナース』などで知られています。 本作は小学館の週刊ビッグコミックスピリッツで、1999年から2003年まで連載されました。レストランを舞台としたコメディ作品であり、ドラマで主演を務める石原さとみは「面白くて笑える、今までの“レストランモノ”とは違う視点の原作に、これを実写化したらどうなるんだろうとわくわくザワザワ(笑)しながら一瞬で読み終わりました」と公式サイトにコメントを寄せています。

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【ネタバレ】ドラマ『Heaven(ヘブン)』1話から最終回のあらすじおさらい

第1話(7/9放送):はちゃめちゃオーナーのフレンチレストランが開店!

フレンチレストランに3年勤めている伊賀(福士蒼汰)。真面目に働いていたところ、急に仮名子(石原さとみ)という女性が現れ、その接客態度を高く評価されます。そして自分のレストランで働いてほしいとスカウトされたのです。 さっそく仮名子のレストランでのミーティングに向かうも、駅からは遠く墓地の中にあるレストラン。さらに仮名子が集めたメンバーはフレンチ未経験の素人ばかりで、幸先が不安になります。そして伊賀は、オープニングパーティーが4日後に開かれることを知らされます。 ビジョンも明確でなく、オーナーの仮名子は、集まった従業員たちにすべての準備をさせる状態。メンバーは仮名子には頼らず、自分たちでなんとかしようと奮起します。

仮名子は500人にオープニングパーティーの招待状を出したというので、シェフの小澤(段田安則)の勘では300人は来ると予想。食器が不足していたり、トイレも整っていない状態でしたが、隣の葬儀屋であるやすらぎ会館で借りることを石材屋の鱸(田口浩正)が提案し、なんとか準備は整います。 当日エアコンが効かず暑い中準備をするも、時間が来ても誰も来ません。招待状をよく見ると、開催日程が4月31日になっていたこと、さらに4月1日必着で郵送したためエイプリルフールと勘違いし、誰も来てくれないことが判明します。急いで電話をし夜には大勢がパーティーに来てくれました。 順調にパーティーが進む中、ソムリエの山縣(岸部一徳)はずっとクーラーを修理していました。ブレーカーが落ちていることが分かりオンにすると、エアコンが復活します。しかし5年分の埃が溜まっていて、一気に会場は埃まみれに。そこでお開きにはなったものの、おいしい料理に満足しお客さんは帰っていきました。 こうして仮名子のお店「ロワン・ディシー」は無事にオープンすることができたのです。

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第2話(7/16):天才シェフ!?やる気を取り戻すことはできるのか!

仮名子(石原さとみ)のお店「ロワン・ディシー」は、オープンしたものの全くお客が入りません。仮名子は小澤(段田安則)を呼び出し、料理にパンチがないと伝えます。顧客獲得のためにランチ営業も始めようと全員で言いますが、仮名子は断固拒否。そこでチラシを配り顧客獲得を目指すことにしました。 すると効果は歴然。満席になるほど混み合います。しかしそれはコンサート会場などから来た、フランス料理とは縁遠そうな人ばかりで、小澤の料理目当てだったわずかな常連が帰ってしまいます。「ジンクスから逃れられない」という小澤は何かを隠しているようでした。 そこで人気店の偵察に全員で行くことにします。偵察とバレないよう、小澤のやる気を取り戻すために企画しますが、お見合いサークルと間違えられる災難が。「ここの料理もおいしいけど、小澤の料理の方がおいしい」ということを褒め称え、なんとか偵察は成功したのでした。

しかし小澤の料理はなんだか塩気が足りません。予約も入っておらず、小澤はさまざまな集客方法を提示します。伊賀がその詳しさを怪しむと、小澤は勤める店が全て潰れるというジンクスを持っていたことが明らかになります。 そこで伊賀は「深夜時間のランチ」を提案。小澤もやる気を出し、お店はまた席が埋まるようになります。しかしその理由は小澤が「伝説のシェフ」だとネットで拡散していたからでした。仮名子がネットに書き込んでいたことを知り、小澤はまたやる気をなくしてしまいます。 そんな時16名分、1人5万円の予算で予約が入ります。原価率が上がらずメニューに悩むも、予約した人物は全てシェフに任せると言い、要望が見えません。 すると小澤は聞いていた嫌いなものから、以前自分の料理のファンになってくれたある社長と睨み、当時のメニューに変更。社長は大満足し帰っていきました。小澤も一晩限りの自由を楽しみ、お店も繁盛するようになったのです。

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第3話(7/23放送):伊賀がお店を辞める!?なくなった傘は見つかるのか!

ロワン・ディシーの経営は順調。伊賀(福士蒼汰)は仮名子(石原さとみ)と買い出しに出るも、仮名子の自由気ままな姿を母親と重ね合わせていました。 その時コミドランの河合(志尊淳)が、同じ時間に同じ名前、同じ人数の予約を3件受けていて電話番号を聞き忘れていました。さらにもう1件予約が入り満席で断ったところ、「あんぽんたん!」と言われ電話は切れました。 雨漏りの水が降りかかったり厨房でも邪魔者扱いされたりしていた仮名子は、むきになって床掃除を始めます。すると滑って転んでしまい、お客様から預かっていた傘を倒してしまいます。 突然一人の女性が来店し、いつも仮名子が座っている席に座ります。「席空いてるじゃない、あんぽんたん!」と言った女性は、なんと伊賀の母の勝代(財前直見)でした。

その時お客様からお預かりした傘を取り違えてしまいます。なくなった傘は、お客様の息子の形見で、大事な傘でした。今日に限って電話番号が分からないお客様がいることに絶望するも、何とか探します。そして勝代は、息子を長崎に連れて帰ると言い鉢合わせた仮名子と険悪な空気になります。 伊賀は翌日休暇を取り、母の観光に付き合っていました。仮名子は、伊賀が辞めてしまっては困ると横浜まで二人を探しに行きます。やっと見つけるも勝代と言い合いになりり、勝代は伊賀を連れ戻したい理由を「不便だから」と発言。すると仮名子は妙に納得してしまいます。 そしてずっと傍にいた伊賀の父の静(鶴見辰吾)の存在に気付かず、存在感を消していた静に驚きます。 必死に傘を探すメンバーは、当日の会話を思い出します。するとちょうど傘を間違えたという人が店に来てくれました。それはなんと仮名子の知り合いの山田監督(六平直政)でした。傘の問題は解決したものの、伊賀の問題は解決していません。そこで静は勝代をなだめ、勝代と仮名子はお酒で盛り上がります。静の説得でなんとか伊賀は辞めずに済んだのです。

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第4話(7/30放送):オーナーの正体が判明!?山縣にも隠された秘密が!

ロワン・ディシーに強面の男二人がやってきます。仮名子(石原さとみ)は詰め寄られ、店長の堤(勝村政信)は借金取りに追われているのではないかと推測します。お金に困った仮名子を見て、従業員がクビにされるのではとメンバーは不安になります。 営業後、昼間来た男から「金子ローン」という電話が入ります。「明日の約束を守るよう見張っておいて」と言われ仮名子を見に行くと、なんと首を吊ろうとしていたのです。なんとか止めましたが、伊賀(福士蒼汰)はそのまま仮名子を見張ることにしました。 翌朝、見張り役を代わった伊賀は、ひょんなことから山縣(岸部一徳)の送迎をすることになります。送迎先は試験会場でした。山縣は、たくさんの資格を受けていることを秘密にしてほしいと言います。

これから借金取りが来るということで、店内は慌ただしくなっていました。仮名子はオーナー室にこもり、うめき声をあげます。ドアを蹴破ると誰もいません。すると後ろから仮名子が「ここよ」と現れます。実は仮名子はミステリー作家で、密室で消えた首吊り死体のトリックをしていたのでした。 数年前にミステリーの新人賞をとり、強面の男たちは「金子ローン」ではなく「鐘公論」の編集者だったのです。男たちは新作の原稿を待っていたのでした。そんな時、資格試験を終えた山縣が出勤します。山縣は、仮名子がミステリー作家だということを銀行員時代から知っていました。 山縣も自分のことを話し始めます。昔たくさん資格をとってどうすると上司に言われ、左遷されたことがありました。それから出世ができなくなり、資格をたくさん持っていることを隠したかったようです。しかしメンバーはその努力を誉めました。山縣は3年ここで勤めて、ソムリエの資格を取得しようと考えていたのです。皆はワインを飲み始め、仮名子の小説は少しだけ話題になったのでした。

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第5話(8/6放送):川合がクビ!?最強ライバルとどちらが残る!?

ロワン・ディシーに謎の男がやってきます。その男は覆面記者(竹中直人)のようで、鋭い視線で従業員をチェックしていました。仮名子(石原さとみ)は高い評価を得るために、これまで失敗続きだった川合(志尊淳)の教育を伊賀(福士蒼汰)に託します。 そんな中、ロワン・ディシーで働きたいと峰(小関裕太)が訪ねてきました。サービスも完璧な峰を雇うか、それとも川合を雇い続けるべきか悩んだ仮名子は、その決断を伊賀に任せました。 一方、覆面記者と思われていた人物は、実は仮名子の友人の英代(内田慈)の紹介で、ここで働きたいと来ていた男だったのです。しかし「おそまつ」なお店として逆に願い下げられてしまいます。仮名子は「川合君の失敗は伊賀君の失敗」と伊賀にプレッシャーをかけました。

峰の仕事ぶりに感心する中、川合は大幅に遅刻して出勤。伊賀は川合にクビのことを伝えようとするも、全く勘づいていないようで言い出せません。 伊賀は仮名子に相談すると、「伊賀君も完璧ではない。しかしそれが伊賀君の味、完璧ばかりじゃつまらない」と言い、伊賀は峰を選ばず川合を残すことに決めます。きっと川合にしかできないことがあると決意したのです。 先月のオススメを見て来店したお客さんが、「気分が悪いわ」と嘆くと、慌てて胃薬を持ってくる川合。さらにロワン・ディシーは雑誌に取り上げられ、愛くるしい従業員も評価されていました。こういう接客は川合にしかできないということで、今後川合をクビにするという話は出なくなったのです。

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第6話(8/13放送):店長が退職……?果たして店長の決断は!

"ロワン・ディシーに店長の堤(勝村政信)が以前働いていた、牛丼屋の仲間が来店します。堤はかつて社長賞をとるほどの敏腕で、急にやる気を出します。そしてロワン・ディシーで誕生日サプライズの企画をやろう提案します。 しかし仮名子(石原さとみ)は、誕生日のお客さんばかりではないと反対。その時ちょうど誕生日サプライズの予約が入り、「一度受けた予約を断るのはプロの仕事ではない」と今回だけ予約を受けることにします。 誕生日サプライズは好評でした。そんなとき、一人の女性客まゆみ(黒川智花)が、料理は2人分欲しいといい1人で食事をしていました。連れは裏のやすらぎ会館にいるということで、仮名子は故人を偲んで食事をしていると言います。

まゆみは今日が誕生日。シェフの小澤(段田安則)はすでに帰宅しており、堤はなんとか誕生日プレートを作ります。まゆみは嬉しいと涙していると突然、彼氏と思われる男性がやってきます。なんと連れの彼氏は、やすらぎ会館の水道管の修理をしていただけでした。仮名子は、誕生日サプライズを改めて否定します。 牛丼屋を訪れた堤は、かつての牛丼屋に戻るか悩み退職届を書いていました。そして仮名子に、1週間お店で好きなようにやらせてほしいと願い出ます。 仮名子はしぶしぶ了解し、堤はお箸が欲しい客に箸を出したり、マヨネーズや煎茶が欲しい客にも出すなど、いろんなサービスをしていました。1週間後、常連の鱸(田口浩正)が、店の雰囲気が変わったと言います。 仮名子は「これが店長が目指した店の在り方?」と問い、店長はこの1週間楽しかったかどうかを聞きます。笑顔が消えていた堤に対し、「一番大事なのは自分、繁盛させなくても潰れなければいい、そして私が快適かどうかが大事」と言い、堤は納得し、またロワン・ディシーの店長として頑張ることを決意します。 そしてロワン・ディシーは1周年を迎えます。佐藤という予約が6名入るも、小澤は「なんとかなる」と変化を見せていました。

第7話(8/20放送):美しい常連客「火曜日の君」とは?プロの仕事とはいったい……!?

ロワン・ディシーは1周年を迎え、賑わっていました。毎週火曜日になると香宮(相武紗季)という客が来店します。にこやかな香宮にメンバー全員がファンになっていました。仮名子(石原さとみ)は特別扱いはダメだと釘を刺すも、全員が香宮の来店を楽しみにしていました。 小澤(段田安則)は新メニューの開発をしますが、次から次へと仮名子にダメ出しされます。塩分が減ってきた小澤に対し、伊賀はたまには外に食べに行こうと提案します。

公園で一行は、偶然ボサボサ頭の香宮を発見してしまいます。香宮は実は漫画家で、行き詰って公園にいました。正体がバレてしまった香宮は、悲しそうな顔をしてその場を後にしました。香宮がもう店に来てくれないと落ち込んでいると、「プロフェッショナルとして今できることは何かしら?」と仮名子が喝を入れます。 そんな中、俳優の湯浅(丸山智己)が来店するも態度が悪く、メンバーは困り果てていました。すると常連の古瀬(加賀まりこ)が、「澤木監督は勘違いしたガキはお嫌いよ」と湯浅にメモを渡します。怒った湯浅は古瀬がかつての大女優、久世光代だと思いこみます。パパラッチを店に呼ぶも、メンバーたちはそれを阻止しようと奮闘。 仮名子はパパラッチの顔を見つめ、かつて賞をとったときに写りの悪い写真を採用した人だと思い出し、抗議します。すると勢いで、「そこにいる久世光代さんの爪の垢でも煎じていっぱい飲みなさい!」と口走ります。大ピンチの中、古瀬は久世光代とはホクロの位置が逆だと言い、湯浅とパパラッチを追い返しました。 メンバーは古瀬に感謝し、古瀬は久世光代の映画の一場面を思い出すような「楽しい夜をありがとう」と投げキッスをして帰っていきました。するともう来ないと思っていた香宮が来店。 新作を作るのを忘れていた小澤に仮名子は、「たくさん作ったからシェフが気に入ったものを出せばいい」と言います。仮名子は、結局あなごの新作を食べたかっただけでした。仮名子を見てアイデアが浮かんだという香宮の漫画は、「悪霊のしかばね狩り」というホラー漫画だったのでした。

第8話(8/27放送):山縣そっくりのライバル!伊賀がなぜかソムリエに!?

ロワン・ディシーに海浦という名で予約が入ります。海浦(岸部一徳)は山縣(岸部一徳)の銀行マン時代のライバルで、2人は顔が瓜二つだったのです。海浦も資格マニアで、ワインエキスパートの資格を持っていました。海浦は山縣に、ソムリエ試験に合格したら一緒に飲もうと言い、一発合格を誓います。 海浦が帰ったあと山縣は伊賀(福士蒼汰)に「データ収集のためにソムリエ試験を受けてほしい」と頼みます。山縣はまだ受験資格がなく、伊賀は資格がありました。しかし伊賀は過去に大学受験に失敗し、試験がトラウマになっていました。堤(勝村政信)も受けることになり、3人で合格を目指すことにします。

今から受けられる試験会場が沖縄のみだったため、従業員一同沖縄へ。そこでソムリエ試験を受けに来ていた彦坂(平泉成)と出会い、伊賀は仲良くなります。一次試験は二人とも無事突破し、二次試験は伊賀は合格、堤は不合格になってしまいます。仮名子(石原さとみ)は伊賀に、「いつだって逃げていいのよ」と告げました。 最終試験日、店に伊賀の母勝代(財前直見)が来ると連絡が入ります。なんとか来る前に山縣と伊賀を送り出し、勝代の相手は川合(志尊淳)が対応することに。緊張した伊賀に山縣が「もう帰ろうか」と言うと、「心の傷は自分自身で埋めないと」と言い、試験に挑みます。 なぜか審査員席に座る仮名子。腹痛の野々村(横澤夏子)という審査員と勘違いされ、仮名子が野々村になりきっていたのです。仮名子を見て彦坂も実力を発揮し、伊賀も「受けてよかった」と安堵します。 伊賀は不合格、彦坂は合格となったものの、山縣は、伊賀が本当に合格したら自分の居場所がなくなる……と思っていたため、この結果に安心します。仮名子は、次の小説のネタ探しのため、ソムリエ試験会場に来ていたのでした。

第9話(9/10放送):オーナーのいない日!売り上げ低迷と仮名子は引退?

仮名子(石原さとみ)はオーナー室にこもり原稿に打ち込みます。0時過ぎに部屋から出ると、明日は編集部と打ち合わせという名の食事会のため、お店には来ないとメンバーに告げました。みんなはオーナーがいないことに喜びながら、のびのびと仕事をしていました。 しかし仮名子は食事会の日程を間違えていました。落胆しつつも、店に戻って高級食材を食べ尽くしてやると意気込みます。 その頃、ロワン・ディシーでは穏やかな時間が流れていました。仮名子が店に戻ると自分の席に常連が座っていました。しかもそこでプロポーズが行われ、店内は祝福ムードが漂います。仮名子は仕方なく、いつもとは別の席で残り物を食べることにします。

数日後、予約もなく売り上げの低迷に悩んでいた堤(勝村政信)は、グルメサイトでロワン・ディシーを調べたところ星が1つなのを発見しました。しかし仮名子は、新作小説が売れるからお金の心配はないと豪語。 そこに、コンサルタントを名乗る中(白井晃)が店にやってきます。中は、売り上げが伸びない原因は100%経営者にあると言い、あらゆるアドバイスを始めたのです。 葬儀場の近くにあることから、中はお葬式後の食事を提案します。しかし仮名子は、フランス料理にお線香の匂いは合わないなど何かと反論。すると中は、コストを下げるためには人件費を削るしかないと提案します。シェフとソムリエはフランス料理には外せないため、接客の伊賀(福士蒼汰)、川合(志尊淳)、堤の誰かがクビになるかと3人は焦ります。しかし仮名子は「誰も辞めさせない」と中を言い負かしたのでした。 山縣(岸部一徳)が、伊賀は3人の中でも外せないだろうと言ったところ「どうしても誰かって言うなら、伊賀くんを選ぶわよ」と仮名子は断言。落ち込む伊賀でしたが、伊賀は有能なため移籍金をもらうという理由でした。 そんなとき編集部から仮名子に連絡が入ります。どうも、会社が倒産したから仮名子の新作が出版できないということでした。別の出版社に自分から売り込むのを嫌がる仮名子は、オーナー業に専念することにしたのです。 その時、伊賀の母勝代(財前直見)が来店し、父がジンバブエに転勤になったということで、伊賀も連れて行くと言い出しました。

最終回(9/10放送)あらすじ・ネタバレ:ついに最終話!ロワン・ディシーが解散!?最も大切な距離感とは!

ロワン・ディシーの客である日比野(井上順)と仲良くなった伊賀(福士蒼汰)は、コンサートチケットをもらい足を運ぶようになります。しかし仮名子(石原さとみ)は、客との距離感を注意。伊賀は仮名子と初めて会ったときにも距離感を忠告されたのを思い出し、成長していない自分を責めます。 家族が行くジンバブエに同行することを決意するも、伊賀がいないことで店が回らなくなったメンバーは伊賀に電話をし復帰を懇願します。 結局伊賀はロワン・ディシーに戻ることになりますが、伊賀がいない間に質が落ちた店は閑散としていました。そこに、ロワン・ディシーの物件管理者である海老岡(矢島健一)と老舗和菓子店の社長・水島(正名僕蔵)が来店。 水島の店である招福堂の出店のためロワン・ディシーに立ち退いてほしいというものでした。まだあと半年契約が残っていますが、立ち退き料として1千万円払うと言われます。 最初はいい話だと思っていましたが、やっぱりここが一番落ち着くということに気が付いたメンバーたち。しかし仮名子は移転先の近くに引っ越せばいいと思い、あっさりと立ち退きを了承します。

そんな仮名子を見た伊賀が「オーナーも負けることがあるんですね」と言ったとたん、仮名子は半年後の契約更新時に招福堂と争うことを決意します。その理由は「私がこの場所を選んだんじゃない。この場所が私をえらんだの!」。 仮名子はフレンチをやめて和菓子カフェにすると水島に提案。しかし仮名子は、好きな時に飲み食いできるという理由でフレンチのオーナーをしていたことに気が付きます。伊賀も「オーナーはオーナーでありながら客であるという矛盾した存在。この店に未来はありません」と告げ、「私たちが店を去るのではなく、店が私たちを去るのね、決めたわ!」とロワン・ディシーは解散となりました。 その瞬間、雷が落ちて店は全焼。仮名子はそのまま去っていきました。 伊賀は長崎の実家で「ロワン・ディシー」を経営していました。永久予約席を設置するも、仮名子に会うことはありません。 数十年後、伊賀(舘ひろし)はバリでロワン・ディシーを経営します。するとある女性が「あなたがいいサービスマンになったかどうか、見に来たのよ」と来店。「まだスタート地点です、本日は何を召し上がりますか」と再会を果たしたのです。