2018年5月24日更新

瀬々敬久監督のおすすめ映画ランキングTOP7【『64ロクヨン』『友罪』他】

映画『64 ロクヨン』や『8年越しの花嫁』など、さまざまなヒット作を世に送り出し、日本映画界を代表する監督として名を広めている瀬々敬久。そんな瀬々敬久監督のおすすめ映画を、ランキング形式で紹介していきます。

ピンク映画で腕を磨いた瀬々敬久(ぜぜ たかひさ)監督とは

2016年公開の映画『64 ロクヨン』や2017年公開の『8年越しの花嫁』などで知られる、映画監督・瀬々敬久(ぜぜ たかひさ)。『64 ロクヨン』は同年の日本アカデミー賞で優秀作品賞などに選出され、話題になりました。 瀬々は京都大学に入学後、在学中の1985年に自主制作映画『ギャングよ、向こうは晴れているか』で監督デビュー。以降、ピンク映画やドキュメンタリー番組などのさまざまなジャンルの作品制作に携わり、近年では長編映画監督として数々のヒット作を世に送り出してきました。 そこで今回は、そんな瀬々敬久監督のおすすめ映画ランキングTOP7をご紹介していきます。

7位:運命の子供たちの死闘!『ストレイヤーズ・クロニクル』【2015年】

本多孝好の同名小説を原作とし、岡田将生主演で2015年に実写映画化された『ストレイヤーズ・クロニクル』。とある極秘機関の実験により特殊能力を持って生まれてきた子供たちの、激しくそして悲しい、苦悩と運命の中で繰り広げられる壮絶な闘いが描かれています。 共演には染谷将太や成海璃子、本郷奏多や黒島結菜などの若手人気俳優を起用し、また、ロックバンド・ゲスの極み乙女が主題歌を担当したことでも注目を集めました。

6位:神に裁かれるのは、人間か?ウィルスか?『感染列島』【2009年】

舞台はある市立病院。1人の患者の感染をきっかけに、病院内に瞬く間に広がっていく謎のウイルス。その正体を誰も暴くことができず混乱する院内で、主人公の救命救急医・松岡剛は患者の命を救おうと奮闘します。しかしWHOメディカルオフィサーの小林栄子から、「このウイルスが国内に広まれば都市機能が停止し、この国は壊滅状態に陥る」という残酷な予想を告げられて……。 主人公・松岡剛役を妻夫木聡、小林栄子役を檀れいが務め2009年1月に公開された本作。その残酷で衝撃的なストーリーが話題となり、日本公開前の2008年、カンヌ国際映画祭で上映された際も大きな反響を呼びました。

5位:現役人気AV女優による小説を映画化!『最低。』【2017年】

現役人気AV女優・紗倉まな原作の同名小説を実写映画化した本作。 「AV」という共通項を持つ3人の女性たちの脆く儚くそして確かな日々を、力強い人物描写と繊細な感情表現を織り交ぜながら描いています。それぞれの人生をそれぞれの形で紡いでいく彼女たちの姿からは、今いる場所から一歩を踏み出すための勇気をもらえることでしょう。 舞台企画・演出家としても活躍する森口彩乃、2013年公開作品『フィギュアなあなた』出演の佐々木心音、本作で女優業を本格始動した山田愛奈の3人がメインキャストを務めた他、高岡早紀や忍成修吾などの実力派キャスト陣が脇を固めたことでも注目を集めました。

4位:友情と疑心の狭間で揺れ動く『友罪』【2018年】

ジャーナリストになるという夢を諦め、町工場で働き始めた主人公・益田。彼はそこで無口な男・鈴木と出会い、次第にふたりは友人としての関係を深めていきます。しかし近くの町で起きた児童殺害事件をきっかけに、益田は鈴木に疑いを持ち始めて……。 本作の原作となっている薬丸岳著作の同名小説は、神戸連続児童殺傷事件を基に書かれた作品であり、読者の不安を煽る緊迫したストーリー展開、議論が続く少年犯罪とそれに対しての処罰の在り方を問題提起する作風から、多くのファンを獲得しています。 生田斗真や瑛太、佐藤浩市などの実力派俳優が共演。主演を務めた生田が「はっきり言って問題作です」と公言するなど、公開前から話題となっています。

3位:愛に満ちた最高の奇跡『8年越しの花嫁』【2017年】

自分の意思とは関係なく身体が動いてしまうという300万人に1人の難病「抗NMDA受容体脳炎」を患い、結婚式直前に意識不明となった花嫁と、彼女を献身的に支え、生還を待ち続けた新郎。 そんな岡山在住のカップルの愛に満ちた奇跡の実話を、土屋太鳳と佐藤健を主演に迎え実写映画化されました。基となったYouTubeの動画は2015年2月に投稿され、多くのメディアに取り上げられ注目を集めています。 第41回日本アカデミー賞では、主演男優賞、主演女優賞、最優秀助演女優賞、優秀音楽賞の4部門でのノミネートを記録しました。

2位:4時間38分の超大作『ヘヴンズ ストーリー』【2010年】

上映時間は4時間38分、全9章という驚愕の長編映画として注目を浴びた本作。2010年10月2日に日本公開し、PG12指定作品ながら第32回ぴあフィルムフェスティバル招待、第61回ベルリン国際映画祭では国際批評家連盟賞を受賞するなど、大きな評判を呼び支持を獲得しました。 瀬々敬久監督が幾度となく掲げてきた「普通の人が殺す、殺される」をテーマとし、非日常と隣り合う日常と、非日常に直面した人々の複雑な心情と生活を、監督独特の目線で描かれています。

1位:昭和最後の未解決事件を追う『64 ロクヨン前編/後編』

「このミステリーがすごい!」では年間で堂々の1位に輝き、壮大で重厚なミステリー作品として多くの読者を虜にしてきたミステリー小説『64 ロクヨン』。その実写化映画として2部作で公開された本作は、佐藤浩市をはじめとする豪華キャスト陣の起用で、制作決定の段階から大きな話題となりました。 わずか7日間しかなかった昭和64年に起き、未解決として14年間漂っていた誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」。その真相を暴くため立ち上がった主人公・三上と、その行く手を阻む捜査隠蔽疑惑や県記者クラブとの激しい対立を描いた、前後編に及ぶ人間ドラマ作品となっています。

今後も瀬々敬久監督から目が離せない!

日常に潜む人間の凶悪さや、そこに付随する社会問題をテーマとして制作を続け、数々のヒット作を世に送り出してきた瀬々敬久監督。日本映画界を代表する監督のひとりである、瀬々監督の今後の活躍からも目が離せません。