『パシフィック・リム』吹き替え声優一覧【菊地凛子の声は誰!?】

2018年5月11日更新

2013年8月9日に日本公開された、ギレルモ・デル・トロ監督作『パシフィック・リム』。菊地凛子がヒロインを務め、大きな話題を集めた本作の豪華すぎる吹き替え声優をご紹介します。

『パシフィック・リム』の豪華すぎる吹き替え声優をご紹介!

2013年に日本公開された『パシフィック・リム』は、太平洋の深海から出現した怪獣と、巨人兵器「イェーガー」を操る環太平洋防衛軍の戦いを描いたSFスペクタクル。ギレルモ・デル・トロがメガホンを取り、製作費は驚異の2億ドル超という超大作です。 主人公のローリー・ベケットをチャーリー・ハナムが演じ、日本からヒロインに菊地凛子、その幼少期に芦田愛菜が起用されたことで注目を集めました。 本作はハリウッド最先端のVFXを駆使した映像、大迫力のアクションシーンが見どころですが、すごいのはそれだけではありません。吹き替えに日本を代表する声優陣が集結し、「普段は字幕派だけど、今回は吹き替えで観る!!」という声が続出したのです! この記事では、豪華すぎると話題になった吹き替え声優をまとめてご紹介します。

ローリー・ベケット(チャーリー・ハナム)/杉田智和

本作の主人公・ローリー・ベケットは、過去の戦いで兄ヤンシーと共にイェーガーに搭乗していましたが、兄を亡くしたトラウマが原因で辞職。その後、しばらく「命の壁」の建設作業現場で働いていた彼は、スタッカーの説得を受けて復帰します。 ローリーの日本語吹き替えは、声優、ナレーター、作家の杉田智和が担当しました。 2006年に『銀魂』の坂田銀時役、『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン役で大ブレイクを果たすと、独特かつ厚みのある低音ボイスで人気を博しました。コメディに定評がありますが、幅広く演じ分ける実力派で、多くのアニメやゲームで主要キャラクターを演じています。 吹き替えでは、『エベレスト 3D』(2015)、『スノーホワイト/氷の王国』(2016)、『SCORPION/スコーピオン』(2014~)などに参加しました。

森マコ(菊地凛子)/林原めぐみ

本作のヒロイン・森マコは、幼いころ怪獣に襲われていたところをイェーガー「コヨーテ・タンゴ」に救われ、スタッカーに引き取られました。元は研究者ですが、両親を殺した怪獣への敵討ちを望んでおり、ローリーと共に「ジプシー・デンジャー」に搭乗します。 吹き替えを担当するのは、声優、歌手、ナレーター、ラジオパーソナリティ、作詞家、エッセイストなど様々な肩書を持つ林原めぐみです。 1990年代に圧倒的な人気を誇り、「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの綾波レイの声優として、幅広い年代に周知される女性声優。アニメ、ゲームに比べると吹き替えの仕事は少ないものの、『アメリ』(2001)、『フルハウス』(第4シーズンまで)などに参加しました。 歌手としても高く評価され、「声優アーティスト」の礎を築いた人物でもあります。

スタッカー・ペントコスト(イドリス・エルバ)/ 玄田哲章

スタッカー・ペントコストは、かつて第一世代機「コヨーテ・タンゴ」のパイロットを務めた人物で、環太平洋防衛軍 (PPDC) の司令官です。 吹き替え担当は、声優、舞台俳優、ナレーターとして活躍を続ける玄田哲章です。威厳のある声質で、組織の指揮官的な立ち位置のキャラクターを多く演じてきました。アニメの代表作は、『Dr.スランプ アラレちゃん』(1981~1986)、「シティーハンター」シリーズなどがあります。 玄田と言えば、本人公認のアーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替え声優として有名ですが、以前はシルベスター・スタローンやスティーヴン・セガールの声も担当。ローレンス・フィッシュバーン、サミュエル・L・ジャクソンなども定番の担当俳優です。

ニュートン・ガイズラー(チャーリー・デイ)/古谷徹

ニュートン・ガイズラーは、PPDCで科学士官として働くドイツ人生物学者。愛称は「ニュート」で、全身に怪獣モチーフのタトゥーを彫る怪獣オタクです。 ニュートの吹き替えは、声優、俳優、ナレーターの古谷徹が担当しました。言わずと知れた『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイの声を務める、声優界のレジェンドの一人です。代表作を挙げれば、「巨人の星」、「聖闘士星矢」シリーズなどきりがありません。 60歳を超えても声質の変化がほぼ見られず、『ONE PIECE』サボ役、『名探偵コナン』の安室透/バーボン/降谷零役で新たなファンを獲得。吹き替えでは、香港のアクション俳優ユン・ピョウを多く担当し、『霊幻道士2 キョンシーの息子たち!』(1986)などに参加しました。

ハーマン・ゴットリーブ(バーン・ゴーマン)/三ツ矢雄二

ハーマン・ゴットリーブは、怪獣の出現頻度を予測するドイツ人数理学者。気難しい性格をしており、対照的な性格をした同僚のニュートとは犬猿の仲です。 ハーマンの吹き替えは、キャリア50年を超える大ベテラン、三ツ矢雄二が担当しました。役者だけでなく、音響監督、舞台の演出家、脚本家、作詞家などマルチな才能を発揮。代表作の『タッチ』(1985~1987)をはじめ、数々の人気作、話題作に出演してきました。 これまで、多くの名作で主役格の吹き替えを務めており、自身のターニングポイントになった作品に挙げているのは『アマデウス』(1984)。また、「バック・トゥ・ザ・フューチャー 」シリーズ以降、マイケル・J・フォックスの声を複数担当しています。

ハンニバル・チャウ(ロン・パールマン)/ケンドーコバヤシ

ハンニバル・チャウは、香港を拠点に怪獣の臓器を万能薬としてブラックマーケットで売りさばく闇商人のボスで、PPDCに資金援助している人物です。 吹き替えを担当するのは、お茶の間でお馴染みのお笑いタレント、ケンドーコバヤシです。『にけつッ!!』をはじめ多くのバラエティ番組でレギュラーを務める傍ら、映画『パッチギ!』(2005)をきっかけに、役者として起用される機会が増え始めました。 声優経験も多く、『ドラえもん』などの劇場アニメへのゲスト出演のほか、アニメ『ヤッターマン』(2008)には本人役で出演しました。

ハーク・ハンセン(マックス・マルティーニ)/池田秀一

ハーク・ハンセンは、数々の歴戦を勝ち抜いた元オーストラリア空軍のパイロット。キャリアは最長を誇り、息子チャックと共に「ストライカー・エウレカ」に搭乗します。 吹き替えを担当するのは、声優、俳優、ナレーターの池田秀一です。かつて「天才子役」と称され、『竜馬がゆく』(1968)、『元禄太平記』(1975)など大河ドラマにも出演。声優としては、『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブル役で有名になり、代表作にもなりました。 また、本作の吹き替え声優が発表された際、"アムロとシャアの共演"だと話題でした。 吹き替えを担当する定番俳優は、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズでも声を当てたジェット・リー、チャーリー・シーンなどです。

チャック・ハンセン(ロバート・カジンスキー)/浪川大輔

チャック・ハンセンは、実の父であるハークと共に「ストライカー・エウレカ」に搭乗するパイロットで、強いエリート意識と競争心の持ち主です。 チャックの吹き替えは、ナレーター、俳優、歌手として活躍する浪川大輔が担当しました。年齢に反して芸歴は非常に長く、2010年に第4回声優アワードで助演男優賞を受賞。吹き替えでは子役時代に、『E.T.』(1982)、『グーニーズ』(1985)などで主人公の声を演じました。 洋画で吹き替えを担当する定番の多数俳優がおり、中でもイライジャ・ウッド、ヘイデン・クリステンセンを多く演じているようです。また、「スター・ウォーズ」シリーズの吹き替え声優としても知られ、アナキン・スカイウォーカーの声を担当しています。

タン兄弟(チャールズ・ルー、ランス・ルー、マーク・ルー)/三宅貴大

「タン兄弟」ことチャン、ジン、フーは、イェーガー「クリムゾン・タイフーン」のパイロットを務める中国人の3兄弟です。地元で英雄視されており、武器の扱いや戦略だけでなくイェーガーへの造詣も深く、イェーガー計画に大きく貢献しています。 タン兄弟全員の吹き替えを担当したのは、声優の三宅貴大です。まだ代表作になる作品はないようですが、アニメを中心として、ナレーション、舞台でも活動しています。 主な出演作は、アニメ『ダイヤのA』(2013)、オーディオドラマ『海賊とよばれた男』(2014)などがあり、外国映画・ドラマの吹き替えも多数担当。映画「ホビット」シリーズでは、ジョン・ベル演じるバインの吹き替えを務めました。

『パシフィック・リム』は吹き替えでも最高!

『パシフィック・リム』はチャーリー・ハナムや菊地凛子などオリジナル・キャストの演技はもちろん素晴らしいですが、日本が誇る豪華な声優陣でも是非楽しんでみてください!