2023年5月17日更新

『あなたには帰る家がある』最終回までのネタバレあらすじ・視聴率一覧【毎週更新】

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2018年4月より放送される金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』。作中では落ちてはいけない恋の末結婚した2組の夫婦を中心に、夫婦あるあるや女性のホンネを交えてハラハラドキドキのストーリーが展開されるとのこと。 この記事では、そんなドラマの各話あらすじのネタバレと気になる視聴率をお伝えしていきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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第1話ネタバレあらすじ:初回視聴率9.3%

不満を抱える2組の夫婦が落ちた不倫関係!

住宅販売会社の営業マン・佐藤秀明(玉木宏)と専業主婦の真弓(中谷美紀)夫婦には、私立中学に合格したばかりの一人娘・麗奈(桜田ひより)がいます。 真弓は何事にも大雑把、秀明は神経質と全く正反対の性格。真弓と秀明は、カフェのオーナーで2人の共通の友人・三浦圭介(駿河太郎)の店に立ち寄って、お互いの不満を口にしていました。   独身時代に旅行代理店勤務だった真弓は、かつて同僚だった愛川由紀(苗木優子)に街中で偶然出会い、圭介のカフェへ。真弓が寿退職した後も働き続けている由紀は、小綺麗な服装に身を包んでおり、若々しく見えました。 お互いの近況報告するうちに、ひょんなことから由紀の部署に職場復帰することになった真弓は、張り切って出勤します。しかし、10年ぶりの職場はすっかりOA化されており戸惑うことばかり。年下の同僚・小島希望(トリンドル玲奈)の足を引っ張ってしまうのでした。 一方、住宅を新築予定の教員の茄子田太郎・(ユースケ・サンタマリア)と妻の綾子(木村多江)は、秀明が案内するモデルハウスを見学していました。自分の説明に皮肉で答え、綾子には傲慢な態度で接する太郎に、秀明は困惑気味。 ある日、太郎の自宅を訪問した秀明は、義理両親の指示に従って家事をする綾子に同情するように……。美しく控えめな綾子と何気ない会話を交わすうちに、惹かれていきます。そして、太郎に誘われて酒を飲んだ秀明は、介抱してくれる綾子を思わず抱きしめてしまいます。 一方、仕事で疲れて帰宅した真弓は全く家事を手伝わない秀明に不満が爆発。2人は口喧嘩となります。 しかし、麗奈や圭介と話すうちに結婚当初の気持ちを思い出した真弓と秀明は、13年目の結婚記念日・13日の金曜日をお祝いすることにしました。 結婚記念日当日。突然降ってきた雨の中、荷物を抱えて歩く綾子を見つけた秀明は、自分の車に乗るように勧めました。お互いを意識する2人。秀明の「幸せですか」という問いに「幸せですけど寂しい。」と答える綾子。自然な流れのように2人はホテルへ。 一方の真弓は、帰らぬ秀明の帰りを待ち続けていました……。

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第2話ネタバレあらすじ:視聴率8.1%

秀明とすれ違う真弓の前に浮気の証拠が?!

綾子(木村多江)と浮気した秀明(玉木宏)は、真弓(中谷美紀)への後ろめたさから普段はしない家事を手伝うようになりました。綾子のことを考えてぼんやりする毎日が続き、カフェのオーナー・圭介(駿河太郎)に浮気を気づかれてしまう始末。圭介から「今なら無傷で戻れるから深入りしないように」と忠告されるのでした。 一方、真弓は秀明の浮気を疑ってモヤモヤしながら出社。顧客の中学教師からセクハラを受けている同僚・希望(トリンドル玲奈)と担当を交代することになりました。 修学旅行の書類を渡すため、その教師とカフェで待ち合わせた真弓。やってきたのは、綾子の夫・茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)でした。お互いの夫と妻が浮気していることを知らない太郎と真弓。 太郎から横柄な態度でプランを作り直すように言われた真弓はイライラしながら帰宅します。その様子を見ていた秀明は、仕事用のバッグを買いに行こうと真弓を誘います。そっけない態度で返事する真弓です、が内心は大喜び。買い物当日、おしゃれした真弓は、わくわくしながら秀明との待ち合わせ場所に向かいました。 真弓との待ち合わせ場所へ向かう途中の秀明の携帯に、綾子から「急いできて欲しい」という連絡が入ります。どちらを優先するか迷った秀明は、とりあえず真弓のもとへ。そして、自分のクレジットカードを渡して「好きなものを買って」と言い残し去ってしまいます。 残された真弓は「そういうことじゃない」とつぶやき、バッグを買わずに帰宅しました。 秀明が急いで綾子の待つ喫茶店に行くと、そこには太郎の姿が……。太郎の要件は間取り図の不満と変更で、その場にいた綾子は「主人の言う通りにしてください」とよそよそしく言って帰っていきました。 帰宅後、真弓がクレジットカードで何も買わなかったことに驚く秀明。しかし、麗奈(桜田ひより)から「ママはパパとの買い物を楽しみしていた。」と責められた秀明は、真弓を傷つけたことにやっと気づくのでした。 日曜日、麗奈の陸上競技大会に行った真弓は、仕事を抜け出して駆け付けた秀明と一緒に声援を送りました。麗奈を必死に応援する姿を見た真弓は買い物のわだかまりが消え、秀明のカードでバッグを買うことにします。 ある日、家計簿をつけていた真弓は、秀明名義のカード明細にホテルの名前を見つけ……。

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第3話ネタバレあらすじ:視聴率9.1%

綾子からの宣戦布告?結婚13年目の夫婦関係が壊れていく!

秀明(玉木宏)の会社の後輩・桃(高橋メアリージュン)を浮気相手に疑った真弓(中谷美紀)は、それとなく探りを入れてみます。しかし、その反応があっけらかんとしたものだったため、別人だと確信しました。 一方、秀明は浮気相手の綾子(木村多江)に貸したDVD『雨に唄えば』のテーマソングを入浴中に口ずさみ、浮かれていました。 悩んだ真弓は、父の浮気が原因で離婚した母(丘みつ子)に相談。「お父さんの浮気を10年以上見て見ぬふりしたけど、最初にぶつかっておけば結果は変わったかも。」という母の言葉に考え込みます。 一方、ふとしたことから真弓の夫が営業マンの秀明だと気づいた茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)は、素知らぬふりで2人を自宅に呼び寄せました。太郎の自宅で真弓と鉢合わせした秀明は激しく動揺。しかし、浮気相手の綾子の態度は落ち着いて堂々としたものでした。 2夫婦によるぎこちない会話が続きますが、太郎の提案により秀明達家族のバーベキューに自分達家族も参加することになりました。 バーベキュー当日、真弓が夫の浮気に悩んでいることを見抜いていた太郎は、「可愛い娘、明るい妻がいるのに何でよそ見するのかね。」と秀明を非難。その相手が自分の妻だとは知らずに……。バーベキュー参加は、秀明の浮気を止めようとした太郎なりの思いやりだったのです。 ところが、真弓は「13年間一緒にいた家族だから、一度や二度の浮気ぐらいなんてことはない。最後は私の所に帰ってくる」と宣言。 一方、一緒に釣りをしていた太郎の息子・慎吾(萩原利久)から「家とはもうかかわらないほうがいい。変わった家だから」と言われた麗奈(桜田ひより)は、意味が分からずに立ち尽くしていました。 真弓と後片付けを始めた綾子は、自分が秀明の浮気相手だと気づかせるために、『雨に唄えば』のフレーズを秀明と同じように口ずさみました。これは真弓への宣戦布告でもありました。愕然とする真弓……。 帰宅後、自家用車の中で綾子との関係を問い詰められた秀明は「ごめん。別れる」を繰り返すばかり。その態度を泣きながら非難した真弓は、「帰って来ないで」と言い残し自宅に戻っていきました。 その夜、太郎は綾子に布団に来るように誘いますが……。

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第4話ネタバレあらすじ:視聴率6.5%

真弓VS綾子!浮気される方にも原因がある?

浮気がバレてから積極的に家事を手伝うようになった秀明(玉木宏)でしたが、真弓(中谷美紀)の怒りは収まらず冷戦状態が続いていました。真弓は秀明に「麗奈(桜田ひより)を傷つけることがあったら、殺すから!」と宣言。麗奈の前では仲の良い両親を演じていました。 一方、綾子(木村多江)の浮気を知らない太郎(ユースケ・サンタマリア)は、「浮気される方にも原因がある」と真弓に説教。真弓は皮肉を込めてその言葉を太郎に何度もぶつけますが、何も気づいていない様子でした。 圭介(駿河太郎)のカフェで真弓から秀明の浮気をグチられた由紀(船木優子)は「不倫する人は、家にないものをもらっている」と言い、自分自身が妻子ある男性と交際していると明かしました。さらに、圭介が秀明の浮気を知りながら黙っていたことにショックを受けた真弓は、おなかを抱えて倒れこんでしまいました。真弓はストレスによる急性胃炎になっていたのです。 知らせを聞いて駆け付けた母(丘みつ子)は「秀明さんのこと好きだから苦しいのよ。認めちゃいなさい。」と諭して帰っていきました。 真弓と話し合った秀明は、「ママと麗奈がいなくなるのは耐えられない。もう、会わないし、担当も変わってもらう。」と頭を下げます。真弓は、「許す日が来るかどうか分からない」と言いながらも秀明が作ったミルク粥を食べました。真弓から話を聞いた由紀は「秀明さんが戻って来て良かった。真弓はいい女だよ。」と励ますのでした。 一方、秀明から部下の桃(高橋メアリージュン)に担当が変わり自分を避けていることを知った綾子は、手作りのメンチカツを作り真弓の職場に届けます。真弓の夫・秀明にお世話になっているお礼と言って……。 綾子の行為に激怒して太郎宅に乗り込んだ真弓は、「夫を許せるかどうか分からないが、別れるつもりはない。太郎に話しますよ。」と詰め寄ります。 ところが、綾子は「許すとか許さないとかあなたはそんなに立派な人なの?あなたといる秀明さんが可哀そう。」さらに「浮気される方にも原因がある」と答えるのです。 綾子の言葉に大激怒した真弓は「浮気される方に原因があるわけないだろー!」と絶叫し、太郎宅を飛び出しました。 自宅に帰宅した太郎は何も言わずに去っていく真弓を見て、何かに気づいたようでした。

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第5話ネタバレあらすじ:視聴率8.0%

ヤバい女・綾子が動き出す!両家を巻き込む嵐の予感!

綾子(木村多江)との対決の一部始終を秀明(玉木宏)に話した真弓(中谷美紀)。しかし、綾子に控えめなイメージを持つ秀明は信じられない様子でした。秀明に対してわだかまりが残る真弓ですが、娘・麗奈(桜田ひより)を守ろうと決意します。 一方の太郎(ユースケ・サンタマリア)は、真弓が「浮気される方にも原因がある」と意味ありげに繰り返していたこと、従順だった綾子の変化などを思い出していました。不信感を持った太郎は、綾子の大切な皿をわざと割ったり、手作りの弁当を食べないなどの行動に出ます。 綾子は、距離を置こうとする秀明を無理やり呼び出して「太郎に浮気を気づかれたかも知れない。」「家の建て直しで自分はあの家から逃げ出せなくなる」と言いました。綾子の言葉に困惑する秀明……。 その頃、真弓を連れた太郎は秀明の会社へ行き、営業担当を秀明に戻すよう上司の竹田(藤本敏史)に話していました。帰社した秀明と真弓を昼食に誘った太郎は、「他人の妻を盗んだ男の罪の重さ」について語り出しました。さらに、「お宅には可愛いお嬢さんがいるよな」と呟く太郎に秀明と真弓は恐怖を感じるのでした。 一方、麗奈が投稿したSNSから家族旅行を知った綾子は、さりげなく太郎に伝えます。慎吾(萩原利久)の「もう、そういうのやめたら?」という言葉を無視して……。 家族旅行当日、麗奈のはしゃぐ姿を見て安心する秀明と真弓。ところが、太郎・綾子・慎吾も同じ動物園・宿泊先にいると分かり、呆然としてしまうのでした。 その夜、温泉浴場に入っていた真弓のもとに綾子がやってきて、「秀明さんは何度も愛しているといってくれた。」と思い出話を始めました。聞いていた真弓は涙をこらえながら「何を言っても無駄ですよ。」と言い、浴場を出ていきました。 その頃、麗奈のSNSを見た太郎は、幸せそうに微笑む秀明の笑顔をじっと見つめていました。 翌朝、ランニングする真弓の前に現れた太郎は、「裏切られたほうが苦しい思いをするのは理不尽だ。大事な家庭を壊したのは、あんたの夫だ。それでも家庭円満と言えるのか?」と詰め寄りました。家庭円満だと言い切れない真弓。その姿を見た太郎は綾子の浮気を確信し、一人で自宅に帰ります。 家族旅行から数日後、帰宅途中の麗奈の前に綾子が現れ、「お茶しない?」と微笑むのでした。

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第6話ネタバレあらすじ:視聴率7.9%

綾子と真弓の決断!2夫婦は試練を乗り越えられるか?

学校帰りを待ち伏せしていた綾子(木村多江)からお茶に誘われた麗奈(桜田ひより)。一緒にスイーツを食べた写メを真弓(中谷美紀)と秀明(玉木宏)に見せ、無邪気な笑顔を見せました。 驚いた真弓は茄子田家へ行きますが綾子と太郎(ユースケ・サンタマリア)は不在。慎吾(萩原利久)が教えてくれた海辺の町に行くと、妻の浮気に思い悩む太郎が座り込んでいました。 真弓は、思春期に父の浮気が原因で両親が離婚しており、同じような思いを麗奈にさせたくないと思っていました。「壊れたものは元に戻らないが、麗奈のためにセロテープを貼ってでも家を守りたい」と太郎に話します。その話を黙って聞く太郎……。 一方、秀明は2人が出会うきっかけとなった自社のモデルハウスに綾子を呼んで、「ただの遊びで、愛していない。家族には近づかないで欲しい」と土下座します。家族を捨てる覚悟だった綾子は、ショックを受けた様子でモデルハウスを出ていきました。 翌朝、秀明を諦めきれない綾子は太郎に置き手紙を残して佐藤家へ。そして、「私と麗奈ちゃんのパパは愛し合っているの。これからは私をママと言って」と迫ります。驚いて泣き出す麗奈……。 麗奈を傷つけたことに怒りを爆発させた真弓は「目を覚ませ。ここは私達家族の家!」と怒鳴り、秀明はおろおろしながら「出て行ってくれ」と綾子を玄関の外に出そうとします。 その時、綾子を追いかけてきた太郎が現れ秀明を殴りました。追いかける太郎と逃げ回る秀明のせいで室内はぐちゃぐちゃに。思い出の家族写真ケースも壊れてしまいました。そのあげく、マンションの外に飛び出した秀明は階段を踏み外しケガをして入院。 騒動を知った姑から家を追い出された綾子は、太郎と話し合うため再び茄子田家へ。「浮気の件を許すから自分たちに尽くすように」と太郎から高圧的に言われます。しかし、「あなたのことは最初から一度も愛したことはありません。別れてください」と言い、出ていくのでした。 一方、麗奈を実家の母・弥生(丘みつ子)に預けた真弓は、家族のためではなく自分の気持ちに素直になることに決め、退院した秀明に「別れよう」と告げていました。

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第7話ネタバレあらすじ:視聴率9.0%

綾子の家出、真弓と秀明の離婚、麗奈の悲しみ

真弓(中谷美紀)から離婚を切り出され、麗奈(桜田ひより)には無視されて落ち込む秀明(玉木宏)。さらに、太郎(ユースケ・サンタマリア)宅の新築契約も白紙になってしまい、部下の桃(高橋メアリージュン)に、「お客様の奥様に手を出すからだ」と責められてしまいます。 一方、離婚のやるべきことリストを作成した真弓は、養育費やマンションについて秀明に相談を持ち掛け、サイン・捺印済みの離婚届を差し出します。 圭介(駿河太郎)や由紀(苗木優子)、母(丘みつ子)、麗奈にも離婚の決意を伝え、麗奈からは「いいんじゃない」というそっけない返事がありました。 その頃、綾子(木村多江)から出た離婚話を拒否した太郎は「結婚してからお前にかかった費用を返せ」と迫っていました。さらに、夫婦の通帳と印鑑を自分が握り、綾子が逃げ出さないように監視していました。 そこで、綾子は家に残ると言った慎吾(萩原利久)を置いて、床下に隠してあった通帳を持ち勝手口から飛び出しました。走りだした綾子の顔には、茄子田家から解放された喜びがあふれていました。 ひとまずウィークリーマンションに落ち着いた綾子は、一人暮らしを始めた秀明のアパートに向かいました。突然、現れた綾子に秀明は激しく動揺し、「帰ってくれ」と強く言います。 しかし綾子は、「あなたに嫌われても、私は愛している。だから、終わりを決めるのは私。また、来るね。」と言い笑顔で出ていきました。急いで鍵をかけた秀明は、綾子の行動力と強い気持ちに恐怖を感じていました。 綾子と浮気をして優柔不断な態度を取り続け、離婚を決めた真弓には何も言えない秀明。自分が傷つくことを恐れる秀明の姿を見た桃は、「自分で何も決められないから捨てられるんだよ、おっさん」と吐き捨てます。 一方、太郎と会った真弓は、「綾子を食わせてやっている。」という時代錯誤の考え方を非難します。そして、「先生に比べたらうちのパパは、ゴミ出しをしてくれて、話も聞いてくれる。」と秀明の良い点がすらすらと出てくるのでした。 ハッとした真弓は秀明を呼び出して、結婚を機に好きな映画の仕事を諦めて転職してくれたことなど、13年間の結婚生活にお礼を言います。すっきりした真弓は一人で離婚届を提出し、新たなスタートを切ろうとしていました。 一方、友達に促されて両親の離婚話をした麗奈は、同級生や部活の先輩にまで噂が広がってしまいショックを受けていました……。

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第8話ネタバレあらすじ:視聴率7.7%

傷心の麗奈を守る秀明と真弓に罠を仕掛ける強かな綾子

友人の楓に言った両親の離婚話が、女子陸上部全員に知られてしまった麗奈(桜田ひより)は、真弓(中谷美紀)に「学校を辞めたい」と漏らします。 麗奈の言葉に戸惑う真弓から相談された由紀(舟木優子)は、圭介(駿河太郎)に「真弓を好きなんでしょ。離婚した今がチャンス」と発破をかけます。真弓を前にすると何も言えない圭介は、店に来た秀明(玉木宏)に麗奈の様子を伝えました。 心配した秀明は下校途中の麗奈に会いにいきますが無視されてしまい、真弓からは余計なことをしないように注意されるのでした。 その夜、秀明のアパートに雨に濡れた綾子(木村多江)が訪ねてきます。追い返せない秀明がタオルを探している間に、引き出しの中の合鍵をこっそり持ち出す綾子。 一方、ストーカーのように綾子の後を追いかける太郎(ユースケ・サンタマリア)。ハローワークで職を探す綾子を見ていた太郎は「あいつに仕事なんて出来るはずがない」と言い、姑は「男に寄生するしか能がない女だ」と嘲笑っていました。母をバカにする2人を睨みつける慎吾(萩原利久)……。 太郎は、修学旅行の営業にきた真弓にも綾子をバカにする発言を繰り返したため、ムッとした真弓が「専業主婦をバカにするな。奥さんは所有物でも家政婦でもない」と一喝。真弓の剣幕に太郎は驚きます。 そして、仕事帰りの綾子を待ち伏せした太郎は「俺はお前を傷つけて嫌な思いをさせたか?」と聞きます。しかし、綾子が「どうでもいい」と言って去ろうとしたため、「逃げられると思うなよ」と叫ぶのでした。 一方、出場予定の陸上競技会を放棄し、「もう頑張れない」と泣きじゃくる麗奈は、心配する秀明と真弓に向かって「やっぱり3人で一緒にいたい」と本心を漏らします。この言葉を聞いた真弓と秀明は2人で協力して麗奈を見守ることを決め、久しぶりに親子水入らずで夕食を食べ楽しいひと時を過ごしました。 数日後、自宅に届いた秀明の郵便物をアパートまで持って行く真弓の姿を見かけた綾子は、先回りしてアパートの中へ。 何も知らずに呼び鈴を押した真弓は、秀明のパーカーを羽織った綾子が出てきてびっくり。そこへ、帰宅した秀明は家の前にいる綾子と真弓に激しく動揺していました。 一方、桃(高橋メアリージュン)から綾子と秀明が同居していると聞いた太郎は、綾子・真弓・秀明の3人がアパートで鉢合わせする様子を陰から見ていました。

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第9話ネタバレあらすじ:視聴率8.2%

真弓の理想のパートナーは太郎?家族の秘密に苦しむ慎吾

秀明(玉木宏)の前で「お世話になっています。」と白々しく挨拶する綾子(木村多江)に、ムッとした真弓(中谷美紀)は秀明宛ての手紙と桃を渡して帰りました。 秀明と綾子の同居は桃(高橋メアリージュン)の勘違いなのですが、激怒した真弓は圭介(駿河太郎)のカレーショップ「こまち」で由紀(舟木優子)に愚痴をこぼします。 一方、綾子は秀明が持っていた「こまち」のチラシをもとにネット検索。店のホームページには10周年イベントのお知らせに圭介と真弓が写っていました。真弓の画像を拡大して見つめる綾子……。 「こまち」のイベント当日は、偶然にも真弓の42歳の誕生日でした。毎年、家族3人でレストランに行きお祝いするのが恒例でしたが、今年は麗奈(桜田ひより)と2人で行こうと考えていました。 麗奈が慎吾(萩原利久)と映画に行った後、真弓は「こまち」へ。そして秀明、自慢の手料理を持った綾子、太郎(ユースケ・サンタマリア)が次々と姿を現したため4人で話すことになりました。 店のテーブルにタッパー入りの手料理を並べる綾子に異様な雰囲気を感じ取る周囲の人々。綾子は「秀明さんの親戚から届いた桃で作ったムース」を圭介に渡します。綾子の態度にイライラする真弓。2人の間でオロオロする秀明。怒った真弓は、「桃は、冷やしてかぶりつくのが一番美味しいの。」と言い残し席を立ち、秀明は後を追いかけます……。 その頃、綾子は「自分の過去を秀明さんに話したら、一生軽蔑する」と太郎に釘をさしていました。そこへ、綾子の実母が危篤だと連絡が入りますが、「秀明さんと行きたい。太郎と行くなら死に際に会えなくてもいい。」と言い出しました。綾子の態度に呆れた真弓は「緊急事態だから一緒に行ったら」と嫌がる秀明に同行を勧めました。 一方、映画デートから帰宅した慎吾は、祖母から「あんたもあの女と一緒に出ればよかったのに」と言われ激高。家を飛び出して神社の境内に座り込み泣いていました。そして、心配して駆け付けた麗奈に「俺、もうぶっ壊れそうだ」と弱音を吐くのでした。 結局、母の死に目に会えず実の姉からは「最後まで親不孝者だったわね」と言われた綾子は、秀明に「今晩一緒にいて欲しい」と懇願しますが断られてしまいます。 一方、海岸で1人佇む太郎を見つけた真弓は、予約を入れたレストランに誘います。自分の悪いところを直して綾子を待とうとする太郎に、真弓は「もう終わったんですよ。」と告げました。 立ち上がって大きな声でバースデーソングを歌いお祝いする太郎に驚いた真弓は、「一途で、一緒にいて楽しくて、浮気をしない」という理想条件にピッタリだということに気づきました。 一方、綾子は拡大した真弓の写真を見ながら、冷やした桃にかぶりついていました。周囲に桃の果汁が飛び散るのも構わずに……。

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第10話ネタバレあらすじ:視聴率9.7%

慎吾の本当の父親は誰?溢れ出る太郎の父性愛に感動!

「こまち」にやってきた真弓(中谷美紀)は圭介(駿河太郎)から「俺と付き合ってください」と告白されますが、「ちゃんと考える」と返事を保留。 一方、太郎(ユースケ・サンタマリア)のもとには栃木の綾子(木村多江)の実家から葬儀の日時について連絡が入ります。綾子から渡された離婚届と2人で撮った写真を見つめる太郎は、「もう終わったんですよ。」という真弓の言葉を思い出していました。 翌日、太郎は修学旅行の打ち合わせに来た真弓を誘って圭介の店へ。すでに、店内にいた秀明(玉木宏)はカウンターの下に隠れて、楽しそうに会話が弾む真弓と太郎に動揺するのでした。 葬儀当日、学校を無断欠席した麗奈(桜田ひより)と慎吾(萩原利久)は、両親に内緒で栃木の実家へ。太郎の母から「あんたは太郎の子供じゃない」と聞かされ、自分の本当の父親が綾子の姉・咲子(森口瑤子)の夫ではないかと薄々察していた慎吾。事情を聞いた麗奈から実の父親に会いに行こうと言われ、栃木までやってきたのです。しかし、声をかけて家の中に入る勇気が出ず立ち去りました。 葬儀場に着いた綾子は姉の咲子に敷地の外に連れ出され、早い時間に来たことをなじられます。真弓が娘と慎吾が来なかったか訪ねると、「連れて来たの?あんたはいつもそう!」と怒って綾子をビンタ。驚く真弓……。 実家を後にした綾子と真弓は、車で追いかけてきた太郎と秀明に合流します。ベンチに座る麗奈と慎吾を発見した太郎は、「人様の娘を連れだして何やってんだ」と慎吾をビンタ。しかし「どこにも居場所がなく帰る家がない。本当のこと教えてくれよ。」と、慎吾は泣きながら綾子と太郎に迫りました。 すると綾子は、「そうよ。あなたは私とお姉ちゃんの旦那さんとの間にできた子供よ」と告白。さらに、妊娠したことに慌てた両親が持ってきたたくさんのお見合い写真から「女性にモテなさそうで、家庭を大切にしてくれそうな太郎さんを選んだ」と暴露したのです。「父さんを利用したってこと?」と言う慎吾に「赤ちゃんには父親が必要だったから」と冷静に答える綾子。 通夜では義理兄には顔を背けられ、親戚一同からは冷たい視線を浴びる綾子。しかし、慎吾を連れて焼香を済ませた太郎は、「うちの大事な一人息子です。茄子田慎吾です。」と堂々と紹介しました。驚きながらも嬉しそうな慎吾……。 そして、太郎は自分の記名押印済みの離婚届を綾子に渡し「自由になれ」、慎吾には「どっちと一緒にいるか選べ」、秀明には「綾子を幸せにしてやってくれ」と告げます。立ち去る太郎の背中に「父さんといる」という慎吾の声が聞こえてきました。 自分を追ってきた真弓に太郎は「慎吾が誰の子供かなんてどうでもいい。綾子の子なら俺の子だ。」と言いました。 容姿にコンプレックスを持つ太郎は、綾子が初めて付き合った女性でした。「美しい綾子が俺なんか相手にするわけないと思っていた。でも、綾子を幸せにしてやりたかった」と号泣します。 あとから来た秀明と綾子が見守る中、真弓は「太郎さんはあんたにもったいない。私と麗奈、慎吾君の4人で幸せになる」と宣言するのでした。

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第11話(最終回)ネタバレあらすじ:視聴率9.3%

太郎の一途な思いが綾子に届く?真弓と秀明の復縁は有り?

「私と麗奈(桜田ひより)、太郎さん(ユースケ・サンタマリア)と慎吾君(萩原利久)の4人で幸せになる」と宣言した真弓(中谷美紀)。突然のアプローチに驚く太郎と、真弓の真意を測りかねて沈黙する綾子(木村多江)……。 真弓に未練たっぷりの秀明(玉木宏)は、「綾子さんとは一緒になれない。今でも真弓を愛している」と一同の前で土下座し、復縁したいと言いました。 ところが、真弓は「茄子田夫妻に会う前から自分と秀明さんの関係は壊れていた。それに気づいていなかっただけ。お互いに新しい人生を歩こう」と秀明を突き放します。そして、いろいろ悩んでいた時に、話を聞いて欲しかったのは太郎だったと……。 真弓の狙いは、太郎のもとに綾子を帰すこと。実家と秀明に拒否されて行き場のない綾子が帰る家は茄子田家のみ。それを真弓に奪われそうになった綾子が、太郎に謝罪して家に帰ると言い出す瞬間を待っていたのです。 一方、太郎に離婚届を突きつけて茄子田家を飛び出した綾子は、自分の過ちを素直に認めて、離婚したくない、茄子田家に帰りたいという言葉がどうしても言えませんでした。 さらに、明るくてはきはきした真弓のようなタイプが学生時代から大嫌いだった綾子は、変な闘争心を発揮。再度、「秀明さんと幸せになる」と言い、太郎に別れを告げるのでした。その言葉にがっかりする太郎と秀明……。 一方、流されるまま綾子と同居を始めた秀明は、部下の桃(高橋メアリージュン)が「客の妻と関係を持った秀明にセクハラされた。」と会社に告げ口したため、左遷されてしまいます。落ち込む秀明に毎日弁当を届けて励ます綾子との間には淡々とした時間が流れますが、体の関係を持つことはなくむなしさだけが残りました。 日曜日、太郎と慎吾、真弓と麗奈は茄子田家思い出の海で釣りを楽しんでいました。久しぶりにささやかな幸せを感じた太郎は、愛用の手帳を思い切ってゴミ箱へ。その手帳を偶然拾い、内容を見た真弓はびっくり……。手帳には太郎が考えた茄子田家新築プランの間取り図がいくつも書かれ、何度も練り直した跡が残っていたのです。 離婚届を出す直前の太郎を秀明の職場に呼び出した真弓は、弁当を届けに来た綾子に、見取り図が書かれたメモを差し出しました。「本当に太郎さんを手放してもいいの?」と尋ねる真弓。「綾子さん、夫婦ごっこしても寂しさは埋まらない。止めよう。」と言う秀明。 しかし、綾子は「目をつぶって暮らす夫婦生活なら誰と一緒にいても同じ」と言い放ち、その場から逃げ出しました。綾子を追いかけた真弓と秀明、太郎の4人が乗り込んだエレベーターが突然停止。4人はエレベーター内に閉じ込められてしまいました。 救助を待つ4人の間には気まずい雰囲気が流れていましたが、それを打ち破ったのは真弓でした。閉じ込めている自分の本心をさらけ出すよう皆に促したのです。 すると、太郎は綾子に「真弓とは友人でしかない。お前の作った飯が食いたい。お前が一瞬でも幸せに思ってくれたら、俺はそれで幸せだ。帰って来い。」と本心を明かします。秀明の「何年かかっても真弓がいる家に帰りたい。」に対し、すでに心が離れている真弓は「いつも思い浮かべる相手が、おかえりと言ってくれる家に帰りたい。」と答えました。 そして、真弓から「自分の帰る家ぐらい自分で決めたら?」と言われた綾子は、ついに茄子田家に戻ることを決意。エレベーターから脱出した太郎と綾子は抱き合い、2人に振り回された格好の真弓と秀明は呆れながらその場を離れたのでした。 数日後、茄子田家では二世帯住宅の図面を前に家族会議が開かれていました。いつものように嫌味を言う姑に対し、今までと違う毅然とした態度で言い返す綾子と、味方する太郎。その様子を慎吾は嬉しそうに見ていました。 一方、距離をおいた関係に居心地の良さを感じる秀明と真弓は、楽しそうにデートする麗奈と慎吾を発見。2人が結婚したら綾子と親族になることに気づいた秀明と真弓は苦笑していました……。