2018年10月29日更新

映画『帝一の國』に高評価が集まったワケとは?原作ファンも面白いと太鼓判!【ネタバレ注意】

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『帝一の國』
(C)2017フジテレビジョン 集英社 東宝 (C)古屋兎丸/集英社

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『帝一の國』は熱くて耽美でシュールな学園派閥闘争コメディ【ネタバレ注意】

『帝一の國』で描かれるのは、超名門高校・海帝高校で繰り広げられる、生徒会長の座をめぐる派閥闘争です。 主人公・赤場帝一は自身の野望を叶えるため、この高校の生徒会長になることを胸に誓い入学。同級生や先輩、教師や親たちの様々な思惑が交錯するなか、たったひとつの椅子をかけた、手に汗握る攻防が描かれています。 この作品の面白さは、生徒会選にまつわる陰謀や駆け引きだけではなく、ギャグ映画としても成立している点です。登場人物たちが渾身の真面目な演技で、全力のギャグを入れてくるのです。原作に沿ったシュールなギャグを随所に挟み、それを寒くみせない演技力・演出が見事。 絶妙なバランスで野心とギャグが組み立てられており、一度観た足でもう一度映画館に入ってしまうという中毒者を生み出しています。 この記事では実写映画『帝一の國』が面白いといわれる理由を、8つの項目で解説していきます!

1. イケメン俳優を集めた女性向け映画?いいえ、最高に面白い映画です

『帝一の國』
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菅田将暉や竹内涼真といった今をときめく人気イケメン俳優に加え、志尊淳や千葉雄大、さらに間宮祥太朗や野村周平、鈴木勝大といった顔ぶれがメインキャストとして出演しています。 どの俳優もドラマや映画で引っ張りだこのイケメンたちです。一見すると女性向けの、とにかくイケメンを集めた映画に思えるかもしれません。 しかし、実際に映画を観ると、このキャスティングの意味がわかります。驚くほど全員が役にハマっているのです。 まず、美麗なイラストの原作を再現するうえで欠かせない見た目の美しさを、彼らは余裕で再現しています。そこにとどまらず、全員が埋もれずに個性を発揮。見事なエンタメ作品としてまとまっているのです。実力があり、顔も美しい俳優陣だからこそ、ここまで質の高い実写化ができたといえます。

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2. とにかく完璧と高評価!菅田将暉が放つ圧倒的な存在感

『帝一の國』
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主人公の高校生・赤場帝一を演じるのは、菅田将暉です。この帝一が「とにかく完璧」と、映画公開以降、原作ファンの間でも話題になりました。帝一の端正な顔立ちの再現はもちろん、まっすぐすぎるほどの野心に突き動かされている姿は、まさに原作通り。 原作を知らずとも、冒頭の独白シーンを観れば彼のキャラクター性や魅力に引き込まれるはずです。菅田の絶妙な間、声の張り方、瞳の演技が独特な笑いをもたらし、本作のコメディの側面を支えています。 なかでも、吉田鋼太郎演じる帝一の父・赤場譲介とのテスト採点のシーンは見どころ。観終わったあとに、ふと「理科ァァァァアア」と叫びたくなるはずです。

3. 弾に恋せずにはいられない!竹内涼真が演じるキャラにドハマりする人続出

『帝一の國』
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竹内涼真演じる大鷹弾は、まさにパーフェクトイケメン。父とは死別、病気の母がおり、下の兄弟たちの世話をしながらバイトを掛け持ちして生活費と学費を稼ぐという、絵に描いたような苦学生という人物です。 これだけでも好感度が高いキャラですが、成績と運動神経はエリート校のなかでもトップクラス。さらに性格もよく、これ以上ないほどの高スペックイケメン。そして竹内が演じることで相乗効果を発揮し、爽やかさ度マックスなキャラクターに仕上がっています。 野心と策略が渦巻く校内において、弾は生徒会長選にも興味がありません。アクの強いキャラたちのなかで、圧倒的な爽やかさによって、帝一たちとは別ベクトルの存在感を放っているのです。 家事もそつなくこなし、帝一たちに手料理を振る舞うシーンのカッコよさは、誰しもが思わずキュンとしてしまうクオリティでしょう。

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4. アクの強いキャラを熱演する美麗なキャスト陣に惚れ惚れ

榊原光明役/志尊淳

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榊原光明役は、舞台に戦隊、近年はドラマで活躍する志尊淳。イケメン俳優界広しといえども、これほどまでに「にゃん」が似合う成人男性はいるだろうか!?と、多くの視聴者が頭を抱えるほどのかわいさです。 性別が曖昧になるほどのかわいさを持ちながら、帝一の右腕として彼を信じ、助言を送り、静かに寄り添う姿に、男女問わず心を奪われるファンが続出しています。

森園億人役/千葉雄大

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帝一の1学年先輩の森園億人を演じるのは、千葉雄大です。かわいい役や優柔不断な役の多い千葉が、今作では冷静沈着な黒縁メガネの森園を好演しています。柔和な笑みに見え隠れする、底知れぬ怖さを見事に表現。 ビジュアルもとにかくハマっており、学ラン姿に黒縁メガネ、前髪から覗く大きな瞳で戦略を練る姿は、まさに原作のコマから飛び出してきたようです。

5. 独特な世界観を再現!原作へのリスペクトが実写映画成功の鍵

『帝一の國』
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漫画が原作の映画の場合、原作の名前と設定だけを借りてオリジナルすぎる展開を繰り広げる実写映画は、原作ファンから敬遠されがちです。 しかし『帝一の國』は、随所から原作へのリスペクトが感じられます。各キャラが原作の解釈から逸脱せず、同時に、映像ならではの音楽や見せ方で、原作ファンも納得する海帝高校を作り出しているのです。 その最も代表的な例は、海帝祭開会式での「ふんどし太鼓」を行うシーンでしょう。原作漫画では生徒会メンバーがふんどし一丁になり、汗だくになりながら和太鼓を披露します。 そして映画でも同様、全員がふんどし姿になって全力で和太鼓を叩くのです。その姿と迫力はまさに原作通り。さらにこのシーンの撮影のために、出演者らは脱毛を徹底的に行ったそうです。 出演者の体を張った熱い演技から、とてつもない気合と心からのリスペクト精神を感じるのではないでしょうか。

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6. 原作未読の人の感想は?『帝一の國』を楽しむポイント

原作がある映画の場合、原作を知らないと十分に作品を楽しめないのでは、という懸念を抱く人もいるかもしれません。その点、『帝一の國』は原作を知らない人も楽しめる作品です。 ファンタジーのように独自設定もないため、事前に知っておくべき知識もそこまでありません。美麗で優秀なエリート男子高校生たちが熱く火花を散らすことを抑えておけば十分楽しめます。 原作は『ライチ☆光クラブ』で知られる古屋兎丸が手がけ、単行本は全14巻で完結しています。映画では削られてしまった、帝一が2年生、3年生になった際のエピソードも必見です。 また、あれだけの野心を抱いていた帝一がその後どうなったのかも描かれているので、映画で気になった人はぜひ漫画でその結末を確かめてみてください。

7. 原作ファンからの反応・感想は?映画と原作のここが違う

もとから原作ファンだった人たちからの評判も良い映画『帝一の國』ですが、やはり原作を知っているからこそ気になってしまう部分もあります。 本作は、実写映画にありがちな続編ものにせず、1本で完結の形で制作されました。スピード感もあり、まとまっていますが、やはり駆け足感は否めません。とくに後半は、原作で人気だった合宿エピソードが削られており、人によっては物足りないかもしれません。 その一方で、「帝一と菊馬の殴り合いの喧嘩」という映画オリジナルシーンが盛り込まれており、原作とは少し違った展開を楽しむことができたという声も。

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8. リピート続出!実写『帝一の國』は漫画原作映画のお手本?

『帝一の國』
(C)2017フジテレビジョン 集英社 東宝 (C)古屋兎丸/集英社

映画『帝一の國』は、原作の世界観を見事に映像化し、多くのファンを虜にしています。舞台は日本の高校、ときは昭和、物語のほとんどが校内で繰り広げられるため、作品設定を忠実に再現しやすい点も功を奏したのかもしれません。 原作の美麗なタッチをイケメン俳優たちで再現し、蓋をあけるとネジが外れたような個性の強いキャラが勢揃い。インパクトの強い作品に仕上がっています。 世界観を重視し、原作ファンを唸らせるキャスティングに成功した映画『帝一の國』は、漫画原作の成功事例としてぜひ一度は観ておきたい作品です。

映画『帝一の國』には魅力が盛りだくさん!

『帝一の國』
(C)2017フジテレビジョン 集英社 東宝 (C)古屋兎丸/集英社

漫画を原作とした映画実写化は賛否両論になりがちです。しかし『帝一の國』は、原作ファンや初見の方など、誰が観ても楽しめるクオリティになっています。 未だに観ていない方も、鑑賞済みの方も、今から観るべし!